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「Trip Infomation at Inlay Lakeインレー湖ツアー」<br />ボートツアーは一艘20ドルのノーマルを選んだ。<br />ずっと奥まで行くと5ドルアップだ。<br />空港からホテルへ行き急きょホテルで頼んだツアーだ。<br />11時からの2人だけのツアーなので自分たちでアレンジできる。<br />事前に申し込んだら何人かでツアーを組めるようだ。<br />ボートがずっと奥に進んで行くとガイドブックの写真で見た<br />カックーの仏塔の様な金色の仏塔が見えてきた。<br />明日は当初予定していたカックー訪問を変更して<br />洞窟寺院を訪れることに変更していた。<br />今日はインレー湖と周辺の観光を説明する。<br />この季節一週間位あるタウンジーの気球祭りに行くことにした。<br />夕方5時半にタウンジーに行くタクシー運転手が迎えに来る。<br />タクシーチャーター代60、000チャットはホテルに支払う。<br />チャーターなので何時間でも良いが少し見て帰るつもりだ。<br />ここでは美しい自然や珍しいイベントだけではなく<br />人々との楽しくて意味のある出逢いが待っていた。<br />「やっぱり旅は楽しいな~!」<br /><br /> スケジュール<br />2018/11/16(日本発)<br />出発時間:10:00、 到着時間:14:10(ハノイ乗換) VN311<br />東京(成田空港T1)⇒ハノイ(ノイバイ国際空港)T2<br />出発時間:16:30、到着時間:18:00 VN957<br />ハノイ(ノイバイ国際空港T2)⇒ヤンゴン(ヤンゴン国際空港)T1<br />ヤンゴン空港両替100ドル(11,400円)が150,000チャット位(1K0.1円)<br />出入国ビザは2018年10月に1年間廃止された。<br />チェックイン11月16日金曜日、チェックアウト17日土曜日<br />Akore Myanmar Life Hotel (アコア ミャンマー ライフ ホテル) 4つ星 <br />Radio Station Road, マヤンゴン地区, ヤンゴン, ミャンマー<br />(電話: +951664939)¥5,274 US$46.98 <br />11月17日(土) スカイスキャナーからKIWI.comにて<br />2人分、3路線分延べ6回合計68,176円カードで支払い<br />ヤンゴン (RGN)ニャウンウー (NYU)ニャウンウーで2泊<br />Myanmar National Airlines UB455便 T1、6:55出発-8:10到着、<br />時間1h 15m、<br />チェックイン11月 17日(土)チェックアウト19日(月)<br />パガンへの入域料金は空港で一人25,000チャットで支払った。<br />ドルなら19ドルと言われた。<br /><br />Royal Aykare Lodge 3つ星、朝食付き、<br />ツインベッドNo-7, Zizawar Street ( Between 2nd &amp; 3rd Street )<br /> 6 Quarter, Aung Myay Thar T/S, <br />Nyaung U, バガン, ミャンマー<br />(電話: +959954440654)<br />¥8,757 US$78<br />通常トイレ代は200チャット(約20円 )<br />11月19日(月)スカイスキャナーからKiwiで予約<br />ニャウンウー (NYU)からヘホー (HEH)ヘホーで1泊<br />Myanmar National Airlines UB451便<br />8:35ニャンウー出発9:10ヘホー到着時間、35分 <br />入域料金一人15,000チャット支払った。又は10ドル<br />国内線の3フライトのゴールデンルート座席事前に指定できず<br />ボーディングチケットには記載されていた。<br /><br />チェックイン11月 19日月曜日チェックアウト20日火曜日<br />81 Central Hotel 3つ星 朝食 <br />出迎えのタクシー代20ドルはホテルに支払う<br />Kyaung Daw Yar A Shae Road, <br />Myoe Le Quarter Northern Shan State, 11121<br />ニャウンシュエ, ミャンマー(電話: +9581209945)<br />\3,637( US$32.40)<br /><br />

還暦過ぎ夫婦どこか知らない遠くのまちへ<ミャンマー・ベトナム編ミャンマー>(11/16~11/26)その3ミャンマー・インレー湖①

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2018/11/16 - 2018/11/21

35位(同エリア340件中)

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2013tomo

2013tomoさん

この旅行記のスケジュール

この旅行記スケジュールを元に

「Trip Infomation at Inlay Lakeインレー湖ツアー」
ボートツアーは一艘20ドルのノーマルを選んだ。
ずっと奥まで行くと5ドルアップだ。
空港からホテルへ行き急きょホテルで頼んだツアーだ。
11時からの2人だけのツアーなので自分たちでアレンジできる。
事前に申し込んだら何人かでツアーを組めるようだ。
ボートがずっと奥に進んで行くとガイドブックの写真で見た
カックーの仏塔の様な金色の仏塔が見えてきた。
明日は当初予定していたカックー訪問を変更して
洞窟寺院を訪れることに変更していた。
今日はインレー湖と周辺の観光を説明する。
この季節一週間位あるタウンジーの気球祭りに行くことにした。
夕方5時半にタウンジーに行くタクシー運転手が迎えに来る。
タクシーチャーター代60、000チャットはホテルに支払う。
チャーターなので何時間でも良いが少し見て帰るつもりだ。
ここでは美しい自然や珍しいイベントだけではなく
人々との楽しくて意味のある出逢いが待っていた。
「やっぱり旅は楽しいな~!」

スケジュール
2018/11/16(日本発)
出発時間:10:00、 到着時間:14:10(ハノイ乗換) VN311
東京(成田空港T1)⇒ハノイ(ノイバイ国際空港)T2
出発時間:16:30、到着時間:18:00 VN957
ハノイ(ノイバイ国際空港T2)⇒ヤンゴン(ヤンゴン国際空港)T1
ヤンゴン空港両替100ドル(11,400円)が150,000チャット位(1K0.1円)
出入国ビザは2018年10月に1年間廃止された。
チェックイン11月16日金曜日、チェックアウト17日土曜日
Akore Myanmar Life Hotel (アコア ミャンマー ライフ ホテル) 4つ星
Radio Station Road, マヤンゴン地区, ヤンゴン, ミャンマー
(電話: +951664939)¥5,274 US$46.98 
11月17日(土) スカイスキャナーからKIWI.comにて
2人分、3路線分延べ6回合計68,176円カードで支払い
ヤンゴン (RGN)ニャウンウー (NYU)ニャウンウーで2泊
Myanmar National Airlines UB455便 T1、6:55出発-8:10到着、
時間1h 15m、
チェックイン11月 17日(土)チェックアウト19日(月)
パガンへの入域料金は空港で一人25,000チャットで支払った。
ドルなら19ドルと言われた。

Royal Aykare Lodge 3つ星、朝食付き、
ツインベッドNo-7, Zizawar Street ( Between 2nd & 3rd Street )
6 Quarter, Aung Myay Thar T/S,
Nyaung U, バガン, ミャンマー
(電話: +959954440654)
¥8,757 US$78
通常トイレ代は200チャット(約20円 )
11月19日(月)スカイスキャナーからKiwiで予約
ニャウンウー (NYU)からヘホー (HEH)ヘホーで1泊
Myanmar National Airlines UB451便
8:35ニャンウー出発9:10ヘホー到着時間、35分 
入域料金一人15,000チャット支払った。又は10ドル
国内線の3フライトのゴールデンルート座席事前に指定できず
ボーディングチケットには記載されていた。

チェックイン11月 19日月曜日チェックアウト20日火曜日
81 Central Hotel 3つ星 朝食 
出迎えのタクシー代20ドルはホテルに支払う
Kyaung Daw Yar A Shae Road,
Myoe Le Quarter Northern Shan State, 11121
ニャウンシュエ, ミャンマー(電話: +9581209945)
\3,637( US$32.40)

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
タクシー 徒歩 飛行機
航空会社
ミャンマー国際航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • 11月19日(月)、まだ朝の早いニャンウー空港の<br />待合室。<br />今朝は団体や小グループの観光客が多く座っている。<br />私たちはバガンのニャンウー空港を8:35に出発し<br />インレー湖があるヘホー空港に向かう。<br />ヘホー空港へは朝の9:10到着だからまる1日を観光に<br />当てることが出来る。<br />午前と午後にかけてはインレー湖のボートツアー、<br />夜はタウンヂーの町に行き夜に行われる熱気球祭りを<br />見学する予定だ。<br />この祭りは10月末から11月のビルマ暦タザウダイン満月<br />の夜に開催される。<br />2018年11月17日から23日までがダウンジーの熱気球祭りだ。<br />何日間か確認しなかったが学校もお休みだ。<br />そうだ今日は丁度その満月の夜なのである。

    11月19日(月)、まだ朝の早いニャンウー空港の
    待合室。
    今朝は団体や小グループの観光客が多く座っている。
    私たちはバガンのニャンウー空港を8:35に出発し
    インレー湖があるヘホー空港に向かう。
    ヘホー空港へは朝の9:10到着だからまる1日を観光に
    当てることが出来る。
    午前と午後にかけてはインレー湖のボートツアー、
    夜はタウンヂーの町に行き夜に行われる熱気球祭りを
    見学する予定だ。
    この祭りは10月末から11月のビルマ暦タザウダイン満月
    の夜に開催される。
    2018年11月17日から23日までがダウンジーの熱気球祭りだ。
    何日間か確認しなかったが学校もお休みだ。
    そうだ今日は丁度その満月の夜なのである。

    ニャウンウー空港 (パガン空港) (NYU) 空港

  • 今日もミャンマーナショナルエアーに乗る。<br />この航空会社は国営だが良く遅れるという<br />あまり芳しくない噂を事前に聞いていた。<br />しかし今のところそのような兆候はない。<br />「私たちは旅運が良いので大丈夫だ。」という<br />根拠のない安心感を持ち始めていた。<br />ところが翌日の夕方にヤンゴン行きのフライトで<br />私たちの「根拠なき安心感」は見事に覆され<br />「「明日をも知れない不安感」に襲われることに<br />なってしまった。<br />具体的にはこのブログの後半でその顛末を詳しく<br />述べることにしたい。

    今日もミャンマーナショナルエアーに乗る。
    この航空会社は国営だが良く遅れるという
    あまり芳しくない噂を事前に聞いていた。
    しかし今のところそのような兆候はない。
    「私たちは旅運が良いので大丈夫だ。」という
    根拠のない安心感を持ち始めていた。
    ところが翌日の夕方にヤンゴン行きのフライトで
    私たちの「根拠なき安心感」は見事に覆され
    「「明日をも知れない不安感」に襲われることに
    なってしまった。
    具体的にはこのブログの後半でその顛末を詳しく
    述べることにしたい。

    ニャウンウー空港 (パガン空港) (NYU) 空港

  • ヘホー空港に近づいてきた。<br />左側の窓から下を見下ろすと<br />赤色、緑色、黄色、白色とカラフルな<br />パッチワークのような田園風景が広がっている。<br />(私の写真技術が低いのでその鮮やかな美しさが<br />表現しきれていないが残念です)<br />

    ヘホー空港に近づいてきた。
    左側の窓から下を見下ろすと
    赤色、緑色、黄色、白色とカラフルな
    パッチワークのような田園風景が広がっている。
    (私の写真技術が低いのでその鮮やかな美しさが
    表現しきれていないが残念です)

