2017年GW　行ってみたら楽しかったロシア個人旅行(4) ~4日目 駆け足でエルミタージュ美術館、そしてモスクワへ~

2017/05/02 - 2017/05/02

今日は朝一でエルミタージュ美術館に。
午後の電車でモスクワに戻るので、見たい物をピックアップして13時をタイムリミットに駆け足で回ります。
意外と午前だけでも満喫できた！

そして午後はモスクワへ。

---------------------------------
・1RUB=約2.0円

★日程
2017/4/29 (Sat) JL421 10:45 成田 - 15:00 モスクワ ドモジェドヴォ
2017/4/30(Sun) サプサン 758AA 9:30 レーニングラード駅（モスクワ） - 13:20 モスクワ駅（サンクトベテルブルク）
2017/5/2 (Tue) サプサン 771AA 15:10 モスクワ駅（サンクトベテルブルク）- 19:00 レーニングラード駅（モスクワ）
2017/5/4(Thu) S7 061 8:15 モスクワ ドモジェドヴォ - 9:45 カザン
　　　　　　　　S7 080 19:55 カザン - 21:30 モスクワ ドモジェドヴォ
2017/5/6(Sat) JL422 17:15 モスクワ ドモジェドヴォ - 8:35(+1) 成田

★交通
・成田 - モスクワ間航空券　JAL 122,910円/人(JAL公式HPより購入）
・モスクワ - カザン往復航空券　S7 Airlines 8200RUB/人（S７公式HPより購入）
・サプサン号往復チケット　239.25USD/人(Russian Train公式HPより購入）
※2017年4月時点でどれもカードで決済可能でした

★ホテル
・HIlton Mosow Leningradskaya@Moscow 10,656円/1泊
・2017/4/30-5/2 Station Hotel A1@St. Petersburg 13,774円/2泊
・2017/5/2-5/6 Courtyard by Maririot Moscow Paveletskaya Hotel@Moscow 35,476円/4泊

エリア サンクトペテルブルク(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は朝一でエルミタージュ美術館を駆け足で見学して、午後のサプサン号でモスクワに戻ります。
15:10のサプサン号なので、エルミタージュ退出のタイムリミットは余裕を持って13時。
ということでエルミタージュは朝一の10:30に合わせて入場します。
チケットは事前にネットで買っておいて、入場前に並ぶことも予想して10時にはホテルを出ました。
ホテルからエルミタージュまでは歩いて5分。

やっぱり晴れてる方がエルミタージュ美術館もきれいね。

さて、個人の入り口は正面から向かって右側の奥まった所にあります。

ちゃんと入り口見つけられるかと不安だったけど、この看板のお陰で無事に入り口に到着。

着いたら既に20人くらい並んでました。
やっぱりみんな朝一を狙ってくるのね。

そんなこんなで入場時間にはこの列。
やっぱり早めに来ておいてよかった。

10:30に入り口が開いて、まずは大きい荷物と上着を預ける。
それからメールで送られて来たチケットを入り口で交換しなきゃいけないのかしら、と迷ったけど
カウンターに人が殺到してて聞けなかったから、一か八かでゲートに印刷した紙に付いてるQRコードかざしてみたら入れた！

入ってすぐはエジプト関連の展示室。
ミイラがお出迎えしてくれました。

とりあえず今回は時間がないのでゆっくり見ていられない！
ということで絶対に見たいものだけピックアップして、一番奥の部屋から順に入り口の方へ戻るルートへと。
そして新エルミタージュは今回はパスです。

エジプト美術にも惹かれつつ、先を急ぎます。

そして迷いながら天使の大階段に辿り着きました！
角を曲がったらいきなり現れたからびっくり。

一番の見所だけにすごい豪華！
天井高いし人もいっぱい居るしテンション上がる！

でも先を急ぎます。

ちなみに、エルミタージュ美術館は経路も分かりにくいし、
行けると思ったところが通行止めで行けないし、
すぐに工事で経路が変わったりで迷路みたいな美術館で有名です。
目的の絵まで無事に辿り着けるか…。

とりあえずルートもイマイチ分からずウロウロしてたら女帝エカテリーナが。
ご挨拶をして先を急ぎます。

こんなごうかな広間が。
もともとが宮殿だから建物見てるだけでも楽しめるよね。

ピョートル大帝の間。

そして外には団体客の大行列。

とりあえず奥へ奥へを合い言葉に、いろいろな絵画を無視して先に進みます。

おぉ、孔雀の時計！
人が群がっていますがこちらもチラ見して先へ。

そしてまずやって来たのがダヴィンチ！
『リッタの聖母』です。
思ったより小さい…というのが第一印象。

他の絵画より人だかりが多いのですぐに分かりました。
でも近くに寄れるからまだ空いてる方なのかしら。
しばらく鑑賞してから、更に奥にあるラファエロの回廊を目指します。

