2019/01/17 - 2019/01/29
27位(同エリア975件中)
ロムルスさん
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(航空券)
・エミレーツ航空カサブランカ往復8万円
・モロッコ⇔スペインはフェリーを利用
(通貨)
・1ディルハム=約12円
(ルート)
マラケシュ→砂漠ツアー→フェズ→シャウエン→セウタ→ジブラルタル→タンジェ→カサブランカ
(旅行スタイル)
・宿は予約サイトでその街らしい宿を厳選。
・食事はA級からB級まで地元の味に挑戦。
・砂漠ツアーでマラケシュからフェズへ。
・ジブラルタル海峡ヘラクレスの柱を巡る。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
PR
-
1日目、1月17日(22:00)
エミレーツ航空EK319便でドバイ経由カサブランカへ出発します。ドバイまでの飛行時間は12時間、時差は5時間です。成田国際空港 空港
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ドバイ国際空港(5:00)
翌日の明け方に、巨大なエレベーターのあるドバイ国際空港に到着しました。ここでの乗り継ぎ時間は2時間25分、時間的には充分。ドバイ国際空港 (DXB) 空港
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2日目、1月18日(13:15)
カサブランカのムハンマド5世国際空港に到着。ドバイからは8時間50分。乗継ぎ時間を含めると、日本を出てから22時間15分です。ムハンマド5世国際空港 (CMN) 空港
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カサブランカ国際空港(13:50)
入国手続きを40分程で通過、気温は17℃シャツ1枚で充分な暖かさです。空港内のATMで通貨ディルハム(DH)を入手。レートは1DH=12円でした。 -
ロアジス駅(15:50)
空港地下のムハンマド5世駅(14:55発)から1時間毎の列車で25分。分岐点のロアジス駅で20分で乗り継ぎます。ここからマラケシュまで2時間30分、1等も9割程の乗車率でした。 -
マラケシュ駅(18:30)
定刻より15分ほど遅れて、オアシス風のマラケシュ駅に到着しました。ここまで日本を出てから27時間30分、遠かった~。マラケシュ駅 駅
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マラケシュ駅
とても美しいデザインの駅舎です。フナ広場へのバス停は、駅正面から出て右側のハッサン2世通りを渡り、さらに右手にありました。 -
フナ広場近くのバス停(19:00)
ガイドブックにある系統が来ないので、待っている人に聞くと他系統(15)のバスを親切に教えてくれました。約10分でフナ広場の南側のクトゥビアを望むバス停に到着。 -
ホテルへの道【①初級編】
メディナの道は迷いやすいと言われるので、果たしてたどり着けるか心配です。宿へは、フナ広場に通じるアグノウ門通りを入ります。広場の活気が伝わってきて思わず惹かれますが、まずホテルへチェクインしなくては… -
ホテルへの道【①初級編】
アグノウ門通りを30m程行った所を、右折してこの路地へ。噂に聞く狭くて薄暗い路地です。心細くなりますが、ここは地図を信じて前進します。 -
ホテルへの道【①初級編】
場所が正しいのか心配しましたが、奥の角を左に曲がった所に無事に今日の宿、ホテル・ガリアを発見。初級編は難なくクリアしました。この後、難易度が上がっていきます。Hotel Le Gallia ホテル
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ホテルガリア(300DH)
部屋は暖房付き、バス、トイレ付きで熱いお湯もしっかり出ます、booking.comから予約。マラケシュの夜の気温は10℃、薄手のダウンが重宝しました。 -
ホテルガリア(翌日撮影)
このホテルは、緑の多いパティオを囲んでリヤドのように客室が配置されています。 -
ホテルガリア(翌日撮影)
そのうちの一室にはアラビックな装飾が美しいロビーもありました。 -
ホテルガリア(翌日撮影)
屋上には朝食も食べられる広いバルコニーがあります。 -
ホテルガリア(翌日撮影)
屋上バルコニーからはマラケシュの街が見渡せます。 -
ジャマ・エル・フナ広場(19:30)
いよいよフナ広場へくり出します。
