バティック（ジャワ更紗）を探しに　～チレボン（２）

2016/01/30 - 2016/01/30

前回のインドラマユですっかり電車旅のとりこに。
https://4travel.jp/travelogue/11045075
http://4travel.jp/travelogue/11045203

今回はもう少し足を延ばして、バティック（ジャワ更紗）の名産地のひとつ・チレボンへ。
2016年に行った旅行日記を今頃書いてます。
同じ趣味の女子達でジャカルタから電車で日帰り旅をしてきました。

エリア ジャワ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

バティック（ジャワ更紗）を探しに　～チレボン（１）　
https://4travel.jp/travelogue/11399621
の続きです

バティック巡りの最初に訪れたのは、日本人オーナーがいらっしゃる
Studio Paceへ
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Momiji/8181

普通の一軒家だったけど、壁に描かれた工房のキャラクター「ペンギンのペンコちゃん」が目立ってて分かりやすい

玄関前のオブジェのミニ・ベチャ。ペンコちゃんが描かれていてカワイイ♪

ショップ
ご自宅と兼用だとお見受けします

こちらの工房は小物が中心です

ショッピング前に、裏手にある工房を見学させていただきました

右が下絵された布
左が蝋引きされた布

たくさんの職人さんを抱えていらっしゃいます

職人さんが溶かした蝋を下書きにのせていきます。
チャンチンという道具を使って手書き

ひ、膝に蝋が・・
熱そう・・

オーナーさんも作業中

工房内
工程途中のものが乾してました
サッカーボールは休憩中に職人さんが気分転換でもするのかな？

おそらく注意書き

染色だけでなく、小物も工房で製作してました

中国正月が近かったから、そのモチーフでした

ショップに戻ってお買い物♪
お店に飾ってあったバティック工程を描いたペンコちゃん

お買い物後、オーナーさんにチレボン名物のレストランを教えてもらったので、ランチタイムへ

こちらです
Nasi Jamblang Mang Dul

14時を過ぎていたのにこの大入り。
人気店ですね

出来上がっているおかずをお皿によそう方式

色んな種類があって目移り
何のお料理だか分からないけど笑

こちらは葉っぱに包まれたおかず達

こちらの名物はご飯がバナナの葉っぱではなく、チークの葉っぱに包まれているのです

適当にちょこちょこ取ってみました。
ikan tongkol （マグロ）が美味しかったです
辛そうかもと思い、甘いお茶Teh botolも注文

お店の人に見せて、お値段の紙を置かれる。
24,000ルピア（約240円）

食後にお土産屋さんへ
Toko Daud

いらっしゃいませ

店内

辛くないもの、ということで・・

こちらのお煎餅を購入
チレボン名物って書いてあるし。
お味は薄～い塩味でした

さて本日のメイン
チレボン・バティックの名匠カトゥーラさんの工房へ
www.sanggarbatikkatura.com

トゥルスミ 散歩・街歩き

大物を製作中

ショールームの入り口

ワヤン人形（インドネシアの影絵）が飾ってあった。
センス良くって期待値アップ

数々の賞状

せっかくなので素晴らしい作品から見せていただく
動物のモチーフ

実はパギソレ（巻く向きを変えると、朝と夕方に違ったモチーフを使えて便利というもの）

ひと目見てすごく気に入った布
でもお値段の高さに諦めた・・

一つ一つの壷も模様が違う
壷の後ろはチレボンのメガムンドゥン（雨雲）柄

やっぱり頑張って買えば良かった・・涙

こちらは日本のモチーフ

こちらも日本のモチーフ
占領時代の名残だろうか。心が痛む

インドネシアの地図

先ほど王宮で見たモチーフだ
singa barong

おまけ
インドネシア国鉄のユニフォームとして頼まれた布だそう
こちらはプリントです

カトゥーラ工房でお買い物兼、目の保養をして、同じ地区にある別の工房へ。
バティック工房の多いTrusumi地区です
途中で見かけた雑貨屋さん

トゥルスミ 散歩・街歩き

チレボン・バティックに貢献した故マシナさん。その一族のお店が集まってるところがあります。
先ずはマスネディ・マシナ。長男さんのお店

チャップ（型押し）とのことですが、お値段もお手ごろでどの色味にしようか迷う

次にニニック
長女さんのお店
www.batikninikichsan.waytodeal.com

上品です

店内はとても広かったです

ニニックさんのお店で。
ご家族かな？　すごく楽しそうに遊んでいたので一枚撮らせてもらいました。

プトリ・マシナへ。こちらは次女さんのお店。
ニニックの向かいにありました。

こちらはこじんまりとしたお店でした。
お店の奥では一族が集まって何かのセレモニーとのこと。仲が良いのですね。

色々見すぎて分からなくなってます笑

これぞチレボン柄というものを見てテンション上がる。
でも何に使ったらいいのか全く思いつかず。
記念に写真のみ笑

電車の時間まで少しあったので、こちらの大型店にも立ち寄りました

手ごろなお値段のバティックが。プリントが多かったかな。
お土産品も売っていました
手書きの良いバティックを見た後なので、あんまり食指が動かず

チレボン駅に戻ってきました。
特急が停まる駅だけあって、前回のインドラマユで使ったJatibarang駅とは違い、駅にはお店類が充実してました。
ダンキンドーナツがあった

スタバも！

18:30発 特急TEGAL BAHARI号
エグゼクティブクラス125,500ルピア（1,200円くらい）

無事に席について車内販売で晩御飯
ナシゴレンParahyanganというものを注文
30,000ルピア（300円くらい）
駅のコンビニでビンタンビールの姉妹商品「ビンタンレモン」も買ってみました。
どちらもお味が私的にはイマイチ(涙)
ジャカルタで飲みなおしました
【おしまい】