2018/11/14 - 2018/11/23
59位(同エリア422件中)
cokemomoさん
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- 旅行記83冊
- クチコミ7件
- Q&A回答4件
- 121,056アクセス
- フォロワー35人
予定通りには行かなかったけれど、ともかくマテーラに到着しました。
2泊して近郊にある原罪のクリプタ(Cripta del Peccato Originale)にも出かけました。
晴れたかと思うと暗く曇ったり、通り雨が何度も降って冷たい強風に震えたりと困ったお天気でしたが、いろいろな街の表情を見ることができました。
いつかまた訪れたいと思う街でした。
11月14日(水)成田空港~チューリッヒ経由でローマ・フィウミチーノ空港へ
ローマ・テルミニ駅からナポリ中央駅へ (ナポリ泊)
11月15日(木)サンタンジェロ・イン・フォルミスとナポリ市内(ナポリ泊)
11月16日(金)ナポリからイタロ(鉄道とバス)でマテーラへ(マテーラ泊)
11月17日(土)マテーラ、原罪のクリプタ(マテーラ泊)
11月18日(日)マテーラからカステル・デル・モンテそしてトラーニ へ(トラーニ泊)
11月19日(月)トラーニからバーリへ(バーリ泊)
11月20日(火)バーリからルーヴォ、ビトント(バーリ泊)
11月21日(水)バーリからローマへ(ローマ泊)
11月22日(木)ローマからミュンヘン経由で羽田へ
11月23日(金)羽田空港着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ナポリからマテーラにやってきました。
イタロの鉄道&バスで移動した時の様子はこちらです。
https://4travel.jp/travelogue/11426955
これは宿泊したB&Bでいただいた地図です。サッシ地区を中心に新市街あたりまでの地図で、詳しくわかりやすかった。ビューポイントも数カ所マークされていました。この地図を手から離すことなく歩き回りました。
これがなかったら方向音痴のおばちゃんはサッシ(洞窟住居群)で遭難していたに違いない。
同じような地図は他のホテルやB&B、ツーリストインフォメーションでもらえると思います。ぜひ入手してくださいませ。
B&Bの方がおすすめの散策コースやおすすめのお店を書き込んでくれました。 -
<アイ・テラッツィーニ Ai Terrazzini>
このB&Bに2泊しました。サッシの中、サッソ・バリサーノ地区にあります。
名前の通り客室に面して感じのいいテラスがあります。
こちらはおばちゃんが普段いろいろとお世話になっている西のグルメ番長のおすすめB&Bで、グルメ番長は宿探しの達人でもあったのでした。 -
<アイ・テラッツィーニ Ai Terrazzini>
おばちゃんが泊まった部屋。ベッドにもなるであろうソファにダブルベッド、広々とした空間です。
2泊で148ユーロでした。このお宿はサッシにあって雰囲気が楽しめる一方でタクシーで直接乗り付けることができる立地にあるのも魅力です。
また近くにはトラットリアなど食事処がたくさんあります。 -
<アイ・テラッツィーニ Ai Terrazzini>
壁のくぼみを利用した洋服かけがありました。窓から直接テラスに出ることができます。広い部屋で寒いかと心配しましたが暖かく過ごせました。
簡素なしつらえの部屋ですが何だか落ち着く居心地のいい部屋でした。 -
<アイ・テラッツィーニ Ai Terrazzini>
ミニ冷蔵庫、湯沸かしポットがあるのが嬉しい♪ -
<アイ・テラッツィーニ Ai Terrazzini>
水回りも問題なく快適でした。
このB&Bは女性スタッフが皆さん感じがよく親切で、特にレセプションのアリーチェは問い合わせメールへの返信も早く内容も行き届いていて、タクシーの予約など安心してお任せできました。
また泊まりに行きたいお宿です。 -
もうすぐ日暮れ、部屋に荷物を置いたら地図を手に散歩へ。
まず街の中心になるヴィットリオ広場へ行ってみよう。
サッシではたくさんの猫に会いました。早速現れた二匹の子猫、う~~カバンに入れて持って帰りたいぞ。 -
