ボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルからドゥブロヴニクに移動してきました。<br />ドゥブロヴニクでは城壁に囲まれた旧市街内のSOBEに２泊し、ゆっくり世界遺産都市を散策します。<br />アドリア海に真珠と言われるのドゥブロヴニクも、独立前後の紛争で酷い被害を受けたようですが、精力的な復旧がなされたという事でその影はなく・・・。<br /><br />今はクルーズの大人気の寄港地として、別格の賑わいを見せてくれました。<br />旧市街の目抜き通りプラツァ通りは、とにかく昼間から深夜まで沢山の観光客でごった返していました。<br /><br />モスタルから見た後の目には、それも眩しくうつりました。

城壁に囲まれたドゥブロヴニク、やはり旧市街に泊まりたい（バルカン半島旅その８）

45いいね！

2018/06/12 - 2018/06/13

148位(同エリア2024件中)

エリア

ドブロブニク(クロアチア)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

ホテル: 3.5

グルメ: 4.0

同行者: 一人旅

交通手段: 高速・路線バス徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

バスターミナルから旧市街の入口のピレ門までは市バスに乗ります。
切符はキオスクなどで乗車前に買えば１２クローネです。
ピレ門からまっすぐプラツァ通りを進むとルジャ広場に着きます。
右に聖ヴラホ教会（Crkva svetoga Vlaha ）。
左側にスポンザ宮殿（Spomen ploca, Hrvatsko kraljevstvo ）。
重厚な建物が並んでいます。
私が２泊するのはルジャ広場から路地を１本入った所にあるはず。
おっ、あの路地だな。
路地に足を踏み入れると・・・。ありました。
Guest House Marija（ゲストハウスマリア）。
親切でチャーミングなオーナー、マリアさんが同じ建物の上階に住んでいるので、玄関のブザーを押してチェックインの手続きをします。
予約したのはスタジオ（眺望あり）。
ダブルベッドでいっぱいいっぱいの狭い部屋ながら、
簡易キッチン完備です。
窓からの眺めはこんな感じ。
向かいの建物に手が届きそう。こういう雰囲気、好きですねぇ。
バスルームもすごく狭いのですが、ハンドシャワーなのでどうにか使えそうです。
バスルームから部屋の全景を。
では、早速、街歩き。
マリアさんお勧めの夕方のスルジ山に行ってみましょう。
（写真はプラツァ通りです。）
旧市街地は平坦部分は少なく北側も南側も急な階段になって城壁の礎に到達するのですが、北側は特に急傾斜。階段落ちしたら大変だぁ。
登り切って、ロープウェイの麓駅へ。
さほど待たずにロープウェイ（往復１５０クローネ）に乗る事ができました。
山頂駅へからの眺めです。旧市街とロクルム島が一望！
夕陽が沈むであろう西側の眺め。
ロープウエイが着いたあとは一気に人が増えますが、展望スペースは２階建てになっているので、意外とゆったり「自撮り」もできるようです。
背面の北側は山の眺めでした。
日が落ちて・・・
ロープウエイの駅に接してカフェ・バーがありました。
立席のようですが、ワインを１本頼んで楽しんでいるグループが多かったです。
アペリティーボかなぁ？羨ましい。
街に明かりが灯り、煌びやかな景色になりました。
ロープウエイ駅の建物の中にあるレストランに入りました。
その名も「パノラマ」。一人なのに眺めの良い席を用意してくれました。
ビールとシーフードリゾットを注文（１７０クローネ）。
美味しいリゾットでした。（スプリットのとても塩辛いリゾットとは大違いでした。）
満足。満足。
入店時には、ロープウエイの乗車待ちの列ができていましたが、食事を終える頃には、それも解消していて、
スムーズに降りてくることができました。
