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写真は洞窟寺院(Pindaya Cave、シュエウーミン洞窟)<br />の中に納められた仏像たち。<br /><br />全部で8094体の仏像があるそうだ。<br />山腹の中にある巨大な薄暗い洞窟の空間<br />金色に光る仏像たちの半眼思惟のお顔や<br />時々、岩の天井から私の首筋に滴り落ちてくる水滴<br /><br />これらが3次元的空間、また過ぎ去る時間を加味すれば<br />4次元的世界を構成しており、<br />私の体と心が吸い込まれそうな気分になった。<br />洞窟を抜けて眩い太陽の光る下界に出ると「ホーッ!」<br />と大きなため息をついてしまった。<br /><br />今日はインレー湖の最終日である。<br /><一日のスケジュール><br />・ニャウンシュエの早朝街歩き<br />・ニャウンシュエのホテルからピンダヤまでの観光<br />・洞窟寺院を訪ねる<br />・ヘホ空港での思わぬ(楽しい)ハプニング<br />について述べることにしたい。<br /><br />インレー湖の旅は1泊2日という駆け足の旅であったが<br />今日も早朝から深夜まで濃密な体験を楽しめたピンダヤの1日であった。<br />※「ピンダヤ」とはシャン語で「広大な平原」意味。という<br /><br /><br /><旅行スケジュール><br />2018/11/16(日本発)<br />出発時間:10:00、 到着時間:14:10(ハノイ乗換) VN311<br />東京(成田空港T1)⇒ハノイ(ノイバイ国際空港)T2<br />出発時間:16:30、到着時間:18:00 VN957<br />ハノイ(ノイバイ国際空港T2)⇒ヤンゴン(ヤンゴン国際空港)T1<br />ミャンマーのヤンゴン空港両替100ドル(11,400円)が<br />150,000チャット位(1K0.1円)<br />出入国ビザは2018年10月に1年間廃止された。<br />11月17日Myanmar National Airlines UB455便<br />T1、6:55出発-8:10到着、時間1h 15m、<br />11月19日(月)Myanmar National Airlines UB451便<br />8:35ニャンウー出発9:10ヘホー到着時間、35分 <br />11月20日(火)<br />ヘホー (HEH)からヤンゴン (RGN)へUB418便<br /> 出発時間:17:40、 到着時間:18:45、時間1h 05m、<br /><br />ミャンマーで入域料を3回支払ったが値上がりしていた。<br />2018.11.17パガンの入域料、空港到着時に支払い<br />          25,000チャット 19ドル<br />2018.11.19 インレー湖入域料 15,000<br />2018.11.20DANU入域料 7.500 又は5ドル。<br /><br />ベトナム<br />貨幣の両替調べ<br />400,000ドン  0を2つ取って半分で2,000円 <br />1万円が1,800,000ドン<br />10,000ドンは48円 1,000,000ドンは4,812円<br />1円196ドン(1000ドン5円)、1ドル20656ドン 50ドル1,032,800ドン<br /><br />2018/11/21 出入国カード要らず、税関申告書記入する必要ある人のみ<br />パスポート見せて検査のみ<br />ヤンゴン 出発時間:18:55 ハノイ 到着時間:21:20<br /> VN956、24G24D Meeting point : Arrival Hall<br />ヤンゴン(ヤンゴン国際空港T1)⇒ハノイ(ノイバイ国際空港T2)<br /><br />チェックイン11月 21日水曜日チェックアウト22日木曜日<br />Classic Street Hotel (クラシック ストリート ホテル) 3つ星 朝食<br />ハロン湾へは9月に高速道路開通して2h30に短縮されたとのこと。<br />11月22日木曜日チェックアウト23日金曜日、2泊目も同じホテル<br />Moon Bay Ha Long Hotel 3つ星、朝食付き<br />一泊¥3,812 US$34 784,281VND<br />チェックイン11月23日金曜日チェックアウト24日土曜日<br /><br />ハノイへ移動<br />チェックイン11月24日土曜日チェックアウト26日、日曜、朝食あり<br />最上階のラグジュアリーツインルーム<br />Classic Street Hotel (クラシック ストリート ホテル) 3つ星<br />41 Hang Be Street, ホアンキエム区, ハノイ, ベトナム<br />(電話: +84 243 8252 421)<br />2泊で¥8,655 VND 1,800,000 77$<br />26日早朝5:30のタクシーを頼むこと<br />2018/11/26<br />ハノイ出発時間:08:40 、羽田到着時間:15:05<br /> VN384、<br />ハノイ(ノイバイ国際空港T2)⇒東京(羽田空港)<br />※ホテルに10泊、宿泊料合計は388ドル(1泊平均38.8ドル4,268円) <br />1泊は朝食なし(5:30出発の為)<br />アジアのホテルのコストパフォーマンスは高いと思う。<br /><br /><br />

還暦過ぎ夫婦どこか知らない遠くのまちへ<ミャンマー・ベトナム編ミャンマー>(11/16~11/26)その4ミャンマー・インレー湖②洞窟寺院

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2018/11/16 - 2018/11/21

38位(同エリア203件中)

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2013tomo

2013tomoさん

この旅行記のスケジュール

2018/11/20

この旅行記スケジュールを元に

写真は洞窟寺院(Pindaya Cave、シュエウーミン洞窟)
の中に納められた仏像たち。

全部で8094体の仏像があるそうだ。
山腹の中にある巨大な薄暗い洞窟の空間
金色に光る仏像たちの半眼思惟のお顔や
時々、岩の天井から私の首筋に滴り落ちてくる水滴

これらが3次元的空間、また過ぎ去る時間を加味すれば
4次元的世界を構成しており、
私の体と心が吸い込まれそうな気分になった。
洞窟を抜けて眩い太陽の光る下界に出ると「ホーッ!」
と大きなため息をついてしまった。

今日はインレー湖の最終日である。
<一日のスケジュール>
・ニャウンシュエの早朝街歩き
・ニャウンシュエのホテルからピンダヤまでの観光
・洞窟寺院を訪ねる
・ヘホ空港での思わぬ(楽しい)ハプニング
について述べることにしたい。

インレー湖の旅は1泊2日という駆け足の旅であったが
今日も早朝から深夜まで濃密な体験を楽しめたピンダヤの1日であった。
※「ピンダヤ」とはシャン語で「広大な平原」意味。という


<旅行スケジュール>
2018/11/16(日本発)
出発時間:10:00、 到着時間:14:10(ハノイ乗換) VN311
東京(成田空港T1)⇒ハノイ(ノイバイ国際空港)T2
出発時間:16:30、到着時間:18:00 VN957
ハノイ(ノイバイ国際空港T2)⇒ヤンゴン(ヤンゴン国際空港)T1
ミャンマーのヤンゴン空港両替100ドル(11,400円)が
150,000チャット位(1K0.1円)
出入国ビザは2018年10月に1年間廃止された。
11月17日Myanmar National Airlines UB455便
T1、6:55出発-8:10到着、時間1h 15m、
11月19日(月)Myanmar National Airlines UB451便
8:35ニャンウー出発9:10ヘホー到着時間、35分 
11月20日(火)
ヘホー (HEH)からヤンゴン (RGN)へUB418便
出発時間:17:40、 到着時間:18:45、時間1h 05m、

ミャンマーで入域料を3回支払ったが値上がりしていた。
2018.11.17パガンの入域料、空港到着時に支払い
          25,000チャット 19ドル
2018.11.19 インレー湖入域料 15,000
2018.11.20DANU入域料 7.500 又は5ドル。

ベトナム
貨幣の両替調べ
400,000ドン  0を2つ取って半分で2,000円 
1万円が1,800,000ドン
10,000ドンは48円 1,000,000ドンは4,812円
1円196ドン(1000ドン5円)、1ドル20656ドン 50ドル1,032,800ドン

2018/11/21 出入国カード要らず、税関申告書記入する必要ある人のみ
パスポート見せて検査のみ
ヤンゴン 出発時間:18:55 ハノイ 到着時間:21:20
VN956、24G24D Meeting point : Arrival Hall
ヤンゴン(ヤンゴン国際空港T1)⇒ハノイ(ノイバイ国際空港T2)

チェックイン11月 21日水曜日チェックアウト22日木曜日
Classic Street Hotel (クラシック ストリート ホテル) 3つ星 朝食
ハロン湾へは9月に高速道路開通して2h30に短縮されたとのこと。
11月22日木曜日チェックアウト23日金曜日、2泊目も同じホテル
Moon Bay Ha Long Hotel 3つ星、朝食付き
一泊¥3,812 US$34 784,281VND
チェックイン11月23日金曜日チェックアウト24日土曜日

ハノイへ移動
チェックイン11月24日土曜日チェックアウト26日、日曜、朝食あり
最上階のラグジュアリーツインルーム
Classic Street Hotel (クラシック ストリート ホテル) 3つ星
41 Hang Be Street, ホアンキエム区, ハノイ, ベトナム
(電話: +84 243 8252 421)
2泊で¥8,655 VND 1,800,000 77$
26日早朝5:30のタクシーを頼むこと
2018/11/26
ハノイ出発時間:08:40 、羽田到着時間:15:05
VN384、
ハノイ(ノイバイ国際空港T2)⇒東京(羽田空港)
※ホテルに10泊、宿泊料合計は388ドル(1泊平均38.8ドル4,268円) 
1泊は朝食なし(5:30出発の為)
アジアのホテルのコストパフォーマンスは高いと思う。


旅行の満足度
4.0
観光
4.5
ホテル
4.0
グルメ
4.0
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
タクシー
旅行の手配内容
個別手配
  • 早朝、ホテルの部屋を出た廊下から見た<br />街の様子と朝焼けを撮影。<br />今日も良い天気だ。<br />朝の空気が冷たく引き締まっている。<br />今日も「日々是好日」だ。<br />今日一日良い旅が出来ますようにと<br />東の空に向かって合掌。

    早朝、ホテルの部屋を出た廊下から見た
    街の様子と朝焼けを撮影。
    今日も良い天気だ。
    朝の空気が冷たく引き締まっている。
    今日も「日々是好日」だ。
    今日一日良い旅が出来ますようにと
    東の空に向かって合掌。

  • 部屋の窓からヤダナマンアウン・パヤーの金色の<br />仏塔が見える。<br />この街で最も古い仏塔でシルエットが美しい。<br />

    部屋の窓からヤダナマンアウン・パヤーの金色の
    仏塔が見える。
    この街で最も古い仏塔でシルエットが美しい。

  • 6時頃ホテルの外に出て一人で散歩をしてみる。<br />朝もまだ早い時間だが<br />人が歩き、自転車や車が走り、<br />人力車のおじさんに声を掛けられるなど<br />街は目覚めて働き始めていた。<br />この辺りを6:45にお坊さんたちが<br />托鉢すると聞いた。<br />

    6時頃ホテルの外に出て一人で散歩をしてみる。
    朝もまだ早い時間だが
    人が歩き、自転車や車が走り、
    人力車のおじさんに声を掛けられるなど
    街は目覚めて働き始めていた。
    この辺りを6:45にお坊さんたちが
    托鉢すると聞いた。

  • 昇って来た朝日にヤダナマンアウン・パヤーの<br />仏塔が美しく映えている。<br />歩いていると<br />野良犬が哀しそうな目つきをして<br />私を静かに見ながら<br />大量のウンチをしていた。<br />彼も夜になると強暴な野獣と化して<br />牙をむくのだろうか。<br />

    昇って来た朝日にヤダナマンアウン・パヤーの
    仏塔が美しく映えている。
    歩いていると
    野良犬が哀しそうな目つきをして
    私を静かに見ながら
    大量のウンチをしていた。
    彼も夜になると強暴な野獣と化して
    牙をむくのだろうか。

  • ヤダナマンアウン・パヤーの横にあるのは<br />併設されている博物館であろうか、<br />また別の寺院であろうか。<br />後で中に入ろうとするとリノベーション工事の最中で<br />玄関先から内部を見ることしか出来なかった。

    ヤダナマンアウン・パヤーの横にあるのは
    併設されている博物館であろうか、
    また別の寺院であろうか。
    後で中に入ろうとするとリノベーション工事の最中で
    玄関先から内部を見ることしか出来なかった。

  • 6時30ごろ家内と一緒に散歩をした。<br />ミンガラー・マーケットに行って見た。<br />ホテルから歩いて5分位のところにある。<br />実はお坊様が朝の托鉢をしているときに<br />バガンで買ったお土産をお供えとして<br />差し上げようと思っていたのだが<br />今朝は托鉢はないようだ。<br />昨夜のタウンジーの熱気球祭りで<br />今朝の托鉢のノルマまで<br />達成してしまったのかもしれない。<br />途中何軒かある食堂で<br />朝食をとっている人たちがいた。<br />ミンガラ・マーケットでは<br />少数民族たちの市が立つといわれる<br />五日市が見られるかもしれない。<br /><br />『ミンガラ』とはミャンマー語で<br />「すべての良い兆しの根元」という<br />意味らしいです。<br />「こんにちは」がミャンマー語で<br />「ミンガラバー」ですが<br />「バー」は「…です。」ですから<br />「良い日です(good day)」となるようです。<br /><br />朝からミンガラ・マーケットを訪ねることが出来るなんて<br />本当に今日は「ミンガラ(good)」だと思います。<br />