ヴィットリオ広場の一角に「この階段を下ればサッシ地区ですよ」と案内があります。おばちゃんはサッシからこの階段を上がって広場にやって来ました。
-
ヴィットリオ広場
現代風できれいな街並みが始まります。お店やバールなどはこちらの地区の方が多いです。サッシ地区はレストランはたくさんありましたが、スーパーのような商店は見かけなかったような。 -
広場の一角に地下に広がる空間
「ソッテラネア」といい雨を貯めるための地下水槽や水路が見学できるとか。以前にテレビで見たことがあり興味があったのですが、どこか修復をしているのか立ち入り禁止になっていました。残念。 -
散歩の途中で見かけた教会の・・・
-
タンパン(アーチと扉の上で区切られた部分です)の装飾、おっと思うほど彫り込まれてます。後で調べようと思ってそのまま・・
おばちゃんのよくあるパターンです。どこにあったかも思い出せない。
顔が整列してますが、下からライトを当てられて不気味~~。子供の頃、懐中電灯を顔の下から照らして人を怖がらせて遊んだことを思い出しました。 -
街は暗くなっているがまだ6時前。
レストランが夜の営業を始めるのが8時頃なのでだいぶ時間があるが、お昼も食べてないし(朝、コルネットとスフォリアテッラを食べたじゃないか)とバールでおやつを食べることに。
ヴィットリオ広場に面したバール「Gran Caffe」。 -
このバールにあった「tette della monache」というお菓子とカッフェで2.2ユーロ。
お菓子の名前は「修道女のおっぱい」ということでして、柔らかくもちっとした皮の中にたっぷりのカスタードクリームが詰まってます。美味しい。
しかし誰がこういう名前を付けるんだろうかーー修道女ってところがミソですよね。 -
明かりが灯ったサッシ。
バリサーノ地区を歩いた後はカヴェオーソ地区の方にも行ってみようかと思いつく。
宿でもらった地図を見ながら、ホテルの近くからサッシの外周を巡る道路を歩いて行くのが分かりやすくて(迷子にならず)いいだろう。 -
・・・・怖かった。道の片側は真っ黒だった。サッシ側にある街灯の光も吸い込んでしまうような闇。時折車のヘッドライトがおばちゃんの目を刺す。そしてこの車が結構なスピードを出してるんである。誰も歩いてない。
こえぇぇぇ・・・具体的に何が怖いということではなく、気持ちがざわざわする得体の知れないおっかなさ。明日の朝にしよう。 -
<La Talpa>
B&Bのアリーチェが勧めてくれた近くにあるお店。リストランテ兼ピッツェリア、薪を使った窯が自慢のようです。
入り口は小さいけれど中はとても広いのでした。
http://www.latalparistorante.it/ita/web/item.asp?nav=1
タルパってモグラのことで、アリーチェはそれを私に教えるために「地面の下で」と言いながら寝たり何かを掘るジェスチャーをしてくれ、そんなところも魅力たっぷりなのでした。 -
<La Talpa>
何を注文するか真剣に検討し、前菜に「バジリカータのおすすめ盛り合わせ」を頼むとお店のオジサマは首を横に振りながら「一人では多すぎるのでやめておきなさい」。彼のオススメを尋ねると「モッツァレッラの小さいの」と。
そして出てきたのがこれです。
普通のモッツァレッラよりは小さいが一口サイズのボッコンチーニよりはるかに大きい。それが5つ(@@)
オヤジ、小さくても5つあったら大きいのと同じだっ!! -
<La Talpa>
そんなモッツァレッラが出てくるとは夢にも思わず頼んでしまった野菜のグリル。
通常は主菜(セコンド)の付け合わせ扱いだが、前菜として出してもらいました。 -
<La Talpa>
サルシッチャ(生ソーセージ)とカルドンチェッリ(きのこ)のショートパスタ。
どちらも好物、おいしいおいしい♪
カルドンチェッリはお隣のプーリア州で食べたことがあるので、南イタリアで採れるのだろうか。少しぬめりがあってシコッとした食感でおいしいです。
デザートはズシッと来そうなものばかりだったのでパスしてカッフェで終了。
コペルト、お水と合わせて25ユーロお支払い。 -
お腹いっぱい、腹ごなしにちょっと散歩して帰ることに。シーズンオフのせいか人通りは少ないものの雰囲気は良くおばちゃんの一人歩きも大丈夫でした。