広場に近づくと途端に、大道芸人の奏でる音楽や、呼び込みの掛け声や、人々の雑踏に熱気が伝わってきます。ここから、体験に基づきフナ広場を解説してみます。ジャマ エル フナ広場 広場・公園
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ジュース屋台
まず目につくのが、入口付近にずらっと並んだジュース屋台。近づくとすぐ声がかかります。オレンジ1杯4DH、他は1杯10DHです。 -
エスカルゴ屋台
これは広場の東側に並んでいます。エスカルゴと言うよりカタツムリスープかな…微妙なのでこちらはパス。 -
スープ屋台(No.75)
北側で見つけたハリラスープの屋台。ここからトライ。1杯4DH、激安でした。味はまあまあでした。 -
魚のフライ屋台(No.14)
次が超人気のこちらの屋台。呼込みなしでいつも満席。それだけ回転がいいので揚げたてが食べられます。 -
魚のフライ屋台(No.14)
今日のメインは、白身魚のフライ(20DH)と茄子のペーストのホムス(5DH)。パンもついてかなりのボリュームです。 -
ジンジャーティーとあんこ風お菓子
そしてデザートは南側の屋台でこちら、セットで4DH。ピリ辛のお茶は薬用効果があるようです。あんこは甘さ控えめな感じでした。 -
瓶倒しゲーム
立ち並ぶいろいろな屋台を覗きながら宿へ帰ります。このゲーム、成功している人はいませんでした。
屋台で売っているものは大体一緒ですが、人気店だと鮮度がいいようです。利用した店はすべて定価通りでした。 -
3日目、1月19日(8:40)
今日は1日かけてマラケシュを散策します。
といってもこの時期の日の出は8時半、明るくなるのを待って行動開始。まず昨日のバス停からマジョレル庭園へ。 -
マジョレル庭園(9:00)
イブサンローランの運営する有名な庭園。さすがに、まだ薄暗いこの時間から賑わっていました(70DH)。マジョレル庭園 広場・公園
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マジョレル庭園
門をくぐると噴水の奥に竹藪が続いています。この庭園、いわゆるインスタ映えするポイントが多くあります。 -
マジョレル庭園
奥に進むと、様々な熱帯の植物が生い茂る小径があります。この時間帯でも既に入園者が多く(特に大陸からの方)、人が入らないよう撮影するのは一苦労です。 -
マジョレル庭園
その先、庭園の奥にはマジョレルブルーといわれる、印象的な青いパビリオンが建っています。 -
マジョレル庭園
パビリオンの前には噴水があり、それを取り囲むように様々なサボテンが植えられています。 -
マジョレル庭園
このパビリオンの周辺が、最大のインスタ映えポイントのようです。常に人だかりができていました。それほど広い庭園ではありませんが、写真を撮っているとすぐに1時間経っていました。 -
アグノウ門(10:30)
次は街を南北に走るグランタクシー(5DH)で南側へ移動します。史跡地区の入口であるここから散策を開始。アグノウ門 建造物
-
アル・モンスール・モスク
アグノウ門から進むと正面に美しいミナレットがそびえています。12世紀ムラービト朝によって建てられたものだそうです。 -
アサード朝の墳墓群(70DH)
モスクの右手に回り込んだ所に、このアサード朝の墳墓群の入口がありました。チケット売場はこの奥です。サアード朝の墳墓群 史跡・遺跡
-
アサード朝の古墳群
さらに狭い通路を抜けると中庭のような所に墳墓が並んでいます。メインの第2の部屋への入口には列ができています。 -
第2の部屋(12円柱の間)
アサード朝の王、アフメド・アル・マンスールの墓所です。入口が狭く、2人づつしか中を覗けないため、15分ほど並んで見学しました。 -
第2の部屋(12円柱の間)
柱や天井に施された非常に緻密な細工が目を引きます。ですが待たなければ他の部屋も含めて15分もあれば見終わってしまう広さ。この規模で70DHは高い。 -
スパイスのスーク
アル・モンスール・モスクから500mほど東へ進むとエルメッラー広場です。その一画にスパイスのスークがあります。 -
スパイスのスーク
色とりどりのスパイスが、綺麗に三角錘に積まれています。 -
バヒア宮殿(70DH)
スパイスのスークを抜けたすぐ北側に、19世紀後半に宰相の私邸として建てられたバヒア宮殿があります。バヒア宮殿 城・宮殿
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バヒア宮殿
奥へ進むと、広くて明るい中庭を囲んで、4人の妃と24人の側室の部屋が並んでいます。 -
