毘沙門堂と安井金毘羅宮と六道珍皇寺

2018/12/01 - 2018/12/02

兵庫県の神鍋高原から戻り、九州からやってくる知人と京都駅で待ち合わせ。
京都の紅葉を共に楽しもうという企画です。


知人の行先に関するご注文は、
1.紅葉のきれいなところ。但し人ごみは嫌。
2.安井金毘羅宮
3.六道珍皇寺

1.紅葉のきれいなところは良いとして他は結構通なご要望。

女性陣は何やら切りたい縁がおありの様で、良縁を結び悪縁を切ることで有名な安井金毘羅宮を強くご希望。

使える時間は本日の午後と明日の午後。
夜は共通の友人と大阪でご一献。


それでは、と
山科の毘沙門天へJRへ移動し、京阪電車で四条に戻り安井金毘羅宮、六道珍皇寺という企画を立ててみました。

エリア 山科(京都)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: その他
• 交通手段: JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩

京都駅で待ち合わせ。
人が多すぎて見つけるのに一苦労。
顔を見るなりお腹が減ったとおっしゃる。

丁度昼時。
空いていることが絶対条件と、こちらを思いだし入店。

九州から遠路はるばる京都入りした人をがんこに連れて行くのも如何なものかとも思ったがまあいいか。

京都駅のがんこさん、結構な大箱なので京都駅周辺でランチ難民になった時に便利。

湯葉寿司があるところが京都っぽいと言えば京都っぽい。

二階の掘りごたつ席に通されたので、食事をしながら本日の予定を決める。

皆さん、清水やら、嵐山やらの有名どころは一通り経験ありということで、
山科の毘沙門堂で敷きもみじを楽しみ、その後、ご要望の
安井金毘羅宮と六道珍皇寺
へ行くことに。

がんこ 京都駅ビル店 グルメ・レストラン

JRで山科へ

山科疏水

琵琶湖の水を云々と、一応軽くご説明。

山科疏水 (琵琶湖疏水) 名所・史跡

なぜか皆さんこの橋に興味をもたれたようで・・・

山科疏水 (琵琶湖疏水) 名所・史跡

駅から15分ほど歩いて毘沙門堂。

まっかっか。

毘沙門堂 寺・神社・教会

毘沙門天を本尊とする天台宗の門跡寺院。行基の創建とされています。

予想通り人は少ない。

しかし、敷き紅葉に青もみじ。
上手に名前をつけますねえ。

真ん中の階段部分のみ通行可。

両サイドは不可。
もうひと風吹いたらこの案内も見えなくなるに違いない。

京都市内をイノシシが走っているニュースを見たことがあるけれどこちらは鹿ですか。

そういやあ奈良の鹿も増えすぎて云々って言ってたなあ。

鹿やイノシシの増加は狼を駆除したことが原因らしい。

以前はライトアップされていたんですが現在はＨＰに下記のように。

ライトアップはいたしておりません。
http://bishamon.or.jp/

廊下を回ると、わぁ！と小さな歓声が上がる。

きっと雪景色もきれいに違いない。

小さな歓声が上がった後は暫し無言。

毘沙門天へは毎年お邪魔してますが、今年はいい時に来たようだ。

敷き紅葉ならぬ浮き紅葉

風もなく、音もせず。

唐辛子を振り掛けたみたいだと誰かが呟く。

名残惜しいけれど次行きましょ。

次は桜の花咲くころに。

山科から三条へ移動し祇園四条駅で下車。
安井金毘羅宮へ。

この駅名いつまでたっても慣れない。
京阪四条って言っていたよなあ、この前まで。

人混みの四条通りは避けて裏道を。

京都四條 南座 (阿国歌舞伎発祥の地) 名所・史跡

建仁寺裏。

こちらの紅葉も見事でした。

建仁寺 寺・神社・教会

ご希望の安井金毘羅宮。

手前からくぐって悪縁を切り、裏から表にくぐって良縁を結ぶ。


身体か入らなかったらどーしよー
と、ひとしきり騒いだ知人。

正直に答えることがが必ずしも良い結果を生むわけではない、と以前に学習したので黙っておく。

何とか穴から出て来る様子は貞子にしか見えなかったが、頭に浮かんだことを素直に言葉にすることも・・・以下同文

その後、悪縁が切れ、良縁に恵まれたんだろうか？

安井金比羅宮 寺・神社・教会

京都で着物を着ているのは大抵、海外の観光客ですが、着物を着た韓国人観光客が、おみくじの内容を同い年くらいの日本人に尋ねていました。それがなんともほほえましく。

“SMALL　GOOD”
“LOVE~　OK！！“

って。

多分、小吉で
愛情運　良好とでも書いてあったんだろうねえ。

さて次は六道珍皇寺

こちらには平安初期に嵯峨天皇に仕えた小野篁が冥土に通うのに使ったと言われる井戸があります。

小野篁は昼は朝廷に出仕し、夜は閻魔庁につとめていたという伝説の人物。

六道珍皇寺 寺・神社・教会

もっとも井戸は、普段公開されておらず壁ののぞき窓から見るだけ。

ちょっと面白いのがこの鐘つき堂？
鐘の姿は見えず、中央の綱を引くと、ゴーン！
と良い音がします。

幽霊子育て飴は閉まっていたので六波羅蜜寺へ。
途中、知人があれは何？
と指差した先には小さな神社？

扉はしっかりと閉ざされていましたが、この扉の向こうに何があるのか興味津々。

小野篁も不思議だがこの神社だって負けじと不思議。

六波羅蜜寺

空也上人が開山した真言宗智山派の寺院です。
ここはなんだか写真を撮ってはいけない気がする。

今日の予定はこれにて終了。

秀吉ゆかりの耳塚もすぐそばですよ、との案は即刻却下された。
まあ、夕刻に行きたい場所でもないしね。

六波羅蜜寺 寺・神社・教会

最期に五条の津乃吉さんに寄って正月用の黒豆を入手。

女性陣には牛蒡味噌が大うけ。
男性陣、いや酒飲みにはかつお味噌が大うけ。

さもありなん。

こちら、たらよろさんに紹介頂いた店で、京都の新たなお気に入り。

そろそろ
お茶したいねー
麦酒したいねー

と言う声が聞こえてきたので、京阪電車で京橋へ。

津乃吉 グルメ・レストラン

皆さん、事情がありお宿は大坂。
大阪らしい二度漬け禁止の串かつまついへご案内。
二軒並んでいるが右側の店には入ったことが無い。

まつい、朝の8時半オープンというのが凄い。

まつい グルメ・レストラン

今日は一人じゃないので二階へ上がった。
こちらのお店、1階で立ち飲みしたことは何度もあるが二階は初めて。

1階と違って二階はカウンター主の普通の居酒屋。

串かつも1階のそれに比べるとなんだか上品だ。

しかし、みなさん食べっぷりが凄い。

カマンベールの串カツなんて初めて食べた。１Fには無いよなあ、そんなしゃれたメニュー。

明日の打ち合わせをして本日はここで解散。

明日は12時に出町柳で待ち合わせ。
旅はいよいよ後半戦。

知人と別れて
ホテルオークスアーリーバード大阪森ノ宮に投宿。

シングル３６００円と冗談みたいな価格でネットに出ていたので思わず予約した。

明日は下賀茂神社でも案内しますかね。
ちょっと天気が心配だけれど。

ホテルオークスアーリーバード大阪森ノ宮 宿・ホテル