    6時30ごろ家内と一緒に散歩をした。
    ミンガラー・マーケットに行って見た。
    ホテルから歩いて5分位のところにある。
    実はお坊様が朝の托鉢をしているときに
    バガンで買ったお土産をお供えとして
    差し上げようと思っていたのだが
    今朝は托鉢はないようだ。
    昨夜のタウンジーの熱気球祭りで
    今朝の托鉢のノルマまで
    達成してしまったのかもしれない。
    途中何軒かある食堂で
    朝食をとっている人たちがいた。
    ミンガラ・マーケットでは
    少数民族たちの市が立つといわれる
    五日市が見られるかもしれない。

    『ミンガラ』とはミャンマー語で
    「すべての良い兆しの根元」という
    意味らしいです。
    「こんにちは」がミャンマー語で
    「ミンガラバー」ですが
    「バー」は「…です。」ですから
    「良い日です(good day)」となるようです。

    朝からミンガラ・マーケットを訪ねることが出来るなんて
    本当に今日は「ミンガラ(good)」だと思います。

  • ミンガラ・マーケットは道の外から見ると<br />まだシャッターが降りていましたが<br />入口から中へ入ると既にお商売が始まっていた。<br />マルボーロもありボートツアーで見た葉巻は30本くらい<br />束ねて売っていた。<br />水1.5Lが300チャット(約30円位)だったので購入した。<br />直前に覚えてきたミャンマー語で「いくらですか(ベーラウレ)?」<br />と聞くと若い女性店員は(「何を言ってるんだよ!」<br />というような)怪訝な顔をして<br />「300チャット。サンキュー!」と英語で返事された。<br />この原因として<br />①彼女が少数民族のため私のミャンマー語が分からなかったのか、<br />②「こんなお爺さんがミャンマー語を話すはずがない」と心理的に<br />ブロックされてしまったのか、<br />(私の事例)バンクーバーのスパーマーケットで中国人系の青年に<br />「ワイン売り場はどこですか?」と英語で尋ねてみたところ、<br />彼の顔が緊張して「私は中国語は話せません!」と返されました。<br />私は英語を話しているつもりだったのに…。<br />彼は「こんなお爺さんが英語を話せるはずがない」と<br />心理的ブロックをしてしまったようです。<br />日本でもときどきありますよね。<br />欧米人の白人に日本語で「○○はどこにありますか?」と<br />聞かれているのに<br />「アイ、キャンノット、スピーク、イングリッシュ!」と<br />反応してしまうことがあると聞いたことがあります。<br />外国語を話すときはまず最初にこの「心理的ブロック」を<br />弱めることが大切ではないかと思っています。<br />③発音が悪すぎたのか(きっとそうだ)、<br />兎に角、私のミャンマー語は相手に伝わらない。<br />市場を見ると欧米からの観光客も多く歩いているので<br />英語を使った方がコミュニケーションは円滑に行きそうだ。<br />

    ミンガラ・マーケットは道の外から見ると
    まだシャッターが降りていましたが
    入口から中へ入ると既にお商売が始まっていた。
    マルボーロもありボートツアーで見た葉巻は30本くらい
    束ねて売っていた。
    水1.5Lが300チャット(約30円位)だったので購入した。
    直前に覚えてきたミャンマー語で「いくらですか(ベーラウレ)?」
    と聞くと若い女性店員は(「何を言ってるんだよ!」
    というような)怪訝な顔をして
    「300チャット。サンキュー!」と英語で返事された。
    この原因として
    ①彼女が少数民族のため私のミャンマー語が分からなかったのか、
    ②「こんなお爺さんがミャンマー語を話すはずがない」と心理的に
    ブロックされてしまったのか、
    (私の事例)バンクーバーのスパーマーケットで中国人系の青年に
    「ワイン売り場はどこですか?」と英語で尋ねてみたところ、
    彼の顔が緊張して「私は中国語は話せません!」と返されました。
    私は英語を話しているつもりだったのに…。
    彼は「こんなお爺さんが英語を話せるはずがない」と
    心理的ブロックをしてしまったようです。
    日本でもときどきありますよね。
    欧米人の白人に日本語で「○○はどこにありますか?」と
    聞かれているのに
    「アイ、キャンノット、スピーク、イングリッシュ!」と
    反応してしまうことがあると聞いたことがあります。
    外国語を話すときはまず最初にこの「心理的ブロック」を
    弱めることが大切ではないかと思っています。
    ③発音が悪すぎたのか(きっとそうだ)、
    兎に角、私のミャンマー語は相手に伝わらない。
    市場を見ると欧米からの観光客も多く歩いているので
    英語を使った方がコミュニケーションは円滑に行きそうだ。

  • マーケットの中では色彩も鮮やかな様々な<br />花束や野菜が陳列されていた。<br />雰囲気が映画『マイフェアレディ』のワンシーンに出てくる<br />ロンドン下町の朝市みたいだった。

    マーケットの中では色彩も鮮やかな様々な
    花束や野菜が陳列されていた。
    雰囲気が映画『マイフェアレディ』のワンシーンに出てくる
    ロンドン下町の朝市みたいだった。

  • 活気がある朝の市場の通路。<br />こんな光景が何故か懐かしい。<br />ブログのタイトル「どこか知らない、遠くのまちへ」を<br />「どこかで見たことがある、遠くのまちへ」に変更する<br />必要があるではと思った。<br />三木清氏の「人生論ノート」の「旅について」に次のような<br />文書がある。<br />「漂泊の旅にはつねにさだかに捉え難いノスタルジアが伴っている。<br />…旅において出会うのはつねに自分自身である。」<br />旅の中で出逢うのは自分自身の懐かしい思い出であるのかもしれない。

    活気がある朝の市場の通路。
    こんな光景が何故か懐かしい。
    ブログのタイトル「どこか知らない、遠くのまちへ」を
    「どこかで見たことがある、遠くのまちへ」に変更する
    必要があるではと思った。
    三木清氏の「人生論ノート」の「旅について」に次のような
    文書がある。
    「漂泊の旅にはつねにさだかに捉え難いノスタルジアが伴っている。
    …旅において出会うのはつねに自分自身である。」
    旅の中で出逢うのは自分自身の懐かしい思い出であるのかもしれない。

  • 中国から来たという<br />大きなリンゴが白い網状の緩衝剤に包まれて<br />陳列されていた。<br />新鮮で豊富な果物たちを見ていると<br />ミャンマーが自然の幸に恵まれた<br />国であるのが分かる。

    中国から来たという
    大きなリンゴが白い網状の緩衝剤に包まれて
    陳列されていた。
    新鮮で豊富な果物たちを見ていると
    ミャンマーが自然の幸に恵まれた
    国であるのが分かる。

  • 市場の通路を歩いていると<br />果物たちが一斉に「買って!買ってよ!」と<br />声を掛けてくるような気持ちがした。

    市場の通路を歩いていると
    果物たちが一斉に「買って!買ってよ!」と
    声を掛けてくるような気持ちがした。

  • 市場の空間は生き物に溢れたジャングルだ。

    市場の空間は生き物に溢れたジャングルだ。

  • 朝の散歩から帰って来て<br />ホテルの朝食ブッフェをいただく。<br />この81 Central Hotel ブッフェの<br />品揃えは豊富でお味もよかった。<br />朝食付きで1泊1部屋32.4US$(約3,600円)<br />だからコストパフォーマンスはかなり高い。<br />アジア旅行のコストパフォーマンスの良い<br />旅行に味を占めると物価の高い旅への<br />足が遠のいてしまいそうだ。<br />

    朝の散歩から帰って来て
    ホテルの朝食ブッフェをいただく。
    この81 Central Hotel ブッフェの
    品揃えは豊富でお味もよかった。
    朝食付きで1泊1部屋32.4US$(約3,600円)
    だからコストパフォーマンスはかなり高い。
    アジア旅行のコストパフォーマンスの良い
    旅行に味を占めると物価の高い旅への
    足が遠のいてしまいそうだ。

  • 本日の旅程はタクシーをチャーターした。<br />ホテルからピンダヤ、洞窟寺院、ヘホエアポート迄で<br />料金は45US$(約5,000円)だ。<br />全部ホテルに支払うから各ドライバーには支払わない。<br />昨日の熱気球祭りのタクシーチャーター料金は<br />65,000チャット(約4,500円)、<br />ボートチャーターは25,000チャット(約1,700円)で<br />ホテルからはこの2件はチャットで支払って欲しい<br />と言われたのでキャッシュで支払った。<br />部屋代32.4ドルと行きの空港お迎えタクシー代20ドル、<br />帰りの洞窟寺院経由、ヘホ空港のタクシー代45ドル<br />合計の97.4ドルはドルのキャッシュで支払った。<br />ミャンマーは円は空港などで両替できないしわざわざ持参する<br />必要ないと思う。<br /><br />写真はホテルフロントの御嬢さん。<br />分かりやすいきれいな英語を話す。<br />相手に配慮した親切な対応をしてくれた。<br />ミャンマーの人は全体的に穏やかな感じがした。<br />

    本日の旅程はタクシーをチャーターした。
    ホテルからピンダヤ、洞窟寺院、ヘホエアポート迄で
    料金は45US$(約5,000円)だ。
    全部ホテルに支払うから各ドライバーには支払わない。
    昨日の熱気球祭りのタクシーチャーター料金は
    65,000チャット(約4,500円)、
    ボートチャーターは25,000チャット(約1,700円)で
    ホテルからはこの2件はチャットで支払って欲しい
    と言われたのでキャッシュで支払った。
    部屋代32.4ドルと行きの空港お迎えタクシー代20ドル、
    帰りの洞窟寺院経由、ヘホ空港のタクシー代45ドル
    合計の97.4ドルはドルのキャッシュで支払った。
    ミャンマーは円は空港などで両替できないしわざわざ持参する
    必要ないと思う。

    写真はホテルフロントの御嬢さん。
    分かりやすいきれいな英語を話す。
    相手に配慮した親切な対応をしてくれた。
    ミャンマーの人は全体的に穏やかな感じがした。

  • 今日のヤンゴン行きのフライトは17:40の出発だ。<br />安全を考えてヘホ空港までには<br />16:00までに到着にすればよいから<br />午前、午後と時間は比較的たっぷりある。<br />ゆとりを持った旅が出来そうである。<br />タクシードライバーは40代後半の<br />落ち着いた雰囲気の男性だ。<br />名前は「シュエ」さんと言う。<br />この意味はマンミャー語で「金」と言うらしい。<br />「私はこの街で一番高い(expensive)タクシードライバーだ。」<br />と自己紹介するので<br />「この街で一番の黄金の心(Golden Heart)を持ったライバーですね。」<br />と返答して差し上げた。<br />シュエさんは私の返答に満足そうな笑みを浮かべた。<br />最初から良好な人間関係ができたようである。<br />今日も楽しい1日になりそうだ。<br />「日々是好日」だ。<br /><br />最初に最古の木造建築の寺院に案内してくれた。<br />お坊さんが中を歩いているのが見えた。<br />事前に良く調べていないので場所や名前が<br />わからない。<br />写真だけ撮影しておいた。<br />これを始めとして<br />道中トイレ休憩を兼ねていろいろ観光に連れて行ってくれて<br />面白かった。<br />今日はただ洞窟寺院に連れて行くだけだと思ったからだ。<br /><br />

    今日のヤンゴン行きのフライトは17:40の出発だ。
    安全を考えてヘホ空港までには
    16:00までに到着にすればよいから
    午前、午後と時間は比較的たっぷりある。
    ゆとりを持った旅が出来そうである。
    タクシードライバーは40代後半の
    落ち着いた雰囲気の男性だ。
    名前は「シュエ」さんと言う。
    この意味はマンミャー語で「金」と言うらしい。
    「私はこの街で一番高い(expensive)タクシードライバーだ。」
    と自己紹介するので
    「この街で一番の黄金の心(Golden Heart)を持ったライバーですね。」
    と返答して差し上げた。
    シュエさんは私の返答に満足そうな笑みを浮かべた。
    最初から良好な人間関係ができたようである。
    今日も楽しい1日になりそうだ。
    「日々是好日」だ。

    最初に最古の木造建築の寺院に案内してくれた。
    お坊さんが中を歩いているのが見えた。
    事前に良く調べていないので場所や名前が
    わからない。
    写真だけ撮影しておいた。
    これを始めとして
    道中トイレ休憩を兼ねていろいろ観光に連れて行ってくれて
    面白かった。
    今日はただ洞窟寺院に連れて行くだけだと思ったからだ。

  • 隣りに移動してみると古そうな部屋に<br />仏様が鎮座していた。<br />ミャンマーの文字はさっぱり読めないので<br />何を書いているのかわからない。<br />私は歴史や文化に疎い不信心な仏教徒だ。

