2019/01/22 - 2019/01/24
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Dwind_999さん
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ホーチミンから南西約170kmに位置するメコンデルタ最大の都市、カントー。
ニャチャンから夜行列車でホーチミンに戻り、そこからバスでカントーに向かいました。
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- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ニャチャン駅から乗った夜行列車SQN1は、1月22日(火)午前4時5分にホーチミンのサイゴン駅に到着。ベトナム鉄道、相変わらず上下左右に激しく揺れる列車だった。よく脱線しないもんだな。
駅前広場には、イルミネーションに縁どられた昔の蒸気機関車141-158号が展示されていました。サイゴン駅 駅
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サイゴン駅の待合室で待機して、グーグルマップでミエンタイ・バスターミナルへの路線バスを調べると、早朝からバスが走っているようなので駅から約1kmほど歩いた所にあるバス停で91番のバスを待つがぜんぜんやって来ない。
仕方ないので通りかかったビナサン・タクシーに乗ってミエンタイ・バスターミナルへ向かい、15分ほど走って5時半に到着。約9kmで運賃15万ドン(750円)。
別に急いで行く必要はなかったがつい乗ってしまったタクシー、路線バスだったら時間はかかるが6千ドン(30円)ですんだのに、失敗した~。ミェンタイ バスターミナル バス系
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ミエンタイ・バスターミナルから、Futa Busの6時発カントー行きに乗車。
切符売り場で購入したチケットは、先ほどのタクシーよりも安い12万ドン(600円)。カントーまでは約170kmで所要3時間30分。
チケットを買うときに座席を選ぶが、Windowを希望すると、窓口の女性は座席表を示しながら一番後ろしか空いてないというのでそれでOKしたが、一番後ろの上段スリーパーはかなり窮屈で天井との隙間が少なく、起き上がる時に頭をぶつけやすい。失敗した~。
窓口のお姉さんがチケットの裏にバスのプレートナンバーを書いてくれたけど、さすがはミエンタイ・バスターミナル、何十台ものバスが停まっている中から自分が乗るバスを探さないといけないが、ぜんぜん見えんたい、と愚痴をこぼしたくなる広さ。
なかなか見つけられず乗り遅れたら大変だと焦りながら、近くにいたバスの運転手にチケットを見せて尋ね、ようやくたどり着くことができました。ふぅ。 -
ホーチミンを出発したバスは8時頃に20分の休憩をとり、9時30頃にカントーのバスターミナルに到着。
ここからホテルへの無料送迎があるらしいが、どういう手続きで乗るのだろうかと思いながらバスを降り、皆の流れについてFUTAバスの待合室に入りました。
他の人の行動を見ていてわかったのは、写真手前の右端のカウンターでホテル名を告げて、行き先別の文字が表示されたアイスキャンデーの棒のようなものを受け取り、送迎の車に分乗するということでした。
少し待ったのちに他の旅行者と一緒に送迎のワゴン車に無事乗ることができて一安心と思いきや、車がバスターミナルの敷地から道路に出ようとしたその時、自分のあまりの身軽さに気づいて、あっと声を上げました。
なんと、バスのトランクに預けていたバックパックを受け取ってない。
ああ、なんたるマヌケ。
無料送迎のことばかりに気を取られて、預けた荷物のことは頭の中からすっぽり抜け落ちていました。抜けるのは髪だけにしてくれ。
慌てふためいてワゴン車を降り、先ほどの待合室に戻って預け荷物引換証を見せながら尋ねると、奥の長いカウンターの左端っこに他のいくつかの荷物と一緒に保管されていました。ふうっ。 -
大失敗。
視野狭窄に鳥目、そして今度は認知機能低下ときた。
こんな加齢なる変身は、勘弁してもらいたい。
別に急ぐ必要はないが、無料送迎の車はないので(次のを待つ手もあるかもしれないが)、3日後のホーチミンへの戻りのバスチケットを購入してから、ターミナルを出るところで声をかけてきたバイクタクシーに乗りました。
5万ドンで乗ったバイクタクシー(セーオム)は、カントー川にかかる橋を軽快にとばす。川の向こうに今から向かう「Vinpearl Hotel Can Tho」のビルが見えてきました。 -
10時半頃にチェックインした「Vinpearl Hotel Can Tho」、荷物を預けるつもりでいたところ、もう入室OKとなりました。
デポジットとしてクレジットカードで100万ドン(約5千円)の決済。(チェックアウト時に相殺されました)
22階のデラックスダブルルーム・リバービューの部屋は、半年ほど前に予約して1泊あたり約6500円。私にはかなり贅沢な部屋です。
特に不満はなかったが、室温が下がるのに時間がかかるのと冷蔵庫があまり冷えないのがちょっと難点。(冷蔵庫の冷えが悪いホテルが多い)シェラトン カントー ホテル
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部屋からはカントー川と街並みを眺望できる。