  • 今までの旅行体験からもこのように美しい田園風景<br />は見たことがない。<br />一体どのような作物を育てているのだろう。<br />この疑問は翌日の洞窟寺院(シュエウーミン寺院)観光<br />の途中で判明することになる。<br />詳しくは「8094体の仏像が鎮座する洞窟寺院」のブログで<br />述べることにしたい。<br />インレー湖観光は1泊の旅だが盛りだくさんの観光スケジュール<br />になりそうな予感がしてきた。<br /><br />少しつけ加えるとこの田園風景の美しさは<br />12月から2月位まで更に美しさが増すそうだ。<br />赤く見えるのは作物の色ではなく土の色だ。<br />「赤い色の土…?」<br />どこかで赤い色をした田園風景を旅した記憶が<br />蘇る。<br />一体どこでだったのか…?」と奇妙な感覚が<br />旨の中に浮かんで来た。<br />この疑問は翌日の道程でデジャブー(既視景)<br />として場所を思い起こすことになった。<br />※デジャブー(既視景)を説明は次の通り。<br />【デジャヴ】とは既視感・既視景と言い、<br />実際は一度も体験したことがないのに、<br />すでにどこかで体験したことのように感じることです。<br />一般的には、その体験を「よく知っている」という<br />感覚だけでなく、<br />「確かに見た覚えがあるが、いつ、どこでのことか思い出せない」<br />というような違和感を伴う場合が多いと言われていますが、<br />まだ原因は解明されていません。

    今までの旅行体験からもこのように美しい田園風景
    は見たことがない。
    一体どのような作物を育てているのだろう。
    この疑問は翌日の洞窟寺院(シュエウーミン寺院)観光
    の途中で判明することになる。
    詳しくは「8094体の仏像が鎮座する洞窟寺院」のブログで
    述べることにしたい。
    インレー湖観光は1泊の旅だが盛りだくさんの観光スケジュール
    になりそうな予感がしてきた。

    少しつけ加えるとこの田園風景の美しさは
    12月から2月位まで更に美しさが増すそうだ。
    赤く見えるのは作物の色ではなく土の色だ。
    「赤い色の土…?」
    どこかで赤い色をした田園風景を旅した記憶が
    蘇る。
    一体どこでだったのか…?」と奇妙な感覚が
    旨の中に浮かんで来た。
    この疑問は翌日の道程でデジャブー(既視景)
    として場所を思い起こすことになった。
    ※デジャブー(既視景)を説明は次の通り。
    【デジャヴ】とは既視感・既視景と言い、
    実際は一度も体験したことがないのに、
    すでにどこかで体験したことのように感じることです。
    一般的には、その体験を「よく知っている」という
    感覚だけでなく、
    「確かに見た覚えがあるが、いつ、どこでのことか思い出せない」
    というような違和感を伴う場合が多いと言われていますが、
    まだ原因は解明されていません。

  • ヘホ空港に定刻の9:10に到着した。<br />ホテルへ迎えの車をお願いしていたので<br />到着出口にドライバーが私たちの名前を書いた<br />プラカードを持って待っているはずだ。<br />ホテルまでのタクシー料金は20US$でホテルに<br />直接支払うことになっている。<br />少しお高いがヘホー空港からインレー湖の玄関町の<br />ニャウンシュエまでは直線距離でも20㎞以上あるので<br />安全性と効率性を考慮すると許容範囲内の必要経費である。<br /><br />到着出口にくるとまだ十代と見えるかわいらしい少女が<br />私たちの名前を書いたプラカードを持って立っている。<br />「えっ~!こんな若い娘が僕たちのドライバーなの?」と少し驚く。<br />彼女に「両替してくるから少し待っててね。」といって両替所で<br />50US$を現地通貨のチャットに両替した。<br />その前にイミグレーションが2か所あり国内線だが<br />ここでパスポートを見せなくては<br />ならなかった。<br />国内線で来たのでパスポートを見せる必要がないと思っていたので<br />驚いた。<br />到着出口を出て両替所でドルからチャットへ両替所を行った。<br />2018年11月19日、<br />1US$が50ドル札の両替レートでは1580チャットだから<br />79,000チャットになる。<br />ヤンゴンと同じレートだった。<br />1泊だからヤンゴンで両替したチャットの残金と併せると<br />この1泊2日の旅行で使い切ることが出来るだろうと考えた。<br />到着出口で待っていた少女に案内されてタクシーが駐車している<br />パーキングまで歩いて行った。<br />タクシーまで来るとドライバーの青年が待っていた。<br />「そうか、この少女は誘導してくれるだけの案内係りだったのか。」<br />と安心したような少し残念なような気持がした。<br />タクシーはニャウンシェのホテルへ向かった。<br />青年は英語はあまり話せないようで静かなドライブになった。<br />私もミャンマー語は「ミンガラバー(こんにちわ)」や<br />「チーズティンバーディ(ありがとう)」ぐらいしか話せないので<br />彼の事をとやかく言う資格はない。<br />ニャウンシェまでの道程で面白い光景を見た。<br />鉄道の陸橋が右側下に見えた。<br />高さはかなりありそうだ。<br />そしてその上を何人もの人が歩いている。<br />高所恐怖症の私としては<br />「危なくないのかなあ~。怖くないのかなあ~。」<br />と思いながら通り過ぎた。<br />翌日私たちはこの陸橋の上に立つことになるとは<br />この時には想像できなかった。<br />詳しくは写真付きで翌日のブログで説明したい。<br />タクシーがニャウンシュエの町に入る前、<br />湖が見えてくる町の近くに<br />小さな建物がありそこで入域料を支払った。<br />一人15,000チャットか10US$と言われたので<br />二人で30,000チャットを現金で支払った。<br />チケットの裏には地図が載っていて<br />5日間有効とあり失くさないようにと書いてあった。<br />

    ヘホ空港に定刻の9:10に到着した。
    ホテルへ迎えの車をお願いしていたので
    到着出口にドライバーが私たちの名前を書いた
    プラカードを持って待っているはずだ。
    ホテルまでのタクシー料金は20US$でホテルに
    直接支払うことになっている。
    少しお高いがヘホー空港からインレー湖の玄関町の
    ニャウンシュエまでは直線距離でも20㎞以上あるので
    安全性と効率性を考慮すると許容範囲内の必要経費である。

    到着出口にくるとまだ十代と見えるかわいらしい少女が
    私たちの名前を書いたプラカードを持って立っている。
    「えっ~!こんな若い娘が僕たちのドライバーなの?」と少し驚く。
    彼女に「両替してくるから少し待っててね。」といって両替所で
    50US$を現地通貨のチャットに両替した。
    その前にイミグレーションが2か所あり国内線だが
    ここでパスポートを見せなくては
    ならなかった。
    国内線で来たのでパスポートを見せる必要がないと思っていたので
    驚いた。
    到着出口を出て両替所でドルからチャットへ両替所を行った。
    2018年11月19日、
    1US$が50ドル札の両替レートでは1580チャットだから
    79,000チャットになる。
    ヤンゴンと同じレートだった。
    1泊だからヤンゴンで両替したチャットの残金と併せると
    この1泊2日の旅行で使い切ることが出来るだろうと考えた。
    到着出口で待っていた少女に案内されてタクシーが駐車している
    パーキングまで歩いて行った。
    タクシーまで来るとドライバーの青年が待っていた。
    「そうか、この少女は誘導してくれるだけの案内係りだったのか。」
    と安心したような少し残念なような気持がした。
    タクシーはニャウンシェのホテルへ向かった。
    青年は英語はあまり話せないようで静かなドライブになった。
    私もミャンマー語は「ミンガラバー(こんにちわ)」や
    「チーズティンバーディ(ありがとう)」ぐらいしか話せないので
    彼の事をとやかく言う資格はない。
    ニャウンシェまでの道程で面白い光景を見た。
    鉄道の陸橋が右側下に見えた。
    高さはかなりありそうだ。
    そしてその上を何人もの人が歩いている。
    高所恐怖症の私としては
    「危なくないのかなあ~。怖くないのかなあ~。」
    と思いながら通り過ぎた。
    翌日私たちはこの陸橋の上に立つことになるとは
    この時には想像できなかった。
    詳しくは写真付きで翌日のブログで説明したい。
    タクシーがニャウンシュエの町に入る前、
    湖が見えてくる町の近くに
    小さな建物がありそこで入域料を支払った。
    一人15,000チャットか10US$と言われたので
    二人で30,000チャットを現金で支払った。
    チケットの裏には地図が載っていて
    5日間有効とあり失くさないようにと書いてあった。

    ヘホ空港 (HEH) 空港

  • タクシーは11時前にホテルに到着した。<br />この81Central Hotelは<br />3つ星だが地球の歩き方の地図にも掲載されているホテルだ。<br />(50M離れた場所に同じ系列のホテルがあるので間違って<br />入らないように注意しよう。<br />私たちはボートチャーターの帰りに間違って入ってしまった。)<br />このホテルのフロントの御嬢さんにボートチャーターをアレンジして頂いた。<br />彼女は分かりやすい英語を話した。<br />ニャウンシェはインレー湖観光の玄関町なのでくせのないきれいな<br />英語を話す人が多いようだ。<br />ボートツアーは休憩する時間があまりなかったが11時にスタート<br />することになった。<br />インレー湖のショートコースは20ドルでホテルに支払う。<br />行きたいところを自分たちで言う必要があった。<br />仕組みが分からなかったのでお決まりコースになってしまった。<br />後から考えると長かったのでロングコースだったかもしれない。<br />部屋に荷物を置き軽装に身支度してロビーに降りる。<br />途中、廊下の窓から金色の大きな寺院が見えた。<br />明日の朝に少し街歩きをして立ち寄ってみようと思う。<br />ロビーで待っていると若くて長身の青年がやって来た。<br />精悍な顔をしてハンサムな顔をしている。<br />ボート乗り場までは歩いて行くと言っている。<br />私は彼とお喋りしながらボートが停泊している場所まで<br />歩いて行った。<br />家内は後ろからついてきたが道順を確認しながら歩いていたようだ。<br />実はこれがツアー終了後にホテルまで歩いて帰る際に役に立つことになる。<br />彼の年齢は26歳とのことである。<br />名前は「チョットモ」と聞こえた。<br />日焼けしているせいか30歳台の中ごろに見えた。<br />私が67歳だと言うと<br />「随分若く見えますね。」とお世辞を言ってくれた。<br />彼はここで生まれてインレー湖で漁師をやって来たと言う。<br />今はここが観光地化されたのでボートツアーのガイドをしている<br />とのことだ。<br />英語もお互いのコミュニケーションには困らない程度に話せる。<br />きっと一生懸命勉強して使えいるようにしたのだろう。<br />「必要は学習の母」である。<br />彼の父親は彼が11歳の時に事故で死んだと言っている。<br />その後は母親を支えてきたと話してくれた。<br />そんあことをお喋りしていると<br />「あっ。お袋が歩いてくる。」と言うではないか。<br />向こうから初老のご婦人がお友達とおしゃべりしながら<br />歩いてきた。<br />彼女も息子さんと逢って少し驚いて様な顔をしが<br />穏やかな母親の顔をして二言三言息子とミャンマー語で<br />言葉を交わしていた。<br />意味は分からないが<br />「これからこの日本人たちをインレー湖ツアーに連れて行くんだ。」<br />「気をつけて行ってらっしゃい。」と言う内容の会話ではと推察した。<br />「お母様は何歳なの?」と聞くと<br />「58歳です。」という。<br />私は70歳くらいのご婦人と思ってしまったので<br />「初老のご婦人」という表現を使ってしまった。<br />前歯が3本くらい交互に抜けていたせいもあった。<br />67歳の私にまだ58歳の女性が「初老」という表現を使われて<br />いることを知ったらきっと心外に思だろう。<br />しかしインレー湖の自然には私たちには分からない厳しいものが<br />あるに違いないと思った。<br />

