2018/11/14 - 2018/11/23
2230位(同エリア6770件中)
cokemomoさん
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- 旅行記83冊
- クチコミ7件
- Q&A回答4件
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最後の一泊はローマ。
午前中にローマに入って半日観光と食材の買い出しです。
地下鉄、バス、トラムなど乗り物に5回乗らなければならモトが取れない24時間券を買ったのに、歩きまわることになりました。あぁ馬鹿・・・
おばちゃんの食い意地全開、買った食材など食べ物の写真多めです。
11月14日(水)成田空港~チューリッヒ経由でローマ・フィウミチーノ空港へ
ローマ・テルミニ駅からナポリ中央駅へ (ナポリ泊)
11月15日(木)サンタンジェロ・イン・フォルミスとナポリ市内(ナポリ泊)
11月16日(金)ナポリからイタロ(鉄道とバス)でマテーラへ(マテーラ泊)
11月17日(土)マテーラ、原罪のクリプタ(マテーラ泊)
11月18日(日)マテーラからカステル・デル・モンテそしてトラーニ へ(トラーニ泊)
11月19日(月)トラーニからバーリへ(バーリ泊)
11月20日(火)バーリからルーヴォ、ビトント(バーリ泊)
11月21日(水)バーリからローマへ(ローマ泊)
11月22日(木)ローマからミュンヘン経由で羽田へ
11月23日(金)羽田空港着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
おはようございます。6:24発の電車に乗るため早朝からバーリ中央駅にやって来ました。6時頃からバールが開きはじめます。
写真はおばちゃんが乗るローマ行きのフレッチャアルジェント、この電車はローマ・テルミニ駅までノンストップ、約3時間30分の乗車です。4時間切るなら飛行機よりは楽かなとこの電車で移動することに。
ネットで早割(スーペルエコノミー)を事前に購入(一等で47.9ユーロ)、ペットボトルのお水と飲み物、スナックが配られました。このスナック、甘いものか塩味のものか選ぶのですが、一度「両方!」って言ってみたい。
ローマ到着は35分遅れで10:40頃でした。 -
<Best Western Plus Hotel Universo>
ホテルはテルミニ駅近くから選びました。一泊朝食なしで149.1ユーロ。なんだろう、このスーパーのような値段は。
ともあれ清潔で湯沸かしポットもあって居心地良さそうです。ベッドの上にあるのは、よく足元にかけてある布を芸術的に折りあげたものでした。
バスルームも清潔、機能的です。
到着時はまだ部屋に入れなかったので荷物を預けて出かけました。 -
<Best Western Plus Hotel Universo>
部屋からサンタ・マリア・マッジョーレ聖堂のクーポラと鐘楼が見えました。
これはなんだか嬉しいな。 -
<OFFICINEITALIA>
まずはホテル近くにあるこのお店へ。
以前ここはイータリー・レプブリカ店だったのですが、お店が変わっていました。
同じような食料品店だったので品揃えをチェックです。
https://romarepubblica.officineitalia.bio/it/ -
<OFFICINEITALIA>
パネットーネやパンドーロの棚。
BABBIの商品も扱っていました。お菓子はかなりありましたが、その他の商品の品揃えは寂しくなった感じです。イータリーと同じようにバールやレストランなど食事ができるスペースもあります。
全体的にちょっと活気がないような印象でした。やっぱり買い物は後でオスティエンセのイータリーに行こうっと。 -
テルミニ駅前のバスターミナル。切符の自販機です。
おばちゃんはこの日をどう過ごすか決めかねていました。
とりあえず、まだ行ったことがないトラステヴェレに行くとして。
バスでアルジェンティーナ広場、そこからトラムでトラステヴェレへ。これを往復して乗り物に4回、その後買い物に行くだろう。明日の午前中もどこか出かけるかもしれない。
ローマでは地下鉄もバスもトラムも一回1.5ユーロ。24時間券は共通券なのでどれかに5回乗ればモトは取れるし切符売り場を探す手間も省けます。24時間券7.5ユーロを購入です。 -
急行のX番バスに乗りアルジェンティーナ広場で降りるまでは予定通り。
しかしなんだか歩きたくなってトラステヴェレまで歩いてしまった
トラステヴェレに着くとまずサン・クリソゴノ教会が出迎えてくれます。
この教会のコスマーティ様式の床モザイクやクリプタに残るフレスコ画を見たい気もしましたが、お昼休み中でした。 -
<サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂>
紀元前38年にこの場所から1日中石油があふれ出したという珍事=当時の人には奇跡が起こった場所としてキリスト教以前から信仰の場所となっていたとか。
この教会の外観はおばちゃんの好みではない。ファサードの三角部分の下にモザイク画はあるけれど、その前にさらに取り付けられた白いポルティコや人物の彫像が取って付けたように違和感あるしーー。
でも後陣のモザイクに見たいものがあるのでやってきました。
この教会はお昼休みがないのでありがたい。 -
<ジェラテリア Blue Ice>
お昼近いのでジェラートを。
おばちゃんは前日からこの聖堂近くにある「Fior di Luna」というジェラテリアに行こうと決めていたのに、開いてなかったのです。あぁ・・・
しかし、今おばちゃんはジェラート腹だ、ピッツァやフォカッチャは入れたくない。
聖堂前の広場のお店で購入、苺とヘーゼルナッツで2.5ユーロ。
まぁまぁ美味しい。 -
<サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂>
聖堂の入り口の壁に古い時代のレリーフが飾られていました。クリプタから持ち出された石版や説教壇の装飾板だったりしたものたち。
こういうものがおばちゃんは好きだ。 -
<サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂>
聖堂の内部はバロック全開、ド派手でご立派です。しかし後陣のあたりだけは古い(12世紀半ば)モザイクが残っています。 -
<サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂>
後陣のドームの上部、中央に母子のツーショット。 -
<サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂>
聖母マリアの名を冠した聖堂だけあって、聖母の生涯もモザイクで描かれています。
こちらは「マリアの誕生」。
中央下あたり光背を持つ赤ちゃんがマリアです。豪華なお部屋にお手伝いさんが4人・・マリアが裕福な家庭で生まれたことを感じさせる。この赤ちゃんが後年馬小屋で出産という運びになるとは・・ -
<サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂>
「受胎告知」。マリアの右側に小さな百合の花がいけてあります。 -
<サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂>
「ご生誕」例によって下手な写真。歯痛に悩むようなヨゼフが味わい深い。
飼い葉桶を覗き込む牛とロバが可愛いです。
そのほか「マリアの奉献」「マギの礼拝」「聖母の死」などありました。
満足で聖堂を後にします。 -
<サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂>
これは外側の正面ファサードにあるモザイクの「聖母子」。
うむむ、お乳をもらうイエスが子供の顔じゃないぞ。 -
<ジェラテリア Fior di Luna>
モザイクの見学を終えて通りかかったら「開いてるじゃないかぁっ!」
もうジェラート腹は満たされたのだが初志貫徹(ってこんな時にも言うのかな)、食べていくことにしました。
唐辛子入りチョコレートとバナナで2.5ユーロ。どちらもとても美味しかった。
カップがかなり小さいのでジェラート腹の時なら3種類いけたかも。 -
テヴェレ河を眺めながら、ジェラートを立て続けに食べてしまった己の所業を反省です。「Fior di Luna」の開店が13時だとちゃんと調べておくべきだった。
しかし、やってしまった事はもう仕方ないので善後策を講じるのだ。
歩いてカロリーを消費するかぁ・・・
一日券を買ってしまっているので勿体ないが、中年のおばちゃんとしては「モトを取るよりカロリー消費」が採るべき選択肢であろう。 -
<サンタ・マリア・イン・コスメディアン教会>
ガリバルディ橋を渡ってトラステヴェレを後にし、ティべリナ島を見ながら歩いてやって来ました。
ここはポルティコ(アーチでできたアーケード部分)に「真実の口」があることで有名です。ここもお昼休み無しです。 -
<サンタ・マリア・イン・コスメディアン教会>
「真実の口」に手を入れるための行列。
おばちゃんは自分が嘘をつくことを知っているので並ぶ必要なし。 -
<サンタ・マリア・イン・コスメディアン教会>
「真実の口」ばかりが有名で中に入る人は少ないようですが、中世の名残がたくさんある雰囲気の良い教会です。木組みの天井がいいな。今は白い身廊の壁はかつてはフレスコ画で覆われていたそうだ。古い絵画にその様子が描かれているので分かるらしい。 -
