2007/02/16 - 2007/02/20
1460位(同エリア6975件中)
toshikunさん
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- 旅行記66冊
- クチコミ731件
- Q&A回答485件
- 280,321アクセス
- フォロワー18人
この旅行記のスケジュール
2007/02/15
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飛行機での移動
関空発アリタリア航空ミラノマルペンサ空港経由ローマフィウミチーノ空港へ。
2007/02/16
2007/02/17
2007/02/18
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船での移動
ナポリ11時35分発の船でカプリ島へ。
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その他での移動
リフトでカプリ島の最高峰はソラーロ山(Monte Solaro, 589m)山頂往復。
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船での移動
カプリ島16時25分発の船でソレントへ。
2007/02/19
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飛行機での移動
ナポリ空港発ミラノマルペンサ空港経由関空行きアリタリア航空。
2007/02/20
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飛行機での移動
関空帰国。
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この旅行記スケジュールを元に
会社の報奨制度で妻と二人の旅行に3日間の休みと20万円の補助が貰える制度があり、妻が欧州に行きたいと言うので、有休を1日足してルックJTBの「今度の週末は南イタリア6日間」のツアーに参加しました。欧州の冬は寒いし暗いので、少しでも南に行こうという魂胆です。普段出張ではよく海外に行っていますが、海外旅行となると新婚旅行でハワイに行って以来23年ぶりです。南イタリアは治安が悪いので添乗員同行のツアーにしたのですが、添乗員付きの団体旅行は初めての経験です。ローマ、ナポリ、ポンペイ、カプリ島の観光と昼食・夕食が2回ずつ、朝食は毎日付いて、2月15日出発は164,900円の格安ですが、これに燃料サーチャージを加えて二人で約38万円でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 2.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 船 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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2007年2月15日(木)関空13:50発アリタリア航空ミラノ乗継でローマには現地時間午後9時半に到着。ここで早速トラブル発生、一行の中のスーツケースの一つが割れていて添乗員さんはクレームをつけに行ってしまい、長い間待たされました。この辺が団体旅行の辛いところ。
フィウミチーノ空港 空港
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ローマのホテルは、テルミニ駅近くのBグレードということでしたが、今回のツアー参加24名は全員、地下鉄(メトロ)マンゾーニ駅の真上にあるベストウェスタンプレジデントホテルでした。ちゃんと清掃されていましたが、設備の古いホテルでした。夜も表通りの車や市電の音がよく聞こえました。本来なら地下鉄駅の真上にあって大変便利なはずですが、何とマンゾーニ駅はずっと工事中で閉鎖されており、次の駅から5分ほど歩かなくてはならないとのこと!流石はイタリアです。
ヒルトン ガーデン イン ローマ コロッセオ ホテル
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ベスト ウエスタン ホテル プレジデントのツインルームで宿泊。バスタブ付きの部屋でした。
ヒルトン ガーデン イン ローマ コロッセオ ホテル
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2007年2月16日(金)午前7時、朝食はビュッフェ形式ですが、チーズとハムが2種類あるくらいで、スクランブルエッグとソーセージの温かいおかずが出てきたのは、朝7時を過ぎてからです。パンもクロワッサンもボソボソしていて、自動機械で淹れるコーヒーも実に不味い。今まで出張でイタリアでは旨いものしか食べたことがなかったので、驚きました。イタリアに不味いものはないと思っていました。
ヒルトン ガーデン イン ローマ コロッセオ ホテル
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ベスト ウエスタン ホテル プレジデントの朝食
ヒルトン ガーデン イン ローマ コロッセオ ホテル
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16日の午前中はツアーに付随のローマ半日観光です。ベンツの観光バスに乗って、まずはヴァチカン市国サンピエトロ大聖堂へ。朝から良く晴れて、空は真っ青、こんな青い空は最近日本で見たことがありません。まだ朝早いためか、サンピエトロ広場も人がまばらでした。
