2018/10/25 - 2018/10/26
245位(同エリア887件中)
実結樹さん
「鶴の湯 本陣」には再訪です。
紅葉の時季にも是非来てみたいと思い、4/1の予約開始日の朝7:00~電話と格闘してやっと予約を取りました。
宿ではカメムシとも格闘しましたが、お天気にも恵まれ見頃の紅葉と秘湯の露天風呂を堪能する宿泊でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
前泊の「黒湯温泉」から「乳頭温泉郷湯めぐり帳」を利用して外湯めぐりをしながら、循環バスの「湯めぐり号」で12:00に鶴の湯に到着。
黒湯温泉よりは標高が若干低いせいか、見頃の紅葉と青空が迎えてくれました。
山に西日が当たる午後の方が紅葉は綺麗に見えます。 -
事務室(帳場)は本陣棟の一番端にあります。
チェックインは15:00なので部屋は未だ使えませんが、帳場で荷物を預かって貰い、立ち寄り湯と同じお風呂には入れます。 -
帳場の前では清水で冷やされた飲み物が販売されています。
自販機で冷えたのとは一味違うかも。(自販機もあります) -
「日本秘湯を守る会」の会員宿です。
これでスタンプ9個目。
今度は雪降り積もる頃に来るのもいいかもしれません。 -
お昼ご飯は本陣6番7番の食事処を使わせて貰いました。
宿泊者専用の休憩所にもなるみたいです。
黒湯温泉の朝ご飯の残りで握って来たおむすびを食べます。
明日の朝食もここで頂きます。 -
1号館1階の大広間ではツアー客のランチの準備ができていました。
「山の芋鍋」は大鍋で用意されており、お代わり自由とか。 -
外に貼り出されていた入浴案内図です。
団体さんなど多くの観光客が外来入浴に来ており、お祭りのような賑わいです。
湯船は芋洗い状態で中国語も乱舞していたりして・・・ -
まず、女性用の露天風呂「大白の湯」に行きました。
これは翌日の朝食後、誰も居ない時間に撮りました。
お風呂の写真撮影は基本的にNGですが、誰も居ない時ならOKと了解を取ってあります。
紅葉は目線の高さにあり眺めは混浴露天風呂からのより勝っています。
朝なので逆光になってしまい、また気温差で湯気が立ち込めていて少し残念。 -
午後からはこんな感じに見えます。
-
「大白の湯」に入るには内湯の「黒湯」の脱衣所を使います。
黒湯を通って外の露天に向かいます。 -
「大白の湯」に入っているとバスツアーの途中で立ち寄り湯をしている女性と話が盛り上がりました。
「ヤッパリ混浴の露天風呂には入り辛い」と・・・
「鶴の湯に来てあの混浴大露天風呂に入らなかったら絶対後悔します。大丈夫だから入って行きましょうよ。私、経験がありますから」と話すと、
「じゃあ、一緒に行ってくれますか?」ということになり、その方の友達も誘って5人のオバサン軍団でいざ突入です。
写真は翌日の朝に撮った「鶴の湯」です。 -
「中の湯」にある女性用脱衣所です。
ここから、 -
脇にある内湯を通り、
-
打たせ湯の「滝の湯」と女性専用の小さな露天風呂の間を進むと、
-
混浴露天風呂の入り口になりますが、そこには大きな石が配されています。
この陰に隠れて濃い白濁の湯に首まで浸かってしまい、タオルを頭に乗せてそのまま好きな所まで進めば全然大丈夫なんです。
まるで、カルガモの親子のように私を先頭にワイワイ言いながら名湯「鶴の湯」の中心まで進んで行きました。
オノコ諸氏も色気なんて感じないオバサン軍団でしかなかったと思います。
「入れて本当に良かった」と皆さんに感謝されて私も嬉しかった。 -
女性脱衣所からの降り口の近くの湯船の柱にはこんな警告表示も。
-
お風呂上りに外の椅子席でコキーン!と一杯。
至福の時間です。 -
そうこうしているうちに15:00少し前に部屋に案内されました。
前回も泊まった「本陣三番」のお部屋を指定。
予約の電話の時から「カメムシが出ますが」と釘をさされていましたが、滞在中捕獲に使ったガムテープでごみ箱が一杯になりました。
本陣1番&2番はもっと多く出るのでこの時期の宿泊は受け付けないそうです。 -
囲炉裏付きの10畳和室です。
2名1室なら税別@9,000円。
一人泊だと3割増しの料金です。
本陣前を通る多くの人が部屋の中が興味津々な様子なのでお招きしてお見せもしました。 -
お湯も出る洗面所や洗浄式トイレも部屋ごとに付いています。
-
浴衣と丹前、バスタオルとタオルに歯ブラシ、お風呂用ビニール手提げです。
-
本陣のお部屋は構造上外からの鍵が掛かりません。
内側からは心張棒があったと思います。
貴重品はこの袋に入れて帳場に預けますが、私は使いませんでした。 -
