2019/01/17 - 2019/01/29
10位(同エリア174件中)
ロムルスさん
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(航空券)
・エミレーツ航空カサブランカ往復8万円
・モロッコ⇔スペインはフェリーを利用
(通貨)
・1ディルハム=約12円
(ルート)
マラケシュ→砂漠ツアー→フェズ→シャウエン→セウタ→ジブラルタル→タンジェ→カサブランカ
(旅行スタイル)
・宿は予約サイトでその街らしい宿を厳選。
・食事はA級からB級まで地元の味に挑戦。
・砂漠ツアーでマラケシュからフェズへ。
・ジブラルタル海峡ヘラクレスの柱を巡る。
(砂漠ツアー)
・マラケシュ発着950DH、2泊、朝夕食付。
・オプション350DHでフェズ送りを追加。
・Sabaku Tour で日本からNet予約。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
PR
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4日目、1月20日、砂漠ツアーへ
今日から2泊3日の砂漠ツアーに参加します。ピックアップは7時30分。予約時にホテル名を告げただけでしたが時間通りでした。まだ暗いフナ広場を出発します。ジャマ エル フナ広場 広場・公園
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オート・アトラス山脈(10:30)
20分の朝食休憩の後、最初のイベント、オート・アトラス山脈越えです。一気に2260mのティシカ峠まで駆け上がってきました。展望台で約10分の撮影タイム。気温はほぼ0℃です。 -
オート・アトラス山脈
チュニジアからモロッコまで横断する山脈は、モロッコ側の西が一番標高が高く4000mを越えます。峠の奥には白く雪を被った峰が見えました。 -
ダデスの谷(カスバ街道)
オート・アトラス山脈を越えると、乾燥したダテスの谷が広がります。ここからカスバ街道と言われる道を東へ進みます。この付近の標高は1100m程あるそうです。 -
アイン・ベン・ハッドゥ(12:30)
最初の見学地、クサルと言われる要塞化されたオアシス村、アイン・ベン・ハッドゥに到着。地元のガイドさんについて、村の路地を抜けていきます。 -
アイト・ベン・ハッドゥ
突然視界が開け、小川の向こう側の高台に、美しいアイン・ベン・ハッドゥが姿を現しました。アイット・ベン・ハドゥの集落 史跡・遺跡
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アイト・ベン・ハッドゥ(左)
対岸の高台から見ると、岩山の裾のに広がるようにして、建物が幾重にもなって広がっているのが見てとれます。 -
アイト・ベン・ハッドゥ(中)
そして、随所に塔のような構造物があり、そのひとつひとつに美しい装飾が施されています。 -
アイト・ベン・ハッドゥ(右)
村への入口にあたる川に面した側は、厳重な城門のような作りになっています。映画のセットのような美しい姿に、ただ感動です。 -
アイン・ベン・ハッドゥへ(ガイド30DH別払)
地元のガイドさんについて小川の飛び石を渡り、アイン・ベン・ハッドゥへ向かいます。少し上流にはユネスコによって架けられた橋もあります。 -
間近に迫るアイン・ベン・ハッドゥ
今の人口は5~6家族と聞いていたので、これほどの姿で残っているとは思いませんでした。修復をされている地元の方々の努力に感謝。 -
アイン・ベン・ハッドゥの街路
数件お土産店のある路地を抜け、石段を上がっていきます。 -
アイン・ベン・ハッドゥのカフェ
見通しのきく高台のカフェにきました。ここで、ガイドさんから解説が、一番の問題は村の前の川が塩分が多く飲めず、水を遠くから運んで来なければならないことだそうです。 -
アイン・ベン・ハッドゥからの展望
今日は少し風が強いため、風で遠くに砂煙が立っているのが見えます。 -
アイン・ベン・ハッドゥからの展望
上から見ると、美しい塔の構造がよくわかります。 -
アイン・ベン・ハッドゥからの展望