8時40分、バチカンのサンピエトロ大聖堂。サン ピエトロ大聖堂 寺院・教会
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サンピエトロ広場の噴水。
サン ピエトロ広場 広場・公園
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サンピエトロ広場
サン ピエトロ広場 広場・公園
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サンピエトロ広場
サン ピエトロ広場 広場・公園
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ミケランジェロ「サン・ピエトロのピエタ」、暗くてぼけてしまった。
サン ピエトロ大聖堂 寺院・教会
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大聖堂の中はミケランジェロのピエタ像を初めとして彫刻や絵画や、美しいドームなど見所が一杯。これを20分で見て来いというのですから、団体行動はやはり辛い。それでも、流石にカトリックの総本山だけあって、重厚で荘重な雰囲気と貴重な美術品の山に圧倒されました。
サン ピエトロ大聖堂 寺院・教会
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オベリスク、高さ25.37m
サン ピエトロ広場 広場・公園
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バスに戻ってサンタンジェロ城を車窓観光し、免税店に連れて行かれ、私たちはSpaghetti del Diavolo用の乾燥ハーブ(ドライトマトやにんにく、唐辛子入りでメチャ辛い)を幾つかお土産に買いました。
11時、コンスタンティヌスの凱旋門コンスタンティヌスの凱旋門 建造物
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11時20分、コロッセオに行きましたが、何と5万人近くも入れたというので驚き。甲子園と同じ収容能力です。しかも当時は布の天井まであったというので更に驚きです。
コロッセオでは更に驚くべきことを知りました。先ほど行った免税店で、ローマの現在の写真とその上に建設当時の風景を書いた透明なシートを重ねられる面白いアルバムを見つけたのですが、30ユーロ(4770円)もしていました。ところがコロッセオの外の露天商も同じものを売っており、何と値段は10ユーロ(1590円)。あの免税店はボッタクリだったのです。日本語が使えるお土産屋には気をつけましょう。コロッセオ 建造物
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12時、また、バスに乗って今度はトレビの泉に行きました。勿論、妻も私も肩越しにコインを投げ入れて来ました。またローマに戻って来れるでしょうか?
泉の横のトレビカフェでジェラートを買って食べました。2.5ユーロ(398円)ですが、あっさりして美味しかった。トレヴィの泉 建造物
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12時半、トレビの泉近くのリストランテ「NAUTILUS」でツアーにセットの昼食を摂りました。地下の食堂でしたが、2019年現在はなくなっているようです。
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一皿目はリガトーニ・カルボナーラです。濃厚な味を期待していたら、チーズの味だけ。ローマ風のカルボナーラはクリームも牛乳も使わないそうです。
リガトーニの茹で加減も味もよかったのに、冷めていてがっかり。たとえ24人の団体だとしても料理の温度が管理できないようなリストランテは失格です。 -
2皿目はサルティンボッカ、牛肉のローマ風ソテーとパンフレットにありましたが、「口の中に飛び込む」という意味だそうで、要はピカタです。こちらもツアー客全員が「これホントに牛肉?豚肉じゃないの」と首を傾げるお肉でした。Dolceはパンナコッタでしょうか?甘いだけで他に味がしない。
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ツアーはここで解散、以後は自由行動となりました。まず歩いてパンテオンに行きました。14時半。
パンテオン 建造物
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西暦183年に建てられたものだそうです。中は結構広く、ドームの真ん中に穴が開いていて採光されています。
パンテオン 建造物
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パンテオン神殿
パンテオン 建造物
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14時45分、更に歩いてナヴォーナ広場に行きました。ジプシーの男の子がヴァイオリンで「カチューシャ」を見事に弾いて客を集めています。暖かいのでカフェのテラス席でお茶をしている人たちや、噴水の周りにも多くの人が腰掛けてのんびりローマの休日を楽しんでいました。四大河の噴水は改修中でした。
ナヴォーナ広場 広場・公園
