韓国最大の港湾都市で満腹グルメ旅 in 釜山★2018　03　2-3日目【釜山⇒福岡⇒名古屋】

2018/10/19 - 2018/10/21

旅行2日目、後編。
甘川洞文化村を散策して空腹なので、ガッツリ食べたくて再びチャガルチ市場へ。
魚定食や鍋が食べられる店からたくさん声を掛けられるけど、どこも同じ内容・同じ価格なため、適当に選んだ店に落ち着いた。ランチは食べてみたかったコチュジャンで食べる刺身と、店選びに悩んでいるときにどこの店舗でも店先で焼いていた魚焼き定食をチョイス。大きな金目鯛1匹と太刀魚は食べ応えがあり、とても美味しかった。
そして夜はマッコリ＆チヂミで乾杯♪　日本酒が苦手で甘酒も飲めない私は心配だったけど、30㎝以上はあろうかという巨大な葱チヂミとの相性抜群でスルスル飲めてしまった。
突然決まった釜山旅行…今回は今までの韓国旅行で食べたことない料理ばかりを選んでみたけど、まだ知らない韓国料理がたくさんあるから、また行かなきゃ♪　

エリア 釜山(韓国)

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝通ったばかりのチャガルチ市場の通路を再び。
店前を通ると呼び止められMenuを見せてくれるけど、価格競争させない協定があるのか内容に代わり映えが無く、客引きマダムの感じの良さで“ペソン・ペッチ”に決定。
店は入口は狭いものの奥行きがあり、清潔感もあって明るい。

チャガルチ市場 市場

看板が出ているわけじゃないし、どこの店も似た外観で“◎◎TVに出演しました！”的な垂れ幕が正面を覆っているので、名前で探すのは難しいかも。

チャガルチ市場 市場

Menu。
日本語も記載してあるし、片言の日本語でお勧め＆説明してくれる。
強く勧められた焼き魚定食は、魚の種類が4種類入っていてその中に鯖が入っていたから「鯖アレルギー。鯖、ダメ」と言ったら「キンメ、タチウオはOK？」と聞かれたので了承した。
この店、14：00を過ぎても次々とお客が訪れる。

チャガルチ市場 市場

【hite Beer】4.000W
【焼酎】4.000W
昔ソウルへ行ったときはCass Beerばかりだったけど、釜山ではこのhite Beerしか出てこなかった。

チャガルチ市場 市場

【焼き魚定食】10.000W
【フェ・ジョンシク（刺身）定食】10.000W
2つの定食を1人前ずつ頼んだら、またまたテーブルに乗りきらないくらいのおかずが運ばれてきた♪
メインと見間違うほど大きな魚のぶつ切りが入ったチゲスープ（テーブルで加熱するので熱々）・水キムチ・細切り昆布のナムル・万願寺唐辛子風の辛くない巨大唐辛子・小魚の塩ナムル・白菜キムチ・豆もやしナムル・細切り大根のナムルと盛りだくさん。

チャガルチ市場 市場

焼き魚定食の金目鯛と太刀魚。
太刀魚は市場内で多く見かけて気になっていたからうれしい。
身はふわふわので、玉ねぎとワサビが入った甘めの醤油ダレをつけ食べると美味しかった。
金目鯛は「この大きさで、この値段？！」と驚くくらいのボリュームがあり、脂がしっかりと乗っていてビールが進んだ。

チャガルチ市場 市場

刺身はヒラメとアイナメに似た味の白身魚の2種類で、大きくカットされていて、歯ごたえもあり甘くておいしい。
ワサビ醤油とコチュジャンをお好みで付けて食べるけど、日本ほどワサビの刺激が無いのでコチュジャンばかり選んでいた。
エゴマの葉に包んでもイケる。
合計：28.000W。

チャガルチ市場 市場

大通りを横断して国際市場へ。

国際市場 市場

薄暗いアーケード街は通路化していてお客の姿は少なく、路上に段ボールが積まれていたり、雑多で少し枯れた感じがあった。

国際市場 市場

手前のモダンな商品を取り扱う照明専門店は煌々と輝いているけど、奥の金物屋をはじめとする昔ながらのディープな店とのギャップが、国際市場では多々ある。

国際市場 市場

アーケード街を抜けると個人経営のカフェやテイクアウトの店、若者ファッションの店が多く立ち並ぶので、人の姿が一気に増えて様々な世代が行き来していた。

国際市場 市場

道の中央で衣料品露店を開き、大声で客引きをする姿がアチコチでみられる。

国際市場 市場

迷路のようにどこまでも小さな商店が軒を連ねているので、釜山タワーを目印に方向を把握。
これだけ釜山タワーが近いってことは、いつの間にか南浦洞近くまで移動していたみたい。