ここはよく映画のロケ地に使われ、グラディエーターでは、向かいの山の麓にアリーナが作られ、古代ローマの地方都市として登場したそうです。 -
アイン・ベン・ハッドゥからの展望
この後、頂上まで登って見ました。風が強く、立っているのがやっとでしたが、朝越えてきオート・アトラス山脈の、雪を被った美しく姿が見えました。 -
アイン・ベン・ハッドゥの新しい村
いま村人の多くは、便利な対岸へ移住してしまったとのこと。これから対岸へ渡り、昼食です。 -
昼食(14:00)
ツアー指定のこちらのレストランで、各自で別注文です。メニューはタジン、クスクス、ケバブなど。やや観光地価格でした。 -
野菜のタジン(70DH)
モロッコに来て初のタジンです。瓜や人参のしたにじゃが芋が敷いてあります。やや薄味でした。 -
タウリルトのカスバ(15:30)
15:00にレストランを出発し、今日の宿泊地ダデス渓谷へ向かいます。途中、ワルザザートの街にある、タウリトルのカスバで10分間の撮影タイム。 -
エル・ケラア・ムグナ(17:00)
再び、バラの谷で有名なエル・ケラア・ムグナの郊外で15分の休憩タイム。各自で水などを調達します。 -
ローズ・ウォーター
この地方はバラの産地で、ドライブインでも多くのローズウォーターを売っていました。ツアーでのお土産の売込み等はありませんでした。 -
ダデス渓谷①オアシスとカスバ(18:00)
ダデスの谷をずっと遡り、オート・アトラス山脈から流れ出す、ダデス渓谷の入口まで来ました。見晴らしのいい高台で10分間の撮影タイム。 -
ダデス渓谷①オアシスとカスバ
椰子の茂るオアシスを見下ろす岩山の上に、古いカスバが建っています。カスバ街道と言われるこの付近の典型的な光景です。 -
ダデス渓谷②奇岩地帯
さらに15分程渓谷を遡ると、猿の手と呼ばれる奇岩地帯があります。 -
ダデス渓谷③渓谷散策(18:30)
日没直前、今日のホテルの少し先にある谷へ。夕日で染まる谷を10分程散策します。岩を照らす夕日の色と影のコントラストが綺麗です。谷の奥に今日宿泊するホテルが見えます。 -
ホテル・カスバ・バレー(19:00)
砂漠ツアー1日目の宿泊は、ダデス渓谷の奥のこのホテルです。周辺に商店などはありませんでした。ダデス渓谷 山・渓谷
-
ホテル・カスバ・バレー
フロントで、参加人数に応じ部屋を割りがあり、シングルルームを使わせていただきました。バス、トイレ付きですが、シンプルな部屋です。 -
レストラン(19:30)
ホテルが高地にあるため夜の気温はマイナスになりますが、暖房設備が脆弱なため、ホテル内でも全員コートを着ていました。 -
ホテルでの夕食
夕食はツアーに含まれています。メニューはハリラスープ、野菜のクスクス、鶏のタジン、バナナのクレープでした。 -
5日目、1月21日、7:30朝食、8:00出発。今日はトドラ渓谷に立ち寄り、その後サハラ砂漠へ向かいます。
-
トドラ渓谷①
乾燥地帯を1時間程走りティネリールの町の手前を左折すると、トドラ川に沿った谷にカスバが広がっているのが見えます。 -
トドラ渓谷①(9:40)
トドラの谷へ入って10分ほど走り、高台の展望スポットで撮影タイムです。 -
トドラ渓谷①
オアシスの向こうには、グランドキャニオンのような雄大な風景が広がっています。 -
トドラ渓谷①
さらに渓谷のオアシスに沿って、トドラの谷を遡っていきます。廃墟のようなカスバが岩山の下に並んでいるのが見えます。 -
トドラ渓谷②村(10:00)
オアシスの村で一旦車を降りて、村の民家を訪ねます。トドラ渓谷 山・渓谷
-
トドラ渓谷②村
ミントティーをご馳走になりながら、ベルベルの民族衣装のガイドさんから村の産業や絨毯について説明がありました。ここでも売り込みはありませんでした。 -
トドラ渓谷②村
その後、アーモンドの花の咲くオアシスを散策します。川では村の女性たちが洗濯をしていました。 -
トドラ渓谷②村
オアシス内には水路が張り巡らされ、耕地が細かく仕切られています。岩山と緑のコントラストが美しい。 -
トドラ渓谷③
村を訪ねた後、車でさらに渓谷の奥まで移動します。 -
トドラ渓谷③
渓谷の奥は切り立った岩山が迫る谷になっています。ここは有名なロッククライミングのスポットだそうです。 -
