2024/05/10 - 2024/05/11
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miharashiさん
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以前から歩きたいと思っていた西沢渓谷を快晴の日を狙って歩いてきました。ネットでシャクナゲがちらほら咲いていたと書かれていたので、その一週間後の快晴の日に訪れました。想像以上に渓谷は深く、険しく、後期高齢者の私達にはハードな道でしたが、なんとか歩き通せました、シャクナゲの代わりにムラサキヤシオツツジが満開でした。(表紙写真は、七ツ釜五段の滝)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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西沢渓谷は山梨県の秩父多摩甲斐国立公園内に位置し、国内屈指の渓谷美を誇る景勝地。秋の紅葉の時期は人気のハイキングコース。私達も何度か紅葉の時期に訪れたいと狙っていたが、天候と紅葉の時期が合わず、断念。今回は新緑が美しいこの時期にシャクナゲが咲いていることを願ってでかけることにした。幸いなことに渓谷随一の景勝地・七ツ釜五段の滝を間近かで見れる橋が4月29日から通れるようになったので、迂回コースを歩かずに済んだ。
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ムラサキヤシオツツジ。シャクナゲの代わりにハイキングコースのあちこちに咲いていた花。
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5月10日。連休後の快晴の日、朝5時半起床し、6時半すぎに家を出発。中央高速から見えた今日の富士山は青空をバックに美しかった。
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高速を約一時間走り、勝沼インターで下りる。
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西沢渓谷へはフルーツラインを通って向かうことに。道からは甲府市街地と南アルプスの絶景が眼下に広がっていた。運転している主人は見れず残念がる(画像をクリックしてください)。
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フルーツラインは国道140号線と合流。前方には木賊山。
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8時半に駐車場に到着。無料の駐車場が一番奥にあったので駐車。トイレはここにはなかったので、手前の道の駅みとみに戻り、トイレをすませてから再度駐車。ハイキングコースに入って1キロ先にトイレがあることが後で判明。
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ハイキングコースは一周10キロ(反時計回りの一方通行)。目指す七ツ釜五段の滝は4キロ先にあった。前半のほとんどは渓谷沿いを歩く。標準タイム約4時間のコース。
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歩きはじめは平たんな山道を歩く。
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新緑が鮮やか。新緑の下は河原。
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途中にはヒメウツギの花。
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山吹も。
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ヤマツツジはちらほら咲きはじめ。
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1キロ20分後にはナレイサワ広場に到着。ここにトイレがあった。ここは一周コースの始まりであり、終点でもある。渓谷へは写真右側の道を入る。
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トイレ横の鳥観図。バス停の標高は約1100m。五段の滝上の展望台は1370m。4キロで標高270mを上がることになる。途中アップダウンがあるので、実際はけっこう登ることになる。特に五段の滝から展望台までは、標高差100mを一気に登る地獄の階段が待ち受けることに。
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田部重治文学碑。「笛吹川を遡る」
見よ笛吹川の渓谷は狭まり合って上流の方へ
見上げるかぎりのショウ壁をなし、其の間に湛える流れの紺藍の色は
汲めども尽きぬ深い色をもって 上へ上へと続いて居る
流れはいつまでも斯くの如きショウ壁にさしはさまれているのだろうか -
このあたりから道が狭まり、やや上りになる。
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2キロ歩いた先は二俣つり橋。紅葉の時はここから鶏冠山の眺めがすばらしいという。
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鶏冠山と堰。
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下流方面。
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やがて石ころだらけの道を登る。
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道幅が狭くなる。崖下は渓流。
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やがて小さな滝が見えてきた。
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ここからいったん河原から急な階段を登る。ジグザグに階段が設けられ、かなりハード。(上から遅れている主人を撮影)
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階段の先。柵のない崖沿いの道にはムラサキヤシオツツジの花びら。
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見上げるとムラサキヤシオツツジの木。
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やがて藍色の水面が現れた。思わず歓声をあげた。
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三重(みえ)の滝に到着。滝見台へは急な道を下らなければならなかった。
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滝見台より撮影した三重の滝。
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拡大して。
なお、三重の滝のビデオは以下のYouTube参照。
https://www.youtube.com/watch?v=sxXMMRcL9xA -
トレイルに戻り、三重の滝の上から撮影。崖下には、藍色の流れ。
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三重の滝の先の人面洞。私にはどこが顔なのかわからなかったが、良く見ると写真の中央に顔らしきものが?