こんな彫刻も。

天井もきれい！

恋人達の情事を覗く女性。
家政婦は見た、的な。
ジュリオ・ロマーノの作品だそうです。

そしてこっちもいきなり現れたミケランジェロの『うずくまる少年』！
こっちは全く人が居なくて見過ごす所でした。笑

帰りにもう一回見たけどこの人だかり。
上の写真との混み具合の違いがよく分かると思います。
1時間くらいでこの人の差、朝一で奥まで行くのはオススメです。

それにしても背中の滑らかさが見事でした。

そして来たよー、ラファエロの回廊。
ここも空いてる！
ここまでくるのに迷いながら、途中でいろんな絵画に目移りしながら30分以上かかりました。

天井にもフレスコ画。

壁にもフレスコ画。

じっくり見るとこの回廊だけで30分はかかりそう。
時間がないのが残念だけど、可能な限りゆっくり楽しみました。

ラファエロの間を堪能した後はティッチアーの、レンブラントを目指してもう少し奥へ。
でもこの辺まで来たら一番奥なので少し気持ちに余裕が出て来ます。

イノシシと戯れる銅像にも目がいっちゃう。

こちらはルーベンスの『ペルセウスとアンドロメダ』
繊細で柔らかなタッチ。

レンブラントの『ダナエ』
硫酸でかなり損傷したみたいだけど、そんな跡はぱっと見では分からず。

こちらもレンブラントの『放蕩息子の帰還』

徐々に入り口の方へ向かっていって孔雀の時計もじっくり見ました。
からくり時計で精巧に動いてた！

結構、スペイン絵画も好きなんだよね。
エル・グレコもベラスケスもありました。

外はいい天気。
でも寒そう。

さて、12時過ぎたので最後の仕上げ。
3階にある敦煌石窟の絵画を見たくてさまよう。
途中で出会ったペルシア当たりの鳥さま。

こんなところに王様が！

いろんな人に聞いて、いろんな通路を歩き回ったけど、東洋美術の部屋に向かう入り口は発見できず。
体力的にも時間的にもちょっともう無理さね、ということで諦めました。
今回じっくり見て回れなかった部屋もあるし、
何十年後かに再チャレンジすることにしてエルミタージュを後にしました。

出口付近のエジプト美術を眺めつつ出口に向かいます。
それにしても時間が経つに連れてどんどん人が増えていく。
団体旅行客も多くて、エルミタージュに行くなら朝一が絶対にいいなと思いました。

外に出ると観光客もいっぱい。

最後にエルミタージュを見納めて、ホテルで荷物をピックアップしてモスクワ駅へ向かいます。

帰りも地下鉄で。

モスクワ駅までは直線距離だとそんなにないけど、
地下鉄だと乗り換えなきゃいけないのがちょっと面倒だったな。

無事にモスクワ駅へ。
サプサン号の時間までは1時間ちょっとあるのでお昼ご飯を食べることに。

スーツケースもあるので駅構内のレストランに。
ピザと毛皮を着たニシンを。
ビールが大きくて嬉しいのやら大変やら。

さて、そろそろ電車の時間なのえホームに向かいます。
このロシア鉄道の地図、かっこ良くて写真撮っちゃうよね。

ちょうど列車もホームに来てた！
指定席に向かったら入り口に人だかり。
どうしたんだろう？と思ったら、どうやらイタリアからの団体客と同じ車両でした。
帰りの電車は疲れてるから寝ようと思ったけど、イタリア人の団体客が席も無視して喋る・歌う・踊るで寝れませんでした。
余計に疲れてモスクワに到着です。

3日ぶりのレーニングラード駅！
ここから地下鉄でホテルのあるハベレツカヤ駅まで。

無事にハベレツカヤ駅に到着したら夕日がきれいだった。
ハベレツカヤ駅もターミナル駅で大きい駅だから、治安はどうかと思ったけど意外と大丈夫そう。

そしてホテルはハベレツカヤから徒歩5分のマリオットです。
明後日、カザンに日帰りで行くのと帰国便までも便利だからハベレツカヤでホテル探したら、
ルーブル安でマリオットに安く泊まれる！ということで即決。
駅を出て右側に歩くとすぐ建物が見えて来ます。
真ん中の鏡張りの建物。

近くに来ると意外と大きい＆立派。
4泊、宜しくお願いします。

部屋も十分広いし設備も文句無し！
これで1泊1万円以下って十分すぎる。
立地的にもビジネスで利用してもいいよね。
1階にはATMもありました。

そして部屋からはいい景色。
写真では分からないけど、遠くには赤の広場が見えました。

さて、晩ご飯は疲れたのでホテルのすぐ裏手にあるレストランに。
後ろの建物がオフィスビルになってるらしく、ビジネス利用できるレストランが何件かありました。
ロシア料理は食べ飽きて来たのでお肉に。

まずはサラダ。
バルサミコが効いてておいしい！
そして何より添えてあるブルーチーズがおいしい！！

メインは牛肉の赤ワイン煮。
これも柔らかくて美味しい！！
グラスワインはロシアワインは1種くらいでジョージアワインが多かったけどなかなかのお味でした。
やっぱりロシアでもジョージアワインの方が値段もお味も優秀なのかしら？

2人で6,000円くらい、場所と味を考えるとこんなもんですね。
ここもビジネス利用のお客さんが多そうだけど、味は満足。
ほろ酔い気分で隣のホテルに帰りました。

この旅行記へのコメント （2）

• Pメテオラさん 2019/01/04 20:42:54

  エルミタージュ美術館を堪能

  作者さまがエルミタージュの類まれなる素晴らしいコレクションを堪能された様子が良く伝わってきました。東洋美術展示の心残りまで添えられているのが、かえって臨場感を出しています。繁栄した都を旅したイメージが出ていました。すてきなロシアの旅がうらやましい限りです。

  まつみさん からの返信 2019/01/20 18:26:20

  Re: エルミタージュ美術館を堪能

  はじめまして。
  エルミタージュ美術館は予想していたよりもずっと広く、そして分かりにくい造りでしたが
  それ以上に素晴らしいコレクションばかりでした。
  今回見れなかった分はまた再訪するという気持ちだったので、返って諦めが付き、半日でも後悔なく見れたのかと思います。
  
  ロシアは噂に聞くより旅行しやすく素晴らしい国だったので、今回行けなかった都市も含め、再訪したいと思っています。