2017/07/01 - 2017/07/01
251位(同エリア812件中)
コゲメシ☆徘徊録さん
- コゲメシ☆徘徊録さんTOP
- 旅行記318冊
- クチコミ43件
- Q&A回答25件
- 494,108アクセス
- フォロワー14人
R60★亀(亀次朗)であります。
去年(2016年04月⇒https://4travel.jp/travelogue/11235750)のワイナリー巡りで味をしめた老夫婦、二回目のワイナリー巡りを企てました。
この記事は2017年(平成29年)7月1日のものです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- タクシー JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
前回のワイン歩きはくらんぼんワインから勝沼醸造に至る県道306号線沿いのルートでした。
今回は国道20号勝沼バイパスの更に南側にある三つのワイナリーを歩こうと企画しました。何だ、同じエリアじゃないのって思うでしょう。処がこの辺りは御坂山地と日川扇状地との間の急勾配な土地なんです。
それこそ急坂リハビリウォーキングか罰ゲームとしか思えないような登り坂の連続になるのでフジッコワイナリー訪問を諦めていたんです。 -
それでも地図を睨めっこしていて気が付いたのですが中央高速の釈迦堂パーキングエリアというのがフジッコワイナリーの近くにあるんです。
自家用車を手放して久しい老夫婦にはパーキングエリアなど無縁な存在だったのですが、ひょっとして高速バスなら近くで降ろして貰えるかもしれません。山梨交通のHPとか近くの釈迦堂遺跡博物館のHPを当たってみたら釈迦堂PAのバス停から釈迦堂遺跡博物館に出られるようです。
んならそこから歩いてフジッコワイナリーまで行ってみましょう。 -
新宿から乗り込んだ高速バスを釈迦堂PAで降りて歩く事15分、フジッコワイナリーに到着です。
今まで使った事のない高速バス利用という方法であっけなく辿り着いてしまいました。
ここにはお目当てのワインがあるハズなんです。 -
フジッコワイナリー株式会社のHPによりますと1963年会社設立とあります。結構な歴史を感じます。
処が親会社であるフジッコ食品のHPでは1990年にワイナリー活動開始とあります。
どっちが本当なん?
と思って色々調べてみたら大和葡萄酒のHPにヒントが隠れていました。
江戸時代からの油問屋であった現在の大和葡萄酒が設立した栗原葡萄酒組合がフジッコワイナリーの源であったようです。
ううむ。。。昔読んだ「盗まれた神話」のような話です。 -
お目当てはHAYABUSAYAMA MERLOT。
去年お泊りした別田(現・春日居町)岩崎温泉旅館(https://4travel.jp/travelogue/11236807)で飲んだ牧丘町の隼山でしか採れないというワインです。 -
あの時泊まった岩崎温泉旅館のおねいさんに勧められるままに呑んだ隼山メルロ。
暖かかく包み込まれるような味わいは忘れられません。
もう一本買って帰ろうと思ったら数量限定で残り僅かなため分けて頂く事は出来ませんでした。 -
不思議な事にこの味は隼山のメルロからでしか出せないんだそうです。
同じ土質、日当たりや水はけも同じ隣の山を持っている勝沼醸造さんでさえ隼山のメルロには敵わないという話でした。 -
なら本家フジッコワイナリーに行けばきっと在庫があるだろうと思っての高速バス遠征になったんです。
広い試飲ルーム。
小さなプラカップが置いてあって受有に自分で注いで呑んでよいそうです。
呑兵衛の放し飼いです。 -
広い試飲ルームをくまなく探しまくった(つまりは呑みまくった)のですがお目当ての隼山メルロが見当たりません。
なんでや。
仕方なく受付のおねいさんに伺った処、去年出来上がった分は5月上旬には売る切れてしまったんだそうです。
ううううう。。残念。 -
しっかし試飲ルームから見下ろす甲府盆地の眺めは雄大です。
ここで試飲(ただ酒)しながら景色を眺めるのも楽しいひと時であります。 -
それではそろそろ次のワイナリーに向かいましょう。
フジッコワイナリーから下り坂を歩いて5分でお次のワイナリーに到着します。 -
フジッコワイナリーで隼山メルロ購入の夢破れた老夫婦でありましたが、たっぷりと無料試飲を楽しんで二軒目のワイナリーを目指します。
ま、目指すといってもフジッコワイナリーから坂道を少し下って広域農道の処に出れば目指す二軒目のワイナリーに到着です。
僅か徒歩三分の道のり。 -
「現存する日本最古のワイナリー」と自負する「まるき葡萄酒」です。
事実、昔っから高校生が夏にキャンプする時の持ち込み定番ワインだったとおぼろげながらに覚えています。
おとおちゃんの晩酌用に仕舞いこんである一升瓶の葡萄酒を水筒に入れてキャンプに持ち込んで寝静まったテントの中で呑んだスリリングな思い出であります。 -
紅顔の美少年だったあの頃、田舎では高価なウィスキーや日本酒はあまり日常的ではありませんでした。
