しつこいパピーは、3度目の南イタリア　（PART4 アマルフィ海岸小旅行編）

2018/09/07 - 2018/09/15

2年続けて南イタリア、ナポリ・アマルフィ海岸・カプリ島に行ってきました。
5年前にも、ナポリ～ポジターノを回っているので、3度目の南イタリアになります。

今年は、最初この予定は無かったんだけど、去年の暮れにアリタリア航空から、マイルのプログラムが変わるので、2017年末でマイルが失効するというメールが来た。2017年に貯めたマイルが1年もたたずに執行するなんてありえないと思ったけど、確かに失効するんだそうです。
納得できないけど、そのまま放っておくわけにもいかないので、急いで計画したんです。

去年の旅行もよかったけど、やり残したこともあるので、ほぼ同じようなところに行くことになりました。
ホテルの予約などは、去年と同じ「リージェンシー・グループ」さんにお願いしました。

ポジターノ１日目は、一日ホテルでのんびりでしたが、今日はアマルフィ海岸の街を巡る小旅行です。

行きたい街は、チェターラとヴィエトリ・スル・マーレ。
どちらも自分で行くことはできても、行ってからの情報が少ないので、ガイドさんをお願いすることにしました。
アーモイタリアというWEBサイトの、サレルノ在住の中村綾見さんというガイドさんと、何回かメールでやり取りをして、プランを作ってもらいました。

part 1
https://4travel.jp/travelogue/11405978

part 2
https://4travel.jp/travelogue/11412956

part 3
https://4travel.jp/travelogue/11422119

エリア ポジターノ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 船 タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます。
今日は、アマルフィ海岸の街を巡る小旅行です。
ホテルのシャトルバスサービスで、ポジターノの街の入り口まで送ってもらいました。
少し雲が多いかな。

コロンボ通りを下りて海岸まで行きます。
左の特徴的な色の建物は、看板が見えるホテルのシレヌーセ。
今日の夕食はここですよ。

ムリー二通り、緑のバーゴラの下を行きます。

船の時間までまだあるので、サンタ・マリア・アッスンタ教会にっ入ってみる。

去年は、扉が閉まっていて入れなかったんだ。

小さいけれど、外のクーポラだけじゃなくて中も綺麗です。

パイプオルガンがある。

プレゼビオもあります。

海岸まで下りてきた。

10時発でアマルフィに行きます。
チェターラまで行くんだけど、直行便はないのでアマルフィ乗換えです。

ポジターノと言えば、この景色ですよね。

乗船しますよ。

外国人の皆さんは外が好きなので、下のキャビンは空いています。

１０時５分、出港でーす。

天気が良くて気持ちがいいです。

ここからしつこいパピーの始まりです。

泊まっている、イル・サン・ピエトロが見えます。
本当に凄い場所に建ってるでしょ。

ポジターノ～アマルフィを船で行くのはこれで4回目だけど、少しも飽きない風景です。写真もいっぱい撮っちゃうんだ。

プライアーノの街のサン・ジェンナーロ教会が見える。

岬にある古い見張り台。

大きく抉れた上にある建物。
平気なのかしらね。

アマルフィが見えてきた。
３０分くらい、あっという間だね。

１０時４０分定刻より少し遅れて、アマルフィ到着。
５０分くらい時間があるので、アマルフィの街を歩きます。

アマルフィの街の入り口。

入り口を入るとまずは、この景色ですよね。

アマルフィの象徴である、ドゥオモと塔。

今日は、そんなに時間が無いので、ドゥオモには入りません。

メインの通りを少し歩きます。
人が多いです。

アマルフィーシンブルを買いました。

始めは、私が集めていたのに、ここのところパピーがしつこく集めてます。

ジェラートも食べました。

11時20分発で、チェターラに向かいます。

最初より少し小さい船です。

バイバイ、アマルフィ。

アマルフィから先は、初めての航路です。

しつこく続く海からの風景

陸路で行くと、右の塔の所が狭くて急に曲がっていて、交通の難所なんだよね。

船で行けば、楽々です。

あっ、ラヴェッロが見える。

望遠でアップにすると、ヴィラ・ルーフォロの松がよく見える。

去年泊まってホテル「カルーソ」は、もう少し右なので見えない。

アマルフィを出て、10分ほどでミノーリに着きます。

路線バスみたいな感じです。

次は、5分くらいでマイオーリです。

ここは少し大きい街ですね。

地元の子供たちが、楽しそうに遊んでます。

まだ夏休みか。

こうして離れて見ると、山と山の狭間の街だと分かる。

段々畑です。

あんな高い所に教会が！

まだまだ続く海からの風景

あの古い見張り台もどうやって作ったんだろうね。

10分ほどで、チェターラの港に到着です。

チェターラにもキレイなクーポラのある教会が見える。

チェターラでは、ガイドの綾見さんが待っていてくれました。

今日一日よろしくお願いします。

チェターラは、アマルフィ海岸で唯一の漁港です。
イワシとマグロの街なんだそうです。

ガイドの綾見さんに、港のすぐそばの鮪のカラスミの製造販売のお店”Cetarii"に案内してもらう。

鮪のからすみを買いました。
おろしてパスタにするととっても美味しいよ

Cetariiでは、このお皿も買ったよ。

NHK BSの二度目のアマルフィで、紹介されていた陶芸作家”Lucio Liguori"
さんのお皿がCetariiにあったんです。どうしてここにと聞いたら、お店のオーナーと友達なんだそうです。