本当はデザートに何か少し食べたかったんだよなぁ・・あ、先ほどのバールの「修道女さんのおっぱい」を買って帰ろう。
腹ごなしって何?こなすの早すぎ。「おっぱい」は二つで2.4ユーロでした。
(この夜は一つ食べただけですーーー誰に弁解してるんだか) -
おはようございます。
今日はずっと行きたかった原罪のクリプタを訪れます。
雨が降りませんように。
(実際は何度も冷たい通り雨に遭いました)
朝食は8時からなのでまず散歩に出かけましょう。 -
昨夕あまりの暗さにびびってしまったサッシの外周を歩きます。
道の片側は崖!深い渓谷と寂しいムルジャの台地が続いていました、道理で真っ暗だったわけだ。そして道幅は狭くあるかなきかの歩道、おばちゃんはみ出してしまうじゃん。
引き返してよかったと思いました。 -
おばちゃんはマテーラに来るにあたり、カルロ・レーヴィの「キリストはエボリで止まった」(1945年刊行)を読みました。
豊かなトリノの裕福な家庭で育ったレーヴィは反ファシズム活動の罪に問われ、1935年~1936年にかけてこのバジリカータ州に流刑囚としてやってきました。
苛烈な貧困に喘ぎ、中央から忘れられ、キリスト教社会でありながら呪術的な風習がより色濃く残る寒村の生活を書いたもので、重く深くしかし不快ではないこの本はとてもよかったです。主たる舞台はアリアーノでマテーラは少し出てくるだけですがこの本を読んでやって来てよかった。 -
本の中に、洗礼を受けずに亡くなった子供の霊魂はモナキッキョという不思議な存在になり、石灰質の大地に無数にあいた穴や洞窟に暮らして、村の人に悪戯をしかけるという話がありました。そう遠くない昔に人々がその存在を疑わず暮らしていたとは。
ここはレーヴィが滞在したアリアーノではないけれど、こんな景色を見ているとモナキッキョも魔女もいるような気がしてくる。
(ファンタジー小説ではないですよ)
いつかこの本とバジリカータ州を旅行してみたいけれど、いつかいつかが多過ぎてそんな日が来るか心もとない。 -
ドゥオーモ(大聖堂)の前にビューポイントマークがついていました。
厚い雲が切れて朝日がサッシを少しずつ照らし始めました。 -
<ドゥーモ(大聖堂)>
何年か前までファサード(前面)は修復が行われていたそうです、今は鐘楼が修復中。十数段の足場が組まれた鐘楼はとても目立ちました。 -
<ドゥーモ(大聖堂)>
大きな薔薇窓を支えるのは女の子のように見えてしまう。ラジオ体操してるみたい。不自然な腕が愉快で可愛い。 -
<ドゥーモ(大聖堂)>
ブラインドアーチの柱を支える仲間たち。 -
<ドゥーモ(大聖堂)>
窓を囲むアーチの柱の土台には、正座で反省中のおじさん二人。 -
<ドゥーモ(大聖堂)>
南扉口のには顔が整列。昨夜見た教会でも顔が整列してましたっけ。
なぜ顔?
おばちゃんがゴルフボールについつい目鼻口を書いてしまうのと同じだったりして。 -
ドゥオーモからまた外周の道に戻って進みます。途中のPiazza Postergolaに駐車場やインフォメーションがあり、ここもまたビューポイントマークがついていました。ここからマドンナ・デ・イドリス教会がよく見えました。
-
そのマドンナ・デ・イドリス教会の近く、サン・ピエトロ・カヴェオーソ教会前の広場もビューポイントマークです。
朝日を浴びて明るい砂色になったサッシです。空の色や日光や街灯でサッシの表情が変化していく様子を眺めるのは楽しいものでした。 -
散歩のあとは朝食。このB&Bを勧めてくれたグルメ番長は朝食が可愛くて美味しいと。なるほどなるほど、派手さはないけれどもどれも美味しそうで、そして可愛い感じを受けるのです。イタリアらしくたくさんの甘い物の他にハムやチーズ、そして一口サイズのフォカッチャやブルスケッタもありました。
-
幸せな朝ごはん♪
カプチーノも大きめのカップにたっぷりです。
「cokemomo、お代わりは?今度はエスプレッソはどう?」と朝食を取り仕切る女性が声をかけてくれるのも嬉しい。 -
これは翌日の朝食です。おばちゃんは気に入ったものを続ける癖があります。
いや、ブルスケッタが増えている。