バヒア宮殿
あちこちに緻密な細工が施されていますが、痛みも目立ちます。さらに人が多いので、ここでも写真を撮るのは一苦労です。 -
バヒア宮殿
そして中でも、装飾の美しさで有名な王子達の勉強部屋。アルハンブラ宮殿に並ぶとの解説もありますが、さすがにそれは疑問です。ここは部屋数も多ため見学に小1時間必要でした。 -
ホテルへの道【②中級編】(12:00)
史跡地区の見学を終え、昼食前に宿を移動します。予約してある宿はフナ広場の北側。なので、派手な水売りや不気味な蛇使いのいるフナ広場からスタートします。 -
ホテルへの道【②中級編】
まずは、広場の北西の角の路地へ入ります。ムアッシン・モスク方向へ向かって200mほど前進。 -
ホテルへの道【②中級編】
そして、地図上は右折なのですが…。180°ターン!?して、この左にある、門のような、突き当たりのような所を入って、すぐ左手へ進みます。 -
ホテルへの道【②中級編】
すると、細く曲がりくねった路地が続いています。そこを進み2つ目の角を曲がるとこの路地です。ここに目指すホテルがあるはずなのですが…。 -
ホテルへの道【②中級編】
近くを3回行ったり来たりして、左手に停められているバイクの影に、やっとホテルの扉を見つけて、爆笑!!通常の半分の大きさの扉、茶室ですがこれはって感じです。 -
ホテルへの道【②中級編】
無事にホテルにたどり着き、扉を内側から見るとこうなっています。この地区はメディナでも古い地区で、作られた当時の敵や盗賊対策として、扉や路地の入口をそれとわからないように偽装してあるのだそうです。次はフェズで上級編に挑戦。 -
ダルダウド(DarDaoud)(340DH)
薄暗い玄関スペースを抜けると、一転して明るい寛ぎのスペースが広がっていました。 -
ダルダウド(DarDaoud)
白い壁と青いテラスのコントラストがお洒落です。扉の外側からは全く想像できなかった景色です。 -
ダルダウド(DarDaoud)
1階のパティオでミントティーとお菓子をご馳走になった後、さっそくホテル内を案内していただきました。これは2階のバルコニー。随所にこんな目を引くポイントがあります。 -
ダルダウド(DarDaoud)
そして客室。シングルルームでこの広さです。しかも天窓からの自然光が差し込みとても明るい。 -
ダルダウド(DarDaoud)
さりげなく飾られたインテリアも、センス良くお洒落です。 -
タンジーヤ(40DH)(12:30)
昼食は、スマリン門の右手、ベルベルマーケット近くで、マラケシュ名物の壺煮込み、タンジーヤにしました。肉がシチューのように柔らかです。 -
スマリン門(13:00)
午後はいよいよ、スマリン門から世界最大と言われるスークへ入ります。スマリン門 建造物
-
スマリン通り
まっすぐスマリン通りを進むと、様々な色彩、雑踏、喧騒が一気に迫ってきます。 -
バブーシュの店
ここはモロッコの伝統的なスリッパ、バブーシュの店。店の工房で手作りされているそうです。 -
バスグッズの店
こちらは様々な天然ソープを扱う店。右端はハマムでよく使われる、オリーブオイルをベースにした石鹸、サボンノワールです。 -
ラハバ・カディーマ広場
スマリン通りを200m程入った所を右折すると、突然視界が開け極彩色の広場に出ます。 -
ラハバ・カディーマ広場
広場で特に目を引いたのが、この絨毯の陳列方法。暫く見入ってしまいました。 -
スーク・バタナ(籠のスーク)
これは、ラハバ・カディーマ広場のすぐ南側です。可愛らしい籠もゴツイ籠も一緒に、これでもかってぐらい積んでありました。 -
Y字路
スマリン通りに戻り、さらに100mほど進むと、(右)ケビール通り、(左)アッタリーン通り、と路地は二又に分かれます。まず(右)のケビール通りから入っていくことにします。 -
スーク・スマト・マルガ(バブーシユのスーク)
右手のケビール通りを50mほど行った右側には、モロッコの伝統的なスリッパ、バブーシュのスークがあります。 -
スーク・チェラティン(革製品のスーク)
さらにケビール通りを50mほど行った右側は、今度は革製品のスーク。この辺を歩いていると、国際的な雑貨バイヤーのような気分になれます。 -
スーク・アッタリーン(真鍮のスーク)
一旦Y字路へ戻り、今度は左手のアッタリーン通りへ入ります。しばらく行くとまさに黄金の世界、スークの中でもここが一番綺麗でした。 -
スーク・ハッダーディン(鍛冶屋のスーク)
そして、その奥が鍛冶屋のスーク。ここに入ったとたん、金物を加工する音や火花に包まれます。今までのスークとはまるで別の、不思議な世界です。 -