トドラ渓谷の村のレストラン(12:40)
昼食は、先ほど散策したオアシスの村にもどり、また全員で指定のレストランへ入って各自注文します。 -
Tajine Barkouk(100DH)
今回は、プルーンとビーフのタジンを選択、なぜかバークークと呼ぶようです。これ意外にも、今回の旅行で5本の指に入ほど美味しかった。 -
トドラ渓谷(13:30)
レストラン近くの雑貨店で買い物をして、いよいよ砂漠の入口、メルズーガへ向けて出発します。 -
メルズーガへ
ティネリールから約200km、3時間かけ東へと向かいます。リッサニの街を過ぎると、周囲には荒涼とした砂漠が広がってきました。 -
メルズーガ
サハラ砂漠の中のシェビ大砂丘のすぐ傍らに佇む小さな村でした。大砂丘の縁に沿って、カスバ風のホテルがいくつも並んでいます。メルズーガ大砂丘 (サハラ砂漠) 砂漠・荒野
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メルズーガのホテル(16:30)
大砂丘の傍らに位置するホテルのひとつに到着。大きな荷物は預け、ここからはラクダに乗って、今日の宿サハラ砂漠のキャンプサイトへ向かいます。 -
キャメル・ライド
ナップザックに荷物の整理をして、ガイドさんの淹れてくれたミントティーで小休止している間に、ラクダたちはホテルの裏手にスタンバイしていました。 -
キャメル・ライド(17:00)
ラクダたちはみんな、口としっぽを一列に繋がれています。ラクダ使いの合図で一斉に立ち上がり、砂漠に向けて出発します。 -
キャメル・ラクダ
ラクダは思った以上に背が高く、結構揺れます。気温は22℃ぐらい。Tシャツ1枚でラクダに乗っている人もいました。 -
シェビ大砂丘
夕方が近づくと、日が傾くにつれ砂漠は微妙にその色を変えていきます。 -
シェビ大砂丘
砂丘に広がる風紋も、日差しの角度の変化で、美しくくっきりと浮かび上がって見えてきます。 -
シェビ大砂丘
風紋と砂山の美しいコンビネーションです。夕日がとても柔らかい色調を描き出しています。 -
シェビ大砂丘
砂漠は日没の時間が一番美しい、と言われる理由がよくわかるような気がします。 -
サハラ砂漠の日没(18:30)
すっかり日が西に傾き、ラクダたちは長い影を砂の上に落としています。 -
サハラ砂漠の日没
日没の時間が近づくと、砂丘は赤く輝きます。今日の宿はまだ先のようです。 -
砂漠の日没(18:40)
太陽が砂丘の向こうに沈んでいきます。太陽が地平線に完全に没した後も、急には暗くなりません。 -
キャンプサイト(19:00)
やっと今日の宿、キャンプサイトが見えてきました。日没後、気温はだんだん下がっきました。 -
キャンプサイト
テントは20棟ほどあり、3~4人で1部屋がその場で割り当てられます。 -
キャンプサイト
部屋の中には絨毯が敷かれ、ベッドに毛布が3枚づつ備えられています。照明はありますが、コンセントはありませんでした。 -
レストラン(19:30)
大きなテント風のオープンスペースがレストランになっています。かなり気温も下がってきたので、夕食はみんなコートを着て集合。 -
キャンプサイトでの夕食
メニューは鶏のタジンと、野菜のクスクスでした。ここでオプションで明朝の日の出観賞(100DH)の提案がありました。ほぼ全員が参加。 -
キャンプファイアー
夕食後は火を囲んで、スタッフの方々が歌と民族音楽の演奏をしてくれました。 -
現在位置(GPS)
キャンプサイトの場所をGPSで表示させてみました。アルジェリア国境のすぐ近くに位置していることがわかります。 -
6日目、1月22日、AM7:30日の出前
サハラ砂漠から昇る日の出を見るため、7時に起床して砂丘に登ります。空には、まだ月と明けの明星が輝いていました。 -
日の出前の砂漠
日の出の20分前。東の空が白んで周囲が明るくなるにつれ、広大な静寂の空間がだんだんと広がっていきます。 -
日の出前の砂漠
みんなで砂丘の尾根に登り日の出を待ちます。この時の気温は-1℃。風がないのは幸いです。 -
サハラ砂漠の朝日
向こうの山の山頂付近に日が当たり始めました。サンライズショーの始まりです。 -