    タクシーは11時前にホテルに到着した。
    この81Central Hotelは
    3つ星だが地球の歩き方の地図にも掲載されているホテルだ。
    (50M離れた場所に同じ系列のホテルがあるので間違って
    入らないように注意しよう。
    私たちはボートチャーターの帰りに間違って入ってしまった。)
    このホテルのフロントの御嬢さんにボートチャーターをアレンジして頂いた。
    彼女は分かりやすい英語を話した。
    ニャウンシェはインレー湖観光の玄関町なのでくせのないきれいな
    英語を話す人が多いようだ。
    ボートツアーは休憩する時間があまりなかったが11時にスタート
    することになった。
    インレー湖のショートコースは20ドルでホテルに支払う。
    行きたいところを自分たちで言う必要があった。
    仕組みが分からなかったのでお決まりコースになってしまった。
    後から考えると長かったのでロングコースだったかもしれない。
    部屋に荷物を置き軽装に身支度してロビーに降りる。
    途中、廊下の窓から金色の大きな寺院が見えた。
    明日の朝に少し街歩きをして立ち寄ってみようと思う。
    ロビーで待っていると若くて長身の青年がやって来た。
    精悍な顔をしてハンサムな顔をしている。
    ボート乗り場までは歩いて行くと言っている。
    私は彼とお喋りしながらボートが停泊している場所まで
    歩いて行った。
    家内は後ろからついてきたが道順を確認しながら歩いていたようだ。
    実はこれがツアー終了後にホテルまで歩いて帰る際に役に立つことになる。
    彼の年齢は26歳とのことである。
    名前は「チョットモ」と聞こえた。
    日焼けしているせいか30歳台の中ごろに見えた。
    私が67歳だと言うと
    「随分若く見えますね。」とお世辞を言ってくれた。
    彼はここで生まれてインレー湖で漁師をやって来たと言う。
    今はここが観光地化されたのでボートツアーのガイドをしている
    とのことだ。
    英語もお互いのコミュニケーションには困らない程度に話せる。
    きっと一生懸命勉強して使えいるようにしたのだろう。
    「必要は学習の母」である。
    彼の父親は彼が11歳の時に事故で死んだと言っている。
    その後は母親を支えてきたと話してくれた。
    そんあことをお喋りしていると
    「あっ。お袋が歩いてくる。」と言うではないか。
    向こうから初老のご婦人がお友達とおしゃべりしながら
    歩いてきた。
    彼女も息子さんと逢って少し驚いて様な顔をしが
    穏やかな母親の顔をして二言三言息子とミャンマー語で
    言葉を交わしていた。
    意味は分からないが
    「これからこの日本人たちをインレー湖ツアーに連れて行くんだ。」
    「気をつけて行ってらっしゃい。」と言う内容の会話ではと推察した。
    「お母様は何歳なの?」と聞くと
    「58歳です。」という。
    私は70歳くらいのご婦人と思ってしまったので
    「初老のご婦人」という表現を使ってしまった。
    前歯が3本くらい交互に抜けていたせいもあった。
    67歳の私にまだ58歳の女性が「初老」という表現を使われて
    いることを知ったらきっと心外に思だろう。
    しかしインレー湖の自然には私たちには分からない厳しいものが
    あるに違いないと思った。

    81 ホテル インレー ホテル

    コストパフォーマンスの高いホテル by 2013tomoさん
  • ホテルでアレンジしてくれる車のチャーター料金、ツアー代を<br />行き先別に表示した「Rental Serviceレンタルサービス」の一覧表である。<br />最新の料金が表示されているので参考になる。<br />空港から20ドルだが1時間位かかった。<br />所々工事中で砂ぼこりの中を走った。<br />日本のだいぶ前の舗装工事で懐かしい。<br />今、日本の舗装工事ではその日のうちに車が通れる。<br />しかも嫌なにおいがしない。<br />いつからそうなったのだろう。

    ホテルでアレンジしてくれる車のチャーター料金、ツアー代を
    行き先別に表示した「Rental Serviceレンタルサービス」の一覧表である。
    最新の料金が表示されているので参考になる。
    空港から20ドルだが1時間位かかった。
    所々工事中で砂ぼこりの中を走った。
    日本のだいぶ前の舗装工事で懐かしい。
    今、日本の舗装工事ではその日のうちに車が通れる。
    しかも嫌なにおいがしない。
    いつからそうなったのだろう。

  • 「Trip Infomation at Inlay Lakeインレー湖ツアー」の一覧表<br />ボートツアーは20ドルのノーマルを選んだ。<br />2人だけのツアーなので自分たちでアレンジした方が<br />良かった。<br />ホテルのスタッフにランチにかかるのでと言ったら<br />レストランはたくさんあるから心配ないとのこと。

    「Trip Infomation at Inlay Lakeインレー湖ツアー」の一覧表
    ボートツアーは20ドルのノーマルを選んだ。
    2人だけのツアーなので自分たちでアレンジした方が
    良かった。
    ホテルのスタッフにランチにかかるのでと言ったら
    レストランはたくさんあるから心配ないとのこと。

  • 10分ほど歩いてボートの停泊所にやって来た。<br />ホテルから5分くらいの所にもボートはたくさん停まっていた。<br />ボートはたくさんあり余っていたようだ。<br />インレー湖ツアー用?のボートが何艘も係留されている。<br />湖のタクシー乗り場という雰囲気だ。<br />小さな待合室で座って彼の準備が終わるのを待っていると<br />他のボートのガイドが話しかけてくる。<br />「どこから来たのか?」とか「明日の予定はどうするのか?」とか<br />色々な情報を聞いてくる。<br />彼等もお商売に熱心なようだ。

    10分ほど歩いてボートの停泊所にやって来た。
    ホテルから5分くらいの所にもボートはたくさん停まっていた。
    ボートはたくさんあり余っていたようだ。
    インレー湖ツアー用?のボートが何艘も係留されている。
    湖のタクシー乗り場という雰囲気だ。
    小さな待合室で座って彼の準備が終わるのを待っていると
    他のボートのガイドが話しかけてくる。
    「どこから来たのか?」とか「明日の予定はどうするのか?」とか
    色々な情報を聞いてくる。
    彼等もお商売に熱心なようだ。

    インレー湖 滝・河川・湖

  • チョットモさんのボートの準備が出来たので<br />インレー湖ツアーの始まりだ。<br />インレイ湖までの狭い水路は手漕ぎでボートを<br />進める。<br />何だか「潮来の船頭さん」という雰囲気だ。

    チョットモさんのボートの準備が出来たので
    インレー湖ツアーの始まりだ。
    インレイ湖までの狭い水路は手漕ぎでボートを
    進める。
    何だか「潮来の船頭さん」という雰囲気だ。

    インレー湖 滝・河川・湖

  • 水路の幅がだんだん広くなる。<br />すれ違うボートが増えてきた。<br />行く手に寺院の様な大きな建物が見える。

    水路の幅がだんだん広くなる。
    すれ違うボートが増えてきた。
    行く手に寺院の様な大きな建物が見える。

    インレー湖 滝・河川・湖

  • 水路の幅が広くなったのでボートはモーターエンジンを使用する。<br />ボートがスピードを上げ舳先に水しぶきを上げて快走し始めた。<br />日射しは強いが頬を打つ湖の風は涼しくて心地がよい。<br />インレー湖ツアーの始まりだ。

    水路の幅が広くなったのでボートはモーターエンジンを使用する。
    ボートがスピードを上げ舳先に水しぶきを上げて快走し始めた。
    日射しは強いが頬を打つ湖の風は涼しくて心地がよい。
    インレー湖ツアーの始まりだ。

    インレー湖 滝・河川・湖

  • ボートは寺院の建物を過ぎてインレー湖に乗りいれた。

    ボートは寺院の建物を過ぎてインレー湖に乗りいれた。

    インレー湖 滝・河川・湖

  • しばらく走ると前方に漁をしている小さな船が見えてきた。<br />あれが有名なインレー湖の「片足漕ぎボート」だ。<br />

    しばらく走ると前方に漁をしている小さな船が見えてきた。
    あれが有名なインレー湖の「片足漕ぎボート」だ。

    インレー湖 滝・河川・湖

  • インレー湖の片足こぎボートの風景。<br />私たちのボートが湖を進んで行くと漁師さんが片足漕ぎで<br />漁をしているのが見えた。<br />ボートが近づいて行くと何度もポーズを取ってくれる。<br />カメラの被写体として絶好の漁師さんだ。<br />しばらくすると漁師さんはポーズを止めて私たちの<br />ボートに彼のボートを静かに近づけてきた。<br />そして笑顔で私の目を見ながら<br />「マニー~。」と言うではないか。<br />そうかカメラの撮影代を請求しているのだと思って<br />財布から1000チャットを取り出して彼の手に渡した。<br />すると彼は満面の笑みを顔に浮かべて少し離れ、<br />再び片足漕ぎ漁の技を目の前で何度も披露してくれた。<br />ようやくわかった。<br />彼が漁をしていたのは湖のお魚さん達ではなく<br />ボートで近づいてくる私たち観光客たちを釣っていたのだ。<br />「漕いで網に入る観光客」ということなのかもしれない。<br />あるいはあるいは<br />「新約聖書マタイ伝第4章19」にある<br />『我に従ひきたれ、されば汝らを人を漁(すなど)る者となさん』<br />という言葉の通り<br />彼らは伝道の場所であるインレー湖の美しさを伝えながら<br />「人を漁(すなど)る者」として生計を立てているのかも<br />しれないと思った。<br />

    インレー湖の片足こぎボートの風景。
    私たちのボートが湖を進んで行くと漁師さんが片足漕ぎで
    漁をしているのが見えた。
    ボートが近づいて行くと何度もポーズを取ってくれる。
    カメラの被写体として絶好の漁師さんだ。
    しばらくすると漁師さんはポーズを止めて私たちの
    ボートに彼のボートを静かに近づけてきた。
    そして笑顔で私の目を見ながら
    「マニー~。」と言うではないか。
    そうかカメラの撮影代を請求しているのだと思って
    財布から1000チャットを取り出して彼の手に渡した。
    すると彼は満面の笑みを顔に浮かべて少し離れ、
    再び片足漕ぎ漁の技を目の前で何度も披露してくれた。
    ようやくわかった。
    彼が漁をしていたのは湖のお魚さん達ではなく
    ボートで近づいてくる私たち観光客たちを釣っていたのだ。
    「漕いで網に入る観光客」ということなのかもしれない。
    あるいはあるいは
    「新約聖書マタイ伝第4章19」にある
    『我に従ひきたれ、されば汝らを人を漁(すなど)る者となさん』
    という言葉の通り
    彼らは伝道の場所であるインレー湖の美しさを伝えながら
    「人を漁(すなど)る者」として生計を立てているのかも
    しれないと思った。

    インレー湖 滝・河川・湖

  • 途中で実際に魚の漁をしているボートがあったので<br />写真を撮らせてもらった。<br />漁師さんは片足でボートの櫓を操りながら網を湖面<br />から手繰っている。<br />これは観光客へのパフォーマンスではない。<br />インレー湖の実際の生活だ。

    途中で実際に魚の漁をしているボートがあったので
    写真を撮らせてもらった。
    漁師さんは片足でボートの櫓を操りながら網を湖面
    から手繰っている。
    これは観光客へのパフォーマンスではない。
    インレー湖の実際の生活だ。

    インレー湖 滝・河川・湖

  • 船底を見せてもらうと比較的大きな淡水魚の<br />獲物が横たわっていた。<br />私は魚の詳しくないので種類は分からない。<br />孫達だったら「さかな図鑑」を読んでいるので<br />「このお魚は○○だ!」と言って教えてくれたかも<br />しれない。

    船底を見せてもらうと比較的大きな淡水魚の
    獲物が横たわっていた。
    私は魚の詳しくないので種類は分からない。
    孫達だったら「さかな図鑑」を読んでいるので
    「このお魚は○○だ!」と言って教えてくれたかも
    しれない。

