2018/10/24 - 2018/10/26
69位(同エリア887件中)
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実結樹さん
乳頭温泉郷「鶴の湯本陣」には再訪です。
紅葉の時季にも是非訪れたいと10月分宿泊予約開始の今年4月1日の朝7:00~、スマホとイエデンの二刀流で2時間半格闘。
やっと繫がって10/25に「本陣3番」のお部屋を確保出来ました。
もう1泊は温泉郷最奥「黒湯温泉」の茅葺の自炊棟のお部屋を予約。
初日に「田沢湖遊覧船」、最終日に「抱返り渓谷の紅葉」&「角館の紅葉」も併せて観ようと計画した盛り沢山な2泊3日の旅です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 新幹線 徒歩
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-
初日 2018/10/24(水)曇り時々晴れ
旅の始まりは「田沢湖駅」から。
09:40発の乳頭温泉郷行きのバスに乗って約10分。
途中の田沢湖畔のバス停で降りて湖一周の遊覧船に乗ります。 -
ハイシーズンには10:00~の便があり丁度良いのですが今日は11:00~が始発。
1時間強お土産屋さんを覗いて暇を潰しました。
反時計回りなので進行方向右側の席がいいかも。
でも私は後尾のデッキに陣取りました。
40分の乗船です。 -
「たつこ像」も湖面から見たのは初めて
-
あいにくの曇天で湖岸の紅葉もイマイチって感じ。
でも水の色が綺麗。
船の周りには「ウグイ」が群れていました。
「食べても美味しくない」とは船員さんの弁。 -
お昼はお手軽に乗船場脇の「田沢湖レストハウス」という手もあったのですが、ネットの評判を見て湖畔から歩いて40分の「欧風食堂kaede」で。
車なら5分で着いてしまうのですが重たい荷物を背負って頑張って歩きました。
一人旅の切なさです・・・
https://4travel.jp/travelogue/11418293 -
拘りの「田沢湖放牧豚」を使ったカツカレー。
スープと福神漬け。 -
サラダ・フルーツとドリンクはバイキングです。
税抜き1,050円で観光地にしては良心的。
はるばる歩いてきた甲斐があったと満足です。 -
レストラン近くの「石上バス停」から約45分。
今夜のお宿「黒湯温泉」へ。
14:07に「休暇村温泉郷バス停」で降りて宿の車で迎えに来てもらいます。
予め宿にバス停の到着時間は電話しておきます。
歩くと熊が出そうな緩い上り坂道を20分ほど掛かります。 -
「黒湯温泉」は乳頭温泉郷でも最奥に在ります。
温泉郷の中でも通年営業をしていない唯一の旅館です。 -
少し早いのですがお部屋に案内してくれました。
「そこに泊まること自体が目的の旅」ではいつの場合もこの “ちょっと早め” にインするようにしています。
泊まったのは「萱の8番」という茅葺屋根の自炊棟。
3部屋長屋の一番右側の人気の角部屋です。
自炊棟ですが夕朝食は付けて貰いました。 -
囲炉裏が付いた10畳のお部屋ですがトイレや洗面所は一旦外に出て別棟に行かなければなりません。
昔懐かしい石油ストーブがありました。
囲炉裏はお飾りで「鶴の湯」のように本当に炭火が入る訳ではありません。 -
「乳頭温泉郷湯めぐり帖」1,800円を黒湯の帳場で購入し、7つの外湯制覇の予定です。
「蟹場温泉」⇒「大釜温泉」⇒「妙の湯」⇒「休暇村乳頭温泉郷」は同じエリアに在り隣接していて歩いて移動出来る距離だとお宿の人に教えて貰いました。 -
そこで、今日は黒湯の隣に在る「孫六温泉」には行っておいた方がいいという宿の方のアドバイスは的確でした。
チェックイン後浴衣に着替え、歩いて5分の「孫六温泉」に行きました。
孫六温泉の外湯時間は16:00までです。 -
「孫六温泉」に行く近道は藪の中?のような狭い下り坂を進みます(車の通れる舗装路もありますが・・)
浴衣姿ですが靴を履いて行きました。
宿のサンダルで行かなくて良かった! -
湯の花が舞う透明なお湯です。
内湯にも入れますが、これは女性専用の川沿いの露天風呂です。 -
泊まった茅葺の宿泊棟は日が落ちると一段と風情が増します。
翌朝、前を通る旅館部宿泊者さんが何組も興味ありげに見ていたので「どうぞ中を見て行って下さい」と二組お招きしました。
https://4travel.jp/travelogue/11420017 -
夕飯は食事処で頂きました。
地元の食材も適度に盛り込まれていました。 -
内湯の洗い場です。
シャワーは無く、木桶に注がれた湯を手桶で掬って頭や体に掛けます。