<サンタ・マリア・イン・コスメディアン教会>
祭壇を囲む低い壁には細やかなモザイクが施されている。地下に続くらしい階段もあったのだが降りることは出来ないようだった。
この時、教会内で日本人カップルによるウェディングフォト撮影が始まったため、なんとなく居心地が悪くなったので退散。コーディネーターがついてモーニング&ウェディングドレスで本格的なものだった。そういうことも出来るんだなぁ。 -
サンタ・マリア・イン・コスメディアン教会からサンタ・サビーナ教会へ向かいます。途中からゆるい登り坂になるのですが・・
-
サンタ・サビーナ教会の隣にオレンジ公園(Giardino di aranci)があり、そこから素敵な景色を眺めることができます。
-
バチカンの聖ピエトロ聖堂のクーポラが見えます。
右の方に目をやれば白いヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂も見えました。 -
<サンタ・サビーナ聖堂>
5世紀に創建された教会です。長い歴史の中で改築されたり10世紀には要塞の中に取り込まれたりと姿を変えてきたそうですが、20世紀になって中世の頃の姿に戻す修復がされたとか。
聖堂の扉は木製で5世紀後半のものだというのですが、確かに古いけどそんなに昔のものなの?と思うほどの保存状態でした。 -
<サンタ・サビーナ聖堂>
がらーーーん・・・
窓から差し込む光、廊と側廊を分けるほっそりとした柱とアーチ、それが艶やかな床に映りこむ様子。静かで澄み切った空気を感じてどんどんと居心地が良くなっている聖堂でした。 -
<サンタ・サビーナ聖堂>
祭壇の手前に置かれた石板(?)のレリーフは9世紀頃の物らしく、とても可愛い植物や動物や連続模様が彫られていましたよ♪ -
<サンタ・サビーナ聖堂>
窓もいいなあ。 -
<サンタ・サビーナ聖堂>
この聖堂はローマにあるモザイクが有名な教会を調べた時に知りました。
そのモザイクは後陣とは反対側、入り口の上にあって・・・うぎゃっ、見事な逆光。 -
<サンタ・サビーナ聖堂>
濃い青地に金色で創建当時の法王の名前などが記されているそうですが・・どうせくっきり見えたって読めないんだからいいんだ!
晩秋の午後2時頃にこの聖堂をモザイク目当てで訪れるとこんなことになるのでご注意くださいませ。 -
<サンタ・サビーナ聖堂>
今、モザイクは壁の上の方に残るだけですが、元々はこの壁一面がモザイク画で覆われていたのだとか。17世紀に描かれたこの聖堂の絵画で分かるそうなのです。
あぁぁ、それどうしたのっ!?
モザイクは残念でしたが、とても気持ちが清々しくなる聖堂でした。後で乗車したタクシー(え?24時間券は?)のお兄さんはローマで一番好きなのはここだと言ってました。 -
<マルタ騎士団の館>
サンタサビーナ聖堂と同じ通り(すぐ近くです)に有名なマルタ騎士団の館。
この館の門の鍵穴から聖ピエトロ聖堂のクーポラが見えることが有名で、鍵穴を覗く人たちが並んでいます。
さっきオレンジ公園から見たんだが、おばちゃんも並ぶ。 -
<マルタ騎士団の館>
この画像はこれまでにも見てきたのに、自分で覗き込んで同じように見えるとやはり嬉しいものでした。記念にパチリ。
・鍵穴の形がわからない・上が切れてるなど後になって瑕疵に気付いたけど、まぁおばちゃんが撮ってるんだからこれで十分です。 -
騎士団の館の前のポルタ・ラヴェルナレ通りを歩いて大通りに出たところでバールでトイレ休憩。このままオスティエンセ駅近くのイータリーまで歩くことにしました。
サンタ・マリア・イン・トラステヴェレからサンタ・サビーナ聖堂まで約2km、
そこからイータリーまで約2kmでした。 -
<ピラミデ>
ここまで来るとオスティエンセ駅(イータリー)はもうすぐです。
このピラミッドは紀元前12年に亡くなった役人の墓だそうです。一辺が22mというからエジプトのクフ王のピラミッドの10分の1、高さは5分の1より小さいんだね。
大理石の化粧板で覆われているので白く目立つ。本家のエジプトのピラミッドも昔は同様だったんだそうだ。エジプトも一度は行ってみたい。(「王家の紋章」ってまだ続いているんですってね@@) -
イータリーに到着です。
メトロのマークは「ピラミデ駅」を示しているのですが、地下に降りてオスティエンセ駅を抜けて行った先なので結構歩くという印象です。
おばちゃんにとってイータリーは「魔窟」、ずるずると居続けあれもこれもと手を出したくなる。
もしローマで一箇所しか行っては行けないと言われたら(誰も言わないが)迷わずイータリーに行きます。
https://www.eataly.net/it_en/shops/rome -