    インレー湖 滝・河川・湖

  • 途中でインレー湖の守り神のような祠があった。<br />祠の中には金色の仏様が祭られていた。<br />いまは乾季なので水面が低いが雨期の時は水位が<br />上昇するに違いない。

    途中でインレー湖の守り神のような祠があった。
    祠の中には金色の仏様が祭られていた。
    いまは乾季なので水面が低いが雨期の時は水位が
    上昇するに違いない。

    インレー湖 滝・河川・湖

  • チョットモさんは<br />「トマト畑を見に行こう。」といってボートを走らせた。<br />しばらく走って周囲をびっしりと水上トマト畑にかこまれた<br />狭い水路に入って行った。<br />この畑の下には地面がなく畑全体が水面の上に浮かんでいる。<br />乾季でもここでは水に困らない。<br />でもトマトの実は小振りであった。<br />ガイドのチョットモさんはボートを降りてトマト畑の横に渡った。<br />そしてその上でジャンプしてゆさゆさと揺らしていた。<br />トマト畑は全体が浮草状態になっている。<br />彼は私に「あなたもここに上がって来たら!」と声を掛けて来たが<br />不測の事態が発生してはいけないのでご遠慮申し上げた。

    チョットモさんは
    「トマト畑を見に行こう。」といってボートを走らせた。
    しばらく走って周囲をびっしりと水上トマト畑にかこまれた
    狭い水路に入って行った。
    この畑の下には地面がなく畑全体が水面の上に浮かんでいる。
    乾季でもここでは水に困らない。
    でもトマトの実は小振りであった。
    ガイドのチョットモさんはボートを降りてトマト畑の横に渡った。
    そしてその上でジャンプしてゆさゆさと揺らしていた。
    トマト畑は全体が浮草状態になっている。
    彼は私に「あなたもここに上がって来たら!」と声を掛けて来たが
    不測の事態が発生してはいけないのでご遠慮申し上げた。

    インレー湖 滝・河川・湖

  • 水路の両側に水上の家がびっしり並んでいる。<br />日が当たる場所には洗濯ものが干してあったりして<br />生活感が溢れている。<br />女の人が水路で洗濯をしたり子供たちが川遊びを<br />したりしていた。<br />正面の家の屋根には電線が引かれているのが見えた。<br />インレー湖と人々の生活が一体となっているのが<br />感じられる。

    水路の両側に水上の家がびっしり並んでいる。
    日が当たる場所には洗濯ものが干してあったりして
    生活感が溢れている。
    女の人が水路で洗濯をしたり子供たちが川遊びを
    したりしていた。
    正面の家の屋根には電線が引かれているのが見えた。
    インレー湖と人々の生活が一体となっているのが
    感じられる。

    インレー湖 滝・河川・湖

  • 織物工場の水上家屋に立ち寄った。<br />昔の日本に会った手作業の機織りの<br />町工場のようだ。<br />水辺には生育するハスの茎の中から<br />白い繊維を取り出し、それを手で依って<br />糸の原材料をつくるのだ。<br />写真の左下に写って売るピンクのブラウス<br />の女性はひたすら糸の原材料をつくっていた。<br />写真には写っていないが傍らに彼女の息子さん<br />らしい2歳くらいの男の子が座っていた。<br />私が彼に笑顔目線で挨拶をするとはにかむ様にして<br />お母さんに寄りすがっていた。<br />しばらくすると部屋の片隅に行って一人で白いご飯<br />を食べているのが見えた。<br />なんだかいじらしくて哀しい気持ちがした。<br />その後もお母さんの作業を見ているとハスの茎からの<br />繊維で依り上がったばかりの白い糸で私の右手首に<br />素早く輪を作って書きつけミサンガのように結んでくれた。<br />「お金を出して買わなくてはいけないのかな?」と思って<br />この工場のガイド役の御嬢さん(写真の右側の女性)に聞くと<br />「これは幸せの印です。お金を払う必要はありません。」<br />といってくれた。<br />わたしは日本に帰って来るまで右手首に着けたままにしておいた。<br />シャワーで水にぬれても繊維が弱くならない丈夫な糸だ。<br />日本に帰って2~3日すると結び目が自然にほどけるように輪が<br />右手首から取れた。<br />この糸のお陰て今回の旅の間も幸運に助けて頂いた気持ちがしている。<br />「蓮のお母さんありがとう。」<br />糸より作業を見た後は機織り機などを見学し最後はお決まりの<br />お土産コーナーに連れてく行かれた。<br />陳列台に飾られていた商品のなかで品質のよさそうな布があったので<br />家内が「これはおいくらですか?」と聞くと彼女は言いにくそうに<br />小さな声で「…ドルです。」と言う。<br />家内が「えっ?おいくらと言ったのかしら?」と聞き直すと<br />「78US$です。」とのことだ。<br />きっと彼女は私たちの着ているくたびれた旅行服を見て<br />「この人たちでは買うお金はないのだろうな。」と思って思わず小声に<br />なったのだろう。<br />シルクとの混紡が30ドル位だった。<br />もうひとつ気になったことがある。<br />彼女は写真の通りピンク色のロンジーという腰巻布を身に着けている。<br />腰ひもが緩むのか時々ロンジーの前を広げて巻きなおすのだ。<br />勿論その時は彼女は背中を我々の方に向けて巻きなおすのだが<br />私は気になって仕方がなかった。<br />男性もこの「巻きなおし」をしているを見た。<br />時には面倒くさいのかこちらを向いたままでそれをやる輩もいる。<br />そんな時は見ないように視点をどこかにずらすようにしていた。<br />そんなものを見ると運勢が悪くなる気がするだろう。<br /><br />後に残った糸は旅行用の財布の中にしまいこんで次の旅にも持って行こう<br />と思っている。<br />

    織物工場の水上家屋に立ち寄った。
    昔の日本に会った手作業の機織りの
    町工場のようだ。
    水辺には生育するハスの茎の中から
    白い繊維を取り出し、それを手で依って
    糸の原材料をつくるのだ。
    写真の左下に写って売るピンクのブラウス
    の女性はひたすら糸の原材料をつくっていた。
    写真には写っていないが傍らに彼女の息子さん
    らしい2歳くらいの男の子が座っていた。
    私が彼に笑顔目線で挨拶をするとはにかむ様にして
    お母さんに寄りすがっていた。
    しばらくすると部屋の片隅に行って一人で白いご飯
    を食べているのが見えた。
    なんだかいじらしくて哀しい気持ちがした。
    その後もお母さんの作業を見ているとハスの茎からの
    繊維で依り上がったばかりの白い糸で私の右手首に
    素早く輪を作って書きつけミサンガのように結んでくれた。
    「お金を出して買わなくてはいけないのかな?」と思って
    この工場のガイド役の御嬢さん(写真の右側の女性)に聞くと
    「これは幸せの印です。お金を払う必要はありません。」
    といってくれた。
    わたしは日本に帰って来るまで右手首に着けたままにしておいた。
    シャワーで水にぬれても繊維が弱くならない丈夫な糸だ。
    日本に帰って2~3日すると結び目が自然にほどけるように輪が
    右手首から取れた。
    この糸のお陰て今回の旅の間も幸運に助けて頂いた気持ちがしている。
    「蓮のお母さんありがとう。」
    糸より作業を見た後は機織り機などを見学し最後はお決まりの
    お土産コーナーに連れてく行かれた。
    陳列台に飾られていた商品のなかで品質のよさそうな布があったので
    家内が「これはおいくらですか?」と聞くと彼女は言いにくそうに
    小さな声で「…ドルです。」と言う。
    家内が「えっ?おいくらと言ったのかしら?」と聞き直すと
    「78US$です。」とのことだ。
    きっと彼女は私たちの着ているくたびれた旅行服を見て
    「この人たちでは買うお金はないのだろうな。」と思って思わず小声に
    なったのだろう。
    シルクとの混紡が30ドル位だった。
    もうひとつ気になったことがある。
    彼女は写真の通りピンク色のロンジーという腰巻布を身に着けている。
    腰ひもが緩むのか時々ロンジーの前を広げて巻きなおすのだ。
    勿論その時は彼女は背中を我々の方に向けて巻きなおすのだが
    私は気になって仕方がなかった。
    男性もこの「巻きなおし」をしているを見た。
    時には面倒くさいのかこちらを向いたままでそれをやる輩もいる。
    そんな時は見ないように視点をどこかにずらすようにしていた。
    そんなものを見ると運勢が悪くなる気がするだろう。

    後に残った糸は旅行用の財布の中にしまいこんで次の旅にも持って行こう
    と思っている。

  • ボートは進んでたばこ工場がある島にやって来た。

    ボートは進んでたばこ工場がある島にやって来た。

  • 島のたばこ工場はお母さんたちの<br />手作業の家内工場だ。<br />工場で日本から来ている若者3人と<br />一緒に説明を受けた。<br />彼等は同じホステルに宿泊したので<br />台湾人の男性と4名で<br />同じボートツアーを組んだとのことだ。<br />若い日本の好青年は葉巻を試していた。<br />彼は5種類10本の葉巻を3,000チャット<br />(300円弱)で購入していた。<br />私も真似をして葉巻をお土産として購入した。<br />若い女性の一人はタウンジーで行われるバルーンフェスティバルを<br />見ることを目的としてミャンマーに来たと言っていた。<br />わたしたちも明日の熱気球祭りが楽しみだ。

    島のたばこ工場はお母さんたちの
    手作業の家内工場だ。
    工場で日本から来ている若者3人と
    一緒に説明を受けた。
    彼等は同じホステルに宿泊したので
    台湾人の男性と4名で
    同じボートツアーを組んだとのことだ。
    若い日本の好青年は葉巻を試していた。
    彼は5種類10本の葉巻を3,000チャット
    (300円弱)で購入していた。
    私も真似をして葉巻をお土産として購入した。
    若い女性の一人はタウンジーで行われるバルーンフェスティバルを
    見ることを目的としてミャンマーに来たと言っていた。
    わたしたちも明日の熱気球祭りが楽しみだ。

  • きれいで若い日本人女性は民族衣装のきれいなロンジーを<br />腰に巻いていた。

    きれいで若い日本人女性は民族衣装のきれいなロンジーを
    腰に巻いていた。

  • たばこ工場の見学を終えて更に進んで行くと<br />ホテルなのかきれいな建物が見えてきた。<br />白人さんが大きなスーツケースをボートに<br />積んでいたのが見えたがきっと宿泊するのだろう。

    たばこ工場の見学を終えて更に進んで行くと
    ホテルなのかきれいな建物が見えてきた。
    白人さんが大きなスーツケースをボートに
    積んでいたのが見えたがきっと宿泊するのだろう。

  • 今度は湖の鍛冶屋さん見学で島に登った。<br />ふいごで火を起こして農機具なのか赤く<br />熱せられた鉄を槌で鍛錬していた。<br />

    今度は湖の鍛冶屋さん見学で島に登った。
    ふいごで火を起こして農機具なのか赤く
    熱せられた鉄を槌で鍛錬していた。

  • ここだと万が一火が出ても周りに水が<br />たくさんあるので消火には困らないのかなあ<br />と思った。<br />

    ここだと万が一火が出ても周りに水が
    たくさんあるので消火には困らないのかなあ
    と思った。

  • 昼食時になったので水上建物にあるレストランに<br />立ち寄った。<br />2,000チャット(約200円)のチキン野菜ヌードル<br />を食べた。<br />なんだか日本の即席ラーメンの味がした。<br />隣りに置いているのはたばこ売り場で購入した葉巻3000チャット。<br />