座った状態でお湯を掛けないと石鹸の泡が木桶に飛び散ってしまいます。
でも、日本人でないとそうしたデリカシーは無理なんですよね。
露天風呂では中国語が源泉かけ流し状態でした。 -
二日目 2018/10/25(木)
朝食も食事処で頂きます。
美味しいあきたこまちがお櫃で沢山出てきたので鮭と梅干を芯にして今日のお昼ご飯のおにぎりにしました(丸めたラップはいつも持参しています) -
名物の混浴の露天風呂です。
朝食直後は何処の温泉場でも穴場の時間帯で大抵の場合誰も居ません。 -
「湯めぐり帖」を購入すると一年間「温泉郷周遊バス」に乗り放題です。
屋根に付いた湯桶とタオルが印象的。 -
09:33「黒湯温泉」発の第一便に乗って
09:44「蟹場温泉」着 -
内湯や女性専用露天風呂もありますが、メインは宿から数十㍍歩いた先にある混浴の露天風呂です。
脱衣所は男女別。
かなり熱めのお湯で長くは入っていられませんでした。 -
徒歩数分。
廃校を利用した「大釜温泉」です。
何か郷愁を誘う雰囲気に溢れています。 -
内湯に続いて露天風呂があります。
内湯は熱め、露天風呂は適温でした。 -
さらに歩いて数分の「妙の湯」に。
ここはハイグレードで繁忙期には料金も格段にアップして一人泊は難しい旅館です。
フロントの対応からして高級感漂います。 -
内湯とその向こうの露天風呂
-
露天の「金の湯」は有馬温泉の湯のようです。
名物の滝を望める露天には男性の入浴者が居たので写真は撮れませんでした。
でも「済みません、少しだけ向こうを向いていて頂けますか?」とお願いし、根性でジャボンと浸かっては来ましたよ。
聞くところによるとタオル巻きもOKとか・・・ -
外の二つの露天からはこの滝を見ながら入れるんです。
一つの温泉には長くは入って居られない烏の行水タイプの私なので、蟹場温泉⇒大釜温泉⇒妙の湯を廻っても、移動時間も含めて掛かった時間は合計約100分。 -
イチオシ
11:27に「妙の湯」を出て7湯制覇の最後の「休暇村乳頭温泉郷」に行こうと思ったところ、丁度「湯めぐり号」が目の前に。
これを逃すとお昼を挟んで
13:57までバスがありません。
瞬間的に「休暇村乳頭温泉郷」はパスして「鶴の湯」に直行した方がいいと判断。
7湯制覇は出来なくても、湯めぐり帖は一年間有効だしこれは結果的に正解でした。
標高の多少低い「鶴の湯」はいいお天気で紅葉も丁度見頃でした。
https://4travel.jp/travelogue/11420181 -
泊まったのは「本陣3番」のお部屋です。
前回もここに泊まったので指定でお願いしました。
予約の時「カメムシが出ますが・・・」と釘を刺されたのですが、案の定、捕獲に使ったガムテープはごみ箱一杯になりました。
温風暖房装置と洗浄式トイレと洗面所も各部屋に付いています。
2名1室なら税別@9:000円。
一人泊だと3割増しの料金です。
総額13,000円弱という値段は昨夜の「黒湯温泉」と殆ど同じですが・・・
思わず比べてしまいたくなります。 -
本陣のお部屋は戸を開けて私が撮影していると前を通る人の多くが部屋の中の様子に興味津々そうな感じ。
二組の方に「どうぞ、どうぞ」と中を覗いて貰いました。 -
紅葉も少し遅いかな?という感じでしたが見頃の域は脱していません。
お天気も良く最高のコンディションです。
西日が当たる午後の方が綺麗な立地です。 -
メインの混浴大露天風呂。
原則写真撮影はNGですが、誰も居ない時ならOKと帳場に確認してあります。
これはやはり朝食直後に撮影したものです。
午前中は日陰になるので折角の紅葉の色が出ません。
女性脱衣所から湯船に入る処には大きな石があるので女性でも入り方によっては抵抗なく大丈夫なんです。
折角「天下の鶴の湯」に来て『気後れして入れなかった』なんていう勿体ない事が無いように・・ -
女性専用露天風呂です。
鶴の湯は混浴には入りづらいと思う女性には優しく、女性専用のお風呂が充実しています。
日帰り入浴時間帯は芋洗いのようで、外国人観光客の声高な話し声が乱舞していますが、15:00~の宿泊者だけの時間になると本来の静かな出湯の雰囲気が戻ってきます。
是非是非「鶴の湯」は立ち寄りではなく宿泊して味わってみて下さい。
この湯船からは紅葉が目線の高さで堪能出来て、混浴の大露天風呂よりむしろ景色は綺麗です。 -
「東本陣」手前の廊下脇にある宿泊者専用の川沿いの小さな露天風呂です。
内側から鍵を掛ければ貸切になります。
案外知らない人が多いのですが、ここに入らない手はありません。 -
夕飯です。
きのこがメインで自室の囲炉裏端で頂きます。
質素ですがマグロの解凍お刺身なんかが無いのが却って好ましい。
美味しいご飯は食べ切れないほど御櫃で供されます。 -