<イータリー・ローマ店>
この日は11月21日だというのに、クリスマス用のパネットーネやパンドーロという発酵菓子(パン)の品揃えが充実。右の背の高い商品がパンドーロです。
さらにもう一箇所パネットーネ売り場がありました。 -
<イータリー・ローマ店>
店内に工房があってモッツァレッラチーズやリコッタチーズを製造販売しているようです。時間によってはモッツァレッラを伸ばしたりちぎったりする作業を見学できるんだね。 -
<イータリー・ローマ店>
セルフの冷蔵ケースの中にも実にたくさんのフレッシュチーズ(熟成タイプももちろんたくさんある)。買って帰りたいけど水モノだし味も落ちるし。
買おうとしているおじさん、ローマにお住まいと見た、羨ましいぞ。 -
<イータリー・ローマ店>
おばちゃんは下戸なので眺めるだけだが、随分とビールにも力を入れているらしく、眩暈がするほどの品揃え。
足を踏み入れたことはないがワイン売り場も充実の一言らしいです。 -
<イータリー・ローマ店>
大容量のオリーブオイル、ツナ、アンチョビ、小麦粉などがずらりと割引セール。
この時ばかりは機内持ち込みサイズのスーツケースを後悔。 -
<イータリー・ローマ店>
オリーブオイルも充実の品揃え。味見に良さそうなサイズから憧れの5L缶まで。
健康ブームなのかごま油やアマニ油なども見かけました。 -
<イータリー・ローマ店>
多種多様な瓶詰め。量的にも金銭的にも持ち帰ることができるのは僅かなので、選択には苦悩を伴う。 -
<イータリー・ローマ店>
野菜、お肉、魚介の生鮮食品、お菓子も充実。パン屋さん、ジェラテリアなどもある。調理道具やレシピ本なども充実。さらに気楽に食事を楽しめるスペースも多くあります。幸せな気持ちになるなぁ。
店内をグルグル回って買い物をして外に出ると雨だった・・・
ピラミデ駅までは濡れないがテルミニ駅からホテルまでは屋根がないし、重いものも買った。24時間券のことは一旦忘れてホテルまでタクシー利用。イータリー前にはタクシー乗り場があります。料金は13ユーロ強でした。 -
<テルミニ駅内メルカート・チェントラーレ>
最後の夕食をどうするか。以前行った時は混雑に負けてすごすごと撤退したのですが、知人の間でも「いつでも開いているし、なかなか美味しいし、楽しい」と評判が良いので出かけてみました。
テルミニ駅のジョヴァンニ・ジョリッティ通りに面した側にあります。荷物預かりのKpointよりさらに奥の方です。
https://www.mercatocentrale.it/roma/?cn-reloaded=1 -
<テルミニ駅内メルカート・チェントラーレ>
ラーメン屋さんがあります。イタリアで出されるラーメンが気にはなりましたが、何もここで食べなくてもいいか。 -
<テルミニ駅内メルカート・チェントラーレ>
生パスタを料理してくれるお店。 -
<テルミニ駅内メルカート・チェントラーレ>
美味しそうな魚が並べられたお店。 -
<テルミニ駅内メルカート・チェントラーレ>
でも、、あんまり美味しそうじゃないなぁ。 -
<テルミニ駅内メルカート・チェントラーレ>
パニーノがいろいろ。チーズやサラミを買うこともできるようだ。 -
<テルミニ駅内メルカート・チェントラーレ>
ローストしたお肉、かなりそそられます。 -
<テルミニ駅内メルカート・チェントラーレ>
ハンバーガーのお店ではデザートやサラダも売っています。 -
<テルミニ駅内メルカート・チェントラーレ>
切り売りのピッツァ。種類が多くてびっくり。 -
<テルミニ駅内メルカート・チェントラーレ>
ジェラテリアも。蓋つきの容器にジェラートが入っているタイプのお店。
しかし、さすがに本日はもう食べてはダメだ。
お店それぞれにカウンターなど食べるスペースがあり、メルカート中央にはフードコートのようにテーブルと椅子が用意されていました。誰かと一緒なら席を確保して何種類かの料理をそれぞれ持ち寄るのも楽しそう。 -
<テルミニ駅内メルカート・チェントラーレ>
おばちゃんはこのお店で夕食を食べることに。トリュフのお店です。
トリュフを使ったパスタやその他のお料理を出す一方で、トリュフを使ったペーストやバターなどを売っています。
フレッシュトリュフのパスタが20.5ユーロ、旬のフレッシュ白トリュフのパスタは29ユーロ。おばちゃんは白トリュフって食べたことがないので(黒だってそんな食べてないが)試してみよう。 -
<テルミニ駅内メルカート・チェントラーレ>
カウンターに座って調理の様子を眺めるのもまた楽しい。「こんなに削ってくれるんだ。」このお皿は陶器風のプラスチック、カトラリーもステンレスメッキのプラスチックです。実にカジュアル。飲み物も頼まず(聞かれなかったし)パスタだけという潔さ!?
