2018/07/30 - 2018/08/01
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funasanさん
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このホテルはミュンヘンのセントラル駅から地下鉄U4に乗って終点「アラベラパーク」(10分)下車、駅から徒歩5分くらいの場所にある。ミュンヘンの郊外にあるので宿泊代金はやや安めでコスパに優れている。最上階にあるエグゼクティブラウンジが素晴らしい。眺め最高、食材豊富、特にスイーツは特筆である。朝食レストランも完璧。私はマリオットのプラチナメンバーとしてスイートにアップして頂き、素晴らしいミュンヘン滞在となった。
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大きなスーツケースを引きずりながらホテル探しをするのはしんどい。よって鉄道旅行では中央駅(写真)付近のホテルをとるのが鉄則となる。しかし、ホテルのステイタス維持のためにどうしても関連ホテルになってしまう。
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宿泊コストを抑えつつ、グレードの高い関連ホテルを探しまくった結果、「ザ・ウェスティン・グランド・ミュンヘン」に落ち着いた。ミュンヘン中央駅から地下鉄U4(写真)に乗って10分くらいで終点「アラベラパーク」に到着する。
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地上に上がって小さな広場を横切り、道路に出ると最初に目に付く高層ビルが「シェラトン・ミュンヘン・アラベラパークホテル」(写真)である。ホテル研究のために見学に行ったが、ウェスティンよりだいぶ落ちる。お勧めしない。
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このシェラトンと道路をはさんで向き合った場所に本日のホテル「ザ・ウェスティン・グランド・ミュンヘン」(写真)がある。今やウェスティンもシェラトンもマリオットグループになったのでマリオット・プラチナメンバーの威力が発揮される。
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高級ホテルは玄関を入った瞬間で決まる!と私はいつも思う。それほど、ホテルのロビー&フロント周辺(写真)は重要である。そして、ここウェスティンは文字通り高級ホテルだった。
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さて、遠路はるばる日本からやってきた旅人、しかも、マリオット・プラチナの熟年夫婦である。それなりの歓迎(アップグレード)は期待してもいいだろう…、と思ってチェックインした。
写真:ロビー階にあるラウンジ -
結果は…、「高層階のエグゼクティブルーム」にアップだった。ちょっとがっかり。これはプラチナとして最低限のアップであり、何も嬉しくない。そこで妻が私に(日本語で)耳打ちする。「スイートアップ言ってみたら?」と。
写真:ロビーラウンジのカフェのドーナッツ類 -
そこで、私はダメもとで(英語で)言ってみた。「メールで連絡しておいたように、我々は結婚30周年記念旅行で欧州鉄道旅行している。ここに2泊するので、もし、空いていればスイートルームにアップしてもらえないか?」と。
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中年のドイツ人?フロントマンはあまり表情を変えず、しばらくパソコンをたたいていて、新しいルームカードに変えてくれた。実は、それが素晴らしいスイートルーム(写真)であった。「ワオー~、やった~」である。
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驚いたことに、部屋のリビングルームのテーブル(写真)の上には生花が置かれ、ウェルカムのお菓子・おつまみ類が準備されていた。
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何という素早さ!チェックインして部屋に入るまで5分もたっていない。この間に準備した?これは神業に近い、と感激したが…。
写真:ウェルカムのチョコレート各種とフルーツ -
お菓子の横に置かれた手紙を見て事実が判明した。「Dear ○○○○」、そこには私の名前ではなく何やら中東出身らしき名前が書かれていた。
写真:ウェルカムのドライフルーツ -
スイートルームに予約していた客が、当日、キャンセルしたのであろう。そこに我々がもぐり込んだ。ダメもとでもスイートアップ言ってみたら、という妻の一言が生きた!
