2019/01/06 - 2019/01/09
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Dwind_999さん
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7年ぶりのベトナム。
冬の日本を離れ、常夏のベトナム南部で過ごすホリデー(一年中ホリデーみたいなもんだけど)。そんな時間を与えられているのはまことに贅沢なことです。
しかし、ベトナムは熱い。特にホーチミンシティは相変わらずバイクの奔流に街が埋め尽くされている。
日々の生活への貪欲さ、その活力ある猥雑さと混沌の世界に触れるのはアジア旅の醍醐味の一つでもありますが、バイクの嵐と喧噪の渦の中に巻き込まれるのはさすがに参ります。
加齢に伴う視野狭窄も相まって、狭い路地や歩道など想定外の場所から出現するバイクに驚かされること度々。街歩きを楽しむにはやっかいな所ですね。
<旅程>(1/6-1/28 23日間)
■ホーチミン:3泊
■ムイネー:3泊
■ダラット:4泊
■ニャチャン:4泊
■夜行列車:1泊
■カントー:3泊
■ホーチミン:2泊
※レート換算:1VND=切りのいいところで\0.005で計算
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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1月6日(日)、福岡空港19時発のエバー航空BR101便に搭乗して台北乗り継ぎ。台北での約11時間の待機時間をラウンジやベンチでの仮眠などでなんとかやり過ごし、7日(月)の10時半にタンソンニャット国際空港に到着。
電子ビザ(E-visa,費用25USD+手数料0.96USD)を提示して入国審査はスムーズに通過したものの、受託手荷物受け取りで自分のバックパックが出てくるまで、たぶん今までの最長50分待ち。
ベルトコンベアから流れ出てくる預け荷物の半分は何やらいっぱい詰め込まれた大きな段ボール箱などで、Baggage Claimでこんなに大量の箱詰めされた荷物を目にするは初めて。いったい何が入っているのだろうか。
到着ロビーに出てデビットカードでCitibankのATMから800万VND(約4万円)引き出し。50万ドン札が16枚出てきたので近くの両替所3カ所でスモールプリーズと言って10万ドン札5枚にしてもらいました。
空港前から109番のバス(2万ドン)に乗って終点の9月23日公園へ移動。タンソンニャット国際空港 (SGN) 空港
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9月23日公園のバスターミナルで109番バスを降りるといきなりの喧噪の渦の中。
バイク軍団の間を縫って道路を渡りながら宿へ向かう途中、まずは腹ごしらえ。
「フォー・クイン」でビーフシチュー味のフォーボーコー(69,000ドン)とバインミー(フランスパン 5,000ドン)を騒々しさの中で美味しくいただきました。フォー クイン 地元の料理
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PHO QUYNHからブイビエン通りの方へ歩いて行く。
この界隈は7年前に延べ2週間滞在したところなので、相変わらずゴミが散乱する雑然とした汚れた通りだけどどこか懐かしさを覚えます。 -
しかし、昼間だからまだ比較的静かなものの、ブイビエン通りはスポーツバーやカフェバーなどが連なり、ずいぶん様変わりしていました。
その中で、ここならビールも安いだろうと思われる昔ながらの雑貨屋に入り、サイゴンビールを注文したところ、なんと25,000ドン(125円だけど)。※カフェバーやスポーツバーでは4万~5万ドンみたい。
街歩きのちょっとした合間に1万ドン(当時40円)で喉を潤していた頃が懐かしい。※後日、この近くでサイゴンビール(グリーンラベル)が14,000ドン(70円)の店を見つけた。 -
14時過ぎ、予約していた「Prague Hotel(プラハホテル)」にチェックイン。
8階のデラックスダブルシティビューの部屋で1泊6千円。2年ほど前にできた幅の狭い小規模ホテルでまだ新しさと清潔さは残っているものの、やはり例によって安普請の建物。それでも私には贅沢な部類ですけど。
しかし、埋め込み式のダイキンのエアコンの効きがすこぶる悪い。送風口のパネルは横一面にあるのに、むき出しの大きな2本の送風ダクトがあるのは右端のみで全体の3分の1の部分からしか風が出ていない。
設定温度19度で30分以上経過しても部屋の温度がぜんぜん下がらないので、クレームを出して部屋を1つ上の階(9階)に替えてもらいましたが、こちらも似たり寄ったり。とにかく室温が下がるまでにものすごく時間がかかります。
わりと暑がりなので、特に寝る時の室温には神経質。
