夫婦で欧州クルーズついでにモスクワ16日間　ＮＯ10　クルーズ5日目　サンクトペテルブルグに寄港し街歩き

2018/07/26 - 2018/08/10

シニア夫婦の「おか」と「おと」が初クルーズ旅に挑戦しました。

今度はどこに行こうかとお茶してたら「私、クルーズ旅行もしてみたい！」と「おか」それもイイネ！と「おと」
ドレスコードのないカジュアル船ノルウェージャンで行くことにしました。

ついでにモスクワも寄っちゃおう！
おまけにコペンハーゲンの街も楽しんじゃおうとシニア夫婦の旅が始まりました。

クルーズ５日目はサンクトペテルブルグに寄港です。ペテルゴフやサンクトの市内を楽しみます。

□ 7/26　成田出発→モスクワ　街歩き　　　　　モスクワ泊
□ 7/27　モスクワ街歩き　　　　　　　　　　　モスクワ泊
□ 7/28 モスクワ→コペンハーゲン　　街歩き　 コペンハーゲン泊
□ 7/29　コペンハーゲン街歩き　　　　　　　　コペンハーゲン泊
□ 7/30 コペンハーゲン郊外の街歩き　　　　　 コペンハーゲン泊
□ 7/31 コペンハーゲン街歩きし乗船　　　　 船泊
□ 8/1 ヴァルネミュンデ、ロストック街歩き　 船泊
□ 8/2 終日航海　　　　　　　　　　　　　　 船泊
□ 8/3 タリン街歩き　　　　　　　　　　　　 船泊
■ 8/4 サンクトペテルブルグ街歩き　　　　　 サンクトペテルブルグ泊
□ 8/5 サンクトペテルブルグ街歩き　　　　　　船泊
□ 8/6 ヘルシンキ街歩き　　　　　　　　　　　船泊
□ 8/7 ストックホルム街歩き　　　　　　　　　船泊
□ 8/8 終日航海　　　　　　　　　　　　　　　船泊
□ 8/9 コペンハーゲン着　成田瓶へ　　　　　　機中泊
□ 8/10 成田着

エリア サンクトペテルブルク(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

サンクトペテルブルグ港に７時入港。
今日は下船で失敗！。
早く下船するつもりが９時近くになってしまった。
前日に下船の順番を申し込む必要があって、申込順にAから順に時間が割り当てられるシステムだった。
今までスムーズに下船できたので高をくくってのんびりしていたら、Hの１０時予約になってしまった。
アナウンス貰ってからシアターに集合しての下船です。
でも、シアターではノーチェックだったので知らん顔して行けば早く降りることが出来たみたいだ！

パスポートコントロールでも例のごとく時間がかかる。

ターミナルの前の１５８番バスに乗り、プリモールスカヤで地下鉄３号線に乗り換える。
バスには車掌さんが同乗していてここで地下鉄に乗換えてと教えてくれる。
満員だったからか車掌さんバス代を集めなかった。
ラッキー！

ゴスチーヌイ・ドヴォール駅で下車。
ネフスキー通りの駅で血の上の教会のそばです。
車内には駅を知らせる電光表示板が有って分かり易い。

ネフスキー通りをネヴァ川方向へ歩きホテルへ向かう。

シンガー社の建物を通って進みます。

シンガービル(シンガー社) 現代・近代建築

ホテル「Sonata on Nevsky 5」
エルミタージュ美術館に近いホテル。歩いて５分もかかりません。
旧参謀本部と道を挟んで建ってます。

ソナタ オン ネフスキー 5 ホテル

船は今夜サンクトペテルブルグ港に停泊しているのでホテルに泊まる必要はないのですが、VISAの関係で市内に泊まることになりました。
先日モスクワで一回入国したので、今日、明日と入国すると３回になってしまいマルチビザが必要になってしまうのです。
ダブルビザまでは簡単に取得できるのですが、マルチとなると取得手続きが大変みたいなのでダブルを取りました。
依って、２回しかロシアに入国できません。
船のツァーを利用すればビザが不要になるのですが、ツァーも１日一人３万円と高額なので、ホテル宿泊にした次第です。

荷物を預かってもらうつもりでしたが、チェックインさせてもらえました。

この建物の５・６階がホテルでした。

まずはペテルゴフに向かいます。
エルミタージュ美術館の横を通り、裏にある高速艇乗場へ急ぎます。

エルミタージュ美術館の後ろ姿

道を挟んだところに高速艇乗場が有ります。

高速艇のチケット売り場

混んではいたが、意外に流れは速くスムーズに買えた。
往復1500ルーブル。
カードも使用できた。

遊覧船 船系

１２時ちょうどの船に乗れた。

３０分でペテルゴフの船着き場に到着。
すぐに入場券売り場が有ります。

でもここは時間がかかりました。

窓口はこんな感じで説明書きはロシア語だけ。
前の人の番になったが窓口の係り員の応答がない。
その前の人まで買えていたのにどうしたんだろう？
こちら側からはスモークガラスと説明文で内側はまったく見えない。
並んで居る人みんなでガラスを叩いたり、大きな声で呼んでみたりするが応答なし！
５分経ってもそのまま！
不思議に思った「おか」が売り場の後側に回ってみると、係りのおばさんは悠々とたばこを吸っているとの事。
これがロシアだ。おそロシアだ！
さすがにロシア人も怒っていた。