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ドイツの人気都市であるミュンヘンの宿泊代金は高い。今は夏の観光シーズンである。世界中から観光客が訪れる。
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今回の宿泊代金(食事なし)は1泊2名利用で21600円だった。ミュンヘンの中心街に泊まればもっと高額になるので、これでよしとしよう。
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スイートルールだけあって荷物の収容場所(写真)は広い。大きな荷物をかかえた旅人がここに何着ものスーツやドレスを整理して長期滞在するのであろう。
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エグゼクティブラウンジのスタッフと話をしていて驚いた。「このホテルに住んでいる人がいる」と。その人は「アラブの王族の人」という。
写真:ピカピカのバスルーム -
ウイーンもミュンヘンもドバイ(アラブ首長国連邦)から飛行機(直行便)で6~7時間で着くので、距離的には日本人が東南アジアに行くのと同じ感覚であろう。
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7月、8月、酷暑の夏となったサウジアラビア周辺の金持ちたちは、飛行機に飛び乗ってアルプスの北に逃げる(避暑)。ウィーンもミュンヘンも夏でも涼しく高原の風が吹く。(注:今年の夏は異常に暑い)彼らにとっては最高の避暑地なのであろう。
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さて、部屋で荷物を整理したら、真っ先に行く所がある。ホテル最上階にある「エグゼクティブラウンジ」である。まずは21階のクラブフロアー(写真)に行く。
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普通はクラブフロアーにラウンジがあるのであるが、ここから専用エレベーター(写真)で1階上がる。
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専用エレベーターを降りると、素晴らしいエグゼクティブラウンジ(写真)のお出迎えである。横に長くゆったりとテーブルが配置されている。そして大きな窓からの眺めに言葉を失う!
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Great View!このホテルはミュンヘンの中心街から少し離れたアラベラパークにあるので、周囲は緑の森(写真)である。これが素晴らしい!
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こんな森に囲まれた場所(写真)に住んでみたいものである。朝、夕、緑の森の中を散歩・ジョギングし、通勤電車に乗って10分でミュンヘン中心に行ける。ミュンヘンはドイツの中でも非常に人気のある都市で不動産価格も高い。
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参考までに2018年のミュンヘンの住宅価格をネットで調べてみたら、市内中心部のマンション1㎡あたり約126万円、郊外で85万円だった。平均的なマンション70㎡として市内中心部で8820万円、郊外で5950万円。
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甘党の私にとってここのラウンジのスイーツ(写真)は世界最高である。美しい景色を眺めながら甘いケーキ類を好きなだけ食べれる。これはもう究極の幸せである。ラウンジライフは次の旅行記にまわして先に進もう。
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ミュンヘンは妻も私もはじめての訪問地なので、目いっぱい観光旅行をする予定である。よって、ジム(写真)は見学だけにする。
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ホテルのロビー階に朝食用のレストラン(写真)があり、2泊の滞在中に2度、ここの朝食ビュッフェを頂く。種類が多く、味もいいので、しっかり腹ごしらえをする。
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面白いことに、レストラン中央にすっぽりと下方に空間ができており、窓側のような素敵なテーブル席(写真)があった。2回ともここを我々の席にする。
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この席から下を見て驚いた。まるで日本の石庭(写真)である。そして、この朝食レストランの名前は「ZEN」。もちろん「禅」の意味であろう。日本文化歓迎の熱い思いを感じて嬉しくなる。
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ビュッフェカウンター(写真)に行ってまずはどんな料理があるかしっかり見てみる。新鮮な生野菜も豊富にそろっているので嬉しい。
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私の定番料理、新鮮サラダにスモークサーモン、チーズ、ハムを添えて「オードブル」の出来上がり。それにカットフルールを盛り合わせる。熱々のモーニングコーヒーとともに素晴らしい朝食のはじまりである。
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2日目のオードブル類(写真)はカットフルーツのかわりにフレッシュジュースを頂く。
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メイン料理はシェフにオムレツ(写真)を作ってもらう。特大オムレツで妻と2人で食べると丁度いい。付け合せのポテト、ソーセージ、ブロッコリーも美味しい。
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そして、仕上げはクロワッサン、デニッシュ、そして甘いケーキである。カフェラテを添えて。マリオットのプラチナとして2名の朝食を無料で頂いたが、朝食ブッフェの料金は29ユーロ(約3770円、1ユーロ=130円換算)である。税・サを加えれば4500円くらいの高額朝食になる。
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夕闇迫る「ザ・ウェスティン・グランド・ミュンヘン」(写真)。妻も私もこのホテルが大いに気に入りまた泊まりたいと思った。しかし、ここのホテルの本当の魅力は「エグゼクティブラウンジ」にある。→次回旅行記に続く。
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