    隣りに移動してみると古そうな部屋に
    仏様が鎮座していた。
    ミャンマーの文字はさっぱり読めないので
    何を書いているのかわからない。
    私は歴史や文化に疎い不信心な仏教徒だ。

  • タクシーはピンダヤの洞窟寺院へ向かう。<br />最初は車中で家内と二人で<br />「洞窟寺院をみるだけだったら空港には早く着きすぎて<br />時間を持て余すね。」とか話していた。<br />しかしこれは杞憂であった。<br />少し長くなるがまた三木清氏も『人生論ノート』の「旅について」<br />からの一節を引用したい。<br />「旅は常に遠くて同時につねに近いものである。<br />そしてこれは旅が過程であるということを意味するであろう。<br />旅は過程であるゆえに漂泊である。<br />出発点が旅であるのではない、<br />到達点が旅であるのでもない。<br />旅は絶えず過程である。<br />ただ目的地に着くことのみ問題にして、<br />途中を味わうことができない者は、<br />旅の真の面白さをしらぬものといわれるのである。」<br />私自身も本当にその通りだと反省した。<br /><br />車の中でシュエさんから色々なマンミャー事情を教えて頂いた。<br />道程の間で道路工事に良く出会った。<br />私が「ミャンマーはまさしく経済発展の途上にありますね。」というと<br />「そのとおりです。しかし経済発展はまた負の減少を引き起こしています。<br />それは国民の経済的格差です。以前はみんな平等に貧乏でした。<br />しかし今はお金持ちと貧乏人との格差が益々大きくなってきています。<br />例えばあそこで働いている人を例にとりましょう。<br />彼等は一日9時間以上力仕事をしても<br />日給で男性で5,000チャット(約350円)又は3US$、<br />女性で4,000チャット(約280円)、<br />子供(10歳前後)は力が弱いので2,000チャット(約140円)です。<br />1か月間、男性で30日間×1日9時間、2700時間働き続けても<br />1.5万チャット(約1万500円)にしかなりません。<br />これでは家族全員が働いても生活ギリギリの状態です。<br />またミャンマーでは教育は有料ですので<br />貧しい家庭の子供は学校へ通えません。<br />高校の学費は1か月で700US$~1,000US$もします。」<br />とのことだ。<br />バガンで利用させて頂いたタクシドライバーは<br />トヨタのマーク2と車体に大きく書かれた車(所有者は奥様)に<br />乗っていたが<br />彼が公務員として働いている月給が2万チャット(約1万4千円)で<br />生活費が足らないので土日はタクシドライバーとして<br />アルバイトをしていると言っていた。<br />また別の話題でミャンマーは鉱物資源も豊富にあるのだが<br />最近は中国企業が積極的に進出して発掘しているとも言っていた。<br />「ジニ係数」(不平等さを客観的に分析・比較する際の代表的な指標の1つ)<br />という経済指標があるがこの数値が「0.4」を超えると社会騒乱多発の警告が<br />発せられると何かの本で読んだことがある。<br />急速な経済発展が相対的な貧困を生み出し、<br />それが社会的不安を生み出すという<br />社会構造はどの経済発展諸国も経験する痛みなのであろうか。<br />これは「産みの苦しみ」なのかもしれない。<br /><br />そんなことを車中で考えているとタクシーは<br />昨日の朝にヘホ空港からニャンシュエの町へ行く<br />途中に見た鉄道の陸橋に差し掛かった。<br />面白そうなのでタクシーを止めて頂いて見学することにした。<br />家内が「陸橋の上を歩いてみたい。」と言い出した。<br />

    タクシーはピンダヤの洞窟寺院へ向かう。
    最初は車中で家内と二人で
    「洞窟寺院をみるだけだったら空港には早く着きすぎて
    時間を持て余すね。」とか話していた。
    しかしこれは杞憂であった。
    少し長くなるがまた三木清氏も『人生論ノート』の「旅について」
    からの一節を引用したい。
    「旅は常に遠くて同時につねに近いものである。
    そしてこれは旅が過程であるということを意味するであろう。
    旅は過程であるゆえに漂泊である。
    出発点が旅であるのではない、
    到達点が旅であるのでもない。
    旅は絶えず過程である。
    ただ目的地に着くことのみ問題にして、
    途中を味わうことができない者は、
    旅の真の面白さをしらぬものといわれるのである。」
    私自身も本当にその通りだと反省した。

    車の中でシュエさんから色々なマンミャー事情を教えて頂いた。
    道程の間で道路工事に良く出会った。
    私が「ミャンマーはまさしく経済発展の途上にありますね。」というと
    「そのとおりです。しかし経済発展はまた負の減少を引き起こしています。
    それは国民の経済的格差です。以前はみんな平等に貧乏でした。
    しかし今はお金持ちと貧乏人との格差が益々大きくなってきています。
    例えばあそこで働いている人を例にとりましょう。
    彼等は一日9時間以上力仕事をしても
    日給で男性で5,000チャット(約350円)又は3US$、
    女性で4,000チャット(約280円)、
    子供(10歳前後)は力が弱いので2,000チャット(約140円)です。
    1か月間、男性で30日間×1日9時間、2700時間働き続けても
    1.5万チャット(約1万500円)にしかなりません。
    これでは家族全員が働いても生活ギリギリの状態です。
    またミャンマーでは教育は有料ですので
    貧しい家庭の子供は学校へ通えません。
    高校の学費は1か月で700US$~1,000US$もします。」
    とのことだ。
    バガンで利用させて頂いたタクシドライバーは
    トヨタのマーク2と車体に大きく書かれた車(所有者は奥様)に
    乗っていたが
    彼が公務員として働いている月給が2万チャット(約1万4千円)で
    生活費が足らないので土日はタクシドライバーとして
    アルバイトをしていると言っていた。
    また別の話題でミャンマーは鉱物資源も豊富にあるのだが
    最近は中国企業が積極的に進出して発掘しているとも言っていた。
    「ジニ係数」(不平等さを客観的に分析・比較する際の代表的な指標の1つ)
    という経済指標があるがこの数値が「0.4」を超えると社会騒乱多発の警告が
    発せられると何かの本で読んだことがある。
    急速な経済発展が相対的な貧困を生み出し、
    それが社会的不安を生み出すという
    社会構造はどの経済発展諸国も経験する痛みなのであろうか。
    これは「産みの苦しみ」なのかもしれない。

    そんなことを車中で考えているとタクシーは
    昨日の朝にヘホ空港からニャンシュエの町へ行く
    途中に見た鉄道の陸橋に差し掛かった。
    面白そうなのでタクシーを止めて頂いて見学することにした。
    家内が「陸橋の上を歩いてみたい。」と言い出した。

  • 家内と二人で坂道を降りて線路の上に立つ。<br />鉄道線路の前後を見て映画の「スタンドバイミー」を思い出した。<br />少年たちが陸橋のレールの上を歩いていると汽車が白い煙を上げ<br />警笛を鳴らし轟音を立てながら迫ってくる。<br />少年たちは恐怖で叫び声を上げながら陸橋を走って渡る<br />というシーンである。<br />陸橋の前でそんなことを想像していると<br />陸橋を歩くという体験は「前門の虎、後門の狼」<br />という危険な事態に直面する可能性があるかもしれない。<br />しかしドライバーさんが言うには<br />「ここは今の時間は安全です。<br />列車がここを通過するのは朝の8時30頃と<br />午後の15時30頃の2本だけです。」とのことだ。<br />その列車はマンダレーまで行くと言っていた。<br />私は陸橋の上を歩いている人たちは列車が時間通りに来ることを<br />知っているのかなと心配していた。

    家内と二人で坂道を降りて線路の上に立つ。
    鉄道線路の前後を見て映画の「スタンドバイミー」を思い出した。
    少年たちが陸橋のレールの上を歩いていると汽車が白い煙を上げ
    警笛を鳴らし轟音を立てながら迫ってくる。
    少年たちは恐怖で叫び声を上げながら陸橋を走って渡る
    というシーンである。
    陸橋の前でそんなことを想像していると
    陸橋を歩くという体験は「前門の虎、後門の狼」
    という危険な事態に直面する可能性があるかもしれない。
    しかしドライバーさんが言うには
    「ここは今の時間は安全です。
    列車がここを通過するのは朝の8時30頃と
    午後の15時30頃の2本だけです。」とのことだ。
    その列車はマンダレーまで行くと言っていた。
    私は陸橋の上を歩いている人たちは列車が時間通りに来ることを
    知っているのかなと心配していた。

  • 陸橋の上を人が歩いている。<br />若い人が多いようだ。<br />陸橋の下は崖になっており川が<br />流れているようだ。<br />「ようだ」と書いたのは<br />私が高所恐怖症のためで陸橋の下まで<br />見降ろすことが出来なかったからである。<br />写真を撮るときは足元の安全な所を確保し<br />手を伸ばしてシャッターを押した。

    陸橋の上を人が歩いている。
    若い人が多いようだ。
    陸橋の下は崖になっており川が
    流れているようだ。
    「ようだ」と書いたのは
    私が高所恐怖症のためで陸橋の下まで
    見降ろすことが出来なかったからである。
    写真を撮るときは足元の安全な所を確保し
    手を伸ばしてシャッターを押した。

  • 突然、家内が陸橋を渡り始めた。<br />「そこのあなた!危ないことはやめなさい!」<br />私は交通警察官のように忠告の声を発した。<br />「大丈夫よ。あなたも来たら~。」と<br />悪魔(魔女かな?)のようなお誘いを始める。<br />「よしなさい!それ以上は危険です。引き返しなさい!」<br />と強めの警告を更に発した。<br />家内は「やれやれ」といった感じで<br />こちらの安全地帯に戻ってきた。<br />私の見解だが高所恐怖症の人は<br />想像力が豊かで高い人の特性だと<br />考えている。<br />リスクマネジメントの原則で<br />「最悪の事態に備えよ<br />(Prepare for theworst situation)」という言葉があるが<br />旅のリスクマネジャーとして家内を危険な状態にさらすことは<br />出来ないと思ったのだ。<br />それにしても高い所は何故か本当に身がすくむ。<br />

    突然、家内が陸橋を渡り始めた。
    「そこのあなた!危ないことはやめなさい!」
    私は交通警察官のように忠告の声を発した。
    「大丈夫よ。あなたも来たら~。」と
    悪魔(魔女かな?)のようなお誘いを始める。
    「よしなさい!それ以上は危険です。引き返しなさい!」
    と強めの警告を更に発した。
    家内は「やれやれ」といった感じで
    こちらの安全地帯に戻ってきた。
    私の見解だが高所恐怖症の人は
    想像力が豊かで高い人の特性だと
    考えている。
    リスクマネジメントの原則で
    「最悪の事態に備えよ
    (Prepare for theworst situation)」という言葉があるが
    旅のリスクマネジャーとして家内を危険な状態にさらすことは
    出来ないと思ったのだ。
    それにしても高い所は何故か本当に身がすくむ。

  • 少年が陸橋の橋に立っている。<br />遥か遠くにミャンマー北部の山々が見える。

    少年が陸橋の橋に立っている。
    遥か遠くにミャンマー北部の山々が見える。

  • 彼の足元を見るとそこから崖の底が見えそうだ。<br />「君!危ないことはよしなさい!」と言いたくなった。

    彼の足元を見るとそこから崖の底が見えそうだ。
    「君!危ないことはよしなさい!」と言いたくなった。

  • ミャンマーは緑の豊かな国だ。<br />温暖な気候と相まって適度な雨があるので<br />農作物もよく育ちそうである。<br />ミャンマー語をもう少し勉強してこの国で<br />まったりした旅がしたいと思った。<br />私の好きなスペイン人の詩人、ロルカの詩で<br />「緑よ!私は緑が好きだ。」<br />(Verde que te quiero verde<br />ーRomance sonambulo、Federico Garcia Lorca)<br />で始まる歌がある。<br />北スペインのカミー・デ・サンチャゴ(サンチャゴ巡礼の道)<br />を歩いていた時のことを思い出した。<br />2015年のまだ3年前のことなのに遥か昔の出来事のように<br />思ってしまう。<br />ブログに書き残しておくことの大切さが良くわかる。<br />(でも私の拙いカメラ技術、文書力では1/10×1/10=1/100で<br />その時に体験したことの100分の一も表現できていないが)<br />

    ミャンマーは緑の豊かな国だ。
    温暖な気候と相まって適度な雨があるので
    農作物もよく育ちそうである。
    ミャンマー語をもう少し勉強してこの国で
    まったりした旅がしたいと思った。
    私の好きなスペイン人の詩人、ロルカの詩で
    「緑よ!私は緑が好きだ。」
    (Verde que te quiero verde
    ーRomance sonambulo、Federico Garcia Lorca)
    で始まる歌がある。
    北スペインのカミー・デ・サンチャゴ(サンチャゴ巡礼の道)
    を歩いていた時のことを思い出した。
    2015年のまだ3年前のことなのに遥か昔の出来事のように
    思ってしまう。
    ブログに書き残しておくことの大切さが良くわかる。
    (でも私の拙いカメラ技術、文書力では1/10×1/10=1/100で
    その時に体験したことの100分の一も表現できていないが)