それはさておき、朝食の後は少し休憩して「原罪のクリプタ」見学に出発です。 -
<原罪のクリプタ>
金沢百枝「イタリア古寺巡礼シチリア→ナポリ」でこのクリプタを知りました。
人里離れた洞窟の中の岩肌に、8~11世紀(諸説あり)の壁画が残っています。
1963年から調査が始まってカビや汚れの除去が終わったのが2004年だそうです。
美しい衣装の聖母、楽園で蛇に誘惑されるアダムとイブ(ここから原罪のクリプタと呼ばれる)などが描かれています。おばちゃんが何よりもいいと思ったのは、画面全体に咲き乱れている赤い花でした。
この原罪のクリプタの場所は、マテーラの街(オレンジ色)から左下に行った手書きの赤い○印です。マテーラ駅から13~15km、公共交通機関はなしです。 -
<原罪のクリプタ>
見学は予約制(ガイド付き)で、ホームページから申し込みができます。
http://www.criptadelpeccatooriginale.it/index.php?lang=it
基本的には月曜日が休み、1日に4~5回設定のある時刻を選んで申し込みます。
一般は一人10ユーロです。
おばちゃんもホームページから申し込み、ペイパルで支払いました。メールで予約確認書が届くので(写真後ろの用紙)当日持って行き、受付でチケット(手前)をもらいました。 -
マテーラの市街地を抜けると、牧草地や麦畑にぶどう畑、荒地が代わる代わる現れます。
おばちゃんは原罪のクリプタの予約を取った後、B&Bのアリーチェにメールで車の手配について相談しました。彼女の知り合いの運転手さんに宿からの往復と待機合わせて50ユーロでお願いしました。別のタクシーのサイトで片道30ユーロという料金表を見たことがあるので、妥当あるいは安い料金だと思います。 -
<原罪のクリプタ>
予約時間の30分前にこの白い建物に来るようにとのことでした。おばちゃんは11時の回を予約したので10時30分までに要到着。でもちょっと遅刻してしまった(マテーラから15分以上かかりました)。焦るおばちゃんに慣れた運転手さんは「全然大丈夫~~」と。
この白い建物はワイン醸造所のもので、その一角を切符売り場(引き換え所)として利用しているようでした。入り口に寝ている白い犬の上あたり横長の板に「BIGLIETTERIA CRIPTA」とありました。
ここでガイドさんに受付をしてもらいます。 -
<原罪のクリプタ>
11時の回の参加者はおばちゃんとイタリア北部フリウリ州のウーディネから来られたというご夫婦の計3名でした。
受付の後、ガイドさんの車、ご夫婦が乗ってきた車、おばちゃんのタクシーと3台連なって、さらに細い道をゆっくり進みました。
渓谷をまたぐ陸橋は鉄道用だそうです。しかしお金がないから完成してなくて電車も走ってない・・・とドライバーさんが教えてくれました。 -
<原罪のクリプタ>
車を降りて、歩いて崖に沿って作られた通路を下って行きます。 -
<原罪のクリプタ>
到着です。入り口が半開きになっています。その左横には窓が作られています。
窓のシャッターは閉じられていたので、暗い中ガイドさんの指示で階段に腰を下ろしました。
原罪のクリプタは本当に残念なのですが写真撮影は禁止です。真っ暗だし見学客3人に対してガイドさん一人なので「こっそり」というわけにもいきません。
案内の言語はイタリア語か英語で、どちらがいいか尋ねられ(どうせどっちもろくすっぽ分からないから)イタリア語でと答えてしまいました。 -
<原罪のクリプタ>
この公式サイトの写真をお借りしています。
真っ暗な中、音楽が流れ音声ガイドが流れ始めました。説明に合わせていくつかある壁画にライトが当てられていきます。ちょっと演出過剰?と最初は思ったのですが、暗闇の中浮かび上がる壁画に集中できるし、よかったです。
音声ガイドが終了するとガイドさんが窓のシャッターを上げてくれて自然光で洞窟内を見ることができました。
さらにガイドさんが見学者の質問に答えてくれたり、補足説明をしてくれます。 -
<原罪のクリプタ>
フリウリ州のご夫婦は感想を述べたりたくさんの質問をしていました。おばちゃんは予習込みで3分の1ほど分かるような分からないような・・・
しかし、しかし、ここで曖昧に微笑み頷いているだけでいいのか!?
