2018/10/24 - 2018/10/31
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worldspanさん
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この旅行記のスケジュール
2018/10/24
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ブラッセリー
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ロトンデの噴水
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ミラボー広場
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ヌフ・カノンの噴水
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苔の噴水
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レ・ドゥ・ギャルソン
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ルネ王の噴水
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時計塔
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青果市場
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お菓子屋さん
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この旅行記スケジュールを元に
今回の旅で訪れた町の中でも全く名前を知らなかったのがこのエクスアンプロバンスという町。訪れて町の存在を知ったほどだ。人口14万人ほどの小さな町だが、マルセイユからも近いので、多くの観光客が訪れるのだという。この町は旧市街が一番の魅力ではあるが、その他にもセザンヌがエクスアンプロバンスに暮らし、彼が描いたレストランや建物が今だ健在なのだから驚きだ。
彼のアトリエは人気の観光スポットになっている。
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翌日ニースを出発し、我々が向かった先はエクサンプロバンス。フランスには元から興味がなかった上に勉強不足もあり初めての聞く町だ。
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ニースからバスで約二時間半程移動し、エクスアンプロバンスに到着。何と到着後直ぐに昼食だ。朝食食べて五時間も空いてないのに。。。。ひゃー!
ラ・ブロシェリー 地元の料理
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レストランはBrasserieと言うお店。市内中心部のロトンデの噴水の近くに位置する。ユゴー通りに面している。レストランはテラスの部分と店内があり、35名入っても十分入ることができる規模だ。恐らく100名は入店できるだろう、大規模のお店。これだけ大きいとお客が多い時や団体客が入ってくると、配膳されるのが遅くなりそうだ。
我々は初っぱなにスープ。フルサイズのスープは流石にきつい。全部食べれるかな。。。ラ・ブロシェリー 地元の料理
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メインディッシュがやってきた。。。。多っ!
美味しいが満腹状態ではいかんともしがたい。 -
デザートはクレープ。
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エクスアンプロバンスの中心部にあるロトンデの噴水。観光の写真を見ると溢れるように水が流れ落ちていたが、秋はこの通り。
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ミラボー広場。両サイドをミラボー通りに挟まれた長い広場だが所々に彫像や泉が設けられて喧騒がなく、この町では緩やかに時が流れているようにも感じた。
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Le Festivalというレストラン。オープンテラスの屋根に枯れ葉が落ちて、その重みで窪んでいる。いつか腐食と合間ってドサッと落ちてきそうだ。二階のテラスは木造で老舗感をだしている。
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ミラボー通りを歩き旧市街へと向かう。この通りは道路の真ん中に遊歩道があり、両サイドにも歩道がある。建物の横道路はかつての馬車道だったのだろうか。10月のこの時期になると、歩道に植樹された樹木は紅葉し、秋を彩る。
ミラボー通り 散歩・街歩き
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エクサンプロバンスは内陸に位置するが、建物の窓は南欧風のようだ。
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エクスアンプロバンスと言う町は今回初めてその名前を知ったが、15世紀から既に大学が設置され、プロバンス地方の中心的な町だったのだそうだ。現在でも学園都市としての位置付けは変わっておらず、多くの学生達が闊歩している。
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目抜通りからいくつもの雰囲気の良さそうな路地が見える。こんな小道を歩いてみたい。
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ミラボー通りの建物。フランス国旗が立つだけで絵になるのが不思議だ。
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ヌフ・カノンという泉。ミラボー広場に位置する。エクスアンプロバンスは緑と水が豊かな町としても知名度が高く、こうした噴水も湧き水を利用したものが多いそうだ。カノンの噴水から涌き出る水は飲むことができる、らしい。緑と水が合わさったヌフ・カノンの噴水はエクスアンプロバンスの象徴的な泉だろう
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ミラボー通り
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ミラボー通りに位置する苔の噴水。ミラボー通りの代表する噴水のひとつだ。温泉の水が噴水から涌き出ており、冬でも凍ることはないのだという。もちろんその気になれば飲むこともできるらしいが今回の旅では誰も口につけることはなかった。
温泉とはいえ、日本人がイメージする暖かさはない。 -
ミラボー通りにはこうしたレストランが所々にある。
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セザンヌの行きつけのカフェと言われているカフェ レ・ドゥー・ギャルソン。カフェの前にはセザンヌが描いたこのカフェが掲示されている。ミラボー通りの旧市街に近い場所に位置した老舗のカフェだ。絵画に興味がなくとも、セザンヌがこのカフェを描き、そのコピーが飾られていると、流石に興味が湧いてくる、
レ ドゥ ギャルソン カフェ
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ミラボー広場にあるFontaine Du Roi René、ルネ王の噴水。ルネ王とは中世の時代アンジュー家のルネ一世のことで、エクスアンプロバンスに繁栄と富をもたらした王のことだ。エクスアンプロバンスでは「善王」というなでも親しまれている。ルネ王の噴水が旧市街へ誘う。
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旧市街付近の建物。この先は細い路地が続く。
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旧市街にはブランドショップが軒を連ねている。一般的には新市街に多いがエクスアンプロバンスでは旧市街に並ぶ。
