年末年始冬のポーランドへ　初日～2日目

2018/12/23 - 2019/01/03

　長男が現在ポーランドのワルシャワに住んでいます。どんな国なのか見てみたくて次男を誘って行くことにしました。夫はお留守番。
　夏ごろから計画を立て、飛行機、ホテル、行程等すべて自分自身で行いました。
　主なミッションは、クラクフのクリスマスを見る、ブロツワフの小人さんを探しに行く、そしてドイツとの国境を歩いて渡るです。
　飛行機やホテルを探しまくり、電車の切符をとり、準備にかなりの時間を費やしました。がそれもまた楽し。結果、ポーランドのかわいらしい街並みを存分に堪能してきました。
　４トラベルサイトの皆さんの旅行記をかなり参考にしました。まずは初日から2日目の様子です。

エリア ワルシャワ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　１２月２３日(日)　いよいよ出発の日です。始発電車に乗り、成田空港へ到着したのは７時半頃でした。
　ポーランド航空直行便で成田発10:55ワルシャワへ向かいます。しかし到着便が遅れて着いたので、出発は1時間遅れて12時頃になりました。

　飛行機には全く詳しくないのですが、3-3-3並びのボーイング787と思います。機内は若干空席がある程度の混み具合。
　口コミで言われている通り、日本語の映画は3種類のみ、日本語字幕の映画も少なかったです。
　機内食はまあまあおいしかった。機内食に期待をしないくらいの気持ちのほうが良いかも。

　約11時間半のフライトで現地時間15:30頃ワルシャワショパン空港へ到着しました。
思ったよりクリスマスの飾りが地味でした。よっぽど成田や羽田のほうがド派手です。
　外へ出たら雪が降っていました。寒さ対策には十分気合を入れてきたのでそれほど寒いと感じませんでした。

　長男夫婦に迎えに来てもらい、ショップでＳＩＭカードをゲットし、ホテルへ直行。今日と明日はＭＤＭホテルに泊まります。ちょうど夕食時間になり、お初のポーランド料理です。ビールが旨い！
　この他に大きなステーキ肉なども注文しました。ビール飲んでご飯もたらふく食べて、4人で約５，０００円です。ポーランドは物価がとても安くてすごくうれしい。

　お部屋はこんな感じ。向こう側にベッドが二つ。手前にはテーブルも置いてあるスペースがあって、広いお部屋でした。
　三ツ星ホテルで、一部屋約\6,000ちょっと。一人当たりにしたら約\3,000です。私的にはあまり一流すぎるホテルはかえって居心地が悪いので三ツ星くらいが気楽に泊まれます。
　そしてポーランドはチップ制がほぼ無いので枕チップも置きませんでした。

　ベッド側から見た様子。左にドンと置いてある椅子は邪魔だった。今日は早めに就寝。

　１２月２４日(月)クリスマスイブ。２日目です。
　このホテルは朝食がついています。どれもこれもすごくおいしかった。野菜も豊富で、パンもいろんな種類がありました。特にチーズはいろいろな種類があり、うれしい限りでした。
　たっぷり食べて街探検します。

　ＭＤＭホテル玄関。駅からは歩くと１５分くらいかかりますが、バスや電車も頻繁に走っていて便利なところでした。

　本日の天気も良くありません。雨です。ポーランドは冬の時期はいつもこんな天気らしいです。でも現地の方たちはほとんど傘をさしていませんでした。この後もそうですが、きれいな晴の日はごくわずかでした。
　これはワルシャワの文化科学宮殿。旧ソ連時代、スターリンによって建てられた建物です。ワルシャワ市民にはあまり好まれていない様子。ワルシャワで一番好きな場所はどこと聞かれ、文化科学宮殿に登った所、なぜなら文化科学宮殿が見えないからとまで言われているとか。

　町中にこんなスケボーもどきの乗り物があちこちにありました。観光客と思われる人たちがかなり利用していました。

これは自転車の駐輪場。

旧市街へ向かう新世界通りの入口に到着。ここから景色がガラリと変わります。

ステキな街並みが続きます。が、天気が悪い。

ポーランドのカラスはグレーと黒の二色。もちろん真っ黒もいます。

カフェの看板。ステキ！

聖十字架教会。ここはショパンの心臓が埋め込まれている教会です。

　祭壇です。これからいくつもの教会を見るのですが、ポーランドの教会は祭壇に掲げられているイエス様やマリア様は割と控えめと思いました。
　ここの教会もイエス様は描かれているイエス様でした。私が今まで見てきた教会は正面に十字架がドーンとあってそこにイエス様が磔になっている・・というものばかりでしたが。
　教会の内部は金がふんだんに使われています。カトリックだからでしょうか。豪華絢爛です。

　信者の方が懺悔しているところに遭遇。こっそり撮ってしまいました。
　クリスマスイブとあって教会の中はお祈りをする人が後を絶ちませんでした。懺悔するのにも行列ができていたんです。

外に出て街歩き再開。ひさしを背負っている彫刻発見。重そう。

　ボタンを押すとショパンの曲が流れるベンチ。これがあちこちにありました。あいにくの雨で座れなかったのが残念。

ちょっと気になる素敵な路地。建物の下がトンネルみたいに掘られてています。

クリスマスのリースが本物のオレンジを輪切りにしたもので作ってありました。

　さて、そしてようやくやってきました。このカラフルな家たちを見たかったんです。少し晴れてきました。

振り返るとこんな感じ。いいですねえ。

旧王宮です。てっぺん切れた。

　そしてこちらにもカラフルな家たちがありました。ただこの旧市街広場はまさにクリスマスのお祭りで、広場にはスケート場が作られていました。写真を撮るにはちょっと邪魔。

カラフル～～。

広場を囲んですべてこんな家が立ち並んでいます。

　疲れたので広場に面したカフェでコーヒータイム。外と店の中の気温差でレンズが曇りました。コーヒー、カプチーノ、おっきなチョコケーキ。これで約\800です。ちょっと高めのカフェでした。

　王宮広場近くの洗礼者ヨハネ大聖堂。ここはワルシャワで最も古い教会です。ここも祭壇のキリストは描かれているものでした。ステンドグラスが見事です。天井がステキでした。

横の壁にもこのようなステンドグラスがずらっと並んでいます。

　外に出て散歩開始。城壁跡が今でも残っている。この城壁のところを歩いてみました。

５０センチ幅くらいの道があって城壁を歩けます。

　城壁からバルバカンに到着しました。バルバカンとは城壁につながる馬蹄型の砦のことで、ヨーロッパに現存する３か所のうちの一つがここ。さらにポーランドのクラクフにももう一つがあります。つまりヨーロッパ３か所のうち、ポーランドに２か所あるということです。

　遅いお昼休憩。朝、おなか一杯食べたのであまりおなかが減らず、軽めのお昼です。しかし昼からビール。この大きなグラスで一杯\300くらい。お安くてしかもおいしいです。この他に有名なカツレツも頼みました。このお店とっても感じが良かったです。

　ポーランドの日の入りは15:30くらいです。15時近くなると薄暗くなってきます。とりあえず見たかったところはみられたので、一旦ホテルに帰ることにしました。見残したところは後日に見ることにしました。トラムに乗車します。
　明日は朝早くからクラクフに移動します。

　トラムの中の黄色いガッチャン。この機械に切符を通して刻印します。もし無賃乗車をして検札係に出会った時は膨大な罰金を払わなくてはなりません。しかしポーランド滞在中、検札係が来たのは1回だけでした。