  • 洞窟寺院までの途中で<br />シュエさんが道端にタクシーを停めた。<br />目の前に田園風景が広がり<br />女性たちが手釜で稲穂を刈っている。<br />昔の日本と同じだ。<br />ミレーの「晩鐘」の様な光景であるが<br />日差しが強いのでこれは重労働である。<br />シュエさんの話しでは<br />彼女たちは日雇いで日給5,000チャット(約350円)<br />で働いていると言う。<br />女性の場合は力仕事だけだと日給4,000チャット(約280円)だが<br />農作業をしている彼女たちは技術料として1,000チャット(約70円)<br />が日給に上乗せされているのだろう。

    洞窟寺院までの途中で
    シュエさんが道端にタクシーを停めた。
    目の前に田園風景が広がり
    女性たちが手釜で稲穂を刈っている。
    昔の日本と同じだ。
    ミレーの「晩鐘」の様な光景であるが
    日差しが強いのでこれは重労働である。
    シュエさんの話しでは
    彼女たちは日雇いで日給5,000チャット(約350円)
    で働いていると言う。
    女性の場合は力仕事だけだと日給4,000チャット(約280円)だが
    農作業をしている彼女たちは技術料として1,000チャット(約70円)
    が日給に上乗せされているのだろう。

  • 私は彼女たちに掛ける言葉を知らないので<br />「ミンガラバー(こんにちわ!良い一日を)!」と気持ちを込めて<br />挨拶することしかできなかった。<br />彼女たちからは白い歯を見せて「ミンガラバー」と挨拶を返していただいた。

    私は彼女たちに掛ける言葉を知らないので
    「ミンガラバー(こんにちわ!良い一日を)!」と気持ちを込めて
    挨拶することしかできなかった。
    彼女たちからは白い歯を見せて「ミンガラバー」と挨拶を返していただいた。

  • シュエさんが道の際(きわ)に落ちている籾粒を<br />拾って私に見せてくれた。<br />籾は日本のお米と比べて小振りのように思った。<br />「稲刈りは機械でやらないのですか?」とシュエさん<br />に聞くと<br />「機械は高価ですので使いません。<br />ミャンマーでは人件費の方が安いので人を使って作業を<br />しています。」という回答だった。<br />日本でも戦前や、戦後のしばらくは人が手作業でやっていた。<br />「日本も少し前は同じでした。」と説明した。<br />

    シュエさんが道の際(きわ)に落ちている籾粒を
    拾って私に見せてくれた。
    籾は日本のお米と比べて小振りのように思った。
    「稲刈りは機械でやらないのですか?」とシュエさん
    に聞くと
    「機械は高価ですので使いません。
    ミャンマーでは人件費の方が安いので人を使って作業を
    しています。」という回答だった。
    日本でも戦前や、戦後のしばらくは人が手作業でやっていた。
    「日本も少し前は同じでした。」と説明した。

  • シュエさんと二人で撮影。<br />彼から単なる観光旅行ではなかなか<br />見えてこないミャンマーの実際を見せて<br />いただき感謝している。

    シュエさんと二人で撮影。
    彼から単なる観光旅行ではなかなか
    見えてこないミャンマーの実際を見せて
    いただき感謝している。

  • 私たちが停車していると<br />対向車線に観光バスが停車し<br />ヨーロッパからの観光ツアーらしい<br />白人系のグループがバスを降りてきて<br />働く女性達にカメラを向けていた。<br /><br />私たちが乗ったミャンマーのタクシーは<br />全部が日本の中古車で大きい車だった。<br />マーク2のタクシーを2か所で利用したので<br />人気の車種なのだろうか?

    私たちが停車していると
    対向車線に観光バスが停車し
    ヨーロッパからの観光ツアーらしい
    白人系のグループがバスを降りてきて
    働く女性達にカメラを向けていた。

    私たちが乗ったミャンマーのタクシーは
    全部が日本の中古車で大きい車だった。
    マーク2のタクシーを2か所で利用したので
    人気の車種なのだろうか?

  • 更に車を走らせていると<br />美しい風景が目に飛び込んできた。<br />これは昨日の朝のフライトで<br />ヘホ空港の上空付近から見えた<br />カラフルなパッチワークだ。<br />黄色い色はゴマの花、<br />白い色は豆類の作物の花、<br />赤い色は地面の土の色だった。<br />ごまの花が黄色い色をしているとは<br />知らなかった。<br />赤い色をしている土の色を見ていて<br />「この風景はどこかで見たことがあるという<br />デジャブ感覚がしてきた。」<br />「えぇーと、どこだっけ…、どこだっけ?」<br />「そうだ!カナダのプリンスエドワード島で見た<br />赤い土の色とそっくりだ!」<br />この瞬間にミャンマーのピンダヤとカナダの<br />プリンスエドワード島の田園風景が時空を超えて<br />わたしの心象風景として接合したのである。<br />本を読んでいるときに同じような現象を体験する時がある。<br />全く分野が異なることが書かれて内容なのに共通の概念が<br />述べられているところに気づいてうれしくなる時がある。<br />「集団的無意識」とでもいうのだろうか人間も自然も深い<br />奥底ではどこかで繋がっているんだという体験が出来て<br />意味もなくうれしくなることがある。<br />この時にも言葉に現わせないうれしさが私の胸に<br />浮かんで来た。<br />「神話の力」の著者、ジョセーフ・キャンベル氏の<br />「Follow your bliss(君の至福の時を追い求めよ)」の通り<br />旅をすることで私の「至福の時」に出逢うことが出来る<br />ような気がしている。<br />「旅ってやっぱり楽しいなあ~!」

    更に車を走らせていると
    美しい風景が目に飛び込んできた。
    これは昨日の朝のフライトで
    ヘホ空港の上空付近から見えた
    カラフルなパッチワークだ。
    黄色い色はゴマの花、
    白い色は豆類の作物の花、
    赤い色は地面の土の色だった。
    ごまの花が黄色い色をしているとは
    知らなかった。
    赤い色をしている土の色を見ていて
    「この風景はどこかで見たことがあるという
    デジャブ感覚がしてきた。」
    「えぇーと、どこだっけ…、どこだっけ?」
    「そうだ!カナダのプリンスエドワード島で見た
    赤い土の色とそっくりだ!」
    この瞬間にミャンマーのピンダヤとカナダの
    プリンスエドワード島の田園風景が時空を超えて
    わたしの心象風景として接合したのである。
    本を読んでいるときに同じような現象を体験する時がある。
    全く分野が異なることが書かれて内容なのに共通の概念が
    述べられているところに気づいてうれしくなる時がある。
    「集団的無意識」とでもいうのだろうか人間も自然も深い
    奥底ではどこかで繋がっているんだという体験が出来て
    意味もなくうれしくなることがある。
    この時にも言葉に現わせないうれしさが私の胸に
    浮かんで来た。
    「神話の力」の著者、ジョセーフ・キャンベル氏の
    「Follow your bliss(君の至福の時を追い求めよ)」の通り
    旅をすることで私の「至福の時」に出逢うことが出来る
    ような気がしている。
    「旅ってやっぱり楽しいなあ~!」

  • アジア系の観光客がゴマの黄色いお花畑に<br />勝手に入り込んでいる。<br />私は観光客は基本的に<br />「観る」人で「する人」ではない<br />と思っている。<br />無造作に畑の中に入ることは<br />現地の人の生活権利を侵害する可能性がある。<br />

    アジア系の観光客がゴマの黄色いお花畑に
    勝手に入り込んでいる。
    私は観光客は基本的に
    「観る」人で「する人」ではない
    と思っている。
    無造作に畑の中に入ることは
    現地の人の生活権利を侵害する可能性がある。

  • 観光は経済効果を現地にもたらすが<br />旅をする我々は<br />現地の人の生活する場所に「お邪魔している」<br />という謙虚さを持つ必要があると思った。<br /><br /><br />

    観光は経済効果を現地にもたらすが
    旅をする我々は
    現地の人の生活する場所に「お邪魔している」
    という謙虚さを持つ必要があると思った。


  • 私も「歓楽極きわまりて哀情あいじよう多し」<br />ということにならないように日々反省しよう。<br />「われ日々に三省す。」ということか。

    私も「歓楽極きわまりて哀情あいじよう多し」
    ということにならないように日々反省しよう。
    「われ日々に三省す。」ということか。

  • 観光バスが数台停まっている。<br />その前でミャンマーの人たちがハンマーを使って<br />岩を砕いて石にしていた。<br />大変な重労働だ。<br />彼等の日給は5,000チャット(約350円)である。<br />同じ様な光景を見たことがある。<br />南米ペルーのラパスだったか、マチュピチュに行った時も<br />手作業で石を割っている姿を見た記憶がある。<br />観光客たちはこの作業場の横道を通って小高い丘に登っていた。

    観光バスが数台停まっている。
    その前でミャンマーの人たちがハンマーを使って
    岩を砕いて石にしていた。
    大変な重労働だ。
    彼等の日給は5,000チャット(約350円)である。
    同じ様な光景を見たことがある。
    南米ペルーのラパスだったか、マチュピチュに行った時も
    手作業で石を割っている姿を見た記憶がある。
    観光客たちはこの作業場の横道を通って小高い丘に登っていた。

  • 丘の上に人だかりが見える。<br />何をしているのだろう?

    丘の上に人だかりが見える。
    何をしているのだろう?

  • 近所の農家の人たちであろうか<br />手作業の脱穀をしている。<br />その周りを観光客が囲んでカメラ<br />を構えている。<br />現代でも千歯こき位はあるだろうに<br />これは農作業と観光パフォーマンスを兼ねた<br />イベントなのだろうか?

    近所の農家の人たちであろうか
    手作業の脱穀をしている。
    その周りを観光客が囲んでカメラ
    を構えている。
    現代でも千歯こき位はあるだろうに
    これは農作業と観光パフォーマンスを兼ねた
    イベントなのだろうか?

  • なかには観光客に手作業の脱穀を勧める<br />人もいた。<br />チャレンジする観光客もいたが「へっぴり腰」で<br />脱穀していた。<br />私がやっても同じことになっていただろう<br />(もっとヒドイかなあ)。<br />観光客のグループからイタリア語が聞こえてくる。<br />私たちが丘を降りる時別の観光客が登って来るので<br />「ミンガラバー(こんにちわ)!」と挨拶すると<br />「ボンジュール!ムッシュー!」という挨拶が帰って来た。<br />(フランスからの観光客だ)<br />私はすれ違いながら「ボンジュール、マダム。サバ、ビアン?<br />(おはようございます。いかがですか?)」とフランス語で挨拶すると<br />彼女はこちらを見てニッコリ笑ってくれた。<br />このイタリア人とフランス人の観光グループとはまた<br />ヘホ空港で出逢うことになった。<br />

    なかには観光客に手作業の脱穀を勧める
    人もいた。
    チャレンジする観光客もいたが「へっぴり腰」で
    脱穀していた。
    私がやっても同じことになっていただろう
    (もっとヒドイかなあ)。
    観光客のグループからイタリア語が聞こえてくる。
    私たちが丘を降りる時別の観光客が登って来るので
    「ミンガラバー(こんにちわ)!」と挨拶すると
    「ボンジュール!ムッシュー!」という挨拶が帰って来た。
    (フランスからの観光客だ)
    私はすれ違いながら「ボンジュール、マダム。サバ、ビアン?
    (おはようございます。いかがですか?)」とフランス語で挨拶すると
    彼女はこちらを見てニッコリ笑ってくれた。
    このイタリア人とフランス人の観光グループとはまた
    ヘホ空港で出逢うことになった。

  • ようやく洞窟寺院のある山の麓までやって来た。<br />麓には小さいが門前町があった。<br />ガジュマルの樹であろうか不思議な姿をした<br />木々が生えている公園だ。<br />地元の人たちがその木の根元でお昼ご飯を<br />食べていた(もうお昼時なのだ)。

    ようやく洞窟寺院のある山の麓までやって来た。
    麓には小さいが門前町があった。
    ガジュマルの樹であろうか不思議な姿をした
    木々が生えている公園だ。
    地元の人たちがその木の根元でお昼ご飯を
    食べていた(もうお昼時なのだ)。

  • シュエさんは<br />「この樹は”蜘蛛の木”と呼ばれている。」と説明してくれた。<br />ガジュマルはいわゆる「絞め殺しの木」の一種であると言われている。<br />「蜘蛛」というイメージとマッチングすると思った。<br />シュエさんの話では洞窟寺院は蜘蛛と7人の姫君という説話で<br />有名だと説明してくれた。<br />洞窟寺院の入口にそのオブジェがあると話してくれた。<br />後でそのオブジェを見ることができたが<br />勇者が弓で蜘蛛を退治しようとしていて、<br />蜘蛛の後ろには7人の女性像が立っていた。<br />なんだか日本昔話に会った「俵藤太(たわらとうた)の<br />ムカデ退治」の話に似ているように思えた。<br /><br />