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15時、ナヴォーナ広場から南東に歩いてヴェネツィア広場に出ました。ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂、通称ヴィットリアーノが紺碧の青空の中に聳えています。
ヴェネツィア広場 広場・公園
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いよいよ古代ローマの遺跡、フォロ・ロマーノに入ります。入場無料ですが、午後3時半に閉まるというので、ここまで急いで来たのです。ここの遺跡は殆どが2世紀頃に建てられたものです。遺跡では想像力を逞しくして、建設当時の様子を想像せよと添乗員さんが言っていましたが、そうそう簡単には想像できません。15時半、フォロロマーノのアントニヌス・ピウスとファウスティナ神殿。
フォロ ロマーノ 建造物
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フォロ ロマーノのバシリカ・アエミリア。
フォロ ロマーノ 建造物
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フォロ・ロマーノのセプティミウス・セヴェルスの凱旋門。
フォロ ロマーノ 建造物
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フォロ ロマーノのサートゥルヌス神殿。
フォロ ロマーノ 建造物
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彫刻の入った円柱が倒れて割れていて、観光客がその上に腰掛けて休憩したりしています。おい、どこに座ってるんだよ、2000年近く前にその柱に一生懸命彫刻を入れた人がいるんだよ、と思わずつっこみを入れたくなります。兎に角、歴史の重みと古代人の偉業に圧倒されました。この日は気温が17℃まで上がり、半袖で歩いている人もいました。歩き疲れて、ティトゥス帝の凱旋門の横で多分遺跡の大きな石の上に座り込んで休憩しました。
フォロ ロマーノ 建造物
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フォロロマーノ、右;カストルとポルックス神殿、左;アントニヌス・ピウスとファウスティナ神殿。
フォロ ロマーノ 建造物
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16時、再びコロッセオの前。この後、真実の口を見に行くつもりだったのに、余りに歩き疲れてすっかり忘れてしまい、コロッセオからメトロに乗ってスペイン広場に行ってしまいました。
コロッセオ 建造物
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メトロのB線は車輌が落書きだらけで、話には聞いていたものの、驚きました。メトロの中はスリだらけと聞いていたので緊張します。16時半、スペイン階段では多勢が階段に腰掛けてぼんやりしていました。左右に少し登り降りができるスペースがあるくらいです。一度トリニタ・デイ・モンティ教会の前まで階段を登り、また降りてきました。日本人観光客も沢山います。
スペイン広場 広場・公園
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スペイン広場にあるバルカッチャの噴水。
スペイン広場 広場・公園
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16時42分、ブランド店が集まっているコンドッティ通りを西向きに歩いたのですが、丁度夕方の太陽が真正面にあり、眩しくてウィンドウショッピングをする気にもなりませんでした。
スペイン広場 広場・公園
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17時、キティちゃんを売るコルソ通りの店。
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コルソ通りで右に折れて、ポポロ広場まで歩きました。
17時20分、ポポロ広場のフラミニアのオベリスク。ポポロ広場 (ローマ) 広場・公園
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ポポロ広場の双子教会
ポポロ広場 (ローマ) 広場・公園
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ポポロ門(別名フラミニア門)。
普段二人とも余り歩かないのに、今日は朝からずっと歩いてきて、足の裏も脛も太股も痛くて、夕食までの時間、ホテルに帰って休むことにしました。ところが既にメトロは混雑しており、添乗員さんからラッシュアワーは避けるように言われていたので、スリに遭わないよう随分緊張しました。ドア近くは特に危なく、人を押しのけてでも奥に進むのが正解のようです。マンゾーニ駅が工事中で使えないので一つ手前で降りて、初めての道をホテルまで帰らなくてはなりません。
ヴィットリオ・エマニュエレ駅で降りるのは初めてでしたが、多分こっちと思って歩いた通りが大正解で、無事ホテルに戻ってきました。妻が酷い方向音痴なのとは逆に、私は今まで始めての土地でも殆ど迷ったことがないのです(妻は動物的勘と言いますが)。ポポロ広場 (ローマ) 広場・公園
