2018/12/30 - 2019/01/08
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ハンマークラヴィーアさん
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2018年の年越しから2019年を迎える一人旅は,アンコールの都、シェムリアップで幕を下ろしました。
8泊は長いようで短い旅でした。
思えば「ベトナムからカンボジアの国境を越えたい!」と思い立って企画し,念願のアンコールワットも見ることが出来ました。
カンボジアでは土ぼこりまみれになり,道中は快適なことばかりではなかったですが,またいつか,この地を訪れたいと強く感じる旅になりました。
良かったら覗いて行ってください。
【旅の足あと】
12月30日 8:30福岡発ホーチミン行 ホーチミン経由でカントー泊
12月31日 チャウドックに移動 チャウドック泊
1月1日 チャウドックからボートでプノンペンへ プノンペン泊
1月2日 プノンペン観光 プノンペン泊
1月3日 プノンペン観光 プノンペン泊
1月4日 プノンペンからミニバンでシェムリアップへ シェムリアップ泊
1月5日 アンコール遺跡巡り シェムリアップ泊
1月6日 午前中トンレサップ湖へ、午後からアンコール遺跡巡り シェムリアップ泊
1月7日 ベン・メリアなどの遺跡巡り 夕方空港へ ←いよいよ最終章へ。
1月8日 7:30日本到着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
-
今日はカンボジアを夜8時に発ちます。今日はホテルで65ドルで車をチャーターして、遠方の遺跡、ベン・メリアを中心に見に行く予定にしていました。
しかし昨夜、どうしても発つ前にご挨拶しておきたい方がいるのを思い出しました。
このまま帰るのはゼッタイに後悔します。
ホテルが呼んでくれたドライバーに「もう1か所プリーズ」言うと、快くOKしてくれました。 -
バンテアイ・スレイに向かう国道(67号線?)を進んでいくと、舗装が不完全なでこぼこ道があり、その先のプラダック村にはひっそりと橋が架かっています。
*ほかの方の旅行記だと「トゥクトゥクには目前まで行くのは断られた」という声もありますが、タクシーは普通に進んでくれました。また、今は道路が少しマシになっているのか?、トゥクトゥクやバイクでも直前まで進入できそうです。 -
ジャングルというよりのどかな森の奥に、その方は祀られています。
-
ようやく見えました。小さな小屋ですが、よく整備されているのが見えます。
現地の方もちょくちょく掃除をしてくれているのでしょう。 -
ココを訪れた日本人がいい写真を用意してくれています。戦火のアンコール・ワットに散った戦場カメラマン、一ノ瀬泰三さんのメモリアルプレイス。
*ここに本人はいません。ご家族のいる日本に眠っています。
ここはあくまでご本人がクメール・ルージュによってその生涯を閉じた場所とのことです。 -
本当はここへ来る途中、お供えのビールを買ってくる予定でしたが、来るまでに店が見つからず、持参した未開封の水をお供えすることにしました。
やっぱビールのお供え、多い!
線香の代わりにフィルター付きのタバコが刺さっているので、ここで一献やった方もいるのでしょうね。
この灼熱の気温の中、ビールが回った泰三さんがぶっ倒れてはいけないので、グラスになみなみと水を満たしてきました。 -
ここまで運んでくれたドライバー君は、泰三さんの写真を眺めながら「俺は彼をよく知らないけど、いい人生だったんだろうな」と呟いていました。
-
寂しい場所。人によってはそう思うのかも。
現代であれば、戦火に飛び込む行為は蛮勇と謗られるのかもしれません。
愛する場所、愛する存在に命を懸けられるその情熱が、今はただ、自分には眩しい。 -
ここが40年ほど前は戦場だったなんて,なんか現実味がありません。
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ようやく最終日の観光へ。
一か所目はバンテアイ・スレイ。 -
全体的に赤みを帯びた,これまでで一番美しい遺跡です。
-
東洋のモナ・リザの異名をとるデバター。
*現在も修復中のロープの向こう側にあり、接近できません。 -
「ラーマーヤナ」の一場面。猿同士の喧嘩です。
-
この方は、アンコールワットをジャングルの奥底から掘り起こしたフランス人のアンリ・ムオ。
-
デバターの変遷も祀っています。
ところで、ドライバーはなかなか面白い兄ちゃんでした。
「早かったな。中にイイ女いたか?」「いないよw。デバターだけ」