    シュエさんは
    「この樹は”蜘蛛の木”と呼ばれている。」と説明してくれた。
    ガジュマルはいわゆる「絞め殺しの木」の一種であると言われている。
    「蜘蛛」というイメージとマッチングすると思った。
    シュエさんの話では洞窟寺院は蜘蛛と7人の姫君という説話で
    有名だと説明してくれた。
    洞窟寺院の入口にそのオブジェがあると話してくれた。
    後でそのオブジェを見ることができたが
    勇者が弓で蜘蛛を退治しようとしていて、
    蜘蛛の後ろには7人の女性像が立っていた。
    なんだか日本昔話に会った「俵藤太(たわらとうた)の
    ムカデ退治」の話に似ているように思えた。

  • シュエさんが「洞窟寺院に行く前に傘づくり工場を見学しよう。」<br />と言ってきた。<br />昨日、ボートツアーで紙漉きや傘つくりを見学していたので<br />あまり興味がなかったのだが訪れることにした。<br />(このお店はシュエさんと何かの付き合いがあるのかな)<br />ここでトイレを貸して頂いた。<br />ヘホ空港で私たちの座席の後ろに座っていたローマから来た<br />イタリア人観光客もいたと思う。<br />彼女たちには私が席の後ろに落としたカメラの充電器を<br />拾って頂き助けてもらった。<br />その時「マンマミーア!」と言ったので<br />イタリア人と分かったのだ。<br /><br />話しは変わるがミャンマーでもベトナムでも200vが使用可能なら<br />部屋でもアダプターなしでプラグに差し込むことができた。<br />今どきのカメラは100Vと200V兼用になっている。<br />(部屋でできない時はたいてい洗面室のプラグが使用することが出来る)<br />

    シュエさんが「洞窟寺院に行く前に傘づくり工場を見学しよう。」
    と言ってきた。
    昨日、ボートツアーで紙漉きや傘つくりを見学していたので
    あまり興味がなかったのだが訪れることにした。
    (このお店はシュエさんと何かの付き合いがあるのかな)
    ここでトイレを貸して頂いた。
    ヘホ空港で私たちの座席の後ろに座っていたローマから来た
    イタリア人観光客もいたと思う。
    彼女たちには私が席の後ろに落としたカメラの充電器を
    拾って頂き助けてもらった。
    その時「マンマミーア!」と言ったので
    イタリア人と分かったのだ。

    話しは変わるがミャンマーでもベトナムでも200vが使用可能なら
    部屋でもアダプターなしでプラグに差し込むことができた。
    今どきのカメラは100Vと200V兼用になっている。
    (部屋でできない時はたいてい洗面室のプラグが使用することが出来る)

  • 洞窟寺院(シュエウーミン洞窟寺院)の入口に<br />やって来た。<br />シュエさんのタクシーはこれ以上は入れないので<br />外の駐車場で待っていただくことにした。<br />今日は見学者が多い。<br />この3日間は祝日なので地元の観光客が<br />たくさん来ているとのことだ。<br />

    洞窟寺院(シュエウーミン洞窟寺院)の入口に
    やって来た。
    シュエさんのタクシーはこれ以上は入れないので
    外の駐車場で待っていただくことにした。
    今日は見学者が多い。
    この3日間は祝日なので地元の観光客が
    たくさん来ているとのことだ。

    シュエウーミン洞窟寺院 寺院・教会

  • タクシーから降りて100m位<br />坂道を登ると洞窟寺院への<br />エレベーターが見えてきた。<br />坂道の横にも屋根つきの参道があり現地の人たちが<br />素足で歩いているのが見えた。<br />

    タクシーから降りて100m位
    坂道を登ると洞窟寺院への
    エレベーターが見えてきた。
    坂道の横にも屋根つきの参道があり現地の人たちが
    素足で歩いているのが見えた。

  • エレベーターへの入口に到着した。<br />蜘蛛と7人の姫君のオブジェがある。<br />写真には見えないが左の方に勇者がいて<br />まさに蜘蛛を弓矢で退治しようとしていた。<br />観光客はこの入口の所で靴を脱いで素足になる。<br />靴を入れるボックスは管理人がいない無料で<br />写真の右側にズラリと並んでいた。

    エレベーターへの入口に到着した。
    蜘蛛と7人の姫君のオブジェがある。
    写真には見えないが左の方に勇者がいて
    まさに蜘蛛を弓矢で退治しようとしていた。
    観光客はこの入口の所で靴を脱いで素足になる。
    靴を入れるボックスは管理人がいない無料で
    写真の右側にズラリと並んでいた。

  • 山の中腹にある洞窟寺院まで<br />階段で歩いて登るコースと<br />右側のエレベーターで行くコースと<br />二つのルートに分かれる。<br /><br />エレベーターに行く途中に大きな給水セットがあり、<br />何とその給水セットから自分のペットボトルに<br />並々と水を入れている人がいるのを見た。<br />

    山の中腹にある洞窟寺院まで
    階段で歩いて登るコースと
    右側のエレベーターで行くコースと
    二つのルートに分かれる。

    エレベーターに行く途中に大きな給水セットがあり、
    何とその給水セットから自分のペットボトルに
    並々と水を入れている人がいるのを見た。

  • 麓に展望台から昨日のインレー湖のボートツアーで<br />見たのと同じようなとがった仏塔が見えた。

    麓に展望台から昨日のインレー湖のボートツアーで
    見たのと同じようなとがった仏塔が見えた。

  • エレベーターの上から見ると<br />ミャンマーのバガン・ポッパ山で見たのと<br />同じようなような屋根つきの参道があった。<br />洞窟寺院まで歩いて登る人はこの屋根つき参道を<br />素足で行くのだ。<br />

    エレベーターの上から見ると
    ミャンマーのバガン・ポッパ山で見たのと
    同じようなような屋根つきの参道があった。
    洞窟寺院まで歩いて登る人はこの屋根つき参道を
    素足で行くのだ。

  • エレベータを降りた所にある展望台。<br />眺めがすばらしい。

    エレベータを降りた所にある展望台。
    眺めがすばらしい。

  • 洞窟寺院めぐりが始まった。

    洞窟寺院めぐりが始まった。

    シュエウーミン洞窟寺院 寺院・教会

  • エレベーターがなかったころは人々は歩いて<br />この洞窟を訪ねたのだろう。<br />洞窟内の8000体以上の仏像は圧巻である。

    エレベーターがなかったころは人々は歩いて
    この洞窟を訪ねたのだろう。
    洞窟内の8000体以上の仏像は圧巻である。

  • 何故か人々は声をひそめて通路を歩く。

    何故か人々は声をひそめて通路を歩く。

  • 黒く塗られているのが「地球の歩き方」にも書かれている<br />汗をかく黒い仏像だ。<br />家内がさわってみたが乾季なのか乾燥していたとのことだ。<br />「地球の歩き方」の解説をよく読むと<br />「この仏像の顔に浮いた”汗”を体に塗ると、<br />幸福な未来と美しさが手に入ると信じられている。」と<br />書かれていた。<br />日本に帰って家内に聞くと、<br />どうも仏様の膝あたりしか触らなかったらしい。<br />「何事にも先達はあらまほしきもの」ということを<br />改めて認識した。

    黒く塗られているのが「地球の歩き方」にも書かれている
    汗をかく黒い仏像だ。
    家内がさわってみたが乾季なのか乾燥していたとのことだ。
    「地球の歩き方」の解説をよく読むと
    「この仏像の顔に浮いた”汗”を体に塗ると、
    幸福な未来と美しさが手に入ると信じられている。」と
    書かれていた。
    日本に帰って家内に聞くと、
    どうも仏様の膝あたりしか触らなかったらしい。
    「何事にも先達はあらまほしきもの」ということを
    改めて認識した。

  • 大小の様々な仏さまがいる。

    大小の様々な仏さまがいる。

  • 谷崎純一郎氏の著書に「陰影礼賛」があるが<br />洞窟の照明の下で仏様達は様々な陰影に包まれている。<br />陰影が仏様達の美しさを更に増しているようだ。<br />

    谷崎純一郎氏の著書に「陰影礼賛」があるが
    洞窟の照明の下で仏様達は様々な陰影に包まれている。
    陰影が仏様達の美しさを更に増しているようだ。

  • 私も仏様達の陰影と一体化して仏になった様な<br />気分がしてきた。<br />(でもなんか仏様と言うより「お地蔵様」ですかね)

    私も仏様達の陰影と一体化して仏になった様な
    気分がしてきた。
    (でもなんか仏様と言うより「お地蔵様」ですかね)

  • 洞窟を更に奥に進む。<br />家内に「洞窟の中の照明がいや暗いなあ。」<br />と言ったら<br />「サングラスをしたまんまだからじゃない。」<br />と言われた。<br />感激のあまりサングラスをしたままで<br />歩いているのを忘れていた。

    洞窟を更に奥に進む。
    家内に「洞窟の中の照明がいや暗いなあ。」
    と言ったら
    「サングラスをしたまんまだからじゃない。」
    と言われた。
    感激のあまりサングラスをしたままで
    歩いているのを忘れていた。

  • 洞窟の中で雨漏りがしている?<br />ではなくて鍾乳洞の水しずくが垂れているのだ。<br />足が滑らないようにバケツを置き絨毯が敷かれていた。<br />このバケツを見て思い出した。<br />イギリスの湖水地方を訪れた時、<br />湖の近くにある朝にボウネスの教会を訪れた時は<br />生憎の雨だった。<br />教会は古くて雨漏りがしていた。<br />やはり床に雨漏り用のバケツが置かれていて<br />雨漏り水が屋根から時々落ちてきていた。<br />教会のおばさんが<br />「ごめんなさい。雨漏りがうるさくてお祈りが出来ないでしょ。」<br />と言われたので「これは天からの音楽ですね。」と応えると<br />彼女から暖かい微笑みを返していただいたことを思い出したのだ。<br />じつは垂れてくる雨漏り水の音を聞いていて「水琴窟」のことを<br />考えていたのだ。<br />この洞窟寺院では鍾乳洞から垂れ落ちてくる水音を聞いて8000体の<br />仏様達はどんな微笑みを浮かべているのだろうと思った。<br />「音もなく香もなく常に天地は書かざる経を繰り返しつつ」(二宮尊徳翁の歌)

    洞窟の中で雨漏りがしている?
    ではなくて鍾乳洞の水しずくが垂れているのだ。
    足が滑らないようにバケツを置き絨毯が敷かれていた。
    このバケツを見て思い出した。
    イギリスの湖水地方を訪れた時、
    湖の近くにある朝にボウネスの教会を訪れた時は
    生憎の雨だった。
    教会は古くて雨漏りがしていた。
    やはり床に雨漏り用のバケツが置かれていて
    雨漏り水が屋根から時々落ちてきていた。
    教会のおばさんが
    「ごめんなさい。雨漏りがうるさくてお祈りが出来ないでしょ。」
    と言われたので「これは天からの音楽ですね。」と応えると
    彼女から暖かい微笑みを返していただいたことを思い出したのだ。
    じつは垂れてくる雨漏り水の音を聞いていて「水琴窟」のことを
    考えていたのだ。
    この洞窟寺院では鍾乳洞から垂れ落ちてくる水音を聞いて8000体の
    仏様達はどんな微笑みを浮かべているのだろうと思った。
    「音もなく香もなく常に天地は書かざる経を繰り返しつつ」(二宮尊徳翁の歌)

  • 洞窟の奥に鍾乳が上下にできた所があった。<br />触ってみると冷たく濡れている。<br />大勢の人が触っているので黒光りしている。<br />濡れ仏ではないがなんだか霊験あらたかな<br />ご利益があるのではないかと思った。

    洞窟の奥に鍾乳が上下にできた所があった。
    触ってみると冷たく濡れている。
    大勢の人が触っているので黒光りしている。
    濡れ仏ではないがなんだか霊験あらたかな
    ご利益があるのではないかと思った。

  • 洞窟の出口が見えてきた。<br />もう少しここに長く居たい気持ちもしたが<br />長くいると私も最後には仏様の一体に加わる<br />ような気持がしたので早めに下界に戻ることにした。

    洞窟の出口が見えてきた。
    もう少しここに長く居たい気持ちもしたが
    長くいると私も最後には仏様の一体に加わる
    ような気持がしたので早めに下界に戻ることにした。

  • 帰り路は<br />家内はエレベーターで降りたが<br />私は階段を使って歩いて下った。

    帰り路は
    家内はエレベーターで降りたが
    私は階段を使って歩いて下った。

  • 途中の見た景色も見晴らしが良かった。

    途中の見た景色も見晴らしが良かった。

  • 明るいエントランスに帰って来た。<br />蜘蛛のオブジェの前では子供たちが遊んでいて<br />蜘蛛に食べられそうになっていた。<br />しばらくすると家内が降りてきた。<br />歩いて降りた私の方が早かったのだ。<br />さっき濡れ鍾乳を触った後利益が効き始めたに<br />違いない。