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この日の夕食はちょっと冒険をしなければなりません。というのは、イタリアに出張したときにいつも世話になっているミラノのミケーレさん(本名は何とミケランジェロ!)に、ローマのお勧めレストランを紹介して貰っていたのです。「①Antico Arco」、「②Costanza」、「③Paris」、「④Checchino dal 1887」の4箇所です。①と③はトラステヴェレ(川向こう)にあり、行きにくそうです。④はピラミデ駅の近くでJCBも紹介している内臓料理の老舗ですが、妻が内臓は駄目なので除外です。②はカンポ・デイ・フィオーリの近くですが、メトロは通っていません。バス路線図(Roma centro)を印刷して持っていたので見ると、810番がホテルの前から②の近くまで行くようです。
バスは停留所の案内放送がなく、景色を見て降りないといけないのですが、降りる予定のバス停はヴェネツィア広場から二つ目なので、ヴィットリアーノを目印にすれば何とかなりそうです。トラム(市電)でも、トラステヴェレ経由で行けなくもありません。バスもトラムも(メトロも)乗車券は共通なので、とりあえずタバッキ(煙草屋)で2枚買って、マンゾーニの市電駅(バス停も共通)で待ちました。3番のバスは何度も来るのに、810番は中々来ません。トラムも全く来ません(後で気付いたが、トラムも道路工事中で止まっていた様子)。随分待ってようやく810番が来て乗り込みました。コロッセオの前を通り、ヴィットリアーノを過ぎて、この辺かな?と停車ボタンを押しました。一緒に降りる人に「ここはVia di Torre Argentinaか?」と聞くと「そうだ」と言います。ビンゴ!またしてもぴったりです。住所からGoogle Mapで検索して地図を持っていたのですが、流石にこの後はぐるぐる回って少し探しました。オスタリア コスタンツァ イタリアン
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20時半、ようやくCostanzaを見つけて中に入りました。「予約していないんですが?」というと「大丈夫」と招き入れてくれました。服装コードも普段着と運動靴で問題ないようです。ほっとしました。メニューに英語が書いてあり助かりました。Primo Piattoはモッツァレラとバジリコのフィットチーネ1人前を二人でシェアして貰いました。それでも充分な量で、美味しかった。
オスタリア コスタンツァ イタリアン
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Secondは七面鳥の茸ソースと牛肉と野菜の炒め物を頼みました。牛肉は少し塩辛かったが旨かったし、七面鳥はクリームソースと茸の風味が実に旨かった。やはりミケーレさんのお勧めは間違いありません。今までイタリアでいつも美味しいものを食べていたのは、彼の選択が正しかったのだということがよく分かりました。
オスタリア コスタンツァ イタリアン
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Dolceのティラミス(写真)とチョコレートムースもエスプレッソも美味しく頂きました。ハウスワインとサン・ペリグリノ(炭酸入りミネラルウォータ)も頼んで全部で63ユーロ(10017円)+チップでした。満足、満足。帰りはタクシーに乗りましたが、お釣りがないと言うのでチップを弾んで7ユーロ(1113円)払ってやりました。
オスタリア コスタンツァ イタリアン
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2007年2月17日(日)、ツアー3日目。午前中は自由行動、午後2時前にホテルを出てバスでナポリに移動する日です。ツアーの大半の人は、ヴァチカン美術館のオプショナルツアーを申し込んだようですが、一人60ユーロ(9540円)もするのです。個人で行けば時間も自由に使えますし、入場料の13ユーロ(2067円)だけで済むので、私たちは個人で行くことにしました。ところが添乗員さんの話では今年からシステムが変わって、予約のない個人は10時からしか入れないとのこと。そんなことは今年のガイドブックにも書いていませんでした。添乗員さん曰く「イタリアですから」。兎に角メトロに乗って、8時半頃に到着しました。既に長蛇の列ができています。しかし、丁度私たちの前に卒業旅行だと言う関学の女学生が三人いて、あれこれ話をして退屈しないでいるうちに、列がどんどん進み始め、10時5分前に入場できました。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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バチカン美術館の案内看板
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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10時40分、バチカン美術館の第二室「円形の間」。
日本語のオーディオガイド1台6ユーロ(954円)を2台借りました。説明箇所に番号が表示してあり、その番号を押すと説明してくれます。でも、その説明が懇切丁寧すぎて、全部聞いていたら1日でも足りなさそうです。最初の方のエジプト博物館やタペストリーのギャラリー、地図のギャラリーなど適当にすっ飛ばして見ましたが、それでも随分時間が掛かりました。バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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バチカン美術館 ギリシャ十字の間のモザイク床