ベン・ユーセフ・モスク(15:00)
スークの路地を抜けるとモスク前の広場に出ます。隣接するマドラサ(神学校)とクッパ・バアティンは改修のため長期休業中です。そこで次は、正面に見えるマラケシュ博物館を見学します。ベン ユーセフ モスク 城・宮殿
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マラケシュ博物館(50DH)
19世紀後半に宮殿として建てられた博物館です。特に中央のパティオのモザイクは綺麗です。午前中の史跡地区と違い、混雑なくゆっくり見学できました。 -
マラケシュ博物館
柱や欄間の彫刻も繊細で、かつ気品を感じます。このほかハマムも見学できます。展示品はそれほど多くはありませんでした。 -
マラケシュの路地
博物館を出て、さらに路地をタンネリのある方向、東に進みます。この辺は街の建物の色が、全てくすんだピンク色で統一されていました。 -
写真博物館(40DH)
ベン・ユーセフ・モスクから200mほど、オリエンタリスト博物館を過ぎた先に、マラケシュの古い写真を集めた博物館があります。今回は時間の都合で残念ながらパス。 -
なめし革工房
写真博物館からさらに東に進むと、革製品を加工する工房が点在しています。建物の作りはここも、パティオを囲むようになっています。 -
タンネリ(16:00)
そして、その先にタンネリがありましたが、作業時間は終わってしまっていたようです。入場せず、この辺でフナ広場の方向へ引き返します。タンネリ (マラケシュ) 文化・芸術・歴史
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ハマム・ムアッシン(150DH(外人国料金))
帰り道、ムアッシンの泉の並びに1562年開業のハマムを見つけました。1562年といえば日本では、織田信長や武田信玄が健在の年。夕食前に再訪しました。丁寧な対応ですが設備は大衆向けです。利用客は地元の方と観光客が半々でした。ムアッシン通り 散歩・街歩き
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ダール・シェリファ
メディナの中心へ戻って来たところで、リヤド風のこちらのカフェでミントティーでブレイク。ところが後日フェズで、本当のリヤドの壮麗さは、この数倍上をいくことを思い知ります。ダール シェリファ 地元の料理
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サボテンの実
フナ広場の近くでサボテンの実を見つけました。1つ2DHで皮も剥いてくれました。ドラゴンフルーツのように水分の多い美味しさです。ただ、種が多く少し食べづらかった。 -
グラン・バンコン・カフェからの展望
フナ広場の夕日を見るため戻ってきました。どこから見ようか比較して、ここに決定。テラスが広いため、北の屋台側も、西の夕日側も展望できます。この景色が見たかった!ル グラン バルコン カフェ グラシエ カフェ
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フナ広場の夕日(18:40)
クトゥビアの後方に日が沈んでいきます。マジックアワーが終わったら、一旦宿へ戻り、先ほどのハマム・ムアッシンへ出掛けます。 -
Azar(21:30)
ハマムから戻り、夕食はバスで新市街へ出ます。ベリーダンスショーのある、マラケシュ駅に近いこちらのレストランへ。 -
Azar
モロッコビールがなかったのでハイネケン(70DH)とホムス(80DH)をオーダー。無料のお通しのサラダ付きです。 -
ベリーダンスショー(22:10)
22時過ぎからショースタート。まず客席の奥から、頭の上のお盆に蝋燭を乗せたダンサーと一緒にベリーダンサーが登場。客席を何周かした後、お立ち台の上へ。30分ほどのショーでした。 -
アグノウ門通り(23:00)
夕食後、フナ広場近くに戻ってくると、まさにこれから、大々的に路上市場を開店する準備中でした。マラケシュのパワーを見せつけられた感じがしました。 -
フナ広場(23:30)
メインのフナ広場もまだ大勢の人で賑わっていました。街はまだ眠りませんが、明日は早朝から砂漠ツアーに出発するため、そろそろ宿に戻ります。
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魅惑の迷宮 モロッコ12日間
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