馥郁とした香りが立ち込め、食べ終わったあとも口の中がいつまでも美味しい♪
おばちゃんはトリュフの良し悪しを語れる人間ではないけれど、満足のいくご飯になりました。別のお店でマチェドニア(フルーツポンチ)を買ってホテルに持ち帰り、コーヒーで最後の夕食終了です。 -
おはようございます。
お昼前にホテルをチェックアウトして空港に向かう予定です。
朝食は聖マリア・マッジョーレ聖堂近くのカフェテリアへ。レストランのようなスペースとパスティッチェリア(パンやお菓子の店)とバールが一つになったようなお店です。
ここのチョコレートクロワッサンがとても美味しいという情報を知人からいただいたのです。それなのにいつものクリーム入りコルネットとカプチーノで2.3ユーロ。おいしいコルネットでした。今度はチョコの方を試してみよう。
トリップアドバイザーなど見ると食事の方はちょっと・・・かもしれない。 -
朝食を食べた「pasticciaccio」の並びに見つけてしまった「Regoli」
NHKBSの「二度目のローマ」という番組で見たマリトッツォが有名なお店です。
それは二つ割にしたコッペパンに生クリームを山のように塗りたくったもの・・・
5秒ほど悩んでついでに食べることにしました。
大と小がある、もちろん小サイズとカッフェで2.2ユーロ。甘すぎずひんやりとして口当たりがよくぺろりと食べてしまった。恐ろしい、自分が恐ろしい。
http://www.pasticceriaregoli.com/?utm_source=tripadvisor&utm_medium=referral -
<サンタ・プラッセーデ教会>
乗り物の24時間券は失くしたことにして歩き回ります。
テルミニ駅近くにある大好きな教会、通りに面した入り口は聖堂の側面になります。
この扉の前あたりにいつも物乞い女史がスタンバイしてます、ルーヴォで物乞いにムッとさせられたおばちゃんは強気でスルーしました。 -
<サンタ・プラッセーデ教会>
後陣と勝利門に残る9世紀頃のモザイクがとても美しいのです。色彩は豊かだし細工は細かく、ビザンチンの影響を受けたちょっと固い絵柄も魅力があります。
見学客は多すぎず少なすぎず、落ち着きのある堂内です。 -
<サンタ・プラッセーデ教会>
聖堂の横にある小さな礼拝堂(サン・ゼノーネ礼拝堂)もとてもいいです。
1ユーロを入れると灯りが点きます。絶対灯りを点けた方がいいですよ! -
<サンタ・プラッセーデ教会>
「天井の園」と称賛された礼拝堂の天井部分。 -
<サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂>
街をぶらぶらてくてく歩いて(マリトッツォまで食べるからだよ!)、やっぱりこちらも見ておこうとやって来ました。
サンタ・プラッセーデ教会と違いすぎる天井。
この聖堂には後陣や列柱上部に素晴らしいモザイクがあるが、大きな聖堂なので高すぎる所遠すぎる所にあって見づらいのが残念。 -
<サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂>
神父さんが告解室に入って行かれるようだ。今は告解とは言わずに「許しの秘跡」と言うのが主流だそうです。(信徒ではないのでよく分からない) -
<サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂>
ローマ四大聖堂の一つだけあって大規模なこの聖堂には告解室もたくさんあり、それぞれ担当の神父さんが決まっているようだ。
驚くのは神父さんのマルチリンガルっぷりです(@@)
英語とヒンズー語と後の二つは何語かも分からない。 -
<サンタ・マリア・マッジョーレ聖堂>
こちらの神父さんはイタリア語、マジャール語(ハンガリー)、スロベニア語、チェコ語、ドイツ語、フランス語、ロシア語?ポーランド語・・・
まさか「聞くだけ(聞いてるふり)だし、儀式の言葉は決まっているからね」ってことはないよね?
