2018/11/20 - 2018/11/20
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アジア好きの晴れおじさんさん
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東北の紅葉は、すっかり落葉したけれど、銀杏の「黄葉」の方は、所によっては、まだ見頃のようだ。
朝のテレビニュースで北海道に初雪が降ったと聞いた晩秋の日、紅葉(黄葉)名所で気になっていた喜多方市の新宮熊野神社に今季最後の紅葉狩りに出掛けました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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国道121号線を南進して喜多方市を目指します。
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米沢市の道の駅「田沢」で休憩。寒くなると、どうにもトイレが近くなって困るワイ。
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車に戻った時ふと道の向かい側を見たら、こんな銅像があるのに気づきました。
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かつて田中角栄内閣で建設大臣を務めた米沢市出身の代議士「故・木村武雄氏」の銅像とのこと。国道121号線の整備に尽くした功績を称えて近年建立されたものでした。
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顔のアップ。
私の記憶では、たしか国会答弁で失言して建設大臣を辞任した経歴があったはず………。
現在、失言やおぼつかない答弁で大臣の資質が問われている某氏にちょっと顔が似ているような気もします。 -
さて、県境のトンネルを抜けて、国道121号線から脇道に入って暫く走ると、
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喜多方市の三津谷煉瓦窯(みつやれんがよう)に到着しました。
三津谷地区は、煉瓦倉が立ち並ぶ美観が観光パンフで紹介されていて、一度行ってみたいと思いながら、今回やっと訪問。 -
車を降りたら、中から中年のオバサンが出てきて、案内役を買って出てくれました。
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窯の焚き入れ口。
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窯は階段状に上に伸びている「登り窯」。
平成19年に「近代化産業遺産」に認定されたのを機に、動態保存として、煉瓦作りを再開したとのこと。 -
窯の内部。
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こんな風に煉瓦を積んで焼くとのこと。
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大きい面と小さい面の各1面に釉薬を塗って焼くので、塗った面が艶のある仕上がりになり、これが全国でこの窯だけの特徴だとか。
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「時には、粘土中の鉄分が化学反応を起こしたりして、左2つのような変わった色が出るんです。同じ色の煉瓦を作るのは中々大変なんですよ。」とオバサン。
丁寧に判りやすく説明していただき有難うございました。 -
さて、三津谷集落の煉瓦蔵群を散策しようか。
でも、その前に喜多方ラーメン。
さっきのオバサンが教えてくれた三津谷集落のラーメン店「赤れんが」に入ります。その名の通り、入口が煉瓦造り。 -
喜多方ラーメン、650円。
麺は、中太の縮れ麺。スープは、あっさり系の醤油味。これに、脂身の多いチャーシューとメンマ、ナルトが載っています。
ありそうで中々ない、典型的な美味しい「中華そば」でした。 -
ラーメン店の駐車場に車を止めたまま、通りを歩いて行くと、この看板が目に留まりました。
三津谷集落の民家は5軒だけで、その全てに煉瓦蔵があるとのこと。 -
1軒目
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2軒目
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3軒目
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4件目(手前)
※5軒目は、さっきのラーメン店でした。 -
全て人が住んでいる民家だけれど、3軒目の若菜家の煉瓦蔵だけは有料(200円)で一般公開されているとのことでした。
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でも、受付のある作業小屋に人影はなく、「御用の方はこの携帯にかけてください」との貼り紙。
内部見学は諦めて、外観だけ撮影させていただきました。 -
同上
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さて、車に戻って、ナビの案内で「新宮熊野神社」へ。
ここも初訪問です。 -
奥に大イチョウが見えます。
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境内に入ると、イチョウは既に1~2割ほど落葉していて、長床(拝殿)の前に黄色い絨毯を拡げていました。
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長床に上がって参拝。
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中から大イチョウを観賞。樹齢800年の大イチョウは、どっしりとして、風格を感じさせます。
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近づいて、もう1枚。
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もう一度、正面からパチリ。
この時期、夜はライトアップされるそうで、地元のテレビ局が中継の準備をしていましたが、日没まで待つ余裕はないので、女性キャスターの顔をチラ見して参拝終了。
あんまり美人じゃないナ。あ、失礼! -
脇に小さな宝物館があったので、期待せずに入って見たら、平安時代製作の仏像など粒ぞろいの陳列物で、ちょっと感激。
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館内にもリーフレットにも「撮影禁止」とは書かれていなかったので、もっとも気に入ったこの仏像だけ、ノーフラッシュで撮影させていただきました。
「木造文殊菩薩騎獅像」。鎌倉時代初期の作で県重要文化財に指定されているとのこと。 -
さて、帰り道、春に立ち寄って感動した「日中線記念館」(旧JR熱塩駅)を再訪しました。
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このレトロな雰囲気が溜まらない。
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ホームの駅名看板の、何と味わいのあることか………。
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静態保存されているラッセル車。
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雪を掻き分けるウイングに重厚感が漂います。
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そして、客車。
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木製の背もたれと板張りの床。
そして、青いシート。
国鉄色満点。 -
ふと見ると、前回は気づかなかったこんなスイッチがありました。
残念ながら、故障しているようでSLの音は流れませんでしたが、天井のライトが点いて、 -
こんな感じになりました。
そして、これを見た晴れおじさんは、即興詩人になりました。
古き客車の座席の青は
遠い記憶を呼び覚ます
古き客車に差し込む光は
青い時代を照らし出す
嗚呼 少年老いやすく学成りがたし
そして、お金も成りがたし
完
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