【1日目】こだわり姉妹旅　～東山エリア着物街歩き～

2018/03/07 - 2018/03/09

往復深夜バスでコスパコスパの京都姉妹旅行！妹とは数年前にも京都を訪れていて、主要観光地は巡ったもののまだまだ行き残しているところがあるためリベンジ。今回は某刀剣ゲームの聖地巡礼も組み込みながら…。

東京　22:15発→京都　翌6:00着　￥9,600
　はる家Aqua　2泊　￥15,960
京都　22:55発→千葉　翌8:20着　￥16,200

★【1日目】東山エリアで着物街歩き
　【2日目】貴船神社と池田屋
　【3日目】嵐山エリア・伏見エリアの寺社巡り

2020/6　加筆修正

エリア 京都

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

お手製しおりに緻密なスケジュールを書き込んで、こだわり京都旅を満喫する所存！

夜行バスは各社検討しましたが、やはり身支度を整えられる環境が必須の為VIPラウンジを無料で使用できる「VIPライナー」に決定。京都のVIPラウンジは2フロアもある広めの造りでのんびりできる。

朝6:00に「京都VIPラウンジ」に到着。
パウダールームで身支度を整えます。コンセントもあるのでヘアアイロンを持参すればヘアセットもできる。ヘアアイロン問題が駅の化粧室では解決できないのでこういう場所があるのは大変ありがたい。

念願の朝ラー！京都駅からすぐの「本家　第一旭　たかばし本店」にて。
5時から営業していますが早朝でも行列必至とのことでどきどきでしたが今回はすんなり入店。でも店内は早朝とは思えないほどの賑わい！キャリーケースも慣れた手つきで入口付近に置いてくれる。
夜通し飲んでいたであろう愉快なグループや外国人観光客など客層は様々。お醤油味で朝でも重くないスッキリラーメン。薄めのチャーシューもおいしい。

本家 第一旭 本店 グルメ・レストラン

初日は着物で街歩きしたい！ということでまずはレンタル着物屋さんへ。

今回は、お洒落でレトロな着物のレパートリーが豊富な「イロドリキョウト」さん。京都にレンタル着物屋さんは数あれど、「イロドリキョウト」さんなら絶対に街ゆく女の子と被ることはない。派手な色合いの安っぽい着物ではなく、アンティークでレトロな着物がたくさん…！

どうしても着物にブーツをやりたくて予約時にお話ししたら大丈夫ですよ～とやさしいお返事。着付け時にもその旨を伝えると丈を少し短めに調整してくれました。

お店のインスタをチェックして目を付けていたお花柄の着物を無事ゲット。タイミングによっては目的の着物がない場合もあるから運がよかったですね～とスタッフの方から。ヤッタネ！

妹は町娘さん風のレトロかわいいチェック柄。肩にかけているストール兼マフラーは自前。ヘアアレンジは予約時に有料オプションで追加したもの。
3月上旬でまだ冷え冷えとしていたのでヒートテックを着たり、足袋も温かいものを履かせてくれたりと防寒対策はばっちり。スタッフの方もふわっとしていてやさしい。心がふわっとする。（金沢で着物レンタルしたときは壮絶だった…）

京都で着物レンタルするなら「イロドリキョウト」さんおすすめ！

まずは南禅寺へ。朝早くに誰もいない水路閣で写真を撮りたかったのに、バスの乗り間違えが多発して予定よりもかなり遅れて到着（やふう乗り換えアプリ許すまじ）。三門近くは人も少なく静かな雰囲気。ここ有頂天家族で観た！と大興奮のわたし。

南禅寺 寺・神社・教会

道なりに奥へ進んでゆく。

南禅寺といったらこの水路閣！すでに観光客がいっぱいで映り込み必至。残念。

南禅寺 寺・神社・教会

写真撮影もそこそこにしてもっと奥に進んでみる。着物でえっさほいさと階段を昇る。

水路閣の上へ。事前学習皆無だったので本当に今も水が通っているとは知らずびっくり。こちらには人も少なくなんだか知らない世界に迷い込んだみたいでテンションがぐんぐん上がる。

南禅寺 寺・神社・教会

何も考えず奥に進んでみようと水路を辿って更にてくてく。何やら大きな施設が目に飛び込んでくる。浄水場だそうだ。
ここにあった小さな階段でつまづき慣れない着物で受け身もまともに取れないまま膝を強打。じんじんと痛む膝を抱えて少し休憩…。絶対膝のお皿割れたよと心の中で泣く（割れてません）。

蹴上浄水場 名所・史跡

痛みにも負けず歩き続けると今度は線路が現れた。事前学習も大切だけど、こんなふうにして知らない場所に自分の足で偶然たどり着けるのって特別な感じがする。
途中案内板があり読んでみると、どうやらこれは電車が走るレールではなくインクラインと呼ばれる貨物を運ぶレールだったようだ。