    昼食時になったので水上建物にあるレストランに
    立ち寄った。
    2,000チャット(約200円)のチキン野菜ヌードル
    を食べた。
    なんだか日本の即席ラーメンの味がした。
    隣りに置いているのはたばこ売り場で購入した葉巻3000チャット。

  • インレー湖のボートツアーに<br />少し飽きてきた状態。<br />レストランは白人さん達ばかりでアジア系はいなかった。

    インレー湖のボートツアーに
    少し飽きてきた状態。
    レストランは白人さん達ばかりでアジア系はいなかった。

  • レストランのトイレ、無料をお借りした。<br />写真の通りまさしく「かわや(厠)」<br />である。<br />

    レストランのトイレ、無料をお借りした。
    写真の通りまさしく「かわや(厠)」
    である。

  • 小部屋の中に入ると便器の横に水が入った<br />ポリバケツと柄杓が置いてある水洗トイレで<br />あった。<br />これはインレー湖全体がエコサイクルシステム<br />になっているのだと理解した。

    小部屋の中に入ると便器の横に水が入った
    ポリバケツと柄杓が置いてある水洗トイレで
    あった。
    これはインレー湖全体がエコサイクルシステム
    になっているのだと理解した。

  • 有名な寺院の前には沢山のボートが連なっていた。<br />ここでは中国、韓国からなどアジア系の団体さん<br />が多いようだ。<br />今回のミャンマー、ベトナム旅行では2国を通じて<br />日本人ツアーに出逢ったのはハノイ空港だけだった。<br />我が家に送られてくる旅行案内でもミャンマー旅行ツアー<br />案内は少なかった。<br />10月からミャンマーへの渡航ビザが必要なくなったので<br />日本人のツアー観光もこれから盛んになるのだろうか。<br /><br />

    有名な寺院の前には沢山のボートが連なっていた。
    ここでは中国、韓国からなどアジア系の団体さん
    が多いようだ。
    今回のミャンマー、ベトナム旅行では2国を通じて
    日本人ツアーに出逢ったのはハノイ空港だけだった。
    我が家に送られてくる旅行案内でもミャンマー旅行ツアー
    案内は少なかった。
    10月からミャンマーへの渡航ビザが必要なくなったので
    日本人のツアー観光もこれから盛んになるのだろうか。

    ファウンドーウーパゴタ 寺院・教会

  • ここに上陸したり見学していると時間がかかると思い、<br />周囲の写真だけで良いですとガイドさんに伝えて島を離れた。<br />もともと女性は仏像の台座に近づくことができない。

    ここに上陸したり見学していると時間がかかると思い、
    周囲の写真だけで良いですとガイドさんに伝えて島を離れた。
    もともと女性は仏像の台座に近づくことができない。

    ファウンドーウーパゴタ 寺院・教会

  • 紙すきの様子を見せてもらった。<br />紙すきは和紙を作るときの手法と一緒で<br />日本と同じだと思った。

    紙すきの様子を見せてもらった。
    紙すきは和紙を作るときの手法と一緒で
    日本と同じだと思った。

  • 白人さんの観光グループは珍しそうに<br />写真を撮っていた。

    白人さんの観光グループは珍しそうに
    写真を撮っていた。

  • 傘職人が竹の細い枝を使って傘の柄を<br />作っている。<br />竹製のばねを手作業で作って「パチン!」<br />と音をさせるとそれを見ていた白人の観光客たちは<br />喜んでいた。

    傘職人が竹の細い枝を使って傘の柄を
    作っている。
    竹製のばねを手作業で作って「パチン!」
    と音をさせるとそれを見ていた白人の観光客たちは
    喜んでいた。

  • 日傘づくりの工場を見学した。<br />色彩もカラフルな日傘たちが<br />可愛らしく並んでいる。

    日傘づくりの工場を見学した。
    色彩もカラフルな日傘たちが
    可愛らしく並んでいる。

  • 少数民族の首長族がすんでいる水上家屋を<br />訪問した。<br />家の奥に民族衣装を着たおばあさんと若いお嬢さん<br />が座っている。<br />ここで記念撮影ができるとのことだ。<br />首長族ということでおばあさんはリングを首に着用<br />して本格的に首を長くしている。<br />一方私の隣に座っている若い御嬢さんは首にリングを<br />はめているもののどう見ても普通の首で特に長いという<br />感じはしなかった。<br />隣に座っている私の首はもともと太くて短く更に日焼け対策用<br />のタオルを首にまいているので私と比較すると彼女の首が長く<br />見えるかもしれないがこれは目の錯覚だ。

    少数民族の首長族がすんでいる水上家屋を
    訪問した。
    家の奥に民族衣装を着たおばあさんと若いお嬢さん
    が座っている。
    ここで記念撮影ができるとのことだ。
    首長族ということでおばあさんはリングを首に着用
    して本格的に首を長くしている。
    一方私の隣に座っている若い御嬢さんは首にリングを
    はめているもののどう見ても普通の首で特に長いという
    感じはしなかった。
    隣に座っている私の首はもともと太くて短く更に日焼け対策用
    のタオルを首にまいているので私と比較すると彼女の首が長く
    見えるかもしれないがこれは目の錯覚だ。

  • 左側に座っている首長族のおばあさんの顔に<br />見覚えがあった。<br />写真、TVで見たのだろうか。<br />18年前行ったタイのチェンマイだったか、<br />このカレン族の村に行った時に会ったのか<br />分からない。<br />彼女の座席の隣にお皿が置いてあり中を見ると<br />1,000チャット紙幣が何枚か置かれていたので<br />私たちも1,000チャットをチップとしておいて<br />この家屋を離れた。

    左側に座っている首長族のおばあさんの顔に
    見覚えがあった。
    写真、TVで見たのだろうか。
    18年前行ったタイのチェンマイだったか、
    このカレン族の村に行った時に会ったのか
    分からない。
    彼女の座席の隣にお皿が置いてあり中を見ると
    1,000チャット紙幣が何枚か置かれていたので
    私たちも1,000チャットをチップとしておいて
    この家屋を離れた。

  • ボートは更にインレー湖の奥へ走って行く。<br />途中に水上ホテルが並んでいるのが見えた。

    ボートは更にインレー湖の奥へ走って行く。
    途中に水上ホテルが並んでいるのが見えた。

  • ボートがずっと奥に進んで行くとガイドブックの写真で見た<br />カックーの仏塔の様な金色の仏塔が見えてきた。<br />明日は当初予定していたカックー訪問を変更して<br />洞窟寺院を訪れることに変更していた。<br />

    ボートがずっと奥に進んで行くとガイドブックの写真で見た
    カックーの仏塔の様な金色の仏塔が見えてきた。
    明日は当初予定していたカックー訪問を変更して
    洞窟寺院を訪れることに変更していた。

  • カックー観光はこの仏塔群を更に壮大にした規模だろうと<br />想像することで代えることにした。

    カックー観光はこの仏塔群を更に壮大にした規模だろうと
    想像することで代えることにした。

  • ボートを岸辺に近づけて写真を撮影する。<br />青い空を背景にしてインレー湖の仏塔たちは<br />金色に輝いていた。<br />ボートは見やすいように一周してくれた。

    ボートを岸辺に近づけて写真を撮影する。
    青い空を背景にしてインレー湖の仏塔たちは
    金色に輝いていた。
    ボートは見やすいように一周してくれた。

  • インレー湖は太陽光線が刺すように強いため<br />日焼け対策の為首にタオルを巻いていた。<br />しかし首に巻いたタオルの隙間が赤く日焼け<br />してしまった。<br />救命胴衣は背中のクッションにした。<br />ツアー客たちはそろって着ていた。<br />ボートは向きを変えニャウンシュエの町へ<br />帰ることになった。

    インレー湖は太陽光線が刺すように強いため
    日焼け対策の為首にタオルを巻いていた。
    しかし首に巻いたタオルの隙間が赤く日焼け
    してしまった。
    救命胴衣は背中のクッションにした。
    ツアー客たちはそろって着ていた。
    ボートは向きを変えニャウンシュエの町へ
    帰ることになった。

  • インレー湖のボートは生活の主要交通手段と<br />して利用されている。<br />お坊さんを乗せたボートともすれ違った。<br />水上のタクシーだ。

    インレー湖のボートは生活の主要交通手段と
    して利用されている。
    お坊さんを乗せたボートともすれ違った。
    水上のタクシーだ。

  • 帰路だけのボートだろうか湖面を<br />かなりのスピードで疾駆している。<br />ボートの後ろには白く水しぶきが<br />上がっている。<br />時折、白い飛沫が小さな虹をつくる。<br />私は何度か撮影を試みたが虹の姿を<br />カメラにとらえることは出来なかった。

    帰路だけのボートだろうか湖面を
    かなりのスピードで疾駆している。
    ボートの後ろには白く水しぶきが
    上がっている。
    時折、白い飛沫が小さな虹をつくる。
    私は何度か撮影を試みたが虹の姿を
    カメラにとらえることは出来なかった。

  • この写真はホテルの部屋の窓からの見えていた仏塔。<br /><br />私たちはボートはニャウンシェの停泊所に<br />帰って来た。<br />停泊所には観光ツアーから帰って来たボートが<br />既たくさん停泊していた。<br />私たちのボートが直接着岸できないので数艘の<br />ボートを乗り越えて上陸することになった。<br />ほかのガイドさんに手を取ってもらいながら何とか<br />無事に岸にたどり着くことが出来た。<br />昔平家物語で壇ノ浦の合戦の義経の八艘跳びという<br />錦絵を見たことがあるが私の場合はガイドさんの手渡し<br />歩きとい情けない状態であった。<br />停泊所の待合室ではボートツアーを終えたガイドたちが既に<br />休憩していて帰って来たチョットモさんに何か声をかけて来た。<br />なんだか「お疲れー。いまからビールでも飲みに行こうか!」<br />という雰囲気でチョットモさんも「僕も行くぞー!」とか返事を<br />返している。<br />私が彼にチップとして5,000チャット(約500円)を<br />「ありがとう!」と言って手渡しながら<br />「ホテルまで送ってくれるよね。」<br />「えーっ。道順覚えてないの?難しくないよ。」とか言って<br />送ってくれる気配がない。<br />しかたがないので<br />「じゃあ大体の方向を教えてくれるかい?」と言うと<br />「あっちの方へまっすぐ行って左に曲がれば見えてくる。」という返事だ。<br />もう気持ちはみんなとの飲み会へ行っているようだ。<br />家内の方に振り向いて<br />「帰り道覚えてる?」と聞くと<br />「来るときにポイントを確認しながら歩いていたので<br />だいたいわかるわ」との返事だ。<br />では何とかなるだろうとたかをくくってホテルヘ歩き始めた。<br />しかし途中で私は方向感覚を失てしまう。<br />お店の女性に聞いてみるが私のミャンマー語が拙いのか<br />(そもそも私のミャンマー語は「こんにちわ」と「ありがとう」<br />しか話せないが)「分かりません」との返事だ。<br />しばらく歩いていると旅行案内会社が見えてきて<br />外人観光客がたむろしているので<br />「あそこだったら英語で道を聞けるだろうと。」お店に<br />入ってホテルまでの道順を聞いて見た。<br />私たちは既にホテルの近くまで来ていたようで<br />「前の道をまっすぐ行くと信号機が見えてくるのでそこを左りに<br />曲がると目的のホテルが直ぐに見えてきますよ。」との回答だ。<br />教えてもらった通り歩いていると信号機が見えてきた。<br />左に曲がるとホテルの廊下から見えてきた寺院が見える。<br />更に歩いて行くと81Central Hotelの看板が見えてきた。<br />「あ~、よかった。ホテルにたどり着いた。」と安心しつつ<br />ホテルの玄関の前に立つとどうも様子が異なる。<br />ドアを開けて中に入るとロビーの雰囲気も異なる。<br />ホテルの名前は同じなのに中身が違う!<br />まるでパラレルワールドに迷い込んだような<br />不思議な気持ちがした。<br />不安な気持ちでロビーの女性に<br />「ここは81Central Hotelですか?」と聞くと<br />彼女は慣れた雰囲気で<br />「このホテルを通り抜けて行くともう一つ同じ系列<br />のホテルがあります。」との返事だ。<br />きっと私のように間違って迷い込む観光客が多いのだろう。<br />家内の方は後ろで「このホテルだよね~。」と呑気に言っている。<br />しかし兎にも角にも私たちは無事にたどり着いた。<br />部屋で休憩して<br />夜はタウンジーに移動して熱気球祭りを楽しむ。<br />タクシーチャーターは6時半に予約してホテルを出発する予定だ。<br />タクシーシェアーを聞いたら帰りは夜中過ぎると言われる。<br />タクシーシェアー乗り場に行って集まったら出発する<br />仕組みだそうだ。<br />一人あたり15,000位だと聞いた。<br />チャーターなら好きな時に帰れるので我々にとって便利だ。<br /><br />

