王ヶ頭ホテル再び☆彡

2018/12/22 - 2018/12/24

2018年最後の旅は7年ぶりの王ヶ頭。思えばその7年前、山の景色に魅せられたのが後に登山を始める切っ掛けになったのかもしれない。実際、王ヶ頭にあるホテルの従業員さんの中には、山好きが高じてこのホテルで働いている人も少なくないようだ。他の高い山から王ヶ頭を見つけるのが楽しみらしい。今回、天気にはあまり恵まれなかったがそれでも自然の美しさ、山の素晴らしさを再確認する良い機会になった。

1日目
新宿～松本　スーパーあずさ　11号
中町通り
松本城
旧開智学校
宿泊　リッチモンドホテル松本

2日目
松本～王ヶ頭
宿泊　王ヶ頭ホテル

3日目
王ヶ頭～松本
松本～新宿　スーパーあずさ　18号　

エリア 松本(長野)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

10時新宿発の「スーパーあずさ」で松本へ。新型車両初乗車に息子喜ぶ。

新宿駅 駅

遅めの朝ごはんはRF１の生春巻き。

来シーズン最初の登山候補、岩殿山。

岩殿山 自然・景勝地

茅野を過ぎると車内はガラガラ。

12時半に松本駅に到着。

松本駅 駅

松本では毎度お馴染みのリッチモンドホテルまで歩いて行き、大きな荷物を預ける。

リッチモンドホテル松本 宿・ホテル

食事がてら中町通りへ。うず高く盛られた芋けんぴに息子興味津々。

中町通り 名所・史跡

入口の雰囲気がよいので決めた「草庵・中町井ｓay 」で遅めのランチ蕎麦。

草庵・中町井ｓay グルメ・レストラン

私は写真のきのこ蕎麦（＠1300）。息子は蕎麦屋で何故かご飯ものの豚ロースと黒酢野菜和え（＠1250）、パパは鳥南蛮蕎麦（＠1300）。店内外国人のお客さんがチラホラいたけれどこのボリュームでこの値段、満足できただろうか。きのこは美味しかった♪

定番ルートの「竹風堂」へ向かう途中、息子が興味を示した「松本市はかり資料館」へ。入館料200円。

松本市はかり資料館 美術館・博物館

蚕の雌雄を判別する秤に感心。

気の利いたグッズも売っていて結構楽しめました～

「竹風堂」でおこわの配送手配した後、前回年末年始の休みで天守閣に上がれなかった松本城へ向かう。

途中で見つけた素敵な旅館。後日調べたら民芸家具マニアに人気の宿のようです。

まるも旅館 宿・ホテル

ぶら下がった鮭にも興味津々。

縄手通りには7年前と同じ綿菓子マシーンが置いてあった！

なわて通り 名所・史跡

松本城入口である高麗門には大きな門松。

国宝松本城 名所・史跡

ダウンロードするとデータが重いです。

足元寒そうだけど、天守閣に登ってみます。

急こう配な階段を何度も上り、天守閣に到着。お城の天辺には神様が祀られていました。

何度も訪れている松本なのに、まだ見学していなかった旧開智学校へ向かう。松本市内には至る所に湧き水があり、息子はそれを見つける度に味見をするのでなかなか目的地に辿り着かない。。。

旧開智学校の近くには有名な手毬のマンホールと、

手毬をつく女の子のマンホールも！

装飾の塗装は2017年にお色直しした模様。天使のお顔があのスペインの修復されたキリスト様みたくなってたりして。

国宝 旧開智学校 名所・史跡

市としても天使を推しているようだが、お世辞にもかわいいとは言えないのだった。。。

すっかり日が暮れてしまったが、中町店で買いそびれたお土産を開智店で購入。

ホテルに戻る途中、ライトアップされた松本城。

ホテルにチェックインし、予約していたブラッスリーに向かう。こちらも7年前に訪れて気に入ったお店のオークリヨードヴァン。目の前は立駐でロケーションは最悪だけど、ファサードの雰囲気がパリのカフェみたいで良いんだよね。