日本語すら怪しいおばちゃんには理解不能なマルチリンガル。
どうやら日本語対応可の神父さんはおられないようでした。
最後は妙なポイントに夢中になりましたが、これで今回の古寺巡礼入門旅行は終了です。 -
今回買ったお土産、他に大きなパネットーネが二つあります。
正直な感想とともにいくつかご紹介したいと思います。 -
パネットーネ
(右)ピエモンテにある有名なビール工房のもの、イータリーで購入
(左)シチリアにあるお菓子屋さんのもの。バーリで購入
奇しくも北と南から一つずつ買ったことになります。 -
パネットーネ
フィアスコナーロは切れ目を入れただけのシンプルな表面の焼き色。
バラディンは粉砂糖とアーモンドをトッピングして焼いたようです。
これはメーカーによる違いではなくて、種類による違いだと思います。 -
パネットーネ
上がバラディン、下がフィアスコナーロです。パネットーネはチョコやピスタチオ、マロングラッセ入りなど様々ですが、おばちゃんはどちらもレーズンとオレンジピール入りの「トラディツィオーネ」を購入。
どちらも本当に美味しかった!!どちらもふわっとしっとり。パサつきはなしです。
パネットーネは小さいものではなく大きいものの方が絶対美味しいと思う。
おばちゃんはカットして一切れずつ二重にラップしてさらにジプロックに入れて冷凍庫で保存。自然解凍で美味しく食べています。 -
塩漬けのケイパーと乾燥ポルチーニ茸
日本でおなじみのピクルス液に浸かったケイパーよりも、風味が強くいろいろな用途に使えて便利です。塩はざっと洗って、料理によっては水に浸して塩気をしっかり抜いて。日持ちはおばちゃんの場合冷蔵庫に入れて半年くらいはへっちゃらです。
ポルチーニはすぐ使わない分は冷凍した方がいいと思います。 -
ツナのオイル漬け
オリーブオイル
スープ用の雑穀と豆
・ツナ缶とは別物の美味しさです♪荒くほぐしてパスタやサラダ、そのままお醤油と七味をたらりでもイケます。
・オリーブオイルは瓶より缶を選びます。割れる心配がない。缶の内側に丈夫なポリ?袋と二重になっているので味や風味に金気は出ていません。
・もち麦やスペルト小麦(ファッロ)、レンズ豆などのミックス。パッケージにある通り10分煮れば食べられます。スープの具材などに便利。 -
失敗した買い物(><;)
Nocciole (ヘーゼルナッツ)とPistacchio(ピスタチオ)のケーキミックス。
どちらもケーキとクッキーの2種類の作り方(簡単というか雑というか)が出ています。
イタリアのベーキングパウダーまで用意したのにケーキの方はどちらも焼き上がりがイマイチ。
クッキーのレシピはまぁまぁ、、ザックザクの薄焼きクッキーのように仕上がります。おばちゃんはもう買わないーーー -
右下はピスタチオの粉末100%
例えばフィナンシェを作るときにアーモンドプードルを7割くらいこちらに変えてみました。ピスタチオの色も残っていい感じです。
日本ではピスタチオの粉はあまり手に入らないので、こちらはまた買う。 -
ピスタチオクリーム
へへへ~~、おばちゃんはピスタチオが好きです。いつももっと小さいものを買うのですが、今回は600g入りの大瓶がセールだったので抱えて帰りました。パンに塗ってもいいしダコワーズに挟んでもいいです。その他研究中。
これを使い切る前にまたイタリアに行けるといいな。
8泊の旅行なのに長々と書いてしまいました、大事に食べてきたパネットーネもあと一切れになってしまいました。
ご覧くださった方々、コメントをくださったみな様にお礼申し上げます。ありがとうございました。
次は北に行く~~(予定)♪
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この旅行記へのコメント (10)
-
- Siniさん 2019/12/10 09:53:42
- ふふふふ!読んだ!
- こんにちは!cokumomo さん
楽しく旅行記を読ませていただいています。
ただ今、サンマリノ。夜中の2時です。
今日の夜からローマなのですが、偶然、この旅行記を読みました!
きゃー!
絶対美味しそう!
イータリーへ行きます!!