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カントー川の右手には、目抜き通りのホアビン通りから続く幹線道路が一直線に走る。
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部屋に荷を解いて一息ついたあと、カントー川沿いの市場付近を歩く。
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道端の露店では魚にまじってカエルも売られている。
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昼ごろなので朝の賑わいはないようだけど、通りには生活感漂うローカルな露店が並び、ノンラー姿のおばちゃんたちが精を出す市場風景を目にしながらそぞろ歩き。
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さらに歩いて、ハイバーチュン通りに入りました。
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いくらか賑わいを見せるタンアン市場の前あたり。
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タンアン市場に入ってみました。
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タンアン市場は魚介類や肉、野菜や果物などを商うローカル感たっぷりの庶民の台所。
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タンアン市場の裏手にはたくさんの漁船が係留。
砂を山盛りに積んだ船がカントー川をゆっくりと下っていく。 -
タンアン市場から少し北にある、対岸へのフェリー乗り場。
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ローカルな食事処が並ぶ食堂街として紹介されているデタム通り、何を食べようかと歩いていて目に留まったこの食堂。
何だか食欲をそそるトレーの数々に思わず入店。 -
ところが、肉やエビのようなものかと思っていたのは全部何かの穀物や野菜類から作られたものでした。
あとで調べてみると、この店はビーガン料理店でこの付近にはそれらの食堂がいくつかあるようでした。
う~ん、失敗した。
もう今日は早朝から、失敗だらけネコハイダラケ。 -
16時半頃のホテル近くの通りは、下校する学生たちでごった返してました。
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ホテルのすぐ横にある「Vincom Plaza」のスーパーで買ったカシューナッツとアーモンドをつまみにビールとワインで部屋飲みです。
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ホテル1階での朝食ビュッフェ。
わりと大きなホテルなのでそれなりに料理の種類も豊富ですが、今一つ自分の好みのものが少なく、少々期待はずれ。でも好きなスティッキーライス(おこわ)があったのはよかった。 -
ホテル6階にあるプール。
まだ誰もいない朝の写真ですが、午後はここでひと泳ぎしたり。 -
アジアらしい雑多な景観ではあるが、部屋の窓から眼下にカントー川のひらけた視界を望むのは気持ちがいい。
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10時過ぎにホテルを出て、大通りを歩きホアビン通り沿いにあるカントー軍事博物館を見学。※ホーチミン博物館は閉まっていた。
建物入口横には、睨みを利かせるように地対空ミサイルと大砲が展示されている。 -
所どころに職員がいるだけの、誰もいない館内を見て回りました。
メコンデルタ地帯のカントーもベトナム戦争の激戦地の一つだったそうで、この軍事博物館にはベトナム戦争当時の資料や写真、銃火器などを展示。 -
軍事博物館の向かいにあるカントー博物館前の路地はちょっとした露店などが並び、アオザイ姿のモデル撮影がよく行われていました。
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カントー博物館前の路地をカントー川の方へ抜け、道教寺院の協天宮にやって来ました。
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協天宮の中では、吊るされた大きな渦巻き線香の下でアオザイ姿の一団が熱心にお参りしてました。
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観光客向けのカントー市場内にあるレストラン「Sao Hom」で昼食。
口コミで知った「カエルのフリッター」(155,000ドン:775円)を注文。
333の缶ビール(35,000ドン)を飲みながら、鶏肉のようなカエルを美味しくいただきました。
昨日見たカエルが思い出されたけど。サオホム 地元の料理
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ホテルの方へ戻りながら歩いているとケーキの店があったので寄ってみたが、ショートケーキなどは見当たらない。あれば買ってみようかと思ったけど。
