2019/01/01 - 2019/01/05
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2013tomoさん
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この旅行記スケジュールを元に
表紙はキナバル自然国立公園の神山であるキナバル山(4,095m)
を拝した写真です。
マレーシア語で「中国王子の未亡人」という意味がある
キナバル山は午前中はその霊峰を見せてくれるのですが
午後は雲(未亡人の涙でしょか?)で姿を隠してしまいます。
写真でも頂上から雲が降りてきています。
強い風も吹いてきました。
午後には熱帯雨林では珍しい冷たい雨も降り始めました。
家内がムル洞窟の行き倒れからまだ体調が完全に回復していない
のでキナバル自然公園ツアーは私一人で参加することになって
しまいました。
ツアー客は普通カップルで構成されていますので
一人参加(特に男性で老人の私)は心理的に肩身が狭い思いを
してしまいます。
最初は借りてきた猫のように大人しくしていた私でしが
段々と本領を発揮して最後には別れがたい旅の仲間
(ソウルグループ)になっていました。
やっぱり旅は楽しいですね。
詳しくは以下で説明いたします。
<旅のスケジュール>
(2018/12/27~2019/1/7の 12日間)
2019.1.1
<Malaysia Air>MH3252Mulu12:00発⇒kota Kinabalu12:55着
①Mandarin Hotel Kota Kinabalu(マンダリン ホテル コタキナバル)
三ツ星、朝なし、スーペリアツイン
1日イン3日チェックアウト(2泊)¥10,736税込11,897円
(MYR378.10税込424.83)
Number 138, Jalan Gaya,, 88000 コタキナバル, マレーシア
(電話:+6088225222)無料で空港まで行くシャトル有
②The Jesselton Hotel(ザ ジェッセルトン ホテル)三ツ星
支払い済みキャンセル不可。デラックスツイン。朝なし
3日チェックイン5日チェックアウト(2泊)
¥14,750(MYR519.47税込550.64)
1MYR28.878で計算
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
1月2日(水)、今日は終日キナバル自然公園観光ツアーです。
宿泊しているマンダリンホテルを8時半に出発した。
帰りは夕方になる予定である。
参加費用はガイド料、入園料(一部除外)、お昼の食費代込みで
180MR(約5,400円)です。
私は一人で参加です。
家内は体調回復のためコタ・キナバル市内を
ショッピング兼徒歩観光です。
20年前登山道のバスに酔ったので行きたくないとの事です。
ホテルにはガイドさんのシンさんが迎えに来てくれました。
ホテルの外に出ると観光用の小型バスが待っていました。
既に観光客が数人座っています。
外から見るとみなさんアジア系の観光客の様です。
途中で欧米系男女のカップルをピックアップしました。
今日のメンバーは前方座席に韓国人の40歳代女性カップル、
私の隣座席に若い日本人男女のカップル、後部座席に30歳代
のアジア系女性(後で日本人の方とわかりました)が一人、
欧米系の男女カップルはオーストラリアからの観光客ですが
男性はポルトガル系マレーシア人、女性はトルコ人でした。
男性はどう見てもいわゆる白人顔ですし、女性もスペイン人風
のお顔をしていますので外観だけでは分かりませんでした。
女性は東欧系アクセントの英語を話しますので訪ねて見たら
元々はチェコスロバキアにルーツを持つトルコ人だそうです。
これを見てもオーストリアは多文化共生の国であることが分かり
ます。
バスが出発し郊外に出ると霊峰キナバル山が遠くに見えて
来ました。
全体の姿が見えるのは午前中だけだと聞いていましたので
出来るだけたくさん写真を撮影しました。マンダリンホテル ホテル
-
段々近くなってくるとかつて火山だった霊峰キナバル山の
ギザギザとした山頂も見えてきた。 -
空は曇り空だし中腹に雲もかかって来た。
早く着かないとキナバル山が姿を隠してしまう。キナバル自然公園 国立公園
-
山頂にも雲がかかって来た。
(バスよもっと早く走れ!) -
ようやく昼前にキナバル山の全体を眺望できる
展望スポットに到着しました。
標高も高くなり風も強いせいか肌寒い天候です。キナバル自然公園 国立公園
-
みなさんキナバル山にカメラを向けています。
しかし山頂からは雲が流れ落ちてきました。
中国王子の未亡人の涙でしょうか。 -
私もキナバル山を背景にして撮影をお願いしました。
家内と二人ですとカメラ撮影は気にならないのですが
一人参加ですと他のメンバーにお願いするのに躊躇して
しまいます(元来は人見知りをする性格です)。
私の後ろで自撮りをしているアジア系の女性に
「Have you already taken your pictures?」
(もうご自分の写真は撮りましたか?)