    明るいエントランスに帰って来た。
    蜘蛛のオブジェの前では子供たちが遊んでいて
    蜘蛛に食べられそうになっていた。
    しばらくすると家内が降りてきた。
    歩いて降りた私の方が早かったのだ。
    さっき濡れ鍾乳を触った後利益が効き始めたに
    違いない。

  • 洞窟寺院の坂道を降りていくとシュエさんが我々の<br />帰りを待っていた。<br />もうお昼時間を過ぎていたので<br />「シュエさん、もしよろしければ私たちと食事を<br />一緒にされませんか?」と聞くと<br />「私は待っている間に昼食は済ませました。<br />この道を下ると麓に外国人用のレストランがあります。<br />そこで食事をして下さい。<br />お値段も高くありません。他は高いから。」とのことだ。<br />車で傘道を下りレストランの前に着いた。<br />看板の上に「GOLDEN MOON 」、<br />下には「DANU MOUNTAIN RESTAURANT」と<br />書かれている。<br />支払いの後にもらった領収書に<br />「shweOuMin Pagoda Road,NegPyawTaw Qtr,<br />Pindaya Shan State Myanmar」と書かれていた。<br /><br />

    洞窟寺院の坂道を降りていくとシュエさんが我々の
    帰りを待っていた。
    もうお昼時間を過ぎていたので
    「シュエさん、もしよろしければ私たちと食事を
    一緒にされませんか?」と聞くと
    「私は待っている間に昼食は済ませました。
    この道を下ると麓に外国人用のレストランがあります。
    そこで食事をして下さい。
    お値段も高くありません。他は高いから。」とのことだ。
    車で傘道を下りレストランの前に着いた。
    看板の上に「GOLDEN MOON 」、
    下には「DANU MOUNTAIN RESTAURANT」と
    書かれている。
    支払いの後にもらった領収書に
    「shweOuMin Pagoda Road,NegPyawTaw Qtr,
    Pindaya Shan State Myanmar」と書かれていた。

  • レストランは屋外に開放されていて<br />気持ちの良い風が奥にも吹き込んできた。<br />テラスの向こうに見える山の中腹には<br />今しがた降りてきた洞窟寺院のエレベーターが見えた。<br />お客様は白人の観光客が多かった。<br />アジア系の人が座っていると思ったらミャンマー人の<br />現地ガイドの方だった。

    レストランは屋外に開放されていて
    気持ちの良い風が奥にも吹き込んできた。
    テラスの向こうに見える山の中腹には
    今しがた降りてきた洞窟寺院のエレベーターが見えた。
    お客様は白人の観光客が多かった。
    アジア系の人が座っていると思ったらミャンマー人の
    現地ガイドの方だった。

  • 英語表記のメニューがあり<br />お洒落な雰囲気のレストランだ。<br />アウンサンスーチーさんの似顔絵が飾ってあった。<br />小さな舞台にはミャンマー風の楽器があった。<br />民族音楽を演奏する時もあるのだろう。

    英語表記のメニューがあり
    お洒落な雰囲気のレストランだ。
    アウンサンスーチーさんの似顔絵が飾ってあった。
    小さな舞台にはミャンマー風の楽器があった。
    民族音楽を演奏する時もあるのだろう。

  • 食べたのは次の通り。<br />・ヌードルスープ2,000チャット(約140円)<br />・シャン風ヌードル3,000チャット(約210円)<br />・ビール3,000チャット(約210円)<br />合計で8,000チャット(約560円)と<br />良心的なお値段だ。<br /><br />※ビール代は約210円と日本並みの料金なのが<br />気にかかった。<br />真の仏教徒はお昼からビールなんか飲んではいけないのだ。

    食べたのは次の通り。
    ・ヌードルスープ2,000チャット(約140円)
    ・シャン風ヌードル3,000チャット(約210円)
    ・ビール3,000チャット(約210円)
    合計で8,000チャット(約560円)と
    良心的なお値段だ。

    ※ビール代は約210円と日本並みの料金なのが
    気にかかった。
    真の仏教徒はお昼からビールなんか飲んではいけないのだ。

  • レストランの前に日本の観光バスが停車していた。<br />バスの表示には「関西空港交通 KANSAI」と書かれている。<br />サイドボディに「夢kanko」と書かれていた。<br />別に関空から直行便で「夢」を乗せて来た観光バスではない。<br />ミャンマーで今でも現役として使われている中古バスだ。<br />ミャンマーでは到る所でかつて日本で使われていた中古車を見た。<br />ドライバーさん達は皆日本の中古車を誉めてくれる。<br />トヨタの中古で25年、ホンダで40万キロも走っているそうだ。<br />しかも関税が高いので古くても<br />35,000US$(400万円弱)もすると言う。<br />ヤンゴンの空港では<br />メインゲートから飛行機の所まで乗ったバスの中に<br />「降りる時は押してください」と<br />そのまま日本語で書かれたブザーもあった。<br />まだまだ乗れるなら現役のまま使って頂きたい。<br />(ブザーを押してみようかと思いましたが<br />途中で下されたら飛行機まで歩かなくてはいけないので<br />押しませんでした)<br />

    レストランの前に日本の観光バスが停車していた。
    バスの表示には「関西空港交通 KANSAI」と書かれている。
    サイドボディに「夢kanko」と書かれていた。
    別に関空から直行便で「夢」を乗せて来た観光バスではない。
    ミャンマーで今でも現役として使われている中古バスだ。
    ミャンマーでは到る所でかつて日本で使われていた中古車を見た。
    ドライバーさん達は皆日本の中古車を誉めてくれる。
    トヨタの中古で25年、ホンダで40万キロも走っているそうだ。
    しかも関税が高いので古くても
    35,000US$(400万円弱)もすると言う。
    ヤンゴンの空港では
    メインゲートから飛行機の所まで乗ったバスの中に
    「降りる時は押してください」と
    そのまま日本語で書かれたブザーもあった。
    まだまだ乗れるなら現役のまま使って頂きたい。
    (ブザーを押してみようかと思いましたが
    途中で下されたら飛行機まで歩かなくてはいけないので
    押しませんでした)

  • ヘホ空港には3時頃に到着した。<br />タクシーや私用車はこの手前の駐車場に<br />停まっていた。<br />少し早目の到着だが待合室でゆっくり<br />休憩できると軽い気持ちで考えていた。<br />(この考えが全く甘かったことに気付く<br />事態が私たちを待っていたのだ)<br />ミャンマーエアの受付カウンターで搭乗手続きをすると<br />「Myanmar National Airlines」のワッペンを<br />胸に張るように言われてた。<br />受付が終わって職員さんにフライトの出発タイムを確認すると<br />受付の男性職員は笑顔で<br />「フライトは2時間遅れです。」と言うではないか。<br />(こういう状況では笑うしかないだろうと同情した)<br />しまった。<br />Myanmar National Airlinesは遅延することで有名な<br />国営航空会社であることをすっかり忘れていた。<br />「どうしよう!」<br />ヤンゴンに宿泊するホテルへフライトの到着スケジュールと<br />迎えの車のコンファメーションメールは<br />日本を出発する前にホテルに送信済みだ。<br />「なんとかホテルに連絡しなくては!」と気も動転して<br />受付の男性職員へ<br />「ヤンゴンのホテルの迎えの車が時間通りに空港まで<br />迎えに来る予定です。<br />我々がそこに時間通り行けないと約束違反が発生します。<br />あなたの会社から我々のホテルにフライトが遅れる連絡と<br />迎えの車の時間調整の連絡をしてくれませんか?」と<br />できるだけ落ち着いた丁寧な声で伝えた。<br />普通は断られるだろうと思っていたが<br />「何とかいたしましょう。<br />ヤンゴンのホテルの名前、連絡先とあなたたちの<br />名前を教えて下さい。」との返事だ。<br />「おぉ!ミャンマー人は親切だ。」とうれしくなって<br />「ティーズティンバーディー(ありがとうございます)!」<br />とミャンマー語で言ってしまった。<br />(私の発音で通じたかなあ?)<br />フライト出発は2時間遅れだから出発は17:40⇒19:40となり<br />ボーディングタイムは19:00頃になるだろうと計算した。<br />このような時は遅延時間が付加級数的に上乗せされる傾向にあることを<br />忘れていた。<br />実際は3時間半も遅れた。<br />「最悪の状態に備えよ」というリスクマネジメントの鉄則も失念していた。<br />私は「仕方がないので待合室で休憩しよう。」と家内に言った。<br />家内は「時間があるから町へもう一度観光に行こう。」と言い出した。<br />良い度胸である。<br />女性は危機に面すると逆に肝が据わるとはこのことかと思った。<br />「しかしここは外地でもあり、<br />交通渋滞や事故等の不測の事態発生が予見されるので<br />フライトの情報収集も兼ねてここにとどまる方が<br />賢明な行動である。」と説明し<br />私たちは待合室の席に行って休憩することにした。<br />家内は待合スペースの方へスタスタと歩いて行き一番奥の席に<br />座った。<br />正面にはトイレへの通路があり小さいが売店もオープンしていた<br />ベターポジションの場所だ。<br />ただしMyanmar National Airlinesの受付カウンターからは<br />真逆の一番遠くの席なので情報収集には即座に対応できない<br />不便な場所である。<br />席に座って落ち着くと私の左前方の席にミャンマーでは<br />珍しくスーツをきっちりと身に着けた30才代後半ないし<br />40歳代前半の男性が座っている。<br />現役ビジネス戦士という気合が背中に溢れている。<br />中国の人物評方法に「面に現れ、背中に溢るる」という格言がある。<br />これは表側の顔はなんとか化粧でごまかすことが出来るが、<br />本当の人間性は背中に溢れて隠すことが出来ない」という意味だ。<br />彼がスマホを胸ポケットから取り出し何か話し始めた。<br />「日本語だ!仕事の出張か何かでミャンマーに来ている<br />商社マンだろうか?」<br />彼の仕事の邪魔をしてはいけないので<br />私と家内は今後の善後策について協議を始めていた。<br />私たちの日本語の会話を聞いていたのか<br />彼が前の席から振り向き<br />「日本人の方ですか?<br />フライトが遅れて困りましたね。<br />この航空会社は1時間遅れはざらにあるのですが。<br />2時間遅れはあまり聞いたことがないです。」と言っている。<br />朝のフライトが少しでも遅れると順々に遅延してしまうそうだ。<br />だから午後のフライトや夜間便の遅延は決定的なのだろう。<br />「このように詳しく話なせるのは<br />ミャンマーでのビジネス経験が長く、<br />この国の内部事情に詳しいに人に違いない。<br />いろいろミャンマーのことを日本語で教えて頂けそうだ。」と思った。<br />ここから私たち3人の長い会話が始まった。<br />結論として彼はビジネスマンとして、また人間としても<br />素晴らしい方であった。<br />・ミャンマーのビジネス事情<br />・生活する上の注意点<br />・お仕事の内容と成果状況<br />特にミャンマーで活動する企業として<br />「企業の社会的責任(CSR)」を発揮する要として<br />日頃から創造的なお仕事をしていることに私も感激した。<br />私も現役時代に熱い気持ちを持って職務に取り組んでいた頃を<br />思い出してしまった。<br />※企業の社会的責任(きぎょうのしゃかいてきせきにん、<br />英: corporate social responsibility、略称:CSR)とは、<br />企業が倫理的観点から事業活動を通じて、<br />自主的( ボランタリー)に社会に貢献する責任のことである。<br /><br />「それは日本の近江商人の経営哲学である<br />「三方よし」という考え方と同じでねすね。」と言うと<br />「仰った『三方よし』は先月に社長が来た時に<br />「Win-Win-Win」の関係づくりがわが社のミッションだ<br />と英語でスピーチしていましたよ。」と<br />教えられ更にビックリした。<br />(この「Win-Win-Win」はベトナム旅行で<br />アメリカ人のスティーブに説明することになった)<br />このような出来事をユング心理学の専門用語を使えば<br />「シンクロニシティ(意味のある偶然性)とでも言うのであろう。<br />※「三方良し(読み)サンボウヨシ」とは<br />(「さんぽうよし」)とも言われる。<br />「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」<br />。売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのが<br />よい商売であるということ。<br />近江商人の心得をいったもの。<br /><br />それから更にヒートアップして<br />・今後の転勤対応について<br />・家族との関係づくり<br />・子供の就職試験へのアドバイス<br />・将来の定年退職後へ向けたライフプランニング等<br />について情報交換、意見交換を行った。<br />最後には<br />「ヤンゴンにフライトが到着したら会社の車で<br />ホテルまで送って行きましょうか。」と<br />まことに感謝すべきご親切なご提言をいただいた。<br />少し前にヘホ空港の待合室でお会いしたばかりなのに<br />ありがたいことだ。<br />「袖振り合うも多生の縁」ということであろうか。<br />※この格言にある「多生」は仏教語で「前世」の意味。<br />袖が触れ合うようなちょっとした出会いも、<br />前世からの因縁によって起きるという意。<br />洞窟寺院の諸仏に感謝しなければならないと思った。<br /><br />私たちのフライトの出発はさらに遅れボーディングタイムは<br />20:30で出発時刻は21:00になってしまった。<br />(3時間半遅れだ)<br />ヤンゴン空港に着いたのは22:00となった。<br /><br />しかしバリバリの日本人現役ビジネスマンと<br />熱い血潮が沸騰するような会話ができた。<br />わたしも久しぶりにビジネス戦士だったころを<br />思い出した。<br />3時間の長さを全く感じない楽しい時間を頂いた<br />ことに感謝したい。<br />お礼にならないが日本の食べ物(お煎餅、ふりかけ等)や<br />読み物(「他諺(げん)の空似ーことわざ人類学 <br />米原万理氏著 光文社文庫)として旅のお友達として<br />持ってきていた読み古しの文庫をお渡しした。<br />彼のミャンマーでのお仕事の成功とご家族のお幸せを<br />願ってやまない。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />

    ヘホ空港には3時頃に到着した。
    タクシーや私用車はこの手前の駐車場に
    停まっていた。
    少し早目の到着だが待合室でゆっくり
    休憩できると軽い気持ちで考えていた。
    (この考えが全く甘かったことに気付く
    事態が私たちを待っていたのだ)
    ミャンマーエアの受付カウンターで搭乗手続きをすると
    「Myanmar National Airlines」のワッペンを
    胸に張るように言われてた。
    受付が終わって職員さんにフライトの出発タイムを確認すると
    受付の男性職員は笑顔で
    「フライトは2時間遅れです。」と言うではないか。
    (こういう状況では笑うしかないだろうと同情した)
    しまった。
    Myanmar National Airlinesは遅延することで有名な
    国営航空会社であることをすっかり忘れていた。
    「どうしよう!」
    ヤンゴンに宿泊するホテルへフライトの到着スケジュールと
    迎えの車のコンファメーションメールは
    日本を出発する前にホテルに送信済みだ。
    「なんとかホテルに連絡しなくては!」と気も動転して
    受付の男性職員へ
    「ヤンゴンのホテルの迎えの車が時間通りに空港まで
    迎えに来る予定です。
    我々がそこに時間通り行けないと約束違反が発生します。
    あなたの会社から我々のホテルにフライトが遅れる連絡と
    迎えの車の時間調整の連絡をしてくれませんか?」と
    できるだけ落ち着いた丁寧な声で伝えた。
    普通は断られるだろうと思っていたが
    「何とかいたしましょう。
    ヤンゴンのホテルの名前、連絡先とあなたたちの
    名前を教えて下さい。」との返事だ。
    「おぉ!ミャンマー人は親切だ。」とうれしくなって
    「ティーズティンバーディー(ありがとうございます)!」
    とミャンマー語で言ってしまった。
    (私の発音で通じたかなあ?)
    フライト出発は2時間遅れだから出発は17:40⇒19:40となり
    ボーディングタイムは19:00頃になるだろうと計算した。
    このような時は遅延時間が付加級数的に上乗せされる傾向にあることを
    忘れていた。
    実際は3時間半も遅れた。
    「最悪の状態に備えよ」というリスクマネジメントの鉄則も失念していた。
    私は「仕方がないので待合室で休憩しよう。」と家内に言った。
    家内は「時間があるから町へもう一度観光に行こう。」と言い出した。
    良い度胸である。
    女性は危機に面すると逆に肝が据わるとはこのことかと思った。
    「しかしここは外地でもあり、
    交通渋滞や事故等の不測の事態発生が予見されるので
    フライトの情報収集も兼ねてここにとどまる方が
    賢明な行動である。」と説明し
    私たちは待合室の席に行って休憩することにした。
    家内は待合スペースの方へスタスタと歩いて行き一番奥の席に
    座った。
    正面にはトイレへの通路があり小さいが売店もオープンしていた
    ベターポジションの場所だ。
    ただしMyanmar National Airlinesの受付カウンターからは
    真逆の一番遠くの席なので情報収集には即座に対応できない
    不便な場所である。
    席に座って落ち着くと私の左前方の席にミャンマーでは
    珍しくスーツをきっちりと身に着けた30才代後半ないし
    40歳代前半の男性が座っている。
    現役ビジネス戦士という気合が背中に溢れている。
    中国の人物評方法に「面に現れ、背中に溢るる」という格言がある。
    これは表側の顔はなんとか化粧でごまかすことが出来るが、
    本当の人間性は背中に溢れて隠すことが出来ない」という意味だ。
    彼がスマホを胸ポケットから取り出し何か話し始めた。
    「日本語だ!仕事の出張か何かでミャンマーに来ている
    商社マンだろうか?」
    彼の仕事の邪魔をしてはいけないので
    私と家内は今後の善後策について協議を始めていた。
    私たちの日本語の会話を聞いていたのか
    彼が前の席から振り向き
    「日本人の方ですか?
    フライトが遅れて困りましたね。
    この航空会社は1時間遅れはざらにあるのですが。
    2時間遅れはあまり聞いたことがないです。」と言っている。
    朝のフライトが少しでも遅れると順々に遅延してしまうそうだ。
    だから午後のフライトや夜間便の遅延は決定的なのだろう。
    「このように詳しく話なせるのは
    ミャンマーでのビジネス経験が長く、
    この国の内部事情に詳しいに人に違いない。
    いろいろミャンマーのことを日本語で教えて頂けそうだ。」と思った。
    ここから私たち3人の長い会話が始まった。
    結論として彼はビジネスマンとして、また人間としても
    素晴らしい方であった。
    ・ミャンマーのビジネス事情
    ・生活する上の注意点
    ・お仕事の内容と成果状況
    特にミャンマーで活動する企業として
    「企業の社会的責任(CSR)」を発揮する要として
    日頃から創造的なお仕事をしていることに私も感激した。
    私も現役時代に熱い気持ちを持って職務に取り組んでいた頃を
    思い出してしまった。
    ※企業の社会的責任(きぎょうのしゃかいてきせきにん、
    英: corporate social responsibility、略称:CSR)とは、
    企業が倫理的観点から事業活動を通じて、
    自主的( ボランタリー)に社会に貢献する責任のことである。

    「それは日本の近江商人の経営哲学である
    「三方よし」という考え方と同じでねすね。」と言うと
    「仰った『三方よし』は先月に社長が来た時に
    「Win-Win-Win」の関係づくりがわが社のミッションだ
    と英語でスピーチしていましたよ。」と
    教えられ更にビックリした。
    (この「Win-Win-Win」はベトナム旅行で
    アメリカ人のスティーブに説明することになった)
    このような出来事をユング心理学の専門用語を使えば
    「シンクロニシティ(意味のある偶然性)とでも言うのであろう。
    ※「三方良し(読み)サンボウヨシ」とは
    (「さんぽうよし」)とも言われる。
    「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」
    。売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのが
    よい商売であるということ。
    近江商人の心得をいったもの。

    それから更にヒートアップして
    ・今後の転勤対応について
    ・家族との関係づくり
    ・子供の就職試験へのアドバイス
    ・将来の定年退職後へ向けたライフプランニング等
    について情報交換、意見交換を行った。
    最後には
    「ヤンゴンにフライトが到着したら会社の車で
    ホテルまで送って行きましょうか。」と
    まことに感謝すべきご親切なご提言をいただいた。
    少し前にヘホ空港の待合室でお会いしたばかりなのに
    ありがたいことだ。
    「袖振り合うも多生の縁」ということであろうか。
    ※この格言にある「多生」は仏教語で「前世」の意味。
    袖が触れ合うようなちょっとした出会いも、
    前世からの因縁によって起きるという意。
    洞窟寺院の諸仏に感謝しなければならないと思った。

    私たちのフライトの出発はさらに遅れボーディングタイムは
    20:30で出発時刻は21:00になってしまった。
    (3時間半遅れだ)
    ヤンゴン空港に着いたのは22:00となった。

    しかしバリバリの日本人現役ビジネスマンと
    熱い血潮が沸騰するような会話ができた。
    わたしも久しぶりにビジネス戦士だったころを
    思い出した。
    3時間の長さを全く感じない楽しい時間を頂いた
    ことに感謝したい。
    お礼にならないが日本の食べ物(お煎餅、ふりかけ等)や
    読み物(「他諺(げん)の空似ーことわざ人類学 
    米原万理氏著 光文社文庫)として旅のお友達として
    持ってきていた読み古しの文庫をお渡しした。
    彼のミャンマーでのお仕事の成功とご家族のお幸せを
    願ってやまない。


























    ヘホ空港 (HEH) 空港

  • 待合室で外国人達との良い関係もできてしまった。<br />・イタリア人<br />家内が座席の後ろにカメラの充電器を入れた袋を<br />落としたのに気は付いていなかった。<br />後ろの座席に座った白人のご婦人たちそれを見つけて<br />「マンマ・ミーア!」といいながら「このバックはあなたのではないの?」<br />というので私が「マンマ・ミーア!」、「ありがとう。」と言うと<br />大笑いしながら「イタリア語話せるの?」といいながら返してくれた。<br />少しお話をすると彼女たちはローマから来たとのことが分かった。<br />今日お会いしたツアーにイタリア語を話すグループがいたので<br />彼等の中にいたご婦人たちだと思った。<br />後で「ありがとう!」を「グラッッェ・ミーレ!<br />(本当にありがとうございます)」とイタリア語で言えば良かったのにと<br />反省した。<br />しかし別れる時に「アルデベルチ!シニョーラ!」というと<br />「チャオ!」といって先に出発ロビーに入って行った。<br />彼女たちは大幅に遅れている私たちのとは異なるフライトだったのだ。<br />うらやましい!<br />・フランス人<br />ミャンマーエアーの受付カウンターの近くで何か相談している白人ご夫婦達の<br />グループがいた。<br />「どうしたのですか?」と聞くと<br />「ボーディング時間を聞こうと思っているけど<br />担当者が受付にいないのです。」ということだ。<br />受付奥の事務室をガラス越しに見ると<br />私たちの受付をしてホテルの車の迎え時間を調整してくれる<br />と言っていた男性職員の顔が見えた。<br />私が勝手に事務室の中に入って行くと<br />彼はギョッと驚いた顔をして<br />「まだホテルに連絡はしていません。」と言っている。<br />私は「他の質問をしたい。<br />現在判明しているボーディングタイムは何時ですか?」<br />と聞くと彼は少し考える様子で<br />「20時ごろになる予定です。」と答えた。<br />私は事務室を出て白人のグループに<br />「ミャンマーエアは20:00頃がボーディングタイムと言っている。<br />しかしもう少し遅れそうな気配だな。」と伝えた。<br />彼等が「ありがとう」と言った言葉に<br />フランス語の様な響きがあったので<br />「フランスからですか?」というと<br />「そうです。どうしてわかったの?」と言う。<br />「『ありがとう』がフランス語のように美しく響いたので分かったのです。」<br />と言うと彼らは嬉しそうに笑った。<br />それからしばらく彼等と話した。<br />南フランスのリヨンから来たと言ったので<br />「リヨンはサン・ジャック・ミック(サンチャゴ巡礼路)」を歩いた時に<br />宿泊しましたよ。」と言うと「あの道を歩いたのかい。」と質問して来たので<br />「南フランスの美しい自然が僕に歩く勇気をくれたんだ。<br />それに僕の歩く哲学は「ジュ・マルシュ・ドンク・ジュスィー<br />(我歩く故に我あり).」とフランス語で言うと<br />「ルネ・デカルトだね。」と言う。<br />「そうですよ。『コギトエルゴスム』を私なりにモデルチェンジ<br />しました。」と説明した。<br />するとミャンマーエアの職員が<br />白いボックスが入った段ボール箱を事務室から<br />トレーに乗せて運び出してきた。<br />大幅に遅れたので夕食ボックスを準備してくれたんだ。<br />私は「家内に知らせなくては。」と彼等と別れた。<br />・ドイツ人<br />家内の座っている席に戻ろうとすると<br />ミャンマーエアーのシールを胸に張っている<br />初老の白人ご夫妻が座席に座っているのを見つけた。<br />「ミャンマーエアの乗客の方ですか。」と聞くと<br />「そうです。」と言う。<br />言葉の響きから英国人やアメリカ人の様な英語ネイティブではない。<br />「いまミャンマーエアに確認したらボーディングタイムは<br /> 20:00頃になるそうです。<br /> 今、彼らは夕食ボックスを配る準備をしています。」<br />と伝えた。<br />男性の方が「ダンケシェーン。」とお礼を言ったのでドイツ人だと分かった。<br />私は「ビテシェーン(どういたしまして)。」とドイツ語で応えた。<br />それから(同年配だったので)家内を紹介ししばらく会話した。<br />彼等も私たちと同じように旅が好きで様々な国を旅して<br />楽しんでいるとのことである。<br />民族的には異なる人種だが心理的には同種類の人間だ。<br />それからお互いを気にしながら最後は<br />「アウフビダゼーン(さようなら)!」といって別れた。<br />これからも良い旅を楽しんで下さい。(Gute Reise!)。<br /><br />以上は「ストックホルム症候群」と同じような現象だと思った。<br />※「ストックホルム症候群」とは<br />誘拐事件や監禁事件などの被害者が、犯人と長い時間を共にすることにより、<br />犯人に過度の連帯感や好意的な感情を抱く現象のことである。<br /><br />写真はミャンマーライフに配布してもらった夕食ボックス。<br />焼き飯とヌードルの上に目玉焼きが乗っていた。<br />結構美味しかった。<br /><br />中国人(らしき)ご夫婦<br />彼等も同じフライトだったが後ろから見ていてもなんだか<br />険悪な関係であることが分かったので話しかけなかった。<br />確かアランの『幸福論』の言葉で「人間は上機嫌でいる責任がある。」と<br />書いているが大変な状況でも心がけ次第で少しでも楽しく過ごせることが<br />出来ると思った。<br />私も反省材料にしよう。<br /><br />・最後にミャンマー人<br />ミャンマーエアの男性職員は最後まで誠意をもって私たちの<br />問題解決に責任ある姿勢で向き合ってくれた。<br />スマホでホテルに電話してくれて遅れ等を説明させてくれた。<br />自分たちはいつも携帯は日本に置いて来ているし<br />スマホは持ってないし旧人類だ。<br />スマホ教室に通ったばかりでまだ購入していなかった。<br />スマホだが海外ではシムが2か所差し込めるのが普通らしい。<br /><br />結局問題は解決しなかったが<br />その取り組み姿勢は高く評価したい。<br />「逆も真なり」で私が逆の立場になれば<br />彼の様な誠意ある取り組み姿勢で<br />外国人の問題解決に取り組んであげようと思った。<br /><br />とにかく「日々是好日」ということだろう。