バラエティ番組のひな壇に座った若手芸人のような気持ちで(爪痕を残すってやつですね)おばちゃんも知りたかったことを聞きました。
「この赤い花は何の花?今でもこの辺りに咲くのですか?」。
ガイドさんによると「CISTO ROSSO」フクシアとのことでした。
おばちゃんはイタリアで春によく見る真っ赤なヒナゲシかと思っていたので意外でしたが、なるほど・・壁画の小さなハート型の花はフクシアかも。
見学の後はそれぞれの車に乗り込んで流れ解散となりました。 -
予約をしてタクシーを手配してもらってと少し大変でしたが、その甲斐があったなぁと大満足でマテーラまで戻ってきました。
B&Bまで戻らずにヴィットリオ広場で車を降りました。この日は土曜日、広場ではフリーマーケットのような出店が立ち並んでいました。 -
<i Vizi degli Angeli>
ヴィットリオ広場からVia del Corsoという通りを進んで、B&Bのアリーチェがイチ推しのジェラテリアにやって来ました。
お店の名前は「天使の悪徳」といったところで、美味しいジェラテリアにふさわしい。そそられます。
味も定番のものから「柿とラム酒」なんて攻めてるものも。季節ごとのジェラートもあるようで、通いたいわぁ~~。
https://www.facebook.com/I-Vizi-degli-Angeli-Laboratorio-di-Gelateria-Artigianale-248968138517827/ -
<i Vizi degli Angeli>
小さなカップにチョコレートと生姜風味のパイナップル。2ユーロ。
おいし~っ!
この日も本当に寒くて、お店の外のベンチで食べ始めたものの冷たい風に耐えきれず、店内に戻って食べ続ける始末。えっと・・
「寒さはジェラートを食べない理由にはならない」と誰かのブログで読んだ記憶があるよ。その通りだ。 -
秩序ってものがない。入り組んでせり上がって跨って潜り込んで乗っかって、滅茶苦茶だよねぇと思う。それなのに1つにまとまって力強い景観になってしまう、すごい。
-
オフシーズンとはいえ、観光客は多い。
面白いことに、高低差があって入り組んでいる街だと視界に入る人がバラけるので「観光客でうんざり(←自分もだよ!)」という気分にならなかった。 -
グラゥィーナ渓谷とムルジャの台地を眺める人々。
モナキッキョも対岸の洞窟からおばちゃん達観光客を眺めてるかもよ。 -
朝の散歩でも来たサン・ピエトロ・カヴェオーソ教会。
中を見学してみよう。 -
<サン・ピエトロ・カヴェオーソ教会>
クリヴェッリっぽい祭壇画もいいが、、 -
<サン・ピエトロ・カヴェオーソ教会>
誰だ、このかわいいおじさんは?
手を振りたくなるじゃないか。 -
<サン・ピエトロ・カヴェオーソ教会>
かと思えば、このような古いフレスコ画も残っていて、楽しい教会でした。
教会が楽しいって変だけど。 -
<マドンナ・デ・イドリス教会>
岩と一体化したような独特な外観。中に入って見学していくとサン・ジョヴァンニ・イン・モンテッローネ教会にいるという(繋がっているのです)、マテーラらしい教会でした。入場3ユーロ、写真不可。
おばちゃんはこの近くにあるはずのサンタ・ルチア・アッレ・マルヴェ教会の壁画を見たくて探したのだが入り口が分からず、通りかかったツアーガイドさんに尋ねると「すぐそこだけど、今はドコドコで頼んで鍵を開けてもらう必要がある」とのことだった。
「うーん、、面倒だな。原罪のクリプタが素晴らしかったからもういいや」と即諦める。
オフシーズンだからかいつもなのか、ドコドコとはどこなのか不明のままです。すみません。 -
<カーサ・グロッタ>
サッシ住居の様子を再現・展示している。3ユーロ。日本語の案内書をもらいました。いつ頃の生活を再現したものか明示がないのだが、サッシの住民の退去・移住が始まった1952年以前なのは確か。
案内書によると1700年代初期に岩を掘ってこの住居を建設したとある。
生活の様子はその間大きく変化してはいなかったのかもしれない。 -
<カーサ・グロッタ>
洞窟の奥には馬。
「キリストはエボリで止まった」の中で、作者レーヴィの姉がマテーラの光景を語る場面がある。それを思い出しながらこの住居を見学した。 -
<カーサ・グロッタ>
これは台所。岩を掘って調味料置き場を作ったりしている。
今、住居内は照明で明るく実際に人が暮らしているわけではないので、昔の生活用品を工夫して展示しました、という感じすらある。
光と空気は入り口から入るだけの空間に、大家族と家畜と汚物と貧困と病気とがひしめいて暮らしていたと思うとたまらない、恐ろしい。
ここで生まれて生きた人はそんな風には思わなかったかもしれない。 -
寒くても夕方になれば人がそぞろ歩くのがイタリアの街。
-
ヴィットリオ広場に面した食料品店「Il Buongustaio」。
店の前の樹木にチーズやワイン樽をぶら下げている。チーズは本物のようだ。持って行っちゃうぞ!