釜山タワー 建造物

かなりの距離を歩いたので、BIFF広場近くまでUターンして“Cafe DROP TOP”へ。
2階全体がカフェになっていて、店内はとても広かった。

【グレープフルーツ・アイスティ】5.300W
【ナイトロ・コールド・ブリュー・コーヒー】4.500Ｗ
手前のアイスティは、甘みと酸味がしっかり感じられて美味しかった。
奥のコーヒーは水出しなので苦み控えめで、乾いた喉に沁みわたる。
合計：9.800Ｗ。

休憩したので再び雑踏へ。
富平夜市場があったので入ってみると…

そこは総菜屋・テイクアウトスウィーツ・大衆食堂的な食事処が集まるアーケード街になっていて、どことなく京都の錦市場を彷彿とさせる。

海藻専門店。
あまりに多くの種類があって、どう使い分けるのか知りたくなった。

一旦HOTELに戻ってから、夜ごはんの店選びをして再びBIFF広場へ。
土曜の夜なので昨日よりも活気に満ちていた。

BIFF広場 露店・屋台

（日本では自分で作ったり、食べに行ったことがあるけど）まだ韓国で本場の味を食べたことない料理を求めやって来たのは、BIFF広場から徒歩3分くらいの青春通りにあるマッコリ＆チヂミの人気店“トップネ”。
階段を上がって2階へ。

トップネ 韓国料理

店の名刺。

トップネ 韓国料理

店内はテーブル席・小上がりのオープンな座卓が4個・半個室が4部屋・完全個室が数部屋あって意外に中は広いけど、私たちが訪れたあと1時間もしないうちに満席になってしまった。
家族連れが多く、完全個室は扉を外せば大部屋にもなるようで宴会も催されていた。

トップネ 韓国料理

Menu。
品数は多くないけど、日本語記載があって見やすかった。
この店、手元の呼び出しチャイムをピンポーン♪と鳴らすと、店全体に響き渡る大きな音で「ヨギヨーォ」と、店員を呼びつける。
各テーブルが一気に押すと、かなりウルサイけど笑えた。

トップネ 韓国料理

【マッコリ】8.000W
1Lくらいのやかんに、ズシッ！と驚くほどたっぷり入ったマッコリ。
キンキンに冷やしてあって、器は真鍮製なので冷えた状態が長続きするのは嬉しい。
日本酒も甘酒も苦手だから飲めるか不安だったけど、夫も1人で飲み切れる量じゃないし、せっかくなので飲んでみたら、微炭酸で口当たりも悪くなく、乳酸飲料だと思えば全然平気だった♪

トップネ 韓国料理

マッコリについてきたおかず。
量は控えめだけど、これぐらいがちょうどイイ。

トップネ 韓国料理

【海鮮＆葱のチヂミ】14.000W
チヂミって結構高いんだ…と思ったら30㎝以上あるビッグサイズが登場。
予めひと口大にカットしてあって、酢醤油＆青唐辛子のタレをつけて食べる。
海鮮のプリプリした食感と、香ばしい葱の甘みが絶妙で、更にマッコリも相性抜群なので予想外の量なのにほぼ完食(笑。
量がわからなかったから念のため1品だけにしたけど正解だった…家族連れやグループ客が多いのもよくわかる。
合計：22.000W。

