2018/12/30 - 2019/01/08
13位(同エリア55件中)
ハンマークラヴィーアさん
- ハンマークラヴィーアさんTOP
- 旅行記132冊
- クチコミ1630件
- Q&A回答68件
- 409,559アクセス
- フォロワー47人
2018年はチャウドックというカンボジアとの国境の小さな町で年を越すことに。ここで国境をスムーズに超えられないと、この後の予定も大きく狂うため、ここが今回の旅行の最大の関門です。
テンションを上げるため、カンボジアビザは事前に取らず、船は現地で予約することにしました。が、移動でロスが出るのが怖いので、チャウドックへのバスとプノンペンからシェムリアップのバンだけは事前にネットで予約していきました(シェムリアップへのボートは今は運休とのこと)
それなりにドキドキした旅になりました。
【旅の足あと】
12月30日 8:30福岡発ホーチミン行 ホーチミン経由でカントー泊
12月31日 チャウドックに移動 チャウドック泊
→ドキドキでココ
1月1日 チャウドックからボートでプノンペンへ プノンペン泊
1月2日 プノンペン観光 プノンペン泊
1月3日 プノンペン観光 プノンペン泊
1月4日 プノンペンからミニバンでシェムリアップへ シェムリアップ泊
1月5日 アンコール遺跡巡り シェムリアップ泊
1月6日 午前中トンレサップ湖へ、午後からアンコール遺跡巡り シェムリアップ泊
1月7日 ベン・メリアなどの遺跡巡り 夕方空港へ
1月8日 7:30日本到着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス バイク
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
-
12月31日のお昼頃。カントーを朝9時半に出発したバスはロンスエン付近のバスターミナルで昼休憩のためストップ。
ココには簡単な定食が食べられる食堂があります。 -
バスはその後もチャウドックを目指します。
-
午後1時過ぎ、チャウドックのバスターミナルに到着。
待ち構えていたようにバイタクが来て「街まで2万ドン。OK?」というので、写真撮影もそこそこにホテルへ移動。 -
この日はフンクオンというホテルを事前に予約しておきました。
チャウドックはホテルが少なく、ヴィクトリアなどの高級ホテルを除くとリーズナブルで清潔な宿はほとんどないと聞きます。
一番気になっていたプノンペン行のボートを訪ねると、あっさりと「あるよ。予約する?」とのこと。値段は27ドル。
(事前にネットで調べたところ、これはたぶん最安値で、ヴィクトリアホテルをはじめサービスの良いスピードボートを出す会社があと2社くらいあります)
この業者の正規の値段は本当は25ドルじゃないかな?と思うんだけど、ピックアップにホテルに来てもらう方が安心だし何より捜し歩くのが面倒なので、その値段でよしとします。
料金は後払い。 -
とりあえず一番気になっていた国境越えの手配が無事終わったので、荷物を置いて町観光に出ることに。
-
チャウドックはさみしい町と聞いていたけど、なかなか人出は多い。
*これは昼だけのことで、夜は確かにゴーストタウン?と思うくらい閑散とすることを帰ってきて知りました。 -
一番にぎわっていたチャウドック市場前。生鮮食品やお菓子類が多いです。
-
入るなり強烈な臭い。
なるほど、これがマムカーですね。 -
チャウドックにはムスリムのチャム族も生活しているので、けっこう多民族な街です。
-
チャウドックには、清潔な屋台や手ごろな食堂というものがほとんどないようです。
ファーストフードもジョリビーを見かけたのみ。
ということで、ガイドブックに載っていた食堂に入り、とりあえず腹ごしらえ。 -
再び市場を散策。相変わらず強烈な臭い。
このマムカーを出汁にしたブンマムというヌードルがあるそうで、ちょっと想像するとオソロシイです。 -
市場を抜けて川沿いを歩いていると、魚のオブジェのあたりで案の定声をかけられました。
対岸のチャム族の村を見学するボートトリップ。1時間で15万ドン。
これは乗っておかないとなりますまい。
交渉の結果、13万ドンまで下がったので、OKして船に乗ることに。 -
川の上ですれ違う観光客はヨーロッパから来たと思われる数組のみ。
チャウドック自体、船で国境を越えたい人以外にはいまいちマイナーな街なので、外国人観光客の集客にはちょっと苦戦している様子。 -
こんなワンコがお留守番する水上家屋にお邪魔し。
-
出た。餌をあげると暴れだす定番の魚。
-
この泥水の川で、普通に泳いで遊んでいる子供たちがいます。
-
カンボジアの映像などではたまに目にする水上家屋。
実際ここはホーチミンよりもカンボジア側に近いので、カンボジア人も多く生活しているようです。 -
対岸につくと、木の橋をわたり。
-
抜けた先は学校のようです。
-
と思ったら、学校の敷地らしき外には織物をしている女性と商品が。
商品を買ってくれアピールはありましたがそれほどくどいものではなく。 -
高床式の家屋があり、普通の生活ぶりがうかがえます。
-
ここも雨季の水量増加に備えて?でしょうか。
高床式がメイン。 -
道路の反対側にわたると、見えました。一応名所のエッサンモスク。
まさか本当にベトナムでモスクを目にするとは思わなかった。 -
裏では子供たちがサッカーに興じています。