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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11時15分、バチカン美術館 ラファエロ・サンティ「アテナイの学堂」。
やはり、おっと思ったのはこの写真の署名の間、ラファエロの間とも言われています。ここは説明をじっくりと聞きましたが、立錐の余地もないほど込み合っていました。バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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システィーナ礼拝堂 ミケランジェロ作「最後の審判」。そしていよいよ本日のメインイベント、システィーナ礼拝堂にやってきました。壁一面に最後の審判が描かれています。天井部分には聖書の天地創造からアダム、イヴの創造、ノアの箱舟までの話が描かれています。その壮大さは息を呑むばかりです。壁際のベンチに座って、オーディオの解説を聞きながら、双眼鏡を取り出して30分以上眺めていました。なお、この礼拝堂は写真撮影禁止です。この写真は中庭にガイド説明用においてあった複製を撮影したものです。礼拝堂の中は静粛のためガイドできませんので、オーディオの方がいいですよ。
この礼拝堂の絵は1881年から13年掛けて日伊共同で修復されて今の鮮やかな色彩が蘇ったそうです。「ヴァティカン-歴史・芸術・建築、Valerio Volpini著、原書房、1991」(松原図書館蔵)に修復前の写真が掲載されていますので、あわせて見ると興味深いです。バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ようやく見終わったら、もう12時半を過ぎていました。これから外で食事していたのでは集合時間に間に合わないので、美術館の中の食堂でピザを食べました。ローマ風の薄いピザでちょっと冷めていましたが、味は良かった。一つ2.5ユーロ(398円)でした。
バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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13時、バチカン美術館の出口にある、美しい2重螺旋階段。
最後に美しさで有名な螺旋階段を下って外に出ました。何故この螺旋階段がこのように美しいかと言うと、途中で段の高さを変えてあって、不等ピッチになっているんですね。歩いている人は躓きそうになりますが。
ホテルに戻ったのは出発の5分前、13時45分でした。バスに乗って、ナポリまで3時間の移動です。ローマにはミモザの木が一杯あって、どれも春を告げるように満開の黄色い花を咲かせていました。バチカン美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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17時40分、ナポリのホテルは街の中心部にあるベストウェスタンプラザホテルでした。レヴューを読むと、ホテルは良いが、周囲はスリだらけで最悪と書いてあります。添乗員さんも、もし外に出掛けたいなら何も持たないで下さい、とのこと。私たちは結局最後まで外へ出る勇気がありませんでした。治安を良くすれば、観光客も自由に出歩いてもっとお金を落として行くだろうに馬鹿な街だと思いました。
ベスト ウェスタン ホテル プラザ ホテル
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ツインの部屋、イタリアのホテルとしては質素な方だ。
ベスト ウェスタン ホテル プラザ ホテル
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プラザホテルには11組のツアー一行に対して3部屋しかバスタブのある部屋がなく、残りはシャワーだけなので、部屋割りは希望者を募って抽選するとのこと。私としては昨夜シャワーの温度が低くて、ぬるま湯を溜めてようやく温まった状況なので、バスタブはあった方がいいと思っていました。ところが希望者を募ると手を挙げたのは私だけ。添乗員さんは「そんな人は最初から当たっていたりして。ってホラお宅は端からバスタブ付き。」ですって。と言うわけで交替もなくスムーズに部屋が決まりました。狭くて浅いバスタブでしたが、ないよりマシ。
イタリアのレストランなどのトイレを借りると便座がないのが普通です。たとえあっても公衆の場で清潔を保てないからでしょう。しかしホテルでも、冷たい便座に座るたびになぜウォシュレットが普及しないのか不思議に思う。ベスト ウェスタン ホテル プラザ ホテル
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20時、この日の夕食は、ツアーに付随の名物ピッツァです。バスに乗り込んでかなり走り(後で調べると12km)、山の中の「Le Due Palme」(二つの掌)というリストランテに連れて行かれました。