「オカシイな。ここは女がイッパイいるトコなのに」
(バンテアイ・スレイは「女の砦」という意味です) -
続いて、最終日の目玉にとっておいたベン・メリアへ。
車はビュンビュン飛ばします。
バンテアイ・スレイから約1時間で到着。
さっそくナーガがお出迎え。 -
南側にあるこのナーガはなかなか保存状態がよい。
目の周りや牙のある口の周辺までよくわかります。 -
ラピュタのモチーフ?or not?と言われていますが、ラピュタ完成前の時期にここに民間人が取材のため入り込むのは不可能といわれていますので、おそらく似たどこかをモチーフにして「天空の城ラピュタ」は完成したんだと思います。
人間の想像力は∞ですね。 -
もはや地図が用をなさないくらいぶっ壊れています。
-
順路を示す通路はありますが、そこから外れて歩いても誰も何も言いません。
ただ、地図見ながらでもあちこち崩壊していて自分がどこにいるのかいまいちわからない。 -
光の差し込まない通路の奥へ。
-
出口には巨大なツタがぶら下がってお出迎え。
-
崩壊した中央祠の前で。
ベン・メリアが雰囲気たっぷりになるのは、やっぱり光が差し込まない状態でコケムシムシの方がいいような気がします。
ということで、日中より早朝、晴れより曇り、乾季より雨季、という条件の方がよい写真が撮れるでしょう。 -
木に侵食されながら、それでも原型をとどめる窓のスリット。
破壊される前の完全形が見たいですね。 -
東門の方にも、異常に保存状態の良いナーガがおりました。
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ホントにところどころ,はっきり読み取れるレリーフが残っています。こちらはインドラ神のレリーフ。木の歩道から見えます。
-
崩落していますが,損傷が非常に少ないモチーフ。
ガイドさんの説明を盗み聞き。
神と阿修羅が綱引きをしている様子。 -
昼飯を食べた後、帰る道すがらロリュオス遺跡群へ。
これは有名な3つの遺跡の中で最も有名なバコン。 -
アンコールワットにもこれはあるのですが、あっちでは見逃しました。
階段を上る前に破風の隙間を除くと中央の祠堂がまるで絵画のようにポッカリ。 -
ここだけ異常にはっきりとレリーフが残る壁。もしかすると後世に復元されたものかもしれません。
-
続いてアンコール朝でも最も古い寺院に分類されるプリア・コー。
以外にも観光客はそこそこいました。 -
中央祠堂の周りのモチーフ。目玉だけリアルすぎてなんか気持ち悪いです。
-
花売りの少女。
こういう子に会う旅,何か胸が締め付けられる思いがする。
彼女は,「ハロー」「ワンダラー」「サンキュー」を何度繰り返して1日を終えるのでしょうか。 -
早口で話す欧米人の夫婦の横で固まる少女。
目が合ったので笑いかけるとにっこり笑って「はろー」と花を差し出してくる。
ゴメン。
僕はたとえ1ドルでもその花にお金を払うことはできないのです。
何かもっと、自分にできることがないのかと痛切に感じる。 -
最期に訪れたロレイ寺院。
修復中でもはや見どころも何もなく,観光客はほかに1人だけ。
これにて,今回の旅行のアンコール遺跡は全て見納め。 -
この後は今日1日お供してくれたドライバーが、「6時前に空港に車で送ってやる!ホテルで待ってろ」ということになりました。値段は10ドル。
別のタクシーを探すのもメンドーなのでお願いしてホテルでシャワーだけ浴びさせてもらいます。外を歩くだけで汗と土ぼこりまみれになるので,ちょっと涼もうとラッキーモールへ。
かなりこじんまりしたショッピングモールですが,これでもシェムリアップでは大型のようです。 -
まだ時間があるので,最後の夕食を食べに出る。
ホテルから歩いて3分くらいのところに評判のよい「リーリー」があったので、カンボジア飯の食べ納め。 -
確かに安い!
ビール大ビン1本、ナスとひき肉の炒め物にご飯、それに名物野菜スープだしのクイティウで合計9ドル。
そして旨い!!ちょっと味付けが中華よりですが。 -
料理を運んでくれたデバター様(笑)
いや、この子正面から見るとアンコールワットのデバターが抜け出してきたかのような派手な顔立ちの美人だったのです。
んで、横から見とれていると、胸が・・・
いや全体的にどう見ても骨格が同性のような・・・
そして声を聴いて確信((((;゚Д゚)))) -
タクシーは5時50分に来て、6時過ぎに空港着。
夜8時30分。定刻に飛行機はシェムリアップを発ち、ハノイを経由して、翌朝7時半には福岡空港に。
読んでくださった皆様、次はトルコ篇でお会いできることを楽しみに・・
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