本陣棟の外壁には唐辛子が干してありました。
いい雰囲気です。 -
部屋に落ち着いてからは宿泊者専用のお風呂に行きます。
1号館の向かいにある内湯の入り口です -
シャワーが2本あり、脱衣所にはドライヤーが2台。
時間によっては混み合うので、シャンプーをしたい人は混み具合を見計らって行ってみて下さい。
洗い場と湯船が近いので石鹸が湯船に入らないように気を遣って利用したいものです。 -
あまり知られていないのですが「東本陣」の手前の廊下脇に宿泊者専用の川沿いの小さな露天風呂があります。
温度もぬるめでいつまでも入っていられます。 -
内側から鍵を掛ければ貸切風呂になります。
是非、忘れないで利用してみて下さい。 -
夕飯は18:00~。
その少し前から予め熾した炭火が各部屋の囲炉裏に配られます。
炭火の暖かさって遠赤外線の効果でしょうか、広い10畳の隙間だらけの部屋全体がとても気持ちのいいぬくもりに包まれます。
夏場は「炭は熾さないで」という客も居るのも頷けます。
この宿はやっぱり少し寒いくらいの時季に泊まるのがいいのかなと・・・
実際の炎の色はもっとぬくもりのあるオレンジ色ですが、私には調整ができません。 -
暗くなると、磨かれたランプに本当に火が入ります。
ランプの手入れは手間が掛かって大変でしょうに。
囲炉裏の炭のぬくもりとランプの灯りで完全にノックアウトです。
前泊の「黒湯温泉」にも囲炉裏はありましたが全くのお飾りだったし、電球の明りだけでした。
鶴の湯本陣の人気の理由はこういうところにあるんだと再認識。 -
夕飯は見た目には質素ですが、周辺で採れたであろう山の幸だけの素朴なお皿です。
解凍のマグロのお刺身なんかが無いのが却って嬉しい。 -
名物の「山の芋鍋」です。
予め調理されて来ますが、囲炉裏の火で温められます。
独自の味噌味でしみじみ日本人で良かった!と思える滋味です。
かなりの量ですが完食。
囲炉裏には岩魚の串焼きも。 -
これで十分満足な夕飯です。
栄養バランスも申し分無いかと。
岩魚は「釣りたて」とパンフには書かれているのですが天然かどうかは確認していません。 -
夜の本陣棟です。
折角風情があるのですが夜景の撮影は苦手です。
是非、実際にご自分の目で確認してみて下さい。 -
午前2時、誰も居ない混浴露天風呂に行きベンチ?みたいな処に座って丸い月を見上げました。
ビールを1缶、プシュッ!
女性では昼間できる行為ではありませんから。 -
二日目 2018/10/26(金)
明るい時のベンチ。
早朝に撮りました。 -
敷地内の「鶴の湯神社」の鳥居
-
「鶴の湯神社」です
-
朝食は7:00~。
食事処のセッティングです。 -
席に着くと、みそ汁と暖かい豆乳豆腐が運ばれて来ます。
ご飯とお茶はセルフで。
地元で採れたというきのこがたっぷり入ったみそ汁が特に美味しかった。 -
朝食後は昼間あれだけ混雑する露天風呂も入る人は稀で写真撮影の穴場の時間帯です。
宿泊すればこそこういう時間も手に入れることができるんですよね。
8:30に宿を出るつもりですが未だ時間があるので色々見学です。
これは湯治棟の玄関。 -
外来客用食堂
-
「離れ本陣」は二部屋のみ。
予約は「本陣」より難しいみたい? -
紅葉と青空が綺麗
-
かつては自家発電用に実際に使われていた水車
-
有名人の色紙は意外と少ない
-
お土産売りの屋台
-
駐車場にある「鶴の茶舎」は営業しているのでしょうか?
営業時間になっているのに入口には柵が。 -
8:30に宿の車で路線バスの停留所「アルパこまくさ」まで送って貰いました。
今日もお天気が良く紅葉が綺麗です。 -
「アルパこまくさ」からは田沢湖が遠望できます。
この後、田沢湖駅まで戻り、抱返り渓谷と角館を観光して帰路につきます。 -
憧れの紅葉の「鶴の湯本陣」。
流石は人気の「鶴の湯」だと再認識させられる宿泊でした。
15:00までの外来入浴時間は秘湯とはとても言えない程の人の出入りですが、宿泊者だけになると急に静かな山里の出湯の雰囲気になります。
何処の宿にも言えることですが、特に鶴の湯では宿泊してこそだと思います。
お天気と紅葉と宿のスタッフに感謝!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
紅葉の乳頭温泉郷2泊3日の旅
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
田沢湖・乳頭温泉郷(秋田) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 紅葉の乳頭温泉郷2泊3日の旅
0
50