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Ristorante Le Due Palmeでの夕食、ワインは地元のラクリマ・クリスティ・デル・ヴェスヴィーオの赤を飲みました。アクア・ガッサータはフェラレッレ、アクア・ガッサータは炭酸入りミネラルウォータのことです。私は炭酸入りが好きなので、今回色んな種類を飲みました。出張のときはフランスでもサン・ペリグリノを飲むことが多く、今回ローマのコスタンツァでも飲みましたが、飲み慣れているせいか、これが一番美味しいように思います。
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Ristorante Le Due Palmeでの夕食、ルッコラがいい香りで美味しかったサラダに続いてピッツァ・マルゲリータが出てきました。流石は本場の味、ピザ生地がもちもちとして旨い。バジリコが少ないのがちょっと残念でしたが、満足しました。
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Ristorante Le Due PalmeのDolceはチョコレートケーキ、エスプレッソのカップには蓋が付いていました。ワイン(ハーフボトル)、水、コーヒーは別料金で全部で10ユーロ(1590円)くらいだったと思います。
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2007年2月18日(月)ツアー4日目。7時、ベスト ウェスタン ホテル プラザの朝食もビュッフェ方式ですが、冷めたスクランブルエッグとメチャ塩辛いベーコンは配給式です。チーズは穴あきエメンタールのスライスです。クロワッサンはプレーンと何か甘いものがたっぷり詰まったものがいくつかありましたが、ローマのホテルよりは余程マシでした。ここで美味しかったのはブラッディオレンジジュースです。日本では高いので何回もお代わりをしました。コーヒーは不味かった。この日は昼はスパゲッティヴォンゴレ、夜はシーフードがツアーに含まれているので、それに期待して朝食をセーブしました。
ベスト ウェスタン ホテル プラザ ホテル
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バスに乗ってナポリ市内観光です。ヌオーヴォ城やウンベルト1世のガッレリアなどを車中から見ました。何故降りないかと言うと、治安が悪いからだそうです。
ヌオーヴォ城 城・宮殿
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「ナポリを見てから死ね」と良く言いますが、天気が悪いせいか景色はそれほどでもなく、これじゃあ死ねんな。
ナポリ湾 ビーチ・海
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この日は日曜日の朝で、車も人も非常に少なかったので、卵城の前だけ、バスから降りて記念撮影をしました。
卵城 城・宮殿
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バスでポンペイに向かう。ヴェスーヴィオ火山が前方に迫る。
ヴェスーヴィオ火山 山・渓谷
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1時間ほど走って、ポンペイに着きました。
8時半、ポンペイ遺跡の入口にあった檸檬ジェラート店。 -
紀元79年8月24日ヴェスヴィオ火山が大噴火し、1日で灰に埋まったそうです。どうやって日付が判っているんでしょう?そして1670年後の1748年に発見されたそうです。その後260年に亘って発掘が進められ、今でも発掘を続けているとか。灰の中から当時の姿のままの町を掘り出したのですから凄すぎる。
大劇場 史跡・遺跡
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この写真は、町並みと石畳の道です。道が一段低くなっているのは雨水を流すためだそうです。手前に大きな石が3つあるのは、足を濡らさずに道路を渡るための横断歩道です。横断歩道の部分は馬車がいつも同じところを通るために轍ができています。凄いでしょう。当然、馬車の車幅や車輪の大きさにも規格があったんでしょうね。娼館もちゃんとあって、壁には男女の色んな体位の絵が描かれています。当時港町だったここには言葉の通じない外国人もやって来たので、メニュー代わりだったそうです。中は小さな個室に分かれていて、壁際が狭い石のベッドになっています。
ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ アヌンツィアータの遺跡地域 史跡・遺跡
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裕福な家には鉛管の水道もあったとか。鉛は体に悪いよ。水道を引けない貧乏人のための共同井戸や酒屋のテーブル、裕福な家の門や中庭も残っています。
ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ アヌンツィアータの遺跡地域 史跡・遺跡
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パン屋の石窯などは現代のピッツェリアで使われているものと少しも変わりません。隣には粉を挽くための大きな石臼もあります。
ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ アヌンツィアータの遺跡地域 史跡・遺跡