用意されている掛け布団では暑いのでいつも持参しているトラベルシルクシーツにくるまって寝ました。※朝起きた時には21度くらいまで下がっていたけど。 -
エアコンの件でゴタゴタしたあと16時過ぎにホテルを出て、バイク軍団の猛攻をかわしながら、貝料理などのシーフードの店「オックダオ(Oc Dao)」にたどり着きました。
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旅先でシーフードを食べることは少ないですが、旅行前の下調べでこの店をピックアップしていました。
Oc Len xao dua(レン貝のココナッツミルク炒め)は、好きなココナッツミルク風味ですが、貝に直接口をつけて吸い出す食べ方が今一つわからず中身を全部食べきったのかどうか。
くだいたピーナツをまぶしたネギ油焼きのホタテ、So Diep Nuong mo hanh(ホタテのネギ油焼き)も美味しかった。両方の貝とも5万ドンでタイガービール小瓶が18,000ドン。全部で118,000ドン(590円)。写真付きのメニューあり。 -
貝を食べた帰りに「Co.opmart(コープマート)」に寄って水やワインなどを調達し、さらに宿近くの「ABCベーカリー」でパンを買って、夕暮れ前の18時頃には部屋に戻りました。
あとはどこにも出かけずスマホで動画を観ながらワインをちびりちびり。 -
朝6時半頃の9階部屋から見る猥雑なファングーラオ界隈の建物群。
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ホテルの朝食。
ビュッフェですが品数は多くない。 -
mobifoneベトナム プリペイドSIMを日本で買っていたので、グーグルマップとアプリの「BusMap」で乗り場とルートを調べ、19番のバスで「歴史博物館」に向かいました。
ホーチミンの路線バスは18km以内は一律5,000ドンということなので女性車掌に5千ドン札を渡すとあと千ドン要求してくる。
ちゃんとベトナム語で歴史博物館と書いた紙を見せたのに6千ドン(30円)の切符を切られました。距離は5km前後なのにね。
その後のバス乗車でもすべて18km以内ですが1万ドン札で5千ドンの釣りがきたり、4千ドンの釣りがきたりとまちまち。バスの種類によって違いがあるのだろうか。まあ5円の違いだけど。 -
20分ほどバスに乗ってサイゴン動植物園近くで下車したあと少し歩き、3万ドン払って歴史博物館に入りました。
先史時代から現代までの発掘品などを展示し、ベトナムの歴史を紹介している博物館で、先生に引率された子供たちも見学に訪れていました。ホーチミン歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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博物館内の一角で、1日6回上演されるという水上人形劇。
ある程度人数が揃わないと始まらないそうで、近くの展示を見て回っていると急に音楽が鳴りだしたので慌てて会場に行き5万ドン払って席につきました。
9時半頃(スケジュールでは9時)から始まった約20分ほどの小規模な水上人形劇を楽しみました。本格的なのはハノイで2回見たことがあります。 -
歴史博物館を出て少し歩き、まだ午前10時半だけど「Quan Thuy 94 Cu」に入り、この店の名物「ソフトシェルクラブのてんぷら」25万ドン(1250円)を美味しくいただきました。でも少し期待が大き過ぎたかな。
ソフトシェルクラブは脱皮直後のカニだそうで、唐揚げなどにして丸ごと全部食べることができます。 -
2016年に当時のオバマ大統領も訪れたというピンクのお寺、仏教と道教が混在する福海寺(玉皇殿)にちょっと寄ってみました。
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お昼少し前、「Quan Bun Thit Nuong 88」でCa ri banh mi(フランスパン付きのスープカレー)に舌鼓。
好みのココナッツミルク味でピリ辛だけど少し甘みのあるまろやかな、ジャガイモと大振りの鶏肉がごろっと入ったスープカレーで38,000ドン(190円)。
安いけど満足の一品でした。 -
さらに歩いてレバンタム公園の中を横切り「タンディン教会」の前にやってきました。ちょうどお昼の12時で、この時間帯は中に入れなかった。
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タンディン市場を少し歩いてみる。
タンディン市場 市場
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タンディン市場からさらに北の方へ歩いて突き当りの角っこにある「BANH SU QUE」で、小さ目の細長いシュークリーム5個入り(18,000ドン:90円)を買い、さてどこで食べようかと思案しながら来た道を戻っていくと、雰囲気の良さそうなカフェを発見。
