２０１８年国内最後の旅は、軍艦島を見に行く旅？出張？

2018/12/26 - 2018/12/27

２０１８年国内最後は、長崎出張へ。
半休頂き軍艦島を見に行く事に。
大学生の時から、九龍城と軍艦島には興味があり、九龍城の方は大学時代、飛行機の中から辛うじて見た事があったが、軍艦島の方はなかなか見に行く機会がなかったので、今回はスケジュールを調整し何とか願いを叶える事が出来た。
本来であれば上陸したい所だったが、台風２５号の被害を受け１月末まで復旧工事中で、上陸は次回に持ち越しとなった。

エリア 長崎

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 ANAグループ 徒歩

まだ夜が明けていない渋谷。
前日飲み過ぎ、危なく寝坊するところだった。
なんとか６：２０のバスで羽田空港へ

渋谷駅 駅

いつものように定刻より早目に羽田空港に到着。
いつものようにラウンジへ直行。

羽田空港国内線ANAラウンジ (本館北) 空港ラウンジ

本日の機体は７７７－２００。
さすがに師走なので、機内はほぼ満席。

３００ｋｍの向かい風で、定刻より１5分遅れで到着。
わき目も降らずバス乗り場に行くと、１０：４０のバスに滑り込む。

空港バス (長崎空港) 乗り物

さだまさしの「長崎小夜曲」を聞きながら長崎市内に向かう。
１９８２年の曲だが、自分の中で長崎といえば、この曲が思い浮かぶ。想い出の曲だ。

自信満々で降りた大波止。
しかし、軍艦島クルーズの乗り場は、全然違う場所だった事に後から気づく……
最近、歳のせいか思い込みが激しく、よく時間や場所を間違えるようになってきた……