ささやかな贅沢として葡萄酒は庶民の晩酌には欠かせない酒だったんです。
旨そうに晩酌に葡萄酒をあおり呑むおやぢの横で羨ましく見ていた紅顔の高校生の取るべくして取った行動として暖かく見守ってやってください。
もう50年近く経っているから絶対時効だよね。 -
そんな一升瓶葡萄酒の老舗が今やファッショナブルなワイナリーに変身しています。
中央高速勝沼インターチェンジからも近く大勢の観光客がいらっしゃっています。 -
吹き抜けの二階には展示物があるようです。
わしらが行った日は残念ながらクローズされていました。 -
お目当ては無料試飲。
八種類ものワインが楽しめます。
この無料試飲だけでもここまで歩いてきた甲斐があるというものです。 -
でも、此処に来たら是非有料の試飲も楽しんでみてください。
有料の試飲をお願いすれば係のおねいさんがつきっきりでワインの説明をしてくださいます。
それぞれのワインの特徴を学びながらゆっくりと頂くワインは格別です。 -
【おまけ】
マルキは葡萄ジュースも自慢の一品です。
勿論、各種ぶどうジュースも無料で楽しめます。お酒を呑めない方やドライバーさんなどはこちらをどうぞ。
子供も飲める甘いジュースだけではなくって大人の為のノンアルコールワインテイストの本格的なジュースもありました。 -
あ、なんだかおいしそう。。。。ママ、ずるい~
-
おらにも、おらにも~、
-
え~~い、うるさいぼこだね。
ほんじゃあ飲んでみろし。
ちっとだけずら。 -
うえ~~~。
ほうずら、
おまんにゃまだ早いちゅうこんだ。 -
釈迦堂PAを振り出しに、フジッコワイナリー、まるき葡萄酒と歩いてきた今回のワイナリー巡りは三軒目に向かいます。
目指すは品質の良い丁寧な葡萄酒造りで評価の高い丸藤葡萄酒さんです。
まるき葡萄酒店から広域農道を約10分、右の下り坂を少し降りればすぐに到着です。
ちなみにこの広域農道は勝沼ICから市川大門に抜ける隠れバイパス。
途中には甲府盆地を一望できる坊ケ峰や人気の日帰り温泉みたまの湯などがあって最近マイカーの通行が増えてきました。
既に二軒のワイナリーでほろ酔い気分の老夫婦は道路の端っこをのろのろと歩きます。 -
丸藤葡萄酒工業の入り口はこんな感じ。
ワイナリーというよりは、豪農や庄屋さんのようなどっしりとしたエントランスです。 -
どっしりとした蔵造りがとても印象的であります。
-
創業100年を記念してハイカラな外装を整えたのでしょうか。
まだあまり知られていないけど若い女性にも喜ばれそうな雰囲気です。 -
テイスティングルームは小学校の校舎のようなこちらの建物にあるそうです。
ここではどんなワインが試飲ができるのでしょう。 -
外観から想像したよりもずっとお洒落なテイスティングルーム。
既に大勢の皆さんが試飲されています。 -
ここでは有料試飲がメインのようです。
でも蔵売り値段が一本4000円もするワインなら納得です。
しっかりと試飲して納得していただけたらお買い上げ下さいというスタイルです。 -
ルバイヤートとはこの酒蔵のブランド。
どちらもしっかりどっしりとした飲み口です。 -
二階は回廊になっていてテイスティングの風景を眺められます。
勿論、外には甲府盆地を見下ろす絶景が楽しめます。 -
【おまけ】
少しっつの試飲とはいえワイナリーを三軒も梯子すれば行きたくなります。 -
清潔で使い易く、落ち着いた色調のお手洗いは大事なポイントです。
さあ、そろそろお昼ごはんにしましょう。 -
早朝に新宿を出発した高速バスに揺られて釈迦堂PAで下車、その後三軒のワイナリーを楽しんでいたらお昼ごはんの時間になってしまいました。
この近くにはワイナリーが直営するご機嫌なレストランが数軒あるのですが、生憎予約で満席だったんです。残念。 -
丸藤葡萄酒工業さんで教えて頂いたほうとうのお店に行ってみましょう。
丸藤さんから更に下り坂を歩いてR20号勝沼バイパスを渡って到着です。 -
こんもりと茂った森の中にあるようです。
-
昔っからの民家をそのまま使っているほうとう屋さんです。
-
この日は入り口に四組が順番待ちしていました。
「甲州に来たんだからほうとう喰わねば」
という評判店のようです。 -
順番待ち約15分程で中に入れました。
結構広いお店ですが大勢のお客さんで賑わっています。 -
「ほうとう」1,000円。
ううむ。。。
でも「もつ煮」300円とかワインのボトル(720ml)2000円とか結構良心的な価格設定であります。 -
何はともあれ赤ワインにもつ煮をお願い。
-
大き目な鉄なべにたっぷりのほうとうがやってきました。
人参や大根、南瓜、豚肉など具も豊富です。
昔のほうとうなんって何にも入ってなかったなあ。
でも久し振りのほうとうは旨かった。
お店からタクシー会社に電話して貰ってお帰りは電車になりました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
コゲメシ☆徘徊録さんの関連旅行記
勝沼・塩山(山梨) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
43