    この写真はホテルの部屋の窓からの見えていた仏塔。

    私たちはボートはニャウンシェの停泊所に
    帰って来た。
    停泊所には観光ツアーから帰って来たボートが
    既たくさん停泊していた。
    私たちのボートが直接着岸できないので数艘の
    ボートを乗り越えて上陸することになった。
    ほかのガイドさんに手を取ってもらいながら何とか
    無事に岸にたどり着くことが出来た。
    昔平家物語で壇ノ浦の合戦の義経の八艘跳びという
    錦絵を見たことがあるが私の場合はガイドさんの手渡し
    歩きとい情けない状態であった。
    停泊所の待合室ではボートツアーを終えたガイドたちが既に
    休憩していて帰って来たチョットモさんに何か声をかけて来た。
    なんだか「お疲れー。いまからビールでも飲みに行こうか!」
    という雰囲気でチョットモさんも「僕も行くぞー!」とか返事を
    返している。
    私が彼にチップとして5,000チャット(約500円)を
    「ありがとう!」と言って手渡しながら
    「ホテルまで送ってくれるよね。」
    「えーっ。道順覚えてないの?難しくないよ。」とか言って
    送ってくれる気配がない。
    しかたがないので
    「じゃあ大体の方向を教えてくれるかい?」と言うと
    「あっちの方へまっすぐ行って左に曲がれば見えてくる。」という返事だ。
    もう気持ちはみんなとの飲み会へ行っているようだ。
    家内の方に振り向いて
    「帰り道覚えてる?」と聞くと
    「来るときにポイントを確認しながら歩いていたので
    だいたいわかるわ」との返事だ。
    では何とかなるだろうとたかをくくってホテルヘ歩き始めた。
    しかし途中で私は方向感覚を失てしまう。
    お店の女性に聞いてみるが私のミャンマー語が拙いのか
    (そもそも私のミャンマー語は「こんにちわ」と「ありがとう」
    しか話せないが)「分かりません」との返事だ。
    しばらく歩いていると旅行案内会社が見えてきて
    外人観光客がたむろしているので
    「あそこだったら英語で道を聞けるだろうと。」お店に
    入ってホテルまでの道順を聞いて見た。
    私たちは既にホテルの近くまで来ていたようで
    「前の道をまっすぐ行くと信号機が見えてくるのでそこを左りに
    曲がると目的のホテルが直ぐに見えてきますよ。」との回答だ。
    教えてもらった通り歩いていると信号機が見えてきた。
    左に曲がるとホテルの廊下から見えてきた寺院が見える。
    更に歩いて行くと81Central Hotelの看板が見えてきた。
    「あ~、よかった。ホテルにたどり着いた。」と安心しつつ
    ホテルの玄関の前に立つとどうも様子が異なる。
    ドアを開けて中に入るとロビーの雰囲気も異なる。
    ホテルの名前は同じなのに中身が違う!
    まるでパラレルワールドに迷い込んだような
    不思議な気持ちがした。
    不安な気持ちでロビーの女性に
    「ここは81Central Hotelですか?」と聞くと
    彼女は慣れた雰囲気で
    「このホテルを通り抜けて行くともう一つ同じ系列
    のホテルがあります。」との返事だ。
    きっと私のように間違って迷い込む観光客が多いのだろう。
    家内の方は後ろで「このホテルだよね~。」と呑気に言っている。
    しかし兎にも角にも私たちは無事にたどり着いた。
    部屋で休憩して
    夜はタウンジーに移動して熱気球祭りを楽しむ。
    タクシーチャーターは6時半に予約してホテルを出発する予定だ。
    タクシーシェアーを聞いたら帰りは夜中過ぎると言われる。
    タクシーシェアー乗り場に行って集まったら出発する
    仕組みだそうだ。
    一人あたり15,000位だと聞いた。
    チャーターなら好きな時に帰れるので我々にとって便利だ。

  • フロントに各国の時計がある。<br />ミャンマーと日本との時差は2時間半だから<br />夕方の6時半は日本ではもう夜の10時だ。<br />日本いれば私はもう寝ている時間帯だ。<br />(私は夜8時に寝て翌日朝2時に起床してる)<br />5時半にタウンジーの気球祭りに行くタクシー運転手が<br />ホテルロビーに入ってきた。<br />お互いに挨拶をして彼の顔を見ると笑っている口もとも<br />歯が赤い。<br />これはミャンマーでも広く普及している噛みタバコのキンマ<br />を噛んでいるためだ。<br />サイトを調べるとキンマについて次のように書かれている。<br />「噛みタバコ(キンマ)」をご存知だろうか。<br />「熱帯性気候下での重労働による労苦をいやすために誕生した」<br />嗜好品で、東南アジアやインドを主要な産地としており、<br />ここミャンマーでも広く普及している。<br />(ちなみに、ミャンマー語では噛みタバコのことを「クーン」と言う。)<br />フロントの女性に「英語でコミュニケーションが少しでも取れるドライバー<br />をお願いします。」と依頼していたので彼は英語を話した。<br />確かに早口の英語で話すが会話の端々に<br />「Do you understand me!」と<br />間投詞のように言葉をさしはさんでくる。<br />なんだか「お前たち日本人は英語を話すことが苦手で俺さまの話している<br />上手な英語は分からないかもしれないが、ともかく言ってやろう。」<br />というような上から目線のニュアンスを感じてしまい<br />少しいやな気分になった。<br />でもこれはきっと彼の英語を話すときの<br />口癖だろうと解釈するようにした。<br />白人さん達から言われて覚えたのだろう。<br /><br />タクシーはホテルを6:30に出発しタウンジーの町へ向かった。<br /><br /><br />

    フロントに各国の時計がある。
    ミャンマーと日本との時差は2時間半だから
    夕方の6時半は日本ではもう夜の10時だ。
    日本いれば私はもう寝ている時間帯だ。
    (私は夜8時に寝て翌日朝2時に起床してる)
    5時半にタウンジーの気球祭りに行くタクシー運転手が
    ホテルロビーに入ってきた。
    お互いに挨拶をして彼の顔を見ると笑っている口もとも
    歯が赤い。
    これはミャンマーでも広く普及している噛みタバコのキンマ
    を噛んでいるためだ。
    サイトを調べるとキンマについて次のように書かれている。
    「噛みタバコ(キンマ)」をご存知だろうか。
    「熱帯性気候下での重労働による労苦をいやすために誕生した」
    嗜好品で、東南アジアやインドを主要な産地としており、
    ここミャンマーでも広く普及している。
    (ちなみに、ミャンマー語では噛みタバコのことを「クーン」と言う。)
    フロントの女性に「英語でコミュニケーションが少しでも取れるドライバー
    をお願いします。」と依頼していたので彼は英語を話した。
    確かに早口の英語で話すが会話の端々に
    「Do you understand me!」と
    間投詞のように言葉をさしはさんでくる。
    なんだか「お前たち日本人は英語を話すことが苦手で俺さまの話している
    上手な英語は分からないかもしれないが、ともかく言ってやろう。」
    というような上から目線のニュアンスを感じてしまい
    少しいやな気分になった。
    でもこれはきっと彼の英語を話すときの
    口癖だろうと解釈するようにした。
    白人さん達から言われて覚えたのだろう。

    タクシーはホテルを6:30に出発しタウンジーの町へ向かった。


  • ドライバーさんは運転中でも饒舌だ。<br />先日もヨーロッパから来た観光客に<br />「お前たちのロヒンギャの問題は何故<br />解決できないんだと絡まれたよ。<br />おれはそんな難しい問題は分からないと<br />言ってやったよ。」<br />とか言っている。<br />会話の最後に「Do you understando me!」という<br />間投詞に少し辟易としながら<br />「どの国にも歴史的、政治的な問題は存在する。<br />外部の人間がそれらをとやかく言うことは出来ない。」と<br />やんわりと話題の発展を遮った。<br />ロヒンギャ問題はセンシティブで複雑な背景がありそうだ。<br />翌日にヘホー空港であった日本人ビジネスマンに聞いたが<br />ロヒンギャ問題は絶対に触れないようにしていると言っていた。<br />下手にこのことで議論すると殺されるかもしれない<br />危険な問題だと言われた。<br />歴史的には英国植民地政策や<br />日本軍部占領時代の利用等が原因の一つ<br />にもなっているので軽々に<br />議論することは出来ないと思ったのだ。<br />もしかするとロヒンギャの問題は<br />私への「ひっかけ問題」で言い方に<br />よっては私たちが危険な状況に追い込まれると考えた。<br />旅行中は宗教、政治、民族問題等の<br />センシティブテーマは出来るだけ<br />避けるようにしている。<br />運転手さんの話題が急に代わった。<br />「今日はタウンジーのお祭りだ。<br /> 実は私の息子も祭りには大変興味を持っている。<br /> あなたに差支えがなければ息子をこのタクシーに乗せて<br /> 連れて行くことを了解してもらえないか。」<br />これが彼の本来の目的か。<br />いつもなら簡単に了解してしまう私であるが<br />簡単に了解して<br />日本人が舐められても困ると思って<br />強い態度で対応することにした。<br />「なぜその申し出をホテルで乗車するときに言わなかったのか?<br /> 車が走り出してそのような申し出を追加することは<br /> 最初の契約に<br /> 違反することだと考える。<br /> そのような申し出に喜んで了解することは<br /> 私にビジネス原理に<br /> 反することであり受け入れることは出来ない。」と突っぱねた。<br />私の英語は突然旅人英会話から<br />ビジネスマンのディベート調子に変化した。<br />「あなたは最初から今の申し出をすることを考えていたのではないのか。<br /> ホテルから日本人がタウンジーの熱気球祭りに行きたいという連絡が<br /> あった時点で<br /> 息子さんを自分の車で連れて行こうとしているのではないのか。<br /> あなたがどうしても息子さんを祭りに連れて行きたいと<br /> 望んでいるのならば<br /> あなた自身の意思でそれを決めて欲しい。<br /> ただし、その判断に対し私が喜んで了解する訳にはいかない。」<br />と畳み掛けるように伝えた。<br />彼は急に沈黙してしまった。<br />しかし今日の祭りを見ることを楽しみにしている<br />息子さんをがっかりさせること<br />は忍びないので。<br />「息子さんが家で待っているぞ!さあ迎えに行こう!」<br />と伝えると彼は急に元気になった。<br />「そうか~。家に着いたら何か飲んでいくか?トイレに行きたかったら<br />家のトイレを使ったらいいよ。」と言い出した。<br />「そんなこといから早く息子さんをピックアップしよう。」と言っているうちに<br />彼の自宅に到着した。<br />息子さんが待っていたように家から飛び出してきた。<br />小学生上学年ほどの背丈の少年だ。<br />驚いたことに車の窓付きの後部トランクを上げるとそこに入った。<br />私たち外国人の邪魔になってはいけないと<br />言う彼の配慮であろうか。<br />そんな彼の気持ちと行為がいじらしくなってしまって<br />「ダメ!ダメ!パパの隣に座って!」と<br />言いながら前部座席のパパの<br />隣に座ってもらった。<br />彼は私たちに振り向くとかわいい顔で「サンキュー!」と言う。<br />「君は英語が話せる?」と聞くと<br />「毎日1時間、一週間勉強しています。」返事して来た。<br />「今は何年生ですか?」と聞くと<br />「6年生です。」ということだ。<br />発音も(お父さんよりもはるかに)きれいできちんと勉強している英語だ。<br />お父さんに「アタナの息子さんは語学の天才だね。」と言うと<br />「いゃ~。息子は勉強が得意なんだ。」と<br />もう子供大好きパパになっている。<br />しばらく車を走らせると熱気球祭りの会場に近づいてきた。<br />会場が近づくにつれて車の渋滞が始まった。<br />更に近づくと歩いて会場へ向かう行列も見えてきた。<br />会場に到着してまずびっくりした。<br />何と大勢の人、バイク、車が集まって来ているのだろう。<br />小さな町のお祭りくらいに考えて来たが<br />祭り会場の群衆、規模、熱気を見ると<br />巨大なイベントであることが分かった。<br />息子さんは会場へ着くと、早速熱気球が良く見える場所を探し、<br />持参の敷物を地面にひき、その上にお菓子類を並べて<br />やる気満々状況である。<br />息子さんは写真の通り利発そうなかわいい顔をしている。<br />運転手さんの自慢の息子さんであることも納得できる。<br />お菓子類をその上に並べて一袋の小さいチョコをくれた。<br />辛くないから大丈夫と言っていた。<br />お返しに日本のお煎餅を数個あげた。<br /><br /><br /><br />