なんだかんだで１時間かかった。
事前チケットを購入していたのに時間のロス。

事前チケットを持っている人は入口に直接行って、バーコードを機械に読ませれば入場できました。
売店でサンドイッチを買って昼食を済ませて進みます。

宮殿下の大滝

中央がサムソンの噴水です。

サムソンの噴水

金金のサムソンがライオンの口をこじ開けています。
スウェーデンとの戦争で勝利した記念に１７３４年に造られたそうです。
勝利した日が「聖サムソンの日」だったことと、スウェーデン王国の紋章にライオンが描かれていることからそれを象徴して造られたそうです。

サムソンの像 モニュメント・記念碑

階段にも金金の像と噴水。

ここには37の銅像、６４の噴水があるそうです。

噴水があると金金でもそんなに悪趣味に見えない。

芝生が入るととてもきれいです。
サムソンの噴水。

階段の途中から見下ろします。

大滝 滝・河川・湖

階段の上から

運河が海まで続きます。

大宮殿
チケット売り場で時間を使ったので中には入りませんでした。

内部はバロック様式、クラシック様式、ロココ様式などで装飾されているそうだ。

左には礼拝所
内部は贅つくした豪華さだそうだ。

フランスの噴水

フランスの噴水 散歩・街歩き

階段下は芝生が気持ち良いです。
宮殿の右奥にも建物が有ります。

芝生にも白とオレンジの幾何学模様が入ってより緑が映えます。

ローマの噴水

ローマの噴水 散歩・街歩き

チェスの山の滝

チェスの山の滝 滝・河川・湖

チューリップの噴水

傘の噴水 散歩・街歩き

傘の噴水
これもいたずらの噴水です。

傘の噴水 散歩・街歩き

太陽の噴水
真ん中の丸い噴水が太陽を象っていて、くるくる回ってます。

太陽の噴水 散歩・街歩き

ピョートル大帝の像

いたずらの噴水

子供たちが大勢いるのでずっと出続けてました。

いたずらの噴水 散歩・街歩き

帰りも高速艇を利用します。
この埠頭から１０分置き位に出ていました。

エルミタージュ美術館の裏に到着です。
宮殿橋からはペトロハバロフスク要塞がまじかに見えます。

美術館の横を抜けて血の上の救世主教会へ行きます。
歩いて１０分ちょっとです。

宮殿橋 建造物

血の上の救世主教会
１８８１年に皇帝アレクサンドリアが暗殺されたところに建てられた。
息子のアレクサンドル３世が１９０７年に建てた。

ハリストス復活大聖堂 (血の上の救世主教会) 寺院・教会

主祭壇

こちらは何かな？

柱、天井・壁はどこも金金のモザイク画

いたるところに聖人が描かれています。

ドームの中からはキリストが見下ろしています。

柱のモザイク画
絵の制作には建築当時の一流のロシア画家が参加したそうです。

光が当たるマリア像

祭壇の上のすごい装飾のドームも見ごたえがあります。

入口そばには教会の模型が展示されてます。

建築家アルフレド・バルランドらしき肖像画

ネフスキー通り側
残念ながら中央の塔は修復中です。

グリボエードフ運河から
本当は運河の向こう岸が眺めがよさそうです。

イサク聖堂にやって来ました。

高さ１０１．５ｍ、幅９７．６Ｍ、奥行１１１．３ｍと大きな大聖堂です。

聖イサアク大聖堂 寺院・教会

向かいはフォーシーズンズ・ライオン・パレスホテル。
宮殿みたい！

フォーシーズンズ ホテル ライオン パレス サンクトペテルブルグ ホテル

入口の列柱

見事な柱です。
この柱を立てるのだけで２年かかったそうです。

ドームは展望台になっている。
ネヴァ川の手前の金の高い塔は海軍省、右端の白い建物はエルミタージュ美術館。

展望台に上がるつもりはなかったのですが、チケットを買ったら展望台のチケットだった。
２００段の階段をエッチラオッチラ登ってきました。

下から見えた左右の小さいドームもこんなに立派！

反対側にはイサク広場。
ニコライ１世の騎馬像も見えます。

チケットを買いなおして聖堂に入ります。
キリストと最後の晩餐。

孔雀石の緑が鮮やかです。
天井画も鮮やかです。

こちらの柱は青。

鉄の扉は超特大サイズ。
彫刻も見事です。

バスに乗ってネフスキー通りに戻ってきました。
一人４０ルーブル。車掌さんに払います。

カザン聖堂

カザン大聖堂 寺院・教会

ストロガノフ宮殿
ネフスキー通りとモイカ川の交差するところにピンクの建物が目立ちます。
１８世紀中期のストロガノフ伯爵の宮殿。

ストロガノフ宮殿 城・宮殿

夕飯は文学カフェに行ってみましょう。
ストロガノフ宮殿のはす向かいにあります。
ネフスキー通りに面した窓にはプーシキンが座ってます。

文学喫茶 （リテラトゥールノエ カフェ） 地元の料理

入口にはくまさんがお迎え。

２階でいただきます。
階段にはステキなシャンデリア。
下から支えています。

２階席ゆっくり座れた。
奥ではピアノとバイオリンの生演奏が始まりました。

メニュー。

ビーフストロガノフとタラのグリルにチキンと卵のシーザーサラダ。
ビールと水そしてコーヒーをいただきました。

結構うまかった！
やっとまともなロシア料理が食べられた！

壁にはプーシキンが決闘で使ったピストルと決闘のもとの女性の肖像画が掲げられている。（イミテーションです）

このカフェはプーシキンが決闘に向かう前に立ち寄ったそうです。

食べ終わると一冊の本がテーブルに届きます。

請求書が入っていました。
清算もこれに入れて支払します。

２８７０ルーブル意外と安い。
ここは現金のみでカードは使用できません。

夕暮れのネフスキー通りに明かりがともり始めます。

明日もサンクトペテルブルグを一日楽しみます。