大波止電停 駅

間違えて降りた大波止で、皿うどんと検索したら出てきた店。

大波止 桃華園 グルメ・レストラン

皿うどん ６３０円。
店は極小だったが、直感は正しく安くて美味かった。
店のチョイスに関しての感は、まだ鈍ってないようだ。

大波止 桃華園 グルメ・レストラン

食事中に軍艦島クルーズ発着場所を検索。
大波止ではなく大浦海岸通り駅近くだった。

なぜ、大浦波止と思い込んだのか、自分でも分からない……

路面電車で行こうと思ったが、時間短縮のためタクシーで向かった。

長崎港松が枝国際ターミナル 乗り物

タクシーの運転手も知らなかったミュージアム。

地元民に認知度は低いようだが、中身はなかなか面白かった。映像中心の展示だが、見せ方に工夫がありかなり楽しめた。

軍艦島デジタルミュージアム 美術館・博物館

館内はほぼ撮影禁止。
唯一４階の一部だけ、記念撮影できる所があった。

軍艦島デジタルミュージアム 美術館・博物館

ミュージアム込みを選択すると、優先乗船および軍艦島一周する際も、優先的に甲板に誘導してもらえる。

ミュージアムを出て港へ。
それにしてもでかい客船だ。

ミュージアムから徒歩で５分程の港に、軍艦島ツアーの窓口がある。
ミュージアム付きではないチケットの人は、ここで受付するようだ。

軍艦島フェリー (マーキュリー) 乗り物

港町の風景はどことなくのどかで好きだ。

長崎港は三菱造船の港だ。

三菱長崎造船所 名所・史跡

106年前に設置され、今も現役の大型クレーン。
世界文化遺産の一つだそうだ。

三菱長崎造船所 名所・史跡

長崎のシンボル。
ここからの夜景も綺麗だが、個人的には函館山の方が綺麗だと思っている。

稲佐山 自然・景勝地

マーキュリーのプレミアムクラスを予約していたのに・・・・
この船に変更・・・・

電話ではドックで点検中と言っていたが、隣に停泊していた。
恐らく客が少ないので、小型船に変更したのだろう。
軍艦島コンシェルジュの評価が若干下がった。

軍艦島フェリー (マーキュリー) 乗り物

軍艦島コンシェルジュのガイドさんは元島民とあったが、この方は友達が軍艦島に居て何度か行った事がある方でした・・・

軍艦島ツアー 名所・史跡

イージス艦ちょうかい。
調べてみると、唯一三菱長崎造船所で造られていない護衛艦だそうだ。

三菱長崎造船所 名所・史跡

こちらは、あさひ型護衛艦。

三菱長崎造船所 名所・史跡

造船中の護衛艦だそうだ。間近に見えるのは長崎くらいとのこと。

三菱長崎造船所 名所・史跡

沖をみつめるマリア像が印象的だった。

神ノ島教会 寺・神社・教会

遠くに見えた船影は、護衛艦しまかぜ。

うとうとしている間に、軍艦島の島影が見えて来た。
意外と近くてちょっとびっくりした。

端島 名所・史跡

ずっと見て見たかった軍艦島にあっけなく到着。

そこにあった軍艦島は、朽ち果て今にも崩れて海の藻屑になりそうだ。

ドルフィン桟橋

本来であれば、ここから上陸出来る。

桟橋は台風の被害を受け修繕中。

表面のコンクリートが剥がれ、石積みが露出した岸壁。

まさに廃墟と言う言葉がぴったりだった。

風も強く冷たく、意外と波もあり揺れていたが夢中でシャッターを切った。

６７号棟のＸ階段。

進撃の巨人のロケでも使われたそうだ。
映画は見たが、余り面白くなかったので記憶がない・・・・

北側から見た全景。

白写真ではないが、くもり空の下では白と黒しかない世界。

７０号棟は学校だったそうだ。

最上部の鉄骨造の屋根が崩壊していた。

こんな過酷な場所で、築１００年を超える建物が残っているなんて、
当時の技術がいかに高いものだったか想像できる。

要塞か監獄にも見える。

要塞か監獄にも見える。

窓から誰かがこちらを覗いているような生活感を感じる一方、
この世のものとは思えない、幻のようにあっと言う間に消えてなくなってしまいそうな存在感も感じた。

折り重なって建つ建物。
当時世界一の人口密度だったことが伺える。

そして誰もいなくなった・・・

子供の頃みたＣＭを思い出した。
https://www.youtube.com/watch?v=8x3ynD6OzQs

南側からの島影が軍艦島の由縁。

まさに軍艦というシルエット。

上陸こそ出来なかったが、自分の目で見ることができて感無量だった。
この先、どんな姿になって行くのか分からないが、平成最後の良い思い出になった。

日本最大のクレーンだそうだ。

天然ガスを運ぶ船が造船されている

斜面に建つ住宅と、崖の上に建てられたマンションの景色が、どこなく軍艦島に見えた。

日本近大造船所発祥地。

小菅修船場跡 名所・史跡

クアンタム・オブ・ザ・シーズを調べてみると、１７万トンもある大型クルーズ船で母港は上海だそうだ。

最上部にあるクライミングウォール。
高所恐怖症の人は絶対無理だ。

一度は豪華客船旅行してみたいものだ・・・

なかなか来ない路面電車。
北海道出身ながら、長崎の路面電車には、恋の思い出がある。

大浦海岸通電停 駅

超満員の電車をおりホテルへ。
途中中華街の門があったが、写真のみでスルー。

新地橋 名所・史跡

戦後に建てられた建物が多いそうで、昼間でもディープな感じの路地で楽しい。

思案橋横丁 名所・史跡

ふらっと入ってみたい飲み屋が沢山。

思案橋横丁 名所・史跡

普通のビジネスホテルより狭いかも・・・

リッチモンドホテル長崎思案橋 宿・ホテル

営業担当とロビーで待ち合わせ

リッチモンドホテル長崎思案橋 宿・ホテル

夜は取引先と食事へ

思案橋横丁 名所・史跡

長崎はふぐが捕れるらしい

割烹 こじま 本店 グルメ・レストラン

ふぐかわ

割烹 こじま 本店 グルメ・レストラン

客先と一緒だったので撮影できず。
実際にこんな感じの料理で、なかなか美味しかったが、ふぐからとてっちりのふぐが、身が少なく食べるところなかったのが、マイナスポイント。
（写真：長崎タウン情報誌）

その後、三次会まで思案橋の夜を楽しんだ。

割烹 こじま 本店 グルメ・レストラン

午前便で東京へ。
帰りは追い風で、１時間程で羽田に到着。

帰りのバスから見える東京タワーが好きだ。
2018年最後の旅行・・・・ではなく出張？？？