    ドライバーさんは運転中でも饒舌だ。
    先日もヨーロッパから来た観光客に
    「お前たちのロヒンギャの問題は何故
    解決できないんだと絡まれたよ。
    おれはそんな難しい問題は分からないと
    言ってやったよ。」
    とか言っている。
    会話の最後に「Do you understando me!」という
    間投詞に少し辟易としながら
    「どの国にも歴史的、政治的な問題は存在する。
    外部の人間がそれらをとやかく言うことは出来ない。」と
    やんわりと話題の発展を遮った。
    ロヒンギャ問題はセンシティブで複雑な背景がありそうだ。
    翌日にヘホー空港であった日本人ビジネスマンに聞いたが
    ロヒンギャ問題は絶対に触れないようにしていると言っていた。
    下手にこのことで議論すると殺されるかもしれない
    危険な問題だと言われた。
    歴史的には英国植民地政策や
    日本軍部占領時代の利用等が原因の一つ
    にもなっているので軽々に
    議論することは出来ないと思ったのだ。
    もしかするとロヒンギャの問題は
    私への「ひっかけ問題」で言い方に
    よっては私たちが危険な状況に追い込まれると考えた。
    旅行中は宗教、政治、民族問題等の
    センシティブテーマは出来るだけ
    避けるようにしている。
    運転手さんの話題が急に代わった。
    「今日はタウンジーのお祭りだ。
     実は私の息子も祭りには大変興味を持っている。
     あなたに差支えがなければ息子をこのタクシーに乗せて
     連れて行くことを了解してもらえないか。」
    これが彼の本来の目的か。
    いつもなら簡単に了解してしまう私であるが
    簡単に了解して
    日本人が舐められても困ると思って
    強い態度で対応することにした。
    「なぜその申し出をホテルで乗車するときに言わなかったのか?
     車が走り出してそのような申し出を追加することは
     最初の契約に
     違反することだと考える。
     そのような申し出に喜んで了解することは
     私にビジネス原理に
     反することであり受け入れることは出来ない。」と突っぱねた。
    私の英語は突然旅人英会話から
    ビジネスマンのディベート調子に変化した。
    「あなたは最初から今の申し出をすることを考えていたのではないのか。
     ホテルから日本人がタウンジーの熱気球祭りに行きたいという連絡が
     あった時点で
     息子さんを自分の車で連れて行こうとしているのではないのか。
     あなたがどうしても息子さんを祭りに連れて行きたいと
     望んでいるのならば
     あなた自身の意思でそれを決めて欲しい。
     ただし、その判断に対し私が喜んで了解する訳にはいかない。」
    と畳み掛けるように伝えた。
    彼は急に沈黙してしまった。
    しかし今日の祭りを見ることを楽しみにしている
    息子さんをがっかりさせること
    は忍びないので。
    「息子さんが家で待っているぞ!さあ迎えに行こう!」
    と伝えると彼は急に元気になった。
    「そうか~。家に着いたら何か飲んでいくか?トイレに行きたかったら
    家のトイレを使ったらいいよ。」と言い出した。
    「そんなこといから早く息子さんをピックアップしよう。」と言っているうちに
    彼の自宅に到着した。
    息子さんが待っていたように家から飛び出してきた。
    小学生上学年ほどの背丈の少年だ。
    驚いたことに車の窓付きの後部トランクを上げるとそこに入った。
    私たち外国人の邪魔になってはいけないと
    言う彼の配慮であろうか。
    そんな彼の気持ちと行為がいじらしくなってしまって
    「ダメ!ダメ!パパの隣に座って!」と
    言いながら前部座席のパパの
    隣に座ってもらった。
    彼は私たちに振り向くとかわいい顔で「サンキュー!」と言う。
    「君は英語が話せる?」と聞くと
    「毎日1時間、一週間勉強しています。」返事して来た。
    「今は何年生ですか?」と聞くと
    「6年生です。」ということだ。
    発音も(お父さんよりもはるかに)きれいできちんと勉強している英語だ。
    お父さんに「アタナの息子さんは語学の天才だね。」と言うと
    「いゃ~。息子は勉強が得意なんだ。」と
    もう子供大好きパパになっている。
    しばらく車を走らせると熱気球祭りの会場に近づいてきた。
    会場が近づくにつれて車の渋滞が始まった。
    更に近づくと歩いて会場へ向かう行列も見えてきた。
    会場に到着してまずびっくりした。
    何と大勢の人、バイク、車が集まって来ているのだろう。
    小さな町のお祭りくらいに考えて来たが
    祭り会場の群衆、規模、熱気を見ると
    巨大なイベントであることが分かった。
    息子さんは会場へ着くと、早速熱気球が良く見える場所を探し、
    持参の敷物を地面にひき、その上にお菓子類を並べて
    やる気満々状況である。
    息子さんは写真の通り利発そうなかわいい顔をしている。
    運転手さんの自慢の息子さんであることも納得できる。
    お菓子類をその上に並べて一袋の小さいチョコをくれた。
    辛くないから大丈夫と言っていた。
    お返しに日本のお煎餅を数個あげた。



    タウンジー ホテル ホテル

  • 会場は興奮のるつぼと化している。<br />写真では良くわからないが様々な民族が<br />この会場に来ているようだ。<br />ミャンマー人は勿論、<br />彫りの深い顔をしたパキスタン人系、<br />額に赤い印の「ティーカ」(Tika)を<br />付けたヒンズー教のインド人、<br />カラフルな民族衣装を身にまとった少数民族<br />欧米から来た白人たち<br />聞こえてくる言葉から判断して中国人や韓国人、<br />そして私たち日本人。<br />会場は人種のるつぼのようだ。<br />

    会場は興奮のるつぼと化している。
    写真では良くわからないが様々な民族が
    この会場に来ているようだ。
    ミャンマー人は勿論、
    彫りの深い顔をしたパキスタン人系、
    額に赤い印の「ティーカ」(Tika)を
    付けたヒンズー教のインド人、
    カラフルな民族衣装を身にまとった少数民族
    欧米から来た白人たち
    聞こえてくる言葉から判断して中国人や韓国人、
    そして私たち日本人。
    会場は人種のるつぼのようだ。

  • 会場の真ん中から何やらクラゲの頭の様なものが<br />光り輝きながら競り上がってきた。<br />あれが熱気球だ。<br />数日前、ミャンマーのバガンのサンライズで朝焼けの空で見たバルーンの様な<br />イメージを持っていたのだが東北の「ねぷた」を気球に<br />モデルチェンジしたようなイメージだという。<br /><br />「祭りと遊び、そして神事芸能」というテーマで行われた<br />神道セミナーの<br />「遊びという捉え方が根源的な文化の源」薗田稔氏の講演の中で<br />〝遊び〟という捉え方が人類の根源的な文化の源であり、<br />まさに遊びの中で、共同の創造力が発揮される。<br />そこには我々が継承している文化の営み、<br />祭りや神事芸能も入ってくる」と説明した。<br /><br />タンジーの熱気球祭も同じだろう。<br />この祭りの中にミャンマーが継承してきた<br />文化や神事芸能がこの祭りに集約されて<br />しるのかもしれない。<br />

    会場の真ん中から何やらクラゲの頭の様なものが
    光り輝きながら競り上がってきた。
    あれが熱気球だ。
    数日前、ミャンマーのバガンのサンライズで朝焼けの空で見たバルーンの様な
    イメージを持っていたのだが東北の「ねぷた」を気球に
    モデルチェンジしたようなイメージだという。

    「祭りと遊び、そして神事芸能」というテーマで行われた
    神道セミナーの
    「遊びという捉え方が根源的な文化の源」薗田稔氏の講演の中で
    〝遊び〟という捉え方が人類の根源的な文化の源であり、
    まさに遊びの中で、共同の創造力が発揮される。
    そこには我々が継承している文化の営み、
    祭りや神事芸能も入ってくる」と説明した。

    タンジーの熱気球祭も同じだろう。
    この祭りの中にミャンマーが継承してきた
    文化や神事芸能がこの祭りに集約されて
    しるのかもしれない。

  • 気球の中では炎が燃やされているので<br />熱せられた空気が気球の中に満ちて<br />気球が上昇していく。<br />その下にはこれも光り輝く電飾された<br />大きな輪がぶら下がっている。<br />写真の奥の方には遊園地の乗り物らしきマシーンが見える。

    気球の中では炎が燃やされているので
    熱せられた空気が気球の中に満ちて
    気球が上昇していく。
    その下にはこれも光り輝く電飾された
    大きな輪がぶら下がっている。
    写真の奥の方には遊園地の乗り物らしきマシーンが見える。

  • 気球はどんどん上がって行きます。

    気球はどんどん上がって行きます。

  • 暗い空に上がって行きます。<br />首が痛くなる。<br />風に流され右側の山の上の方まで登って行った。

    暗い空に上がって行きます。
    首が痛くなる。
    風に流され右側の山の上の方まで登って行った。

  • 気球はどこまで行くのだろう。<br />何かで気球は風に流されてどこかで燃え尽きて<br />しまうと読んだことがある。<br />けっこう危険な浮遊物だ。<br />火事の原因にならないのかなあ。

    気球はどこまで行くのだろう。
    何かで気球は風に流されてどこかで燃え尽きて
    しまうと読んだことがある。
    けっこう危険な浮遊物だ。
    火事の原因にならないのかなあ。

  • インド人らしきおばさんが肉?を油で揚げた物を<br />売っている。<br />薪を燃料にした火が付いたコンロを備え付けているので<br />油に火が入らないか心配になる。<br />人ごみで誰かぶつからないかも心配だ。<br /><br /><br />