オー・クリヨー・ド・ヴァン グルメ・レストラン

ワインは東御市のワイナリー、リュードヴァンのソービニヨンブラン。

ニシンのマリネ、ニース風サラダ

オー・クリヨー・ド・ヴァン グルメ・レストラン

ナッツとトリュフを挟んだブリ―チーズ。

肉盛り?他に焼き牡蠣、各々メインにお肉をチョイスして今回も大満足でありました！！入店の際は事前の予約必須のお店、この日も予約で満席だった。

2日目の朝、松本駅に向かう。
駅前で草間彌生バスに遭遇。

この日行く王ヶ頭ホテルの送迎バスの時間まで電車オタクの息子の為にローカル線を延々と眺めることになった。

駅前ロータリーで西（北アルプス方面）を向いて佇む播隆上人。槍ヶ岳開山の祖。この銅像前から送迎バスは出発する。

播隆上人像 名所・史跡

11時半に松本駅を出発。途中美鈴湖を経由し12:50に王ヶ頭ホテルに到着。ロビーでは薬缶に入った熊笹茶が健在。

王ヶ頭ホテル 宿・ホテル

何気ない装飾に癒される。

山小屋の雰囲気が感じられる落ち着いたラウンジ。

今回部屋は南向きの和室。晴れていれば富士山まで見られるのに今回はガスっていて視界ゼロ。。。

大浴場がすごく良いので誰も使わなかった部屋のお風呂。

大浴場にタオルがふんだんに置いてあるので、部屋からタオルを持っていく必要が無いのがイイ。

昼ご飯を食べていなかったので、ホテルの軽食コーナーで私は昨日に続いてきのこ蕎麦、パパと息子はスパゲッティ。お味はイマイチ。

晴れていれば美ヶ原が見渡せる特等席なのだが…

ガスって何にも見えないからね、残念…

早朝、日の出見物の時に販売されるマフィンを明日食べることは出来るのだろうか。

館内散策。キッズスペースと読書コーナー。

スライドショーが行われるシアタールーム。

夕飯前の17時からウェルカムドリンクがふるまわれる。

そして18時から夕食。

食事のお供は山梨　大和葡萄酒株式会社の「重畳」。このワインが、と言うわけではないけれど日本のワインも最近は侮れないのだ。

彩りよい前菜。

お箸にも王ヶ頭～

冬野菜と信州サーモンのサラダ。山の上でエスプーマとな！

火に当てて提供される岩魚の塩焼きは身がふっくらしていて美味しい。

メインの牛ヒレのあとは岩魚のお茶漬け。

デザートも洒落ている。お腹パンパンで2日目就寝。

最終日朝6時30分。ダメもとで日の出を見にホテルの玄関前に出てみると、霧氷をまとったツリーがライトアップされていた。

昨日の夜、多少雪が積もったらしい。昨日まで雨が降っていたから雪が降ってくれただけでもうれしい。

で、結局ガスって日の出は見えず。。。マフィンにもありつけず。。。

それでも外に出てきたゲストの為に玄関前でラジオ体操が始まった。

気温はマイナス8度。寒い。

7時半から朝食。朝も大満足。

帰りのバスは10時発なのでそれまでの間、息子は橇で遊び倒すつもりらしい。

橇で遊ぶ息子を誘ってホテルの裏にある王ヶ頭山頂へ行くことにする。

先客が一組。そして青空が見えてきた！

2034ｍ美ヶ原山頂の王ヶ頭。晴れていれば石碑の先に松本市街、北アルプスが見えるんだけどなぁ。

こんな天気の時にはなんだかテレビ塔がカッコよく見える。

霧氷が美しい。

今回参加しなかったけれど、朝食後ホテルのバスで王ヶ鼻へ行くツアーに参加したら、王ヶ鼻からは良い景色が見えたのかな。

太陽キターー

大して雪は積もっていないんだけど、息子は何が何でも橇で滑りたいようだ。

ガスが晴れて美ヶ原のシンボル「美しの塔」も見えるようになった。

7年前は雪上車を使って「美しの塔」まで行ったのだが、今回はまだ雪が少なくて雪上車の出番はなかった。

10時。ホテルスタッフに見送られてバスに乗り込む。

一日ズレていたら天気よかったかもなぁ。こればっかりはね。

松本に戻り、駅ビルの「松本からあげセンター」で昼ご飯。ニンニクが胃にもたれるのだった。

松本からあげセンター グルメ・レストラン

松本駅からようやく北アルプスのすそ野が見えた?

13:02発のスーパーあずさ18号で新宿へ。「来年は何回松本に来るかな～」とザックリ山の計画を夢想しつつ松本をあとにした。