    待合室で外国人達との良い関係もできてしまった。
    ・イタリア人
    家内が座席の後ろにカメラの充電器を入れた袋を
    落としたのに気は付いていなかった。
    後ろの座席に座った白人のご婦人たちそれを見つけて
    「マンマ・ミーア!」といいながら「このバックはあなたのではないの?」
    というので私が「マンマ・ミーア!」、「ありがとう。」と言うと
    大笑いしながら「イタリア語話せるの?」といいながら返してくれた。
    少しお話をすると彼女たちはローマから来たとのことが分かった。
    今日お会いしたツアーにイタリア語を話すグループがいたので
    彼等の中にいたご婦人たちだと思った。
    後で「ありがとう!」を「グラッッェ・ミーレ!
    (本当にありがとうございます)」とイタリア語で言えば良かったのにと
    反省した。
    しかし別れる時に「アルデベルチ!シニョーラ!」というと
    「チャオ!」といって先に出発ロビーに入って行った。
    彼女たちは大幅に遅れている私たちのとは異なるフライトだったのだ。
    うらやましい!
    ・フランス人
    ミャンマーエアーの受付カウンターの近くで何か相談している白人ご夫婦達の
    グループがいた。
    「どうしたのですか?」と聞くと
    「ボーディング時間を聞こうと思っているけど
    担当者が受付にいないのです。」ということだ。
    受付奥の事務室をガラス越しに見ると
    私たちの受付をしてホテルの車の迎え時間を調整してくれる
    と言っていた男性職員の顔が見えた。
    私が勝手に事務室の中に入って行くと
    彼はギョッと驚いた顔をして
    「まだホテルに連絡はしていません。」と言っている。
    私は「他の質問をしたい。
    現在判明しているボーディングタイムは何時ですか?」
    と聞くと彼は少し考える様子で
    「20時ごろになる予定です。」と答えた。
    私は事務室を出て白人のグループに
    「ミャンマーエアは20:00頃がボーディングタイムと言っている。
    しかしもう少し遅れそうな気配だな。」と伝えた。
    彼等が「ありがとう」と言った言葉に
    フランス語の様な響きがあったので
    「フランスからですか?」というと
    「そうです。どうしてわかったの?」と言う。
    「『ありがとう』がフランス語のように美しく響いたので分かったのです。」
    と言うと彼らは嬉しそうに笑った。
    それからしばらく彼等と話した。
    南フランスのリヨンから来たと言ったので
    「リヨンはサン・ジャック・ミック(サンチャゴ巡礼路)」を歩いた時に
    宿泊しましたよ。」と言うと「あの道を歩いたのかい。」と質問して来たので
    「南フランスの美しい自然が僕に歩く勇気をくれたんだ。
    それに僕の歩く哲学は「ジュ・マルシュ・ドンク・ジュスィー
    (我歩く故に我あり).」とフランス語で言うと
    「ルネ・デカルトだね。」と言う。
    「そうですよ。『コギトエルゴスム』を私なりにモデルチェンジ
    しました。」と説明した。
    するとミャンマーエアの職員が
    白いボックスが入った段ボール箱を事務室から
    トレーに乗せて運び出してきた。
    大幅に遅れたので夕食ボックスを準備してくれたんだ。
    私は「家内に知らせなくては。」と彼等と別れた。
    ・ドイツ人
    家内の座っている席に戻ろうとすると
    ミャンマーエアーのシールを胸に張っている
    初老の白人ご夫妻が座席に座っているのを見つけた。
    「ミャンマーエアの乗客の方ですか。」と聞くと
    「そうです。」と言う。
    言葉の響きから英国人やアメリカ人の様な英語ネイティブではない。
    「いまミャンマーエアに確認したらボーディングタイムは
     20:00頃になるそうです。
     今、彼らは夕食ボックスを配る準備をしています。」
    と伝えた。
    男性の方が「ダンケシェーン。」とお礼を言ったのでドイツ人だと分かった。
    私は「ビテシェーン(どういたしまして)。」とドイツ語で応えた。
    それから(同年配だったので)家内を紹介ししばらく会話した。
    彼等も私たちと同じように旅が好きで様々な国を旅して
    楽しんでいるとのことである。
    民族的には異なる人種だが心理的には同種類の人間だ。
    それからお互いを気にしながら最後は
    「アウフビダゼーン(さようなら)!」といって別れた。
    これからも良い旅を楽しんで下さい。(Gute Reise!)。

    以上は「ストックホルム症候群」と同じような現象だと思った。
    ※「ストックホルム症候群」とは
    誘拐事件や監禁事件などの被害者が、犯人と長い時間を共にすることにより、
    犯人に過度の連帯感や好意的な感情を抱く現象のことである。

    写真はミャンマーライフに配布してもらった夕食ボックス。
    焼き飯とヌードルの上に目玉焼きが乗っていた。
    結構美味しかった。

    中国人(らしき)ご夫婦
    彼等も同じフライトだったが後ろから見ていてもなんだか
    険悪な関係であることが分かったので話しかけなかった。
    確かアランの『幸福論』の言葉で「人間は上機嫌でいる責任がある。」と
    書いているが大変な状況でも心がけ次第で少しでも楽しく過ごせることが
    出来ると思った。
    私も反省材料にしよう。

    ・最後にミャンマー人
    ミャンマーエアの男性職員は最後まで誠意をもって私たちの
    問題解決に責任ある姿勢で向き合ってくれた。
    スマホでホテルに電話してくれて遅れ等を説明させてくれた。
    自分たちはいつも携帯は日本に置いて来ているし
    スマホは持ってないし旧人類だ。
    スマホ教室に通ったばかりでまだ購入していなかった。
    スマホだが海外ではシムが2か所差し込めるのが普通らしい。

    結局問題は解決しなかったが
    その取り組み姿勢は高く評価したい。
    「逆も真なり」で私が逆の立場になれば
    彼の様な誠意ある取り組み姿勢で
    外国人の問題解決に取り組んであげようと思った。

    とにかく「日々是好日」ということだろう。

  • ボーディングの前に日本人ビジネスマンは<br />「今度ミャンマーにお越しの時はこのビーチがいいですよ。」<br />と教えてくれた。<br />ヤンゴンから飛行機ですぐとのことだ。<br />ヤンゴンからガパリビーチのあるサンドウェイ空港まで約50分のフライトです。<br />サンドウェイからガパリビーチのホテルは<br />車で10~30分程度でアマタは約20分です。<br />アマタリゾート&スパ 、リゾートホテルは無料で送迎がありました。<br />ハイシーズンは10月~5月ベストシーズンは11月~2月です。<br /><br />「ビーチの美しさや海の透明度は世界一だと言われています。」<br />とのことだ。<br />私の友人でダイビングが好きな人間がいるので今度会ったら<br />情報提供しようと思う。

    ボーディングの前に日本人ビジネスマンは
    「今度ミャンマーにお越しの時はこのビーチがいいですよ。」
    と教えてくれた。
    ヤンゴンから飛行機ですぐとのことだ。
    ヤンゴンからガパリビーチのあるサンドウェイ空港まで約50分のフライトです。
    サンドウェイからガパリビーチのホテルは
    車で10~30分程度でアマタは約20分です。
    アマタリゾート&スパ 、リゾートホテルは無料で送迎がありました。
    ハイシーズンは10月~5月ベストシーズンは11月~2月です。

    「ビーチの美しさや海の透明度は世界一だと言われています。」
    とのことだ。
    私の友人でダイビングが好きな人間がいるので今度会ったら
    情報提供しようと思う。

  • 搭乗ゲートで長時間待ちくたびれたお客さんたちは<br />お疲れモードだ。<br />ボーディング時間は更に遅れて20:30に変更された。<br />気づかない間に飛行場への扉に<br />遅延を知らせる小さな張り紙で掲示されていた。<br />私は早速先ほど出逢った仲間たちに再遅延を伝えた。<br />21:00にようやくフライトに乗り込むことが出来た。<br />乗り込んでみて驚いた。<br />機内の照明が真っ暗で<br />乗務員が懐中電灯を手に持って座席まで誘導してくれた。<br />・もしかして電気系統の不備が発生したのか?<br />・果たしてこのフライトは本当に離陸するのか。<br />・私たちを取りあえず安心させるために乗せただけではないのか?<br />・最終的に墜落するのか?…。<br />ネガティブな考えが怒涛のように私の頭中から噴出して来た。<br />不安な気持ちで暗い座席に座っていると「パッ!」と機内の<br />照明が明るくなった。<br />思わず私は「ワォー!ワォー!」という声を2回も上げてしまった。<br />すると通路を挟んで座っていたおじいさんが<br />「何をやっているんだ。」というような顔をして私の方を見た。<br />私は親指でOKサインを出して彼に応えた。<br />きっと長時間の緊張感や不安感から解放されて<br />「エンドルフィンホルモン」が体中に流れたのかもしれない。<br />※エンドルフィンとは<br />エンドルフィン(endorphin)は、<br />脳内で機能する神経伝達物質のひとつ。<br />モルヒネ同様の作用を示す。<br />脳内の「報酬系」に多く分布する。<br />内在性鎮痛系にかかわり、<br />また多幸感をもたらすと考えられている。<br />そのため「脳内麻薬」と呼ばれることもある。<br />マラソンなどで長時間走り続けると気分が高揚<br />してくる作用「ランナーズハイ」はエンドルフィン<br />の分泌によるものとの説がある。<br /><br />ヤンゴン到着後も色々ハプニングが発生したが<br />翌日のブログに書く予定である。<br /><br /><br /><br />

    搭乗ゲートで長時間待ちくたびれたお客さんたちは
    お疲れモードだ。
    ボーディング時間は更に遅れて20:30に変更された。
    気づかない間に飛行場への扉に
    遅延を知らせる小さな張り紙で掲示されていた。
    私は早速先ほど出逢った仲間たちに再遅延を伝えた。
    21:00にようやくフライトに乗り込むことが出来た。
    乗り込んでみて驚いた。
    機内の照明が真っ暗で
    乗務員が懐中電灯を手に持って座席まで誘導してくれた。
    ・もしかして電気系統の不備が発生したのか?
    ・果たしてこのフライトは本当に離陸するのか。
    ・私たちを取りあえず安心させるために乗せただけではないのか?
    ・最終的に墜落するのか?…。
    ネガティブな考えが怒涛のように私の頭中から噴出して来た。
    不安な気持ちで暗い座席に座っていると「パッ!」と機内の
    照明が明るくなった。
    思わず私は「ワォー!ワォー!」という声を2回も上げてしまった。
    すると通路を挟んで座っていたおじいさんが
    「何をやっているんだ。」というような顔をして私の方を見た。
    私は親指でOKサインを出して彼に応えた。
    きっと長時間の緊張感や不安感から解放されて
    「エンドルフィンホルモン」が体中に流れたのかもしれない。
    ※エンドルフィンとは
    エンドルフィン(endorphin)は、
    脳内で機能する神経伝達物質のひとつ。
    モルヒネ同様の作用を示す。
    脳内の「報酬系」に多く分布する。
    内在性鎮痛系にかかわり、
    また多幸感をもたらすと考えられている。
    そのため「脳内麻薬」と呼ばれることもある。
    マラソンなどで長時間走り続けると気分が高揚
    してくる作用「ランナーズハイ」はエンドルフィン
    の分泌によるものとの説がある。

    ヤンゴン到着後も色々ハプニングが発生したが
    翌日のブログに書く予定である。



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