名物の「山の芋鍋」。
予め調理されて来ますが、本当に熾した囲炉裏に置かれます。
岩魚の塩焼きも一緒に焙られています。
炭火はとても暖かく、部屋全体が遠赤外線のぬくもりで満たされます。
夏場は「炭に火を入れないで」という客も居るそうです。 -
ランプは有っても中身は電球というところもある中、鶴の湯では本物のランプなのです。
手入れも大変でしょうが凄く落ち着きますね。
洗浄式トイレや洗面所も各部屋にちゃんと有るのに、囲炉裏やランプの光に癒されるからこそ(カメムシとの戦いはあるものの)これがこの部屋の人気の理由なんだと思います。 -
最終日 2018/10/26(金)
朝ご飯は食事処で頂きます。
地元で採れたきのこがたっぷりのお味噌汁が特に美味しかった。 -
08:30 宿を発ち「アルパこまくさ」のバス停まで送迎車で送って貰いました。
08:54発の路線バスで
09:28 「田沢湖駅」のバス停着。 -
「田沢湖・角館周遊パス」を駅の観光案内所で1,000円で購入して「抱返り渓谷」に向かいます。
09:50発で
10:12に渓谷に到着です。
周遊パスは乗り降り自由で一日1,000円ですが、個人で抱返り渓谷までタクシーを飛ばしたら片道5,700円だそうです。
平日はジャンボタクシーで定員9名まで。
もしあぶれても、普通のタクシーを手配してくれるので凄くお得な制度です。 -
紅葉は未だ少し早いかな?という感じでした。
でも、お天気に恵まれとても綺麗です。
渓谷なので日の当たり方によって景観が全然違います。
午前中は遊歩道側でない反対側の山並みに日が当たるのでお勧めです。
荷物を預かってくれる所は無いので背負ったままの散策です。 -
渓流とのコントラストが素敵
-
水も青くて綺麗です。
-
行き止りの処にある目的の「回顧の滝」です
-
遊歩道は崩落の関係もあり「回顧の滝」までしか行くことが出来ません。
往復1時間強の道のりです。
写真を撮りながら往復しましたが、到着してから1時間後の
11:12の周遊パスのバスに乗るために帰りは入口近くの「神の岩橋」の手前からは駆け足で停留所に向かいました。
周遊パスを使う方は滞在時間を1時間にするか2時間にするかで行動が大きく違ってきますのでご注意を! -
11:12「抱返り渓谷」発、
11:25「角館駅前」着。
駅のコインロッカーに400円でリュックを預けましたが、観光案内所内のロッカーは
09:00~17:00までという時間制限はあるものの200円でした (u_u)
大きなトランクも500円で預かって貰えます。
お勧めのランチ処なども教えて貰って武家屋敷方面に出発です。 -
駅から歩くこと10分。
以前来た事のある「食堂いなほ」が図らずも目の前に。
武家屋敷方面から来ると随分遠かった気がしますが、想い出を辿って再訪です。 -
一番人気の「がっこ懐石」はいぶりがっこを使った創作郷土料理の小鉢ときりたんぽのお椀、がっこの玉子丼で税込1,500円です。
観光客向けで多分地元の人は頼まないだろうな?と思いますが、私はしっかり観光客です。
他のお店も物色したいと思いましたがお腹もすいていたし、うん、それなりに見栄えもいい満足なお膳でした。 -
仙北市の角館庁舎です。
武家屋敷通りの手前にありました。
トイレを借りようと思ったのですが、洗浄式ではなかったのでパス。 -
武家屋敷通りはやはり未だ未だ緑が勝っていて紅葉はしていません。
-
青柳家の紅葉だけが辛うじて観光客の期待に応えてくれています。
国内外の観光客は皆ここで停留してカメラを構えています。 -
お天気は良かったので紅葉も映えます
-
まだまだですね
-
角館の紅葉には早過ぎたので予定より早く帰ろうと思ったのですが、金曜日ということもあり、秋田新幹線は希望時間が取れません。
乗り放題の周遊パスで角館から田沢湖駅まで戻り一時間待ちです。
17:34発こまち34号でこの旅も終わりました。 -
お天気に恵まれた紅葉の乳頭温泉郷等の旅。
旅行は「1に体調、2に天気」です。
紅葉は標高によって様々なので一律に全て良いのは望めません。
今回は根性で予約した「鶴の湯温泉本陣の宿泊」を軸に計画した旅でした。
1泊目に「黒湯温泉」を持ってきたことにより温泉郷の外湯巡りが効率よくできて良かったと思います。
旅先でのんびりするのは性に合わない私です。
今回も忙しかったけれど密度も濃く、充実していて有意義な旅だったと満足です。
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紅葉の乳頭温泉郷2泊3日の旅
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