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この写真はフォロ(公共広場)近くの門の周囲に施された美しいレリーフです。アクリル板で保護されていますが、本物ですよ。鳥や兎や蛙も彫られており、こんな技術がカメオに引き継がれているそうです
ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ アヌンツィアータの遺跡地域 史跡・遺跡
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バスでナポリに戻って、「Donadio」というカメオの工房に連れて行かれました。カメオの知識を得たい方は、ここのホームページの左上のVIDEOにカーソルを合わせた後、日の丸をクリックすると現地で見た日本語のビデオを見ることができます。カメオを色々見せてくれましたが、良さそうなのは非常に高くて結局買いませんでした。ローマのボッタクリ免税店のせいで日本語の使える店に対する警戒心もありました。ここは老舗のようでしたが。
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船のチケット。2007年2月18日11時35分発。
ナポリのBeverello港から11:35発のカプリ島行きの船に乗りました。いよいよGrotta Azzurra=青の洞窟を目指します。ツアーのパンフレットによれば2月の洞窟入場率は23%と低い確率です。しかも天気が悪い。でも添乗員さんが言うには、地球温暖化以来様子が変わってきて去年は7月でも入れない日が多かったし、雨が降っていても入れる日もあるとのこと。フェリー乗り場(モロ イマコラテラ ベキア) 船系
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ところが船の中で携帯電話のメールを見ると、三男が40℃近い熱を出しているとの連絡が入り、家にメールしたり、私の親に電話して救援を求めたりとそれどころではなくなってしまいました。
フェリー乗り場(モロ イマコラテラ ベキア) 船系
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カプリ島の港に着くと今日は洞窟に入れないとのこと。ここで添乗員さんから急遽予定にない提案、事前案内とは異なりますが、このままでは悔しいので陸上から洞窟の入り口を見に行きませんか?これには満場一致でミニバスに乗り込み、狭い島の崖道をくねくね走って、13時半、洞窟の入り口に着きました。既に海水の色が異常に蒼いです。しかし、これしきの波で入れないとは。日本の海の感覚で言えば、ベタ凪ですがね。小船が一艘も出ていないことは証明され、一同納得。
青の洞窟 洞穴・鍾乳洞
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カプリ島の最高峰はソラーロ山(Monte Solaro, 589m)山頂に登るリフトのチケット。
カプリ島 リフト その他の交通機関
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13時50分、リフトの山麓駅。
リフトに乗ってソラロ山の山頂に行きました。リフト初体験の妻は恐々。でも乗ってしまえば安心したようでした。カプリ島 リフト その他の交通機関
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リフトでは強い風が吹いてとても寒かった。カプリ島に渡る前に一旦はコートをバスに置いて降りたのですが、もう一度戻って持ってきて良かったです。
カプリ島 リフト その他の交通機関
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14時半、山麓駅に戻ってきました。
カプリ島 リフト その他の交通機関
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山から下りて土産物屋さんでチェロの容器に入ったレモンチェッロを幾つか買いました。大きなレモンはこの辺りの名産品で、レモンチェッロは食後に飲む甘いレモンリキュールです。アルコール度数は30度と高め。美味しいイタリア料理を食べ過ぎてお腹が苦しい時に飲むと、高めのアルコールのために苦しさがマヒします。そのために飲むものだと私は思っています。食後に、アルコール度数30-60度のグラッパというブランデーを飲むこともあります。
カプリ島 散歩・街歩き
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15時10分、またミニバスに乗って、島の真ん中辺りにある「Capri Moon」というリストランテで遅い昼食です。店の中に入った直後に大雨が降り出し、ラッキー。密集した丸テーブルに座るとおじさんが皆のお皿にリゾットを給仕し始めました。添乗員さんが慌ててノ、ノ。ヴォンゴレ、ヴォンゴレ。間違えてリゾットを出してしまったのです。今更リゾットを回収できず、サービスと言うことになりました、ラッキー。でもこのシーフードリゾット、以前ミラノで食べた極上のと同じ名前ながら、中身は全く違ってちょっと生臭い。まあタダだし、いいか。