サハラ砂漠の朝日(8:30)
東のアルジェリア国境の付近から、朝日が昇ってきました。光は刻々と強くなっていきます。 -
サハラ砂漠の日の出
昇り始めた朝日は、周囲をどんどん赤く染めていきます。キャンプサイトにも日があたり始めました。 -
サハラ砂漠の日の出
それはほんの一瞬の、光と影の素晴らしいスペクタクルでした。 -
4WDでホテルへ(8:50)
日の出観賞後は、キャンプサイトからホテルまでラクダに替えて4WDで戻ります。このスタイルで出発です。 -
4WDでホテルへ
車はジェットコースターのように、砂丘をまっすぐ突っ切って行きます。平坦な所しか写真に撮れませんでしたが、かなりのスリルでした。 -
ホテルで朝食(9:10)
15分ほどでホテルに到着し、ビュッフェ形式の朝食タイムです。 -
フェズへ向け出発(10:10)
ここでフェズへ向かう人(5人)は小型タクシーに移り、ミニバスはマラケシュへ戻ります。それぞれの方向へ出発。 -
ズィズ川の渓谷(11:30)
エルラシディアの手前、ズィズ川の渓谷を望む展望台で10分休憩。ここで別のキャンプサイトから、もう1台のフェズ行きタクシーが合流しました。 -
ズィズ川の渓谷(12:00)
エルラシディアの街を過ぎ、ズィズ川の渓谷をさらにオート・アトラス山脈へ向けて遡っていきます。 -
ズィズ川の渓谷(12:30)
渓谷の奥へ進むと、岩肌が荒々しく迫ってきます。モロッコでは珍しく、トンネルで岩山を抜けていきます。 -
オート・アトラス山脈(13:00)
リッチの村を過ぎると、白く雪を被ったエアシ山(3737m)が見えてきました。ここでマラケシュから南へ越えてきた山脈を、再び北へ越えていきます。 -
オート・アトラス山脈
分水嶺を越え北斜面へ出ると、一気に視界が開けました。ここからエシア山の麓の町、ミデルトへ下っていきます。 -
ミデルトのレストランで昼食(14:00)
デミルトの町外れのレストランで昼食です。周りに他の店はなく選択の余地なしでした。この町は標高が1500mと高いため外の気温は0℃でした。 -
ケフタ(ミートボール)タジン(70DH)
1時間の昼食休憩で、ケフタタジンをオーダーしました。サラダと水、ミカンがセットで量は少なめ、味は予想の範囲内でした。 -
モワイヤン・アトラス山脈(16:00)
ミデルトからフェズへは、モワイヤン・アトラス山脈を越えます。山にさしかかると、ここがまさかの雪景色でした。 -
モワイヤン・アトラス山脈
朝までは砂漠にいたとは思えない風景です。おそらくこのタクシーはノーマルタイヤなので、無事越えられるか心配でした。 -
イフレン(17:00)
ここはモロッコの軽井沢といわれる、標高1650mの保養地だそうです。意外にもスキー客で賑わっていました。 -
フェズの街(18:30)
途中、雪に遭遇して心配しましたが、無事にフェズに到着しました。新市街はフランス風の街路樹の美しい街です。フェズ旧市街 旧市街・古い町並み
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旅行記グループ
魅惑の迷宮 モロッコ12日間
この旅行記へのコメント (2)
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- ロムルスさん 2019/03/31 09:27:54
- メッセージありがとうございます
- アラビアのロレンス私も見ました、駱駝でアカバの街を目指すシーンが印象的でした。
モロッコの砂漠は砂山がとても美しく、特に朝日や夕日に照らされた瞬間は絶景です。治安も良く、近くの街まで簡単に車でアプローチできるのでお薦めです。
-
- yoshiboさん 2019/03/30 11:41:44
- 砂漠
- 初めまして。
砂漠の旅行を一度してみたいと思っております。大昔、アラビアのロレンスという映画で砂漠の美しさに感動しました。映画も素晴らしくて、何度も見に行きました。
クロアチアも行かれましたね。綺麗に写真を撮っておられますね。
今後ともよろしくお願いいたします。
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