Sini
- cokemomoさん からの返信 2019/12/10 21:55:13
- いまイタリアなんですね!
- Siniさん、今イタリアをご旅行中なんですか!?
いいですね~~。きっといろんな街でクリスマスの飾り付けやイルミネーションを楽しんでらっしゃいますね。
イータリー、ぜひぜひ行ってみてください!
パネットーネは選ぶのが大変なくらいいろんな種類が揃ってると思います。それだけでなく、もうお店に住みたいくらい美味しそうなものが溢れてるんですよ~。
ローマも楽しんでらしてくださいね♪
(あぁイタリアに行きたい。いつでも行きたい・・)
-
- maroonさん 2019/01/15 20:24:36
- お疲れ様
- こんばんは。
ははは、私も「真実の口」には縁がないようです。
ローマはスリに会ったり、タクシーにぼられたり、
良い印象がないけれど、いつかトラステヴェレあたり
でのんびりしたいです。
先日三越のETALYで「パットーネ」を初めて見かけた
のですが、ありえない価格で撃沈(^^ゞ
いつか、食べてみたいです。だいたい、春夏しか渡伊して
いないので、ご縁がなく、残念。
cokemomoさんは、食材をうまく使いこなしていらして
尊敬しちゃいます。教えてほしいです。
次は北の方?いまから楽しみです。
私もGW前倒しでフィレンツェだけですが、行く予定に
しております。
- cokemomoさん からの返信 2019/01/15 22:10:20
- RE: お疲れ様
- maroonさん、こんばんは。
コメントをありがとうございます♪
私も初めてローマに行った時(まだお嬢さんだった!)スリにがっつり持って行かれました。
タクシーに乗るようになったのは最近なので、そのうちボラれる気がします。少額ですみますように!
イータリーのパネットーネ、私も東京駅のお店で値段を見て「ひぃっ!」。
今年は晩秋に出かけられるかわからないので、一つくらいは買ってみるか、はたまたパネットーネ酵母を買って帰って自分で作ってみるか、どうしよう。あれは大きいし重いのでとても人に頼めるものじゃないんですよね。
もちろん現地に旅行できるのが一番なんですけど。
食材は結構失敗も多くって。例えばドライトマトのオリーブオイル漬けを作ろうと思って購入、水につけて塩抜き?してよく水気を取ってという手順をすっ飛ばしたら(知らなかったの)いつまでたっても固いドライトマトのままだったとか。でも食材を買うと帰ってからもイタリア気分が少し楽しめていいですよね。
maroonさんは次はフィレンツェなんですね。きっとアスパラガスが食べられますね。白アスパラもあるかも。
私もいつかフィレンツェでゆっくり過ごしてみたいです。
お互い楽しい旅行になりますように!
-
- PuellaApuliaeさん 2019/01/14 01:15:16
- おいしそう~です~
- cokemomoさま、こんばんは。
最終回はROMでと思っておりましたが、写真のあまりのおいしそうな様子にたまらず出て参りました。なんだか物の怪をあぶり出す護摩みたいです。
バラディンのパネットーネは写真だけでも絶対おいしいということが確信できますね-。これ来年絶対買います(あ、もう今年だ)。
オスティエンセのイータリーもビール売り場はあれほど充実してるんですね。いつの間に・・。イタリア中の支店巡りをしてみるのもいいかもと思いました。
ローマの珠玉の教会巡り、いいですよね。実は初期キリスト教時代の教会がひっそりとあちこちに散らばっているので、少しずつ探して訪問しています。サンタ・プラッセーデの近くのサンタ・プデンツィアーナが好きです。
ではまた。
- cokemomoさん からの返信 2019/01/14 23:24:47
- RE: おいしそう?です?
- Fiorenzaさん、こんばんは。
最後までお付き合いありがとうございます。やっぱり年を越してしまいました。
最後はパネットーネばかりこんなに載せるか?と自分でも思ったのですが、パネットーネ愛好家としてはやはり力が入ってしまいました。発酵を感じさせる大小の気泡の様子とか、しっとり感を伝えたい!