トップネ 韓国料理

満腹になったので、食後の散策もかねて南浦洞方面へ。
この辺りも日本式居酒屋やBarがあってカップル多めな雰囲気で、道路には著名人の手形が並んでいた。

南浦洞 散歩・街歩き

南浦駅直結のLOTTE MALLをチラッと見てから、HOTELへ。

ロッテマート (光復店) スーパー・コンビニ

HOTEL前から空港行きのリムジンバスが出ているのでバス停を探したところ、HOTELの右斜め向かい（南浦方面側）に立っていた。

足が棒になるくらい歩いたので、スマートウィッチで計測した今日の歩数を確認したら…20.000歩直前！階段も上がりすぎ(笑。

旅行3日目、最終日。
BIFF広場から南浦方面を目指すと、朝は驚くほど閑散としていた。

南浦洞 散歩・街歩き

朝ゆっくりしたいが為に、セールで確保したAir Busanの名古屋ー釜山間航空券を帰路は釜山⇒福岡にし、福岡⇒名古屋航空券をスターフライヤーで改めて購入したので、シジミ専門店“ソムジンガン”にやって来た。

ソムジンガン 韓国料理

南浦駅7番出口からなら徒歩3分くらい。

ソムジンガン 韓国料理

日本語でオーダーOKで、9割が日本人客だったから日本人に有名な店っぽい。

ソムジンガン 韓国料理

【シジミスープ定食】9.000W
2人とも同じものを頼んだら朝からこのボリューム。
中央の鯖の味噌煮はトロトロの大根と一緒に（写真には写っていないけど）山盛りのキャベツ・白菜キムチ・海藻＆人参＆大根の酸っぱい和え物・カクテキ・チャプチェ・ジャバン海苔・リンゴ＆紫キャベツの胡桃胡麻ソースサラダ・パプリカのキムチが出てきた。

ソムジンガン 韓国料理

メインのシジミスープは大きな丼鉢にたっぷり入っていて、ニラが散らしてある。
シジミの殻は全部外され、底にたっぷり沈んでいるけど1粒1粒がとても大きかった。
濃厚なシジミの出汁が身体に沁みわたって、朝食としては最高♪

ソムジンガン 韓国料理

私は食べられないけど夫は鯖が平気なので、エゴマの葉で包みキムチも挟んで美味しそうに食べていた。
合計：18.000W。

ソムジンガン 韓国料理

エアポートリムジンバスが来たので乗車しようと、T-moneyカードを出したら「T-moneyダメ、現金」と。
釜山専用の交通カードなら支払い対応しているみたいだけど、T-moneyは断られたので現金で1人：6.000W支払った。
てっきり払えるものだと思って昨日コンビニで追加課金したばかりなのに…次回の渡韓まで大事に保管しておかなきゃ（この時の残金のお陰で、翌年夏のトランジットで命拾いすることになるとは露知らず）。

10：43に南浦洞バス停を出発したバスは、釜山駅や西面方面を通過して…

金海空港に11：30に到着した。
TAXIで移動する時間と大差ないから、タイミングが合えばエアポートバスで十分♪

金海国際空港 (PUS) 空港

チェックインを済ませ、プライオリティパス対応のSKY HUB LOUNGEで昼ごはんを食べることに。
ここは飛行機を見ながら着席出来るけど結構狭い。

スカイ ハブ ラウンジ 空港ラウンジ

アルコールは生ビールくらいしか置いてないけど、フード・ソフトドリンクは充実していて、自分で作るビビンバコーナーがあったので試行錯誤しながら盛ってみた。
その後時間があったからKAL LOUNGEへ移動してみると、こちらは逆に窓が無いけどただっ広く、フード系ほぼゼロでアルコールが充実していた。
それぞれ個性があって面白い。

スカイ ハブ ラウンジ 空港ラウンジ

少し遅れた14：10発のAir Busanで、まずは福岡へ。

金海国際空港 (PUS) 空港

往路の名古屋発便は横幅も足回りもゆったりしていたけど、帰路の福岡便は距離が近いせいか足回りがとても狭く（前の座席の背後にダイヤ型の出っ張りがあって膝が当たりそう）て、かなり印象が違う。

福岡には14：55に到着し、その後（私は福岡観光する気満々だったのに、夫は出張で福岡に行く機会も多々あり外に出るのが面倒だと一蹴された結果）国内線のカードラウンジでだらだら過ごして、フードコートで夜ごはんを食べ18：35の名古屋行に搭乗。
福岡で遊ぶために福岡へ寄ったなら疑問も抱かないけど、空港から一歩も出ないただの乗継で、Air Busanの往復航空券よりも高いスターフライヤーのチケットって一体…！

福岡空港 空港

黄昏を眺めながら搭乗。
19：40にセントレアに到着し、短くて密な釜山の旅が終了した。

福岡空港 空港