    インド人らしきおばさんが肉?を油で揚げた物を
    売っている。
    薪を燃料にした火が付いたコンロを備え付けているので
    油に火が入らないか心配になる。
    人ごみで誰かぶつからないかも心配だ。


  • お坊さんのグループも来ていた。<br />ここでお布施をお願いすると<br />たくさんお布施をいただけそうだ。<br />翌朝、ホテルの前をお坊様が托鉢で<br />あるくと聞いていたがどこを歩いても<br />お坊様は歩いていなかった。<br />この気球祭りで当分のノルマを達成してしまった<br />のかもしれない。<br />同じ色のセーター類やマフラーを巻いている<br />お坊さんもいた。<br />寒くてダウンジャケットを着ている見物客もいた。<br />

    お坊さんのグループも来ていた。
    ここでお布施をお願いすると
    たくさんお布施をいただけそうだ。
    翌朝、ホテルの前をお坊様が托鉢で
    あるくと聞いていたがどこを歩いても
    お坊様は歩いていなかった。
    この気球祭りで当分のノルマを達成してしまった
    のかもしれない。
    同じ色のセーター類やマフラーを巻いている
    お坊さんもいた。
    寒くてダウンジャケットを着ている見物客もいた。

  • 中にはたばこを吸っているお坊さんもいた。<br />若い後輩が先輩格のお坊様にそれをねだると<br />分けてやっていた。<br />まるで不良少年グループみたいだった。

    中にはたばこを吸っているお坊さんもいた。
    若い後輩が先輩格のお坊様にそれをねだると
    分けてやっていた。
    まるで不良少年グループみたいだった。

  • 火の用心なのか私が立っているすぐ横に<br />消防車が停車していた。<br />消防車の前部座席に座って隊員さんたちが<br />お弁当を食べているのが見えた。<br />写真の右下に子供のお坊さんたちも見える。<br />今夜はみんなのお祭りだ。

    火の用心なのか私が立っているすぐ横に
    消防車が停車していた。
    消防車の前部座席に座って隊員さんたちが
    お弁当を食べているのが見えた。
    写真の右下に子供のお坊さんたちも見える。
    今夜はみんなのお祭りだ。

  • 祭りは人、ひと、ヒトで溢れている。

    祭りは人、ひと、ヒトで溢れている。

  • 服装を良く見るとみんな厚着をしている。<br />そうです今夜はとても寒いのです。<br />ミャンマーは亜熱帯で暑いという思い込みは<br />これで払拭されました。<br />ミャンマーも寒いのです。

    服装を良く見るとみんな厚着をしている。
    そうです今夜はとても寒いのです。
    ミャンマーは亜熱帯で暑いという思い込みは
    これで払拭されました。
    ミャンマーも寒いのです。

  • 兎に角、人が多い。<br />警備員や交通整理などなくカオスだ。

    兎に角、人が多い。
    警備員や交通整理などなくカオスだ。

  • この人数と比べると渋谷の交差点などは箱庭だ。

    この人数と比べると渋谷の交差点などは箱庭だ。

  • またもうひとつ気球が上がってきた。<br />私たちは人気に酔って来たのでそろそろ<br />ホテルに帰ることにした。

    またもうひとつ気球が上がってきた。
    私たちは人気に酔って来たのでそろそろ
    ホテルに帰ることにした。

  • 帰るときに私たちの旅でよく起きる現象がまた発生した。<br />熱気球を見ていた私たちの前を家族連れの団体が<br />通り過ぎ行こうとした。<br />その中に2歳くらいの小さな女の子が一緒に歩いていた。<br />女の子は何かの理由で癇癪を起した。<br />お世話をしているおばあちゃんのお腹を押したり、<br />足を蹴り始めた。<br />ミャンマーのおばあちゃんも負けていない。<br />女の子を捕まえると彼女のおしりを手でペンペンしている。<br />女の子は火が付いたように泣き始める。<br />誰かに救いを求めるように周囲を見渡し始めた。<br />そうして彼女の目が私の家内の顔の上で止まった。<br />突然彼女は泣き止んだ。<br />何か得体のしれないものを見たように大きく目を開き<br />そのまま表情が固まり凍り付いてしまった。<br />おばあちゃんも少女の異変に気が付き彼女の見ている<br />視線の方に顔を向けて振り向いた。<br />おばあちゃんは家内の顔を確かに見たはずだが<br />何か見てはいけないものを見てしまったように<br />静かに視線を地面に落とし、<br />そのままユックリと顔を正面に戻してせり上がってきた<br />熱気球の方を何もなかったかように静かに見ている様子だ。<br />少女の方はおばあちゃんの胸に顔を伏せていたが<br />時々怖いもの見たさなのか顔だけを横に出して家内の方を見ている。<br />ああまたこの現象が起きてしまった。<br />このようなことはスペインのタラゴナでも、<br />スイス鉄道の中でも<br />メキシコ空港のイミグレの行列でも<br />パリの地下鉄内でも<br />もうどこで起きたか忘れるほど多くの場所で<br />発生して来た。<br />私の家内の顔のどこがそのような現象を引き起こすほど<br />特異なのであろうか?<br />私だけに見えてないのか?<br />或いは長年連れ添ってきてもう慣れてしまったのであろうか。<br />しかしもしそれが事実としても43年間も連れ添ってきた<br />伴侶なので特異性も個性として受け入れようと思っている。<br />本当に何が原因なのだろう?<br />

    帰るときに私たちの旅でよく起きる現象がまた発生した。
    熱気球を見ていた私たちの前を家族連れの団体が
    通り過ぎ行こうとした。
    その中に2歳くらいの小さな女の子が一緒に歩いていた。
    女の子は何かの理由で癇癪を起した。
    お世話をしているおばあちゃんのお腹を押したり、
    足を蹴り始めた。
    ミャンマーのおばあちゃんも負けていない。
    女の子を捕まえると彼女のおしりを手でペンペンしている。
    女の子は火が付いたように泣き始める。
    誰かに救いを求めるように周囲を見渡し始めた。
    そうして彼女の目が私の家内の顔の上で止まった。
    突然彼女は泣き止んだ。
    何か得体のしれないものを見たように大きく目を開き
    そのまま表情が固まり凍り付いてしまった。
    おばあちゃんも少女の異変に気が付き彼女の見ている
    視線の方に顔を向けて振り向いた。
    おばあちゃんは家内の顔を確かに見たはずだが
    何か見てはいけないものを見てしまったように
    静かに視線を地面に落とし、
    そのままユックリと顔を正面に戻してせり上がってきた
    熱気球の方を何もなかったかように静かに見ている様子だ。
    少女の方はおばあちゃんの胸に顔を伏せていたが
    時々怖いもの見たさなのか顔だけを横に出して家内の方を見ている。
    ああまたこの現象が起きてしまった。
    このようなことはスペインのタラゴナでも、
    スイス鉄道の中でも
    メキシコ空港のイミグレの行列でも
    パリの地下鉄内でも
    もうどこで起きたか忘れるほど多くの場所で
    発生して来た。
    私の家内の顔のどこがそのような現象を引き起こすほど
    特異なのであろうか?
    私だけに見えてないのか?
    或いは長年連れ添ってきてもう慣れてしまったのであろうか。
    しかしもしそれが事実としても43年間も連れ添ってきた
    伴侶なので特異性も個性として受け入れようと思っている。
    本当に何が原因なのだろう?

  • 帰る時も人、ひと、ヒトをかき分けて歩く。<br />皆は夜中まで上がると言われる気球を楽しむのだろう。

    帰る時も人、ひと、ヒトをかき分けて歩く。
    皆は夜中まで上がると言われる気球を楽しむのだろう。

  • 道路にも敷物をひいて人が座っているので<br />踏みつけそうである。

    道路にも敷物をひいて人が座っているので
    踏みつけそうである。

  • ようやく会場の出口に出てきた。<br />暗い照明の中ズラッと夜店が並んでいる。

    ようやく会場の出口に出てきた。
    暗い照明の中ズラッと夜店が並んでいる。

  • 車までの帰り道お父さんと息子さんが仲良く手をつないで<br />歩いていた。<br />会場の外に集団トイレが設置されていた。<br />私たちが入ろうとすると運転手さんが<br />「ここのトイレ代は俺が払っとくから。」といって<br />入口のおばさんにお金を渡していた。<br />トイレから出てくると彼は夜店でみかんを一袋<br />買ってくれていた。<br />「これは小さいが甘いぞ。」といって渡してくれた。<br />このみかんは帰りの車の中で息子さんと一緒に食べた。<br />確かに甘かった。<br />結果として良いことが出来たので気持ちの中が温かくなった。<br />(外は寒いが)<br />お礼として5000チャット(500円弱)チップを渡した。<br />タクシーチャーター代60、000チャットはホテルに支払う。

    車までの帰り道お父さんと息子さんが仲良く手をつないで
    歩いていた。
    会場の外に集団トイレが設置されていた。
    私たちが入ろうとすると運転手さんが
    「ここのトイレ代は俺が払っとくから。」といって
    入口のおばさんにお金を渡していた。
    トイレから出てくると彼は夜店でみかんを一袋
    買ってくれていた。
    「これは小さいが甘いぞ。」といって渡してくれた。
    このみかんは帰りの車の中で息子さんと一緒に食べた。
    確かに甘かった。
    結果として良いことが出来たので気持ちの中が温かくなった。
    (外は寒いが)
    お礼として5000チャット(500円弱)チップを渡した。
    タクシーチャーター代60、000チャットはホテルに支払う。

  • ホテルのロビーの光景です。<br />小さな太鼓が置いてありました。<br />私がこっそり叩いてみると「ポン」<br />という音がしました。<br />カウンターにスタッフがいない時は<br />これで呼ぶのかな思いました。<br />「呼び鈴」ではなく「呼び太鼓」ですね。

    ホテルのロビーの光景です。
    小さな太鼓が置いてありました。
    私がこっそり叩いてみると「ポン」
    という音がしました。
    カウンターにスタッフがいない時は
    これで呼ぶのかな思いました。
    「呼び鈴」ではなく「呼び太鼓」ですね。

  • 部屋は結構広くて清潔な感じです。<br />ここもベッドの寝心地は硬めで良かったです。<br />蚊もいなくて良かったです。<br />窓から道を挟んで金色の大きなお寺<br />が見えました。<br />明日の朝に行ってみようと思います。<br />近くにある大きなミンガラバーマーケット<br />ものぞいて見る予定です。<br />午前中は洞窟寺院を観光し、午後にはヘホー空港から<br />またヤンゴン帰ります。<br />飛行機が遅れる可能性があるという不安はこの時は<br />すっかり忘れてしまっています。

    部屋は結構広くて清潔な感じです。
    ここもベッドの寝心地は硬めで良かったです。
    蚊もいなくて良かったです。
    窓から道を挟んで金色の大きなお寺
    が見えました。
    明日の朝に行ってみようと思います。
    近くにある大きなミンガラバーマーケット
    ものぞいて見る予定です。
    午前中は洞窟寺院を観光し、午後にはヘホー空港から
    またヤンゴン帰ります。
    飛行機が遅れる可能性があるという不安はこの時は
    すっかり忘れてしまっています。

  • シャワーは上からだけお湯が落ちてくるタイプです。<br />「打たれ湯」のようで気持ちいいのですが可動式の<br />ハンディーシャワーがあればもっと良いのにと<br />思いました。<br />アジアではどこもトイレのハンドシャワーが付いて重宝しました。

    シャワーは上からだけお湯が落ちてくるタイプです。
    「打たれ湯」のようで気持ちいいのですが可動式の
    ハンディーシャワーがあればもっと良いのにと
    思いました。
    アジアではどこもトイレのハンドシャワーが付いて重宝しました。

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