「81cafe」というレトロっぽい店の2階に上がり、ふた口ほどで食べられるカスタードクリームの入ったシュークリームをお供にベトナムコーヒーで一息つきました。 -
81cafeを出てさらに歩き、「HUY BEO BIA HOI HANOI」。
昼過ぎの店内はがらんとしたもの。
[Hanoi Draught Glass]が1杯15,000ドン(75円)。2杯飲みましたが量は少な目で何だかアルコール度数も低いような。あまり酒が強くない私でも酔った感じがしない。 -
前回のベトナムの時にも入った「ベトナム戦争証跡博物館」。
入館料は4万ドンで一通り見学して回りました。ベトナム戦争証跡博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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統一会堂の前を通って、次は人気の鶏おこわの店「Quan Xoi Ga Number One」。
観光よりも飲み食いの方に旅のモチベーションがシフトしているとはこれ如何に。
「Xoi Ga Long Trung Non」35,000ドン。量が少ないのでペロッと平らげました。
このあと、てくてく歩いてベンタイン市場から9月23日公園を抜け、夕方前には宿に戻りました。 -
ホテル前の「Hem 28 Bui Vien」通りの「Backpacker St.」そばにある
レストランで夕食。
7年前、この場所にあったレストランで安くて美味しいココナッツミルク味のカレーを何度か食べたので今回も期待して席についたところ、店が変わっていたようでタイ風のレッドカレーは104,000ドンもするのにお味の方も具材もさっぱりダメときた。これは失敗。 -
まずいカレーのあとブイビエン通りに足を運んでみると、7年前はまだいくらかはローカルっぽさが残っていた通りは、今では大音量の音楽が鳴り響くスポーツバーやカフェバーが軒を連ねてすっかりカオサン化してしまい、パタヤのウォーキングストリートの縮小版といった感じになっていました。
ナイトスポットとして大賑わいのこのエリア、もう終活組の出る幕はなく、そそくさと宿に引き上げました。 -
ホーチミン3日目は10時にホテルを出て近くのバス停から1番のバスに乗り、中華街のチョロン地区に向かいました。運賃は5千ドン(25円)。
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20分ほどバスに乗って天后宮の近くで下車。
1760年に航海安全の守り神・媽祖を祀る道教の寺として建立された、大きな螺旋状の線香の煙がたなびく天后宮(ティエンハウ廟)。 -
観光名所などでよく見かけるアオザイ姿の撮影風景。
この廟内でもモデル撮影が行われていました。 -
天后宮を出て歩いていると、路上の魚屋さんに出くわしました。
旅行者にとってはもの珍しくつい目を奪われますが、この地にあっては日常風景の一コマ。 -
ビンタイ市場の方へ歩いて行く途中にあるチャータム教会(聖フランシスコ・ザビエル教会とも呼ばれている)。
左手に幼稚園が併設されていて、中から子供たちの声が聞こえてきました。 -
ビンタイ市場前の露店群。
ビンタイ市場 市場
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チョロン地区から6番のバスに35分ほど乗って、「Hoa Vien Brauhaus Minh Khai」という、チェコビールが飲めるビアホールに来ました。
イカ炒めをつまみにダークビール(500mlで5万ドン)が体に沁みわたります。生ビール2杯飲んで会計は全部で366,000ドン(1830円)。
ビールは安いけどイカがこんなに高いとは如何なものか。 -
生ビール注入の酔いのため、バイク攻勢をかわしながらの道路横断の難易度も高くなるふらつく足で、中央郵便局に来ました。
サイゴン中央郵便局 建造物
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改修工事中のサイゴン大聖堂。
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古アパートの4階にある「1st Garden」で、Hot Milk Coffeeを飲みながら一息つきます。
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ドンコイ通りに面して建つ、ホーチミン市民劇場(サイゴン・オペラハウス)。
このあと、ラッキープラザ3階で酒のつまみにナッツ類などを買って夕方前には宿に戻り、夜の街歩きもしないでおとなしく部屋飲み。
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