このお店はチーズやハムが充実している一方、オリーブオイルや瓶詰めの食品などお土産になりそうなものも充実してました。 -
Via del Corso(通り)にある「drogheria Latorre」。
このお店はチョコレートやトロンチーノといったお菓子が充実していました。
お土産を買うのに良さそうでした。
魅力的な二軒でしたが、おばちゃんは「まだ早い。ローマまで我慢だ」と自分に言い聞かせて何も買いませんでした~。 -
ビューポイントから眺めた夜景。
美しい、でも夜景だと普通の丘の上の街に見えてしまうような気がする。
複雑に絡み合った住居が街を成していると一層感じられる、日の当たる時間の景色の方がおばちゃんは好きだと思った。
写真を撮るのが下手だということもあるんだけどさ。 -
<Braceria Bellavista>
さて、夕食である。朝食はしっかり食べたものの昼食はジェラート、寒さしのぎ雨宿りにカッフェを何杯か飲んだだけなので、がっつりしっかり食べたい。
しかし、レストランが夜の営業を始める8時頃まで待つのが億劫だ。
そこで5時前でも開いている雰囲気の手近なお店に入ってみた。
お店側の人間は無愛想なオヤジが一人、こちらはおばちゃん一人、対決である。
「まだ早いんだよ。あとで来い」
「お腹空いてるし今夜は洗濯があるんだよ。食べさせろ」
という無言の対決が確かにあった。おばちゃんが勝った! -
<Braceria Bellavista>
注文をしてしばし待った。いや、かなり待った。
オヤジが調理している音や匂いがしていたし、お店は暖かかったので本を読みながら待ちました。不思議なことに腹は立たなかった。夕食を待ちながら本を読んでいた子供の頃の気分。オヤジが「あと5分だ」と声をかけてきた、まさに福音♪
付け合わせのポテト。時間をかけて揚げた(^^)だけあってジャガイモの旨さが濃縮されてカリっとホクホク。 -
<Braceria Bellavista>
同じく付け合わせの玉ねぎのロースト。
これまた時間をかけてじっくり火を通しただけあって飴色になってトロリと甘い。
塩加減も上々。 -
<Braceria Bellavista>
ミックスロースト。鶏、豚、牛、仔牛、羊、サルシッチャ。
おばちゃんは初め「サルシッチャが食べたい」と注文すると「ない。ミックスローストなら少しある」とのこと。量を確かめると食べられそうだったのでこちらにした次第。お肉も美味しかったが、付け合わせのサラダが美味しかった。オヤジが塩と油と酢でちゃちゃっと混ぜたのが実にいい塩梅だった。
「オヤジやるじゃん」
オヤジもおばちゃんの食べっぷり(完食した)に心を許したのか「明日ならサルシッチャがあるけど」と言ってくれる。残念、明日の朝マテーラを発つのだよ。
お水も頼んで〆て22ユーロ。
万人には勧め難いお店だが、この日のおばちゃんにはとてもいいお店でした。
食事の後は、洞窟住居を利用した今は広々として清潔で快適なB&Bでゆっくりと過ごしてマテーラの二日目が終わりました。 -
マテーラを出発する朝は冷たい雨でした。
アリーチェや皆さんとイタリア式キスでお別れです。これをあまり抵抗なく出来るようになったとは我ながらびっくり。
頼んでおいた車でカステル・デル・モンテを訪れてからトラーニの街に移動します。
写真の車ではないです。
マテーラの街に似合うApe、今度乗ってみようかな。
名残惜しい気持ちでマテーラを出発しました。
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この旅行記へのコメント (9)
-
- maroonさん 2018/12/19 21:26:49
- マテーラ
- こんばんは。
またお邪魔します。
日記を拝見して、ますます再訪したい
熱が高まりました(笑)
原罪のクリプタは地球の歩き方を見て気になっていたのですが、ハードルが高く、スルーしてしまいました。
そして素敵なB&Bですね。私の泊まったB&Bもスタッフが
親切で良かったのですが、トイレ&浴室で天井が低く
何度も頭をぶつけました(サッシなので仕方がないのですが)
次の機会はぜひ、cokemomoさんのB&Bにしたいな。
でも、チーズ教室のKさんが、マテーラのホテル代が年々上がって