番組を見て工房に行ってみたかったんだけど、チェターラとヴィエトリの中間くらいの山の中みたいなところなので諦めていたんです。

このデザインの物しかなかったんだけど、買わないと後で後悔しそうなので、３枚も買っちゃいました。

次に案内してもらったのは、船からクーポラが見えたサン・ピエトロ教会。

ここは漁師さんの守り神で、教会の入り口には、（チョット見難いけど）イワシ漁の様子が描かれています。

こじんまりした教会です。

ほんとうにイワシ教会だった。

説教台にもイワシ漁。

次は、今回チェターラに来た一番の目的、コラトゥーラの製造販売のお店です。

ネットゥーノは、NHK「旅するイタリア語」南イタリア編で、古沢巌さんとマッテーオが来ていました。

ちなみに綾美さんは、マッテーオが大好きだそうです。

製造しているところも見学させてもらいました。

こうして手作業で丁寧に、イワシの下ごしらえをしています。

働いているのは、家族と親戚だそうです。
イル・サンピエトロ・ディ・ポジターノのバッグを持っていたら、甥がイル・サンピエトロで働いているという話をしてくれました。

この樽に、イワシと塩を重ねて入れて、完成までは３年かかるそうです。

チェターラでも大量生産でなく、手作業で作っているのは、もうここだけだそうです

コラトゥーラのほかにも、イワシのオイル漬けとかいろいろあります。

重いけど、たくさん買ってきました。

コラトゥーラ大瓶１本・小瓶５本、ジェノベーゼソース１瓶。

お昼は、リストランテ・アル・コンヴェントに連れてきてもらいました。

テラス席でいただきます。

イワシの街だから、イワシづくしでいきましょう。

アリーチ（イワシ）の盛り合わせ。
酢漬け、フライ、フリットなど。

コラトゥーラのパスタを２種類

こちらは、シンプルなほう。

こちらは、トリュフやバターが入っている。（少しヘビー）

３皿を３人でシェアしていただきました。

港街にはニャンコ。

タクシーを呼んで、ヴィエトリ・スル・マーレに向かいます。

タクシーの運転手さんの甥が、日本でイタリア料理店をやっているので、是非行って、おじさんに聞いたと言ってくれって話になりました。

さっきのネットゥーノの甥の件もあって、南イタリアの家族・親戚の関係はすごいなって思いました。

１０数分で、ヴィエトリ・スル・マーレです。

人魚も焼き物です。

ヴィエトリ・スル・マーレは、海から上にあるヴィエトリという意味だそうです。

下に海が見えます。

焼き物屋さんがずらっと並んでいます。

１軒のお店に入ってみます。"Massimino ceramica"

綺麗な床でしょ。

ここの工房が近くにあるので、見せてくれるそうです。

歩いて数分、ここが工房です。

素焼きしたものが並んでいます。

実演してくれます。

サラサラっと書いてくれました。

彼のデザインなんですって。

伝統的な動物柄ではなくて、モダンな絵柄です。

で、同じ柄のボウルを購入

去年買ったボウルを割っちゃったので

焼くと色が随分変わるね

もう一つは、マグカップ。

これも新しいデザインなんですって。

陶器屋さんだけでなく、街を少し散策します。

かぶっている帽子は、今日アマルフィで一目惚れして買いました。

少し分かりにくいけど、二つの教会がくっついているんです。

もうお皿などは、荷物が重くて買えませんでした。

午後３時過ぎは街は閑散としています。

綾見さんが、走り回って探してくれた、ヴィエトリスルマーレのシンブル

パピーがしつこくてゴメンネ

焼き物の町らしいでしょ。

この壁もね。

カワイイね。

これは焼き物センターみたいなところかな。

もう４時半近くになるので、タクシーでサレルノに向かいます。

綾見さんの住む、サレルノの街は住みやすいそうです。

サレルノの港で、綾見さんとお別れ。
楽しく街をめぐることができました。ありがとうございました。

帰りも続く海からの風景

帰りは、アマルフィに寄りますが、乗り換えなしでポジターノまで行きます。

夕方らしい景色になってきました。

６時３０分ポジターノに帰ってきました。

ボートも店じまい。

夕食は、ホテル・シレヌーセで摂ります。

シレヌーセは、この景色を見るベストポジションです。

今日は、シャンパン＆オイスターバーです。

リッチな感じ。

お客さんも、なんだか妙に派手で綺麗な集団でイッパイでした。

さあ、何にしよかな。

牡蠣は外せないしね。

シャンパンは、高いのでスプマンテで十分。

カキは、贅沢に１２ピース。３種類あります。

"Raw Vegetables from our garden"は、26ユーロもしたのに、野菜スティックでした。

一見寿司のようですが、地中海物のサシミです。

帰りは、シャトルサービスでホテルまで帰りました。
その車のドライバーが、どこで食べて来たのかと聞くので、シレヌーセと答えると、「いいレストランだ。ポジターノで２番だ。」というので、大笑いしました。イル・サン・ピエトロとシレヌーセはライバルなんだね。

明日は、ソレントを少し観光してから、カプリ島に渡ります。