鮮度も気になるのでなかなか手が出せないが。
見るのも楽しいかわいいケーキがいっぱいあるけど、売れてるのかな? -
路上や歩道脇でよく目にするバインミー(フランスパンのサンドイッチ)の台車の屋台。
毎日の生活の糧を得るために、おばちゃんたちはよく働く。 -
14時前にはもうホテルに戻り、プールで泳いだりしてだらだら過ごす。
カントーに来たらカイラン水上マーケット見学に行くのが定番のようですが、早起きして出かけるのが面倒だったのでやめました。
旅先での行動力が乏しくなってきたこの頃、知らない街や村を歩いてその土地の風に吹かれ、老いらくの冒険心をちょっぴりくすぐってくれればいいやくらいの気持ちで楽しんでいます。 -
ナイトマーケットやナイトクルーズにも出かけず、夜はまた部屋飲み。
そしてスマホで動画三昧。 -
カントー3日目の午前中は、郊外にある「ミーカン・ツーリスト・ビレッジ(Lang Du Lich My Khanh)」に行きました。
ホテルそばのガソリンスタンド前に待機していたバイクタクシーのおじさんに、「ミーカン・ツーリスト・ビレッジ」のベトナム語を書いたメモを見せると頷いて、料金交渉もしてないのにいきなりヘルメットをかぶせようとする。
運賃がわからないと乗れないよ、ということで「ハウマッチ?」と聞くがおじさんはなかなか理解してくれない。そのやり取りをそばで見ていたマイリンタクシーの男がフィフティ(ベトナムでは下3桁を省略することが多い)と言いながらポケットから5万ドン札を出して教えてくれました。その料金で交渉成立。良心的なタクシー運転手に感謝。
ネットで調べると、ベトナムのバイクタクシーの相場は1kmで1万ドン前後とあったので、ホテルから約10kmで5万ドン(250円)はかなり安い。 -
広大な敷地に民俗村のような体験型施設やレクレーション施設、レストラン、果樹園、そしてバンガロータイプの宿泊施設も備えた複合観光施設。入場料6万ドン。
緑豊かで広大な観光村だけどまだまだ発展途上のようで、園内のあちこちに無造作に資材や廃棄物が置かれる中で工事が進められていました。
パンフレットも園内マップも用意されていない。ミーカン ツーリスト ビレッジ テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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1日数回催される、ご愛嬌程度のブタのレースとドッグレース。
ベトナムの今年の干支は豚なので、ブーちゃんも大張り切り、かな。 -
身じろぎもせずに口を大きく開けっ放しのワニたち。ずっと開け続けて顎がだるくならないのかな。顎関節症の私にはとてもまねできない。
もしかしたらこうやって顎を鍛えているのかも。 -
「ミーカン・ツーリスト・ビレッジ」での一番人気がワニ釣り体験。
竹竿の先に何かの肉を(釣り針はない)つけたつり糸を水面にたらし、ワニがじわ~っと寄ってきていきなりジャンプして食いつく瞬間に竿を上げてかわすという、ワニとの駆け引き攻防を楽しむ遊び。1回5千ドン(25円)。
2回しましたが、竿がグイッと引っ張られほどのすさまじい噛みつき力で、あっけなくエサを食われてしまいました。 -
ワニ釣り体験のあとは、お猿さんたちのショーを楽しみました。
最後に猿がざるを持ってチップの徴収に回ってくるのであげないわけにはいかない。このチップでお猿さんたちも美味しいものを食べられるといいけどね。
団体の観光客たちがちらほら見られましたが、平日だからなのか全体的にガランとして活気のないツーリストビレッジでした。 -
2時間ちょっとで「ミーカン・ツーリスト・ビレッジ」を出ましたが、帰りの足がない。川沿いの道をてくてく歩いて、しばらく行ったところの雑貨屋の前にいたバイクタクシーにやっと乗れました。5万ドン。
あんがい交通量の多いカントーの街。
ホアビン通りに続く幹線道路の先にホテルのビルが見えてきました。 -
ホテル前でバイクを降りたあとお昼ご飯。
歩道脇で炭火で焼く豚肉の香ばしい匂いにつられて入った食堂。
焼きぶた肉乗せご飯で、25,000ドン。
ビールを置いてなくて残念。 -
滞在ホテル近くの市場。
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デタム通りの入口にある「ホンファット」という麺料理の店。
缶ビールと一緒で55,000ドン。
悪くない味だったが、人気店のわりには13時頃で店内はガラガラ。
昼休みなのか、もう店じまいの片づけをしていた。 -
夜は賑わうのでしょうが、昼間は閑散としたニンキエウ公園付近。
公園の中央に建つのはベトナム独立の父・ホーチミンのブロンズ像。
この付近を歩いていると、水上マーケットやクルーズのチケット売りのおばちゃんたちが声をかけてくる。 -
ホアビン通りにある、カントー博物館に入りました。
獅子舞のようデモンストレーションとそれを見る学生たちが陣取る博物館前。 -
カントーの歴史や文化を紹介する博物館を見学。
このあと15時前にはホテルに戻り、プールでひと泳ぎしてから部屋飲みで日が暮れるという、たいして観光もせず少しだけの街歩きで終わったカントーの3日間でした。カントー博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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