2.まさかの二年連続のモナコ：イタリア、モナコ、フランス南部3カ国の旅

2018/10/24 - 2018/10/31

昨年モナコには娘との旅で訪れているが、その時モナコには訪れることもないだろうなと思っていた。ところが予期せぬ形で旅にいくことに選ばれ、二年連続2回目のモナコ。

エリア モナコ

25日の夜はトリノナイトパーティーを楽しんだのち、翌日の9時にはトリノを専用バスで発ち、モナコを観光後にニースにたどり着く予定だ。

トリノからイタリアの地中海沿岸の町、サボナ、サンレモといった町を車窓から眺めながらモナコへ向かう。

トリノを出発し、約240キロを3時間50分かけて移動し、モナコに到着した。

昨日の天気と違って今日は雲が多い。明日から３日間は大荒れの天気らしい。

モナコの道路はとても狭い。バスと離合するとギリギリだ。

モナコで最初に向かった場所は大公宮殿。

モナコ海洋博物館の駐車場にバスを止めた。モナコ海洋博物館といえば2005年に大公に即位した現在のモナコ大公、アルベール2世の祖父のアルベール1世によって設立された博物館だ。
アルベール一世はモナコ大公である一方海洋学者としても知られており、様々な新種の海洋生物を発見している。歴史も古く1910年に作られた。ここでは6000もの生物が展示されている。

モナコ海洋博物館 博物館・美術館・ギャラリー

海洋博物館は海岸の崖につくられている

その内部

博物館に展示されている潜水艦。

昼食はSAINT-NICOLASで。青い看板な目印だ。
http://www.restaurantsaintnicolas.com

SAINT-NICOLAS 地元の料理

シンプルな料理だったが、味はわるくない。

サラダの量がかなり多く、サラダだけでもかなりお腹一杯だ。

大公宮殿のあるエリアはまさに下町の雰囲気。細い路地がいくつもあり、そこにお店が軒を連ねている。とても面白いエリアだろう。

モナコ大公宮殿。大公宮殿や旧市街のヴィル地区は岩山に位置しているため、土地が少ない。そのせいか、大公宮殿は思った以上にこじんまりとしている。元々この場所には要塞があったと言われているが、宮殿もフランスやイタリアからの侵攻から防御の目的で、敢えて攻めにくいこの場所に作ったのだろう。

大公宮殿 城・宮殿

大公宮殿はの丘の上からモナコの新市街を一望できる、

旧市街は道が入り組んでいるのでおもしろい場所だ。

オサレな建物。

写真の可愛らしい建物は何と裁判所だ。裁判所のデザインとしては日本では考えられないようなメルヘンチックな建物だ。1924年に作られ、1930年から裁判所として使用されている。なお、内部は観光客向けには公開していない。あたりまえか。。。

裁判所 建造物

モナコ大聖堂1875年に建設され、歴代の大公たちがここで眠っている。1956年に前大公のレニエ三世と女優のグレース・ケリーがここで結婚式を挙げたことでも知られている教会だ。内部見学も勿論可能。

モナコ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会

モナコ大聖堂のファサード

内部は写真撮影も可能だ。

昨年もモナコには訪れているが、実は今回ガイドの説明があるまでグレース・ケリーと言う女優を知らなかった。。。

歴代の大公がここに眠る。

モナコのイメージと異なるワンポイントに描かれた壁画は何を表しているのだろうか？

内部の様子

大公が通学した学校がここなのだそうだ。

モナコグランプリのスタートライン

昨年に続き2度目のローズヘアピン。やはりここは観光名所となっているようだ。F-1のモナコGPで下りながら急減速しGに耐えながらハンドルを切らなければならないモナコグランプリの名所の一つだ。

ローズヘアピンの横から延びる階段を登り、カジノカフェドパリの横に出てきた。ここで僅か30分にも満たない自由行動の時間。こんなところで僅かな時間では殆どなにもできない。

仕方ないのでグランカジノの中に少しだけ入ることに。

カジノ ド モンテカルロ （グランカジノ） カジノ・ギャンブル

てっきりカジノ場までの内部見学ができるのかと思いきや

内部見学はホールのみだ。それでも豪華なカジノであることは体感できる。

カフェドパリの横にあるお土産店を眺めたあと、集合場所のグランカジノの前に。皆さんちゃんと集合時間に現れた。

モナコには結局数時間だけの滞在で、バスに戻る。写真はモナコグランプリの名所のひとつ、トンネルだ。トンネル内をフォーミュラが駆け抜けていく。

バスに戻り、一路ニースにむかう。夏に訪れたときには観光客が溢れ、 派手さが目立ったが、10月後半にもなると物悲しい雰囲気に変わり、モナコの魅力も半減といった感じだ。

崖の上に建つ要塞と教会。