いるとおっしゃっていました。来年のヨーロッパの観光都市の
代表都市?でしたっけに選ばれて、観光客が増え、ホテル代も
値上がりしそうなのが心配です。
- cokemomoさん からの返信 2018/12/20 23:33:45
- Re: マテーラ
- maroonさん、こんばんは。
コメントをありがとうございます、嬉しいです~。
「原罪のクリプタ」って「地球の歩き方」にも出てるんですか!?その事にびっくりです~~。
時間指定で要予約だし足の確保を考えると、ちょっと・・・という気分になりますよね。でも地元のドライバーさんは慣れているようだったし、何より絵がとてもよかったので、次の機会にはぜひ♪
B&Bは本当に居心地が良かったので、私も教えてくれた知人にとても感謝です。また泊まりに行きたい。
これからもマテーラの人気は高くなっていきそうですね。
私が見たテレビ番組でも、マテーラのサッシ住居の値段が高騰してきていると言っていましたっけ・・・
観光客が増えて地元が潤ったら、まだ眠っている原罪のクリプタのような洞窟教会の整備が進むかもしれないので、そちらを楽しみにしようと思います。
アルベロベッロのようにお土産屋ばかりが目立つような事にならないといいですね・・
それでは、またー。
-
- PuellaApuliaeさん 2018/12/16 17:58:02
- 初冬のマテーラ
- cokemomoさま、またまたまたお邪魔しまーす。
マテーラの夜景はやはり素晴らしいですね。オフシーズンでもきれいです。私が行ったのは真夏(8月15日をここで過ごしたことあるのです)だったので、道路にも蝋燭が丁寧に置かれていて幻想的でした。
原罪のクリプタ、行きたいよーーと思って拝読しました。来年絶対行きます。赤の花が本当にきれいです。当時の色に修復しているのでしょうか。この色はどうやって出したのだろう、カイガラムシ色素かな?
フクシアが咲いているのですね、へえ。これは確かアイルランドの花(ひょっとしたら国花)なので南国にはないイメージでした。あっちでフクシアの花の形のピアスを買ったことあるのです。あ、そういえば、ケルト式の教会装飾は絶対cokemomoさんのご趣味だと思います。
オフシーズンでもおいしそうなレストランが開いているみたいだし、お洒落なB&Bも営業中だしいいですね。私は寒いのが苦手なのでやっぱり夏に行くと思います。
では続きをよろしくお願いします。次はトラーニやカステル・デル・モンテですね。
- cokemomoさん からの返信 2018/12/16 22:39:49
- ぜひ聞いてきてくださいませ。
- Fiorenzaさん、いつもありがとうございます♪
原罪のクリプタの壁画の色、ガイドさんはウーディネのご夫妻に「オリジナーレ」と言ってたように聞こえたんですけど、オリジナーレの前後をちゃんと聞き取れてないので私も気になってるんです。そしてどうやってあの赤を出したのか、ぜひ聞いてみてくださいね。
フクシアの花はアイルランドなんですね。
貴婦人のイヤリングと呼ばれることもあるそうだし、ピアスいいですね。
ケルト・・・気にはなってるんです、でも今のところは旅行となったらイタリアが続きそうです。なんせ行きたい所が多すぎです。
そうだ、クリプタの受付をした所に、写真や資料をまとめた冊子を10か20ユーロほどで売っていたのです。後で買おうと思って出発したら、まさかの流れ解散。HPが充実してるし、戻ってもらうほどでもないかと思ったのですが、やっぱり少々心残りです。
レストランですが、お店の数が多いので不自由はしませんでしたが、実は「11月末からまた開けますよ」と貼紙をして休んでるお店も結構ありました。事前にチェックしていたお店は二軒とも休暇中でした、くくぅ。
マテーラ近郊には原罪のクリプタのような洞窟教会がたくさんあるようで、また素晴らしいものが発見されて修復・保護・公開となったらいいなと思ってます。
ではでは、また~(^^)
- PuellaApuliaeさん からの返信 2018/12/22 02:19:46
- 赤い花の正体がわかりました
- cokemomoさま、再び出没でお邪魔します。