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エクスアンプロバンスの旧市街。派手さはなく落ち着いた雰囲気だ。
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旧市街の一角にて
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エクサンプロバンスの市庁舎。歴史は古く、1670年に建設された。
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各階のひさしの部分の彫刻が細かくかわいらしい。建物の横だけ見ると、とても市庁舎とは思えない建物だ。市庁舎の前にはリシュルム広場があり、広場では青空市場がたっており、観光スポットになっている。
リシュルム広場 広場・公園
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市庁舎にくっつく形で時計塔が建つ。
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リシュルム広場の青空市場。ここでは花や野菜などが青空市場として売られている。リシュルム広場は狭い広場なので、市場は小さくとも凝縮された感じがあり、迫力はある。
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ヨーロッパの人が花束を買うのって、何か絵になるよなー。
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La Cure Gourmande
オテルドヴィル広場に面するお菓子屋さん。中心部にも店舗がある。 -
市庁舎の横には時計塔が建っている。時計塔は元々鐘楼として1510年に建設された。しかし時を経て鐘楼は役割を変えていき、1660年には時計塔の姿になった。時計塔の天文時計はし掛け時計になっており、プラハの天文時計のようだ。
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時計塔のは道を塞ぐように作られており、アーチ型に切り抜きトンネルのようになっている。この先が旧市街だ。
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現地ガイドに率いられ旧市街を散策する。
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ガイドさんの話では、エクスアンプロバンスの旧市街や田舎の農家の家はとても人気の高い物件なのだそうだ。ちょっとした物件でも数千万にもなり、オンボロの民家でも億単位で売却されているのだとか。
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買った人はどうするのか?それは倍近い値段でさらに売却してお金を儲けるのだそうだ。
でもそれっていつか終わりが来る財テクだ。 -
ええー!こんな民家で数千万円の価値が!?嘘でしょ!その感覚、全く理解できん。
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旧市街にはこうした湧き水が出ているところが多い。「水と緑の町」の異名を持つのも伊達ではない。
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旧市街の古い民家でも殆ど空き家はないそうだ。
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確かにエクスアンプロバンスは落ち着いてるし、雰囲気も悪くない。家族で住むには良い環境なのかもしれないが、刺激がすくない。自分ならエクスアンプロバンスから近いマルセイユの方が好みかな。
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旧市街の一角の建物にこんなオブジェが我々を出迎えてくれる。
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晴れていればきっと旧市街も映えるのだろうな、と思いつつ散策。
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エクスアンプロバンスは人口14万人の小さな町。それでもスリ集団がいるのだそうだ。
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集団とすれ違うと思わず 身構えてしまう。。。
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旧市街の町並み
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旧市街は落ち着いた町並みだ。
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旧市街の学校。素敵な雰囲気だわ。やる気がでそうなかんじ。
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旧市街を行き来する人たち
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サン・ソヴール大聖堂。エクスアンプロバンスを代表する教会だ。
サン ソーヴール大聖堂 寺院・教会
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教会は5世紀頃には建設され、その後改築や修復が続けられ、現在の姿になったのは17世紀ごろだと言われている。
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入口の左上を良く見て欲しい。切られた自分の首を持ち、歩き続けたと言われる聖人の像があるのに驚かされる。
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内部の見学は無料だ。
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内部は静寂に包まれている。写真撮影は可能だ。
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本当であれば大聖堂の一番のスポットは回廊になるが、公開される時間があわず、みることができなかった。
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大聖堂の内部
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エクスアンプロバンスを散策した後、バスで向かった先は郊外にあるセザンヌのアトリエ。
ポール セザンヌのアトリエ 博物館・美術館・ギャラリー
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2階建ての普通の民家に50人を超す大人数が押し寄せて中に入るのも入場制限がかかる。
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2階がアトリエになっている。シャガール美術館に次ぐこの旅2度目の絵描きさんの場所になるが、如何せん絵画に無関心なのでセザンヌがどんな人で何を描いたのか、いつ生き抜いた人なのかすらもわからない私。。。
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絵画と来れば昔の情景やどんな生活をしていたのかとか世俗的、風俗的な絵画の方が、当時の様子がわかって好きだわ。
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個人的にはアトリエ内部をみるよりも、庭の森のなかに入って散策する方が楽しかった。ここの価値が全くわからない残念な自分だ。
なお、アトリエには売店があり多くの人で賑わっている。 -
セザンヌのアトリエの後は、バスに乗りマルセイユに向かった。出発の頃から雨足も強くなり、明日の天気も心配だ。
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