2019/01/22 - 2019/01/22
2202位(同エリア5393件中)
mickさん
1月のある日、急に半日の空き時間ができることになったので、どこか手軽に出かけられそうな場所を探していたところ、奈良の般若寺で水仙の花が見頃、という情報を見かけたので、般若寺のある、近鉄奈良駅より北側のエリア、通称「きたまち」周辺を散策してみることにしました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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まずはJR奈良駅からバスで般若寺の近くまで向かうことにします。それにしても随分派手な色遣いの駅舎です。
奈良駅 駅
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まずは般若寺の近くにある「いちづ」というレストランで、ランチの営業時間が終わらないうちに昼食を取ることにします。レストランは「牧場」の中にある、という情報を見て、「?」となっていたのですが、行ってみると確かに、そこには牧場がありました。こんな市街地の真ん中に牧場があるなんて、早速わけが分からない気分になります。
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とにかく店内に入ってみます。店内は木材を生かした爽やかな雰囲気です。
植村牧場カフェレストランいちづ グルメ・レストラン
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素朴な雰囲気のお店ですが、本格的な洋食のランチが食べられます。
植村牧場カフェレストランいちづ グルメ・レストラン
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デザート・ドリンク付きのセットメニューが1,700円と少々お高いですが、この豪華なデザートを見れば納得できる気がします。ドリンクは、牧場らしくミルクも選択できます。
植村牧場カフェレストランいちづ グルメ・レストラン
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牧場なので当然、牛がいます。この近辺の町の中を歩いていても、たまに牛の鳴き声が聞こえるので、ここに牧場があることを知らなければ、かなり困惑することでしょう。
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牛以外にも羊や山羊の姿も見えました。
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牧場のすぐ向かいに、般若寺の楼門(国宝)がありますが、残念ながらここから境内に入ることはできません。
般若寺 寺・神社・教会
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というわけで、反対側にぐるっと迂回して、境内に入りました。拝観料500円が必要です。
般若寺 寺・神社・教会
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本堂に負けない存在感を見せる、巨大な十三重石塔です。
般若寺 寺・神社・教会
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般若寺は、本来はコスモスの名所として有名な場所ですが、当然冬には咲いておらず、その代わりに水仙が境内一面に咲き誇っています。
般若寺 寺・神社・教会
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境内のあちこちに、水仙に囲まれるようにして数多くの仏像などが祀られています。
般若寺 寺・神社・教会
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境内の側から見た楼門です。
般若寺 寺・神社・教会
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水仙の他にも、椿などの他の冬の花もちらほらと見られました。
般若寺 寺・神社・教会
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天気は晴れたり曇ったりでしたが、水仙はやはり陽射しがある時の方が断然美しく見えます。
般若寺 寺・神社・教会
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決して広くはない境内ですが、様々な由緒や言い伝えのある建造物や仏像などが所狭しと並んでいて、とても密度の濃い空間という感じでした。
般若寺 寺・神社・教会
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塀の外から、冬空にそびえる十三重石塔です。
般若寺 寺・神社・教会
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うっかり海外旅行記の写真が紛れ込んだ、というわけではありません。こちらは「奈良少年刑務所跡」の建物です。およそ「奈良」のイメージからは程遠い雰囲気の、煉瓦造りの洋風建築です。こんな建物が先程の「牧場」のすぐ裏手にあるわけですから、いよいよもって、一体自分が今どこを訪れているのか分からなくなってしまうような、カオスの様相を呈してきます。
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中にも立派な建物があるようです。現在は内部の一般公開はされていませんが、近いうちに観光施設として一般公開できるように準備中のようです。
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刑務所として使われていた建物なので、敷地は高い壁で覆われていて、まるで城塞のような、大規模な建造物になっています。
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帰りは徒歩で南下していきます。道中の所々に、昔ながらの雰囲気を持つ建物が見られます。
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奈良時代に建てられた歴史的建造物、「転害門」です。
東大寺 寺・神社・教会
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途中で横道に入ってみたりして寄り道もしつつ、さらに南下し、市街地の中心部付近まで戻ってきました。こうして沢山の鹿の姿を見てようやく、自分が来ていたのは間違いなく奈良だった、ということを確認できたような気がしました。
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近鉄奈良駅に到着しました。行基菩薩像が立っている、というのは奈良らしいですが、立っている場所は、なかなか独創的なデザインの噴水の上です。
近鉄奈良駅 駅
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駅前から北に伸びる商店街の辺りで夕食を食べて「きたまち」の旅を締めくくろうと思いましたが、まだ少し時間が早いので、商店街を一旦通り抜けて、さらに少し歩くと、奈良女子大がありました。こちらも通常の奈良のイメージとは違った、洋風レトロといった感じの建物で、またしても意識が奈良から離れ、カオスの世界に逆戻りしそうな気分になります。
奈良女子大学 名所・史跡
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商店街に戻り、フランス郷土料理店「きたまちce magasin」で夕食です(料理の写真はピンボケしてしまったので載せません)。いかにも観光客向けという感じの店が並んで賑わっている駅南側の商店街と比べ、北側は静かで、この店のように小さくて洒落た雰囲気の店が多いようです。というわけで最後の最後まで奈良っぽくない雰囲気での締めくくりとなりましたが、これも実物の奈良の姿であることに間違いは無いわけで、今回、わずか半日の間でしたが、ただ定番スポットを巡っているだけでは気付くことのない、奈良の意外な一面が見られる貴重な経験ができたように思います。
きたまち ス マガザン グルメ・レストラン
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