それにパネットーネの中の写真までは売り場でもあまり見ないですし。
特にバラディンの美味しそうな様子をFiorenzaさんにお伝えせねばっ!!と思った次第です。
他の味もあるのかなぁ。ピエモンテならマロングラッセ入りとか。ローマではこれ一種類だけでした。
今年はぜひ味わってくださいね。
私は今年は食べられないような気がする・・・ぐすん。
サンタ・プデンツィーナ教会も一度行ったことがあります。確かミサとぶつかってしまって後ろからそっと眺めて終わりでした。また改めて行ってみます。ローマでのバロックの席巻はすごいものがありますが、初期の教会や中世の教会も散らばって残っているのですね。
私は城壁の外の教会を(サンタニェーゼ教会とコスタンツァ廟しか行ってないので)見て回りたい。でもローマに長居しないので遅々として進みません〜〜。
そういえばFiorenzaさんのアイコン?の聖母子のモザイクはどこのものでしょう?美しいですね!
トルチェッロでもムラーノでもないし。とても気になります。
今度お時間のある時にでも教えてくださいませ〜。
- PuellaApuliaeさん からの返信 2019/01/14 23:33:12
- トリエステのサン・ジュスト大聖堂です
- 丘の上に立つ教会です。歩いて(例によってサンダルで)ひーひーいいながら登りました。凄い勾配なんですよ。石畳が滑る滑る。でもこんなにきれいなモザイクが見られるのだから苦労が吹っ飛びました。
サン・ジュストというとどうしてもフランス革命の時代のジャコバン派美青年サン・ジュスト君を思い出してしまう・・(木原敏江の漫画にあるのです)。
- cokemomoさん からの返信 2019/01/15 21:50:49
- RE: トリエステのサン・ジュスト大聖堂です
- Fiorenzaさん、早速教えてくださってありがとうございます。
トリエステでしたかーー。
なんとなくトルチェッロやムラーノの聖母のモザイクと似た印象を受けました。
2013年に出かけた時、ヴェネツィアからグラード、その次にトリエステかウーディネか迷ったんですよ。その時は海から離れようとウーディネとチヴィダーレに行ったんでした。
フリウリにまた行くときはトリエステに行ってこのモザイクを見て来ます。
木原敏江ってちゃんと読んだことない・・・でもベルばらに一瞬出てきたサン・ジュストは木原敏江さんの絵だったという小ネタをさっき知りました。
ぼちぼちピエモンテのことを調べてるのですが、豊かな北伊とはいえ、ロマネスク巡りをするとなると交通機関に苦戦するという「あるある」に直面しつつあります。やれやれ。
-
- mistralさん 2019/01/13 22:32:04
- 終着ローマ
- cokemomoさん
こんばんは。
終着ローマにたどり着きましたね。
お疲れ様でした。
マルタ騎士団の館からの覗き穴、以前覗いた記憶が。
その折にはマルタ?えっ?って感じでしたが、
マルタへ行ってみると、あの小さな島の騎士団が
ローマの一等地にお屋敷を持っていることに
驚きます。
cokemomoさんの旅行記は五感を刺激されますね。
いつも旅行記の最後ではお買い物された品々が
載せられていて、興味深いです。
また食後の感想もあって一層楽しませていただきました。
クリスマスに召し上がったというパネットーネは
こちらだったのでしょうか。
それにしても、あの膨大な量のお土産品、どのように
収まってのご帰国だったのでしょう!
mistral
- cokemomoさん からの返信 2019/01/14 20:23:19
- Re: 終着ローマ
- mistralさん、こんばんは。
いつもありがとうございます♪
やっと到着しました~~っ!
これで気持ちがスッキリで、拝見するのが途中で止まっているフランス・ロマネスクの続きを楽しめます。mistralさんの丁寧で細やかな記事を拝見した後では、自分のお気楽かつ間抜けな感想を書いていくのが恥ずかしくなるので封印でした
飛鳥のMICHIMOも前にテレビで見て興味を持ってたんです。
自分の買ってきたものをあれこれ書くのは、気恥ずかしくもあるのですが。でも私自身が知人から「これはこうだったよ、おすすめ」など話を聞くのが好きなのでつい。
今回は張り切って買ったケーキミックスが撃沈だったのが悲しいです~~。
買うのはほぼ食材だけですが、スーツケースが小さいだけにパッキングは一苦労です。今回はパネットーネ用に折りたたみのボストンバッグも持参しました(帰りはスーツケースは預けます)。
いつも最後の晩は、あれをこうしてこれは捨ててと四苦八苦です。パッケージや箱などは捨てて来ることも多いので、いつもホテルの部屋でキレイな状態で写真を撮ってます。
必要最低限のモノだけ、洗濯はほぼ毎日、おしゃれ度0で旅行してます。
もういいおばちゃんなんだから優雅にしたい・・・?
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