あの赤い花はcisto rossoというのだそうです。日本語でハンニチバナ・・って知らないし見かけません。でもきれいそうです。
https://butako170.exblog.jp/20018322/
補足で上の書き込みの訂正です。フクシアは中米原産だったことが判明しました。イギリスに良く植えられているので、そこからアイルランドに広まったようです。アイルランドの国の花というか草はシャムロック(四つ葉のクローバー)でした・・有名なのに忘れてました。
- cokemomoさん からの返信 2018/12/22 23:49:07
- cisto rosso
- Fiorenzaさん、こんばんは~。
cistro rossoの続報をありがとうございます。
フクシアもハンニチバナもcisto rossoなんですね。でもこのハンニチバナの方が壁画の花と形が近いように思います。
色が赤ならもっといいのに。
この方のブログ以前に拝見したことがあります。取材同行だったから、写真撮ってらっしゃるんですよねー、くぅ羨ましいと思ったんです。
それにしても風景が全く変わってないのがすごい。あの頃から鉄橋は放置状態だったんですね。
アイルランドは風景やケルトには惹かれるのですが(イメージですが)美味しいものがなさそう・・・この点が私の背中を押さないのかも。ビールは美味しいんですよね。下戸ってほんと損です、つまらないよぉ。
先ほど、カステル・デル・モンテ~トラーニ編をアップしました。いろいろとあったので長くなってしまいました。
お時間のある時にでも見てやってくださいませ。
全編曇天のトラーニはきっと印象が大きく違うことと思います。トラーニは春から夏に改めて行きたいです。
それでは、またー。
-
- mistralさん 2018/12/15 23:05:13
- マテーラ。
- cokemomoさん
こんばんは。
南イタリア旅行編、3編、一気読みさせていただきました。
いままでもお知らせが来ていたはずなのに、気が付かず、、、
今晩になってマテーラの旅行記に気が付いた次第です。
マテーラ、拝読してすっかり魅了されてしまいました。
ふ~行ってみたいなあ、なんだか大変そうだけど、
とハードルが高そうな地は、一層惹かれます。
行かれる前に読んでおられた本にも興味深々です。
ところでcokemomoさんから以前いただいたメッセージに
金沢百枝先生の講座があることが書かれていて
それで調べてみていました。
丁度12月20日、明日館で開催されることを知り予約しておりました。
明日館、建物に以前から興味もあり、そこで開講されていることにも
惹かれたのです。
現地の下調べもかねて見学してきた折りの一日を旅行記にしました。
20日の講座にはcokemomoさんはご参加されますか?
mistral
- cokemomoさん からの返信 2018/12/16 16:04:02
- 参加予定でーす。
- mistralさん、こんにちは。
寒くなりましたね~。
明日館に3年近く月一回通いながら(もちろん何度か欠席してます)、玄関ホールと講座のあるホールとお手洗いしか知らなかったんです。
mistralさんの旅行記を拝見して、こんなお部屋もあったのか・・とびっくりでした。
明日館とmistralさんご縁があったのですね。
20日は参加予定で受講証のハガキも手元にあります。
ただ多分遅刻してしまいます。
イタリア語講座の三ヶ月コースが毎週木曜日で終了が18時、教室が本郷三丁目なので18時半のモモ先生の講座に間に合うのか微妙なんです。地下鉄に乗ってる時間は短いけれど池袋の駅(大きすぎ!)を抜けるのに時間がかかってしまいそう。
でもお目にかかってご挨拶だけでもできたら嬉しいです。
遅刻して来たメガネの小太りのおばちゃんが私です(^^)
マリアンヌさんも出席されてるかもしれないので、その時はお引き合わせしますね。
- mistralさん からの返信 2018/12/16 17:08:16
- Re: マテーラ。
- cokemomoさん
お返事、有難うございます。
20日、ご参加されるんですね。
お会いするのが楽しみです。
mistral
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