と尋ねると「あの~、私日本人です。」と言われてしまいました。
ご主人が体調を崩してしまったので今回のツアーはお一人で参加
されたとのことです。
それ以降は私の写真を撮るときは彼女にお願いするように会いました。
(お互いの助け合い活動です) -
展望スポットの外にはお土産屋さんがありました。
-
女性の紙を見ると強い風が吹いているのが分かります。
(ノースリーブで寒くないのかなあ?) -
珍しいラフレシアの花が咲いて所へやってきました。
バスが到着したのはどう見ても民家の庭先です。
30MR(約900円)の見学料を取られました。
可愛らしい女の子が傘をさして我々をラフレシアまで
案内してくれます。
サンバルばきの普段着です。 -
ラフレシアの花は成長すると1m位の大きさに
なるそうです。
ここのラフレシアはまだ咲いたばかりでしょうか
30㎝くらいの可愛らしい子供の花でした。 -
見学が終わって民家の前に帰ってきました。
マレーシア語で
「お聞きしてよろしいです?
お嬢さんのお年はお幾つですか?」と質問すると、
「7歳です。」と応えてくれました。
孫娘と同じ年頃の笑顔の可愛らしい女の子です。
「とても可愛いですね。」と言ってあげると
今度は日本語で
「ありがとうございます。」と上手な発音で
応えてくれました。
自宅の庭にラフレシアの花が咲くと家族総出で
観光客案内のお手伝いしているのだと思いました。 -
次にCanopy Walkway(吊り橋を歩いて渡る体験)に
向かいます。
途中で川にかかる吊り橋が見えてきました。
上流の山間部で雨が大分降ったのか
川の水量が増えている様子です。 -
何となく私が最初につり橋を渡ることになりました。
私は昔から「高所恐怖症」です。
振り向いて写真撮影をお願いしましたが私の両手は
しっかりとロープを掴んでいました。
勇気を出して笑顔をつくりました。
アランの「幸福論」ではありませんが
「人間は幸福だから笑うのではない。
笑うから幸福になるのだ。」と同じで写真を見るだけでは
Canopy Walkwayを楽しんでいるお爺さんに見えます。
※ここでは写真撮影料として5MR支払う必要があります。 -
一人で来ている日本人女性の吊り橋を渡る様子を
後ろから撮影させて頂きました。
彼女は左手をロープに手を添えただけで
右手は自由にさせてバランスよく歩いていました。
私の場合ですと十字懸垂のように両腕に全力を入れて
背中の筋肉をメリメリさせながら歩いていたのでは
と想像しました。 -
吊り橋は何本かありました。
最後の吊り橋は一番長いものでした。
私の笑顔も心なしか強張って見えます。 -
吊り橋を渡り終わって眼下の風景を腕を伸ばして撮影しました。
カメラにはそれはそれは恐ろしい光景が写っていました。
「高所恐怖症」は想像力の強い人に現れる症状だと思っています。
足を踏み外して吊り橋から写真の様な樹海に墜落して行く自分の
姿を想像すると体も心も強張ってしまいました。 -
次は熱帯雨林公園の中を散策します。
午後は冷たい雨が霧のように降っています。
肌寒く熱帯にいるという気持ちはしません。 -
この自然公園には珍しい食虫植物のウツボカズラ等が
あるそうです。 -
公園内を歩いて行くとウツボカズラの棚がありました。
-
世界最小の花が咲いていると言われて
シャッターを押したのですが私の技術
ではカメラに写っていません。
でも肉眼には小町針の頭のような白い小さな
可愛い花が確かに咲いていました。 -
ブーゲンビリアかな?
赤い花が冷たい雨に濡れて咲いています。 -
カメラを近づけて見ました。
-
綺麗なフォルムをした葉っぱが落ちていました。
この葉っぱもしばらくすると湿度と温度のため
変色し道の敷かれている腐葉土になるのでしょう。 -
沢山お花たちが私たちを迎えてくれました。
-
ここにも。
-
そこにも。
-
あそこにも。
-
眼を道ばたに落してみると変わったお花がありました。
葉っぱのように見えますがオーキッドの一種だと説明
してくれました。 -
苔むした樹木の後ろからも可愛い花がこちらを
覗いています。 -
蛇のように宿主に巻き付いている寄生植物も
ありました。
絞め殺しの木です。 -
最後はPoring Hot Spring(湧き出る温泉)です。
ガイドさんの説明によると第二次大戦の際に
日本の兵隊によって発見されたと言っていました。
まんがで映画化されたヤマザキマリさんの
『テルマエ・ロマエ』(THERMAE ROMAE)を
思い出しました。
厳しい戦いの中で日本の兵隊さんたちはこの温泉で
体と心の傷をいやしたのかと偲ばれます。 -
今は子供たちが水着姿で温泉の中を泳いでいました。
-
私は冷たくなった体を温めるため
足湯を試みました。 -
温泉のほのぼのとした温かいお湯が
窮屈な靴の中で絞めつけられていた足を
ゆっくりと癒してくれました。
(もっと浸かっていたい!) -
温泉の看板の前で撮影。
カメラはガイドさんにお願いしました。キナバル自然公園 国立公園
-
これが私たちのガイドのシンさんです。
どこかで見た顔だと思ていたら
スパーボランティア尾畠さんの
そっくりさんでした。
みなさんありがとうございます。
一人参加のツアーでしたがお蔭様で
今日も楽しい旅の一日となりました。
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