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食べ終わるとおじさんが大きなアルミのパンからスパゲッティヴォンゴレをお皿に配りました。ところがこれを食べて吃驚!こんなのびのびパスタは会社の食堂以外で食べたことがありません。(会社の食堂の方々御免なさい。だって3000人分を一度に出しているんですものねえ。)しかも塩味は薄い、パセリもアサリも少ないで良いとこなし。アサリ嫌いの妻はアサリを全部残したのですが、たったこれだけだったの?という少なさでした。日本に帰ってからミケーレにこのことをメールしたら、彼も怒っていました。今度来た時はアルデンテを食わしてやるって。
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セコンドは白身魚のソテーで旨くはないが、まあ食べられるものでした。Dolceは蜜豆?と思ったけど豌豆はなくて、賽の目に切ってあるからマチェドニアのつもり?シロップばかり多過ぎやろ。まあ、イタリア=旨い飯のイメージがガラガラと音を立てて崩れた昼食でしたが、終わる頃には雨も殆ど上がりこちらは本当にラッキー。
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カプリ島からソレントへの船のチケット。2007年2月18日16時25分発のソレント行きの船でカプリ島を後にしました。「帰れソレントへ」の美しいメロディから訪れたかったソレントですが、夕方で雨が降って薄暗く、バスの車窓から外を眺めても何の感慨のないままナポリに戻りました。
カプリ島 散歩・街歩き
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ナポリに戻るや否や、夕食に行くとのこと。さっき不味い昼飯を食べたばかりだけど。18時50分、連れて行かれたのは「La Tana dell Arte」というお店。ホームページは立派だけど、町の食堂風でトイレが汚い。女子トイレはドアが壊れていて、ツアーの皆で見張りあいをする始末。そうそう、今回ツアーで行ったレストランのトイレはすべて便座がなく、女性も立ちションをしなければなりませんでした。男には便座を上げる必要がなく便利ですがね。大きい方は必ずホテルで済ましておきましょう。夕食はシーフードとのことなので、ラクリマクリスティ白のハーフを頼みました。ところが出てきたのはデキャンタ。ちょっと待てよ。レストランでワインを頼むと普通は目の前で封を切ってコルクを開けて、ホストに試飲をさせて、OKを貰うのがシキタリでしょ。尤も試飲をしても駄目と言えるほどの目利きじゃないし、他の人も駄目出しをしたのを見たことはないので、無駄なシキタリと言えばそうだけど、けどいきなりデキャンタとは余りにも省略し過ぎだろ。とムカッと来た私は亭主を呼んで、おいこれはホントのラクリマか?俺はボトルを見てないぞ、と言ってやった。そしたら亭主は、No problem, no problemを繰り返して目の前でラクリマのフルボトルの封を切ってデキャンタに入れてくれました。最初からそうしろってんだ。つまり、ハーフボトルを置くのが面倒だから、フルボトルを半分こしてコストダウンしてるのか?と疑いましたが、後の支払いはフル15ユーロの丁度半額7.5ユーロ(1193円)でしたから良心的というべきか?
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La Tana dell'Arte。夕食のプリモはまたぞろシーフードリゾット。今度は生臭くはなかったが、味もなかった。亭主がお代わりを薦めましたが、誰もしなかった。
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La Tana dell'Arteのセコンドプラットは烏賊と蝦のフリットでした。烏賊は少し塩辛かったけど、不味くはなかった。今回の旅行の食事は全般に塩辛いものが多くありました。デザートはリキュールを染み込ませたスポンジケーキでした。季節が悪くてもイタリアなら食事で満足できると思って来たのに、その点ではがっかりでしたが、海外ツアーを何度も経験している私の父に言わせると「ツアーに付いてる食事なんてそんなもん」とのことです。格安ツアーだから文句は言えないのかも知れませんし、店側も旅行会社から安く買い叩かれているのかも知れませんが、折角日本語を覚えて日本人を受け入れているのだから、もう少しまともなものを出してリピータを狙うとか、クチコミを期待するとか言うことはないのでしょうか?まあ、「イタリアだからと言って旨いものばかりでない」と分かったことを収穫としましょう。
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2007年2月19日(火)午前11時、ナポリ・カポディキーノ国際空港で出発前にカプチーノを飲む。
アリタリア航空にてナポリ空港からミラノ経由、翌20日に関空に帰ってきました。JTBの添乗員さんが最後まで良くお世話して下さったことに感謝します。ナポリ カポディチーノ国際空港 (NAP) 空港
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ナポリ・カポディキーノ国際空港からミラノ・マルペンサ空港経由で関空へ帰国。
ナポリ カポディチーノ国際空港 (NAP) 空港
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アリタリア航空ミラノ-関空便のエコノミー機内食。
日本時間2007年2月20日(水)午前1時15分。 -
2007年2月20日(水)10時40分、欧州から関空に帰る途中、大山が見えると帰国した実感がわいてくる。
大山(伯耆富士) 自然・景勝地
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