噂のメークローン市場、とっても面白かったです2018

2018/11/10 - 2018/11/10

鉄道の線路ギリギリまで市場が広がっているというメークローン市場。列車が通過するたびに、市場の開閉が繰り返される。それは想像以上に楽しい光景でした。

エリア バンコク(タイ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

バンコク郊外にあるメークローン市場へ列車でむかいます。

起点はタイ国鉄のウォンウェインヤイ駅。ＢＴＳのウォンウェインヤイ駅から徒歩で10分程です。

列車は一日たったの4本しかありません。
08：35発の列車に乗れば、バーンレーン駅10：10発の列車に乗り継げます。
乗り継いだ列車の終点がメークローン駅です。

乗車する列車はこれ。かなりの年代物。

冷房はなし。相当な蒸し暑さです。
窓を全開にして走ります。

というか、ドアを開けっ放しで走行してます。

このドア、閉まらないみたいだけど、いつものことなのか、現地の人は平気な顔して乗っています。

09：30にマハーチャイ駅着。いったん下車し、渡し船で対岸へむかいます。

駅を降りたら市場。この先に渡し舟があります。なんとなくの雰囲気で、他の乗客のあとに着いて行ったら、港に着きました。

渡し舟で対岸に渡ります。さらに5分程歩いたら駅がありました。メークローン行きに乗ります。
バンコクから乗ってバーンレーンまでたったの10バーツ。渡し船が3バーツ。さらにメークローンまでが10バーツ。タイの国鉄はとんでもなく安いですね。
間に船をはさむので、いちいち切符を買わなければならないのはちょっと面倒"。

メークローン市場の撮影には列車の先頭がベストアングル。ただし、ガラス越しの撮影となるので反射が気になるところ。キレイに撮れるかどうか。それにガラスが汚いのも気になる。
僕は最前席の窓から手をのばして（というか、半身のり出して）撮影することにしました。ただし安全に気をつけましょうね。

終着駅が近づいてきました。
11:05、ボワーンボワーンと警笛を鳴らし出す運転手。周囲に列車の接近を知らせているようです。僕も撮影の準備。

すごい人。人。人。
想像を超える人の数。観光客、どんだけいるの。

商品が線路のギリギリまで置いてあります。
店のおばちゃんが折りたたみ式の屋根を支えるポールを持って、列車が通過するのをまっています。

30メートルほど先では、線路の真ん中にまだ人が立ってます。列車はスピードを落としているものの大丈夫？。運転手も気をつかうだろうなあ。

店の人は毎日のことで列車の車幅がわかっているから、ギリギリまで商品を置いて引っ込めない。

ペットボトルやナイフなど、置きっぱ。

市場の中を通り抜け、メークローン駅のホームに滑り込みます。

ホームにも人が大勢。

次は列車を降りて市場をを歩いてみます。線路の部分が買い物客用も通路。

列車にぶつからないように、店のおばちゃんが支えていた折りたたみ屋根が、線路の上まで広げられています。
商品台にはキャスターがついていました。列車が来ると引いて、通り過ぎるとまた前方に押し出せるようになっています。

買い物客が通行するのは線路の内側。店がギリギリまで迫っているので、そこしか歩ける通路はありません。
食料品をはじめ様々なものが売られています。生活に必要なものが中心で、土産物とかは少ない。

11:30、折り返しの列車がやってきました。

今度は市場目線で、荷物が片付けられ、屋根がたたまれていく様子を見学。

ギリギリのところを列車がぬけていく。スピードがでてないので怖さはありませんが、注意はしないとね。

列車の窓から顔を出している人がいますが、先程の僕はもっと乗り出していた。市場側からはこのアングルで僕が見られていたのですね。

商品の置かれ方がすごい。

列車が通過すると、市場は元の姿へと戻っていきます。

線路沿いの光景がクローズアップされますが、実は線路の奥にはちゃんとしたアーケードがあって、市場が広がっています。

バンコクへは乗り合いバス(ミニバン)で帰りました。
運賃はB90。列車の3倍の運賃ですが、それでも安いものです。

もう一度列車から市場の光景を楽しみたいところですが、さっき見送った11:30の列車の次は15:30。4時間もあるので、さすがに待っていられません。