インクライン 名所・史跡

インクラインを下り次なる目的地を確認。ここからは歩いて各地を回る予定。

姉妹揃って某刀剣ゲームにはまっていたので「粟田神社」へ。「三日月宗近」「一期一振」ゆかりの地として有名。

粟田神社 寺・神社・教会

妹の推し「一期一振」がいらっしゃった。わたしたちの他にも似たような目的であろう若い女の子たちがちらほら。聖地巡礼のできるジャンルはたのしい。

こちらの本殿は階段を登った高台の上にありますが、今回の目的ならば階段脇にあった「鍛冶神社」を訪れなければならない。本殿にも境内案内図があった。

入口付近にあった「鍛冶神社」にもご挨拶。名工である三条小鍛冶宗近、粟田口藤四郎宗近が一緒に祀られているとのこと。

バスを乗り継ぎ「下鴨神社」へ。有頂天家族だいすきなわたしのリクエスト。

下鴨神社(賀茂御祖神社) 寺・神社・教会

アニメ有頂天家族にはこの場所は何度も登場するので目に焼き付いている。毛玉たちはここで一家団欒してましたが我々一般人は入れない。残念。

下鴨神社(賀茂御祖神社) 寺・神社・教会

矢二郎がいた！売店でも大々的にグッズ販売している。アニメ二期はもう数年前の話なのにすごい。薄桜鬼に引き続きこちらも長く愛されている作品なのだなあと感動。

梅が見頃。お空は曇天なので華やかさがあってうれしい。

下鴨神社は水みくじが有名。水に濡らして運勢を浮かび上がらせるという面白いこと、やらないわけにはいかない。

妹は中吉、わたしは大吉でした、わーい。転職を考えていたわたし、仕事運がよくてハッピー。（5ケ月後に転職成功した）

帰り道はマニアックなところから。正門脇の出入り口。有頂天家族を観ていた人ならピンとくる。

下鴨一家がよく出入りしているのはこちら。このアングルもアニメでたくさん登場するので楽しくなってきます。こんなところで写真ぱしゃぱしゃ撮ってるのわたしだけ…。

レンタル着物屋さんから「清水寺」が近いので、最後の力を振り絞ってとりあえずここまで来てとりあえず写真撮影だけ。思っていたより坂道がしんどくてへとへと…。
着物を返して、預けていたキャリーケースを受け取って今回のお宿へ向かう。

清水寺 寺・神社・教会

築100年の町家をリノベーションしたゲストハウス「はる家Aqua」。
京都水族館近くの閑静な住宅街の中にあり、周りも同じような古い外観のおうちが立ち並ぶ。はじめてのゲストハウスでしたがゆっくりやさしく丁寧に説明してくださり安心感。翌日の行先を聞かれたので答えるとバスの乗り継ぎ方を教えてくださいました。あたたかい。

はる家 梅小路 通り庭のある町家 宿・ホテル

おこたのある共用スペースを抜けて、歩くとぎしぎし鳴る階段を昇ると今回のお部屋です。今回は「煤竹　屋根裏」なるお部屋で、三人部屋だったのでお布団がみっつ。屋根裏の名にふさわしくお布団の上は天井がとっても低い！秘密基地みたいでわくわく。
テーブルと一人用ソファ、ハンガーラックがあり、暖房もしっかり効いていて寒くない。香袋が掛けてありお部屋の中は京の香り。

洗面所、トイレ、シャワー室は共用スペースにある。写真右の扉を開けると中庭のような小さな外のスペースに出て、その先にトイレが二つ。きれいなトイレです。
シャワー室は一度も利用せず毎晩銭湯を利用することに。ということで一日目の銭湯へ行く為お風呂セットを持ってお宿をあとにします。自転車を借りることもできると案内がありましたが、見知らぬ土地で真っ暗な道を走る自信がなかった為徒歩で参る。

昼間強打した膝が大きなアザになっていたので妹に支えてもらいながら銭湯へ（かなしみ）。お宿から10分ほど歩いたところにある「日の出湯」。

スーパー銭湯は何度も行ったことはありますが正真正銘の銭湯はほぼ初めてなのでどきどき。お客さんはほとんど地元の方々でお互いが知り合いで楽しそう。銭湯文化は全く馴染みがないのでそんなところも不思議で面白い体験になった。

京都駅で夜ご飯を食べてまたゆっくり宿に戻る。

ゲストハウスでは設けられがちな門限は特にありませんが、音が響くので夜遅くには物音や声には注意する。他の宿泊客も気遣いのできる方だったのでしょう、三日間の滞在中にうるさいと感じたことはありませんでした。お互い気を使って静かにしていた気配を感じてほっこり。

★1日目おわり


:::1日目終了:::