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しばらくは渓流沿いの鎖道
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さらにその先には滝が次々と現れた。最初は竜神の滝。
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歩きづらい登りが始まる。
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眼下に滝その2(貞泉の滝).
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さらに近づいて。道は崖沿いに続いているので、鎖につかまりながら慎重に歩いた。
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貞泉の滝の上は道が途絶え、臨時の道が設けられていた。
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美しい流れ。
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同上。
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しばらくはきれいな流れが続く。
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美しい流れ。
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さらに遡ると再び美しい滝。
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母胎渕(欧穴)という案内板。
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穴のようなものが見えた。
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少し拡大して。
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穴の部分を拡大して。
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その先はさらに美しい流れ。
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同上。
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同上。
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どこを歩いていいのかわからない道で歩きづらいところ。
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カエル岩の手前。
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カエル岩。
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険しい登り。
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方杖橋を渡るがここからはちらっと滝らしきものが見えるだけ。目指す五段の滝はすぐ先だ。
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先には鉄製の橋(滝見橋)があり、そこから七ツ釜五段の滝を真正面に望むことが出来た(ただし橋からだと、下の二段だけしか見えない)。
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縦のパノラマにして。
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五段の滝の最下段を拡大して。
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渡り終えた後で滝見橋を振り返る。
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さらに先に歩くと、七ツ釜五段の滝の上段部がきれいに見えてきた。
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少し先からもう一枚。
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少し引いて上部四段までを何とか撮影。
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三段目の滝とプールを拡大。
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二段目の滝とプール。
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最上段の滝とプール。
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三段目のプールを上から。
なお、七ツ釜五段の滝のビデオは以下のYouTube参照。
https://www.youtube.com/watch?v=-J95fVyq8dc -
滝見橋の後は地獄の階段が待ち受けていた。短い距離を一気に標高差100m登ることになるのだから覚悟が必要だ。ここからはシャクナゲの群落がはじまるらしい。
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わずかに咲いていたシャクナゲを望遠で撮影。期待していたのにまったく咲いていなかった。
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地獄の階段は歩きにくい階段。階段の途中、休憩を入れ、残りのおにぎり弁当を食べる(写真は、階段の最後の部分)。
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休憩後再び急な階段を登り、12時ちょっとすぎに滝の上展望台に到着(標高1370m)。9時に歩き始めたので、ここまで3回から4回の休憩を入れて3時間かかったことになる。写真案内板の先に簡易トイレあり(流せないので各自持ち帰り)。
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帰りは6キロのトロッコ道を下る。歩きやすい山道なので、行きより楽というか退屈な道。途中いくつかの橋を渡る。
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下る途中には、昔のトロッコの線路のあとがはっきりと残っているところもあった。
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大展望台。紅葉の時期は絶景かも? 左の山が鶏冠山(2115m)。右が木賊(とくさ)山(2468m)。
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道端にはスミレの花。
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ムラサキヤシオツツジがきれいだったところ。
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拡大して。
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同上。
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路上に10分の7とあるのは10キロのハイキングコースの内7キロまで来たという印。あと3キロ。
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途中もシャクナゲの群落があったが、写真のような芽が出ているだけ。咲くのはまだまだ先か?道中まったく花は咲いていなかった。
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残り2キロの地点で主人が遅れだした。私が周回路の終点に着いてからかなり遅れてたどり着いた。どうやら膝を痛めたよう。残り1キロだからと励まし、主人のリュックを持ってあげ、先に駐車場へ行き、車で遅れて歩いてきた主人をピックアップ。
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さいごに渓谷入口にある不動小屋で名物のヨモギ餅を4個購入(1つ180円)。ここから500m離れた道の駅みとみのトイレに立ち寄り、駐車場で食べた。とてもおいしかった。
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帰りも前方に富士山を見ながらフルーツラインを走り、勝沼インターから高速に入り、多摩地区の我が家には4時ごろ無事帰り着くことができた。なかなかハードなトレッキングだったし、シャクナゲが期待外れだったが、天気にも恵まれ、新緑の中すばらしい渓谷美を堪能することができてよかった。
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