見るからに民族の違う子供たちが一緒に遊んでいる。
こういうのを見ると、国境とか民族紛争っていったい何なのだろうと、小学生のような疑問が頭にわいてくる。 -
ワタクシがモスクに入ってから、ずーっと遠くからピースサインを送っていた少女たち。
カメラを構えると、一人の子が満足げにポーズ。
帰り際に彼女が言ってくれた言葉が「ハローサー、ウェルカムトゥベトナム」。
まさかハノイやフエ、ホーチミンでなく、ここで聞けるとは思わなかった。 -
夕陽の時間が近づいてきたので、1時間の船旅も終わり。
-
船から上がると、酒臭いバイタクの元締めらしき男が寄ってきて「山で夕日を見たくないか?」
もちろんこの後はサム山からカンボジアとの国境を眺めて、ふもとでナイトマーケットを見る予定ですが、息が酒臭いのとどうも輩くさい風体が気になる。。
が、英語がそこそこ話せるのに安心し、別のドライバーがすぐ来るからというので安心して、1時間半、サム山のサンセットを見てナイトマーケットを見て17万ドンという値段で折り合うことに。
これが大失敗。 -
最初はサム山の頂上へ。
ココから見える景色をぜひ見たかった。
はるか奥に見える水田はもうベトナムではなくカンボジア領です。
こういうのを見ると、国境って何なんだろうと小学生のような疑問が頭にわいてくる。 -
「どこからカンボジア?」「あそこからだよ」
言葉はわからないがそんな会話をしているはず。
んで、このおじさん、カンボジア国旗の入った腕章をつけているのに気づく。
軍人さんかな? -
日が落ちて、国境近くの小さな町に黄昏が訪れます。
-
サム山付近では人の集まる西安寺や・・
-
いくつかの名所を見学し。
-
この後でトラブル発生。
運転手は英語が話せず、いくら言ってもナイトマーケットの場所を全く理解してくれない。散々探した結果全然違うところに連れていくので、あきらめてチャウドックの中心までバイクで戻ると、最初の客引きの男が激怒していて
「2時間以上拘束したから30万ドン払え」
こっちはこっちで「ふざけるな。ナイトマーケットまで入れて17万ドンって言っただろ」と返したものの、相手は「1時間の約束だったのにすでに1時間オーバーだ。最低25万ドンだ」と譲らない。
思い返すと、大体1時間くらいのドライブという会話を最初にしたような気もしないではなく・・・
一瞬「警察呼ぶか?」と言いかけたものの、外国で警察があてになるとも思えず、
周りにはガラの悪いお仲間が集まってきたので、「20万ドンなら払う」「だめだ。25万ドンだ」という平行線が続いたあたりで、25万ドンを投げ捨てるようにしてその場を後にしました。
あ~気分が悪い。
けれど、最初に時間と場所と契約条件をハッキリさせておかなかったこちらにも落ち度があるような気は確かにする。 -
とりあえず時間的に夕食を取らないと、ですが、チャウドック中心部には本当に手ごろな食堂がありません。夜は特に。
ホテルのスタッフに教えてもらったお店をようやく見つけました。
ビーフヌードルとビール、それに、せっかくメコン川近くの町にきたということで、思いきってカエルをオーダーしてみました。
味付けがちょっと魚のエキスがきついけど、食感はほぼチキンです。 -
ホテル前に戻るとバイタクがたむろ。
さっきの酒臭い輩と違って誠実そうな男性がいたので、ナイトマーケットわかる?と聞くとたぶん。というので、往復10万ドンでお願いすることにした。
なんのことはない。さっきトラブルになったバイタクのドライバーがうろうろ場所を探していた、バーチュアスー廟の付近がナイトマーケットの入り口でした。 -
せっかくなので英語が通じない食堂に入り、「ブンマム」をオーダー。
かなり独特の癖の強い魚介系の出汁が出ていますが、けっして不味くはない、たぶん。
日本の郷土料理あたりにこういうのがありそうな気がする。
ココのマダムがかなり好印象。
「どこから来たの?ニャッ?」「ブンマムは美味しかった?」(身振りまじりのため推測)
といろいろ話しかけてくれました。 -
道路に屋台がたくさん並ぶというより、路面店が遅くまで営業しているといった趣のナイトマーケットですね。
-
ナイトマーケットとはいえ、夜9時過ぎるとさすがに店じまいして閑散としてきます。
〆にチェーを1杯オーダーし、帰りのバイタクが迎えに来るのを待ちます。 -
翌朝。ホテルの朝食がびっくりするくらい少なかった。
これからボートに乗るので、ちょっと散歩を兼ねて道中の食料の買い出し。 -
ココのバインミーが1個1万ドンでかなり美味でした。1個ブランチとして調達。
7時になったのでホテルに戻って迎えを待つが7時5分過ぎても来ない。
フロントのマネージャーが親指を立てて「任せておけ。予約してある。ノープロブレモ」というが、不安200%。 -
7時10分、来ない。
7時15分、来ない。
焦りがピークに達した7時20分、満面の笑みを浮かべてピックアップトラック参上。
何のことはない、車で3分の距離に港はありました。
さて、これにてベトナムを後にし、お隣の国、カンボジアに入国します。
私もとうとうボートピープルの身分になります(違うか)。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ハンマークラヴィーアさんの関連旅行記
チャウドック(ベトナム) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
41