ドゥブロヴニクの一日目、終了です。
明日は城壁を歩きます。
ドゥブロヴニク２日目。
今日は旧市街を取り巻く城壁ウオークから始めます。
朝のプラツァ通り。まだ人出は少なく、車両も入ってきています。
プラツァ通りの北側。
すぐ、急な階段が始まっています。
南側はしばらく平坦です。
サンフランシスコ修道院とその鐘楼。
奥には城壁が見えています。
オノフリオの大噴水（Onorfijeva fontana ）。
１２ｋｍ離れたウンブラ川から導水しているのだとか。
まず、ツーリスト・インフォメーションへ行きます。
ピレ門から旧市街へ入るには、階段とスロープが設けられています。
昨日（到着時）は、スーツケースを引いていたので、このスロープは助かりました。
ピレ門の外。
バスターミナルからの市内バスの停留所があります。
ここで折り返すので、バスターミナルへ向かうのも同じバス停です。
ツーリストインフォメーションで市内地図をもらって、明日のストンへのバス時刻を確認します。とにかく本数が少ないので。
HPから時刻は検索できたのですが、変更があったり、「独自の祝日」に当たるかもしれないので、現地での確認は必須ですね。
では、城壁ウォークを始めましょう。
ピレ門を入った右手にチケット売り場があります。大人＝１５０クローネです。
以前はこのチケット、「一日（暦日）有効」だったらしいのですが、今は「一回限り」で、途中で城壁から降りたら再入場はできないルール。
う～～ん、朝と夕方と両方歩きたかったんだよなぁ。
城壁の上からプラツァ通りを。右下にオノフリオの大噴水。
小さい湾の向こうにロヴリイェナツ要塞。
城壁のチケットで入場もできます。＝当日のみ。
夕方はあの要塞へ行く事にしましょうか。
では、反時計回りに、海へ向けてスタート。
少し登ったところから北側（山側）を。
ご覧のとおり、城壁の上もアップダウンが大きいです。
奥にロヴリイェナツ要塞、手前には城壁上のボカール要塞。
大砲が見えました。
海側は垂直な岸壁なのに、更にその上に城壁が。
海から来るのは「敵」なんですね。
この辺りの城壁内部は、傾斜の緩い崖の上に幾重の壁が築かれていたようです。
ドゥブロヴニクはどこを撮っても絵になるというのは本当でした。
海、城壁、レンガ色の屋根の並ぶ街並み・・・。
曇り空なのが残念です。
振り替えってスルジ山。
そうそう、猫が多いのもポイントが高いです。
この仔は・・・
こんなところでお昼寝？
城壁の内側にはちょっとした畑もあり、「生活」が見られるのも楽しいです。
左は民家の門。城壁は正面に続いていきます。
すると見晴らしのいいカフェがありました。
ぺタール堡塁（Sv.Petar）の上かな。
ジュースを飲んで一休みしましょう。
レモネード３５クローネ。眺め代込の価格ですね。
ロクルム島を見ながらゆったり。
おおお、私も大人になったなぁ。
以前なら、城壁の縁にでも腰かけて、持参しているペットボトル飲料を飲んでいただろうなぁ。
カフェはあの堡塁の上にありました。
しばらく歩いていくと・・・、学校？？
学校だぁ。授業中ですね。
おいおい、ちゃんと授業を聞きなさい！
おやっ、あの城壁の外には・・・
トリップアドバイザーで人気のバー（Buza ）ですね。
うん。素晴らしいロケーション。
城壁の下からアクセスするので、今は立ち寄れないけど、午後に行ってみようか。
ロクルム島へも行ってみたかったけど、次回への宿題にしちゃいます。
聖イヴァン要塞の上から旧港を。
きっと大砲などが備えつけられていただろう
今は平和な旧港。
ロクルム島行や、周辺の島を巡るボートが出ているそう。
ここは城壁に三か所ある出入口の一つ、聖イヴァン要塞の出入口。
教会のファサードを写して・・・
ふっと下を見ると・・・
猫だまりがありました。素晴らしい。
う～ん、降りてしまうと、その後チケットが無効になってしまうから・・・。
城壁、一周したいもんねぇ。
と、聖ルカ要塞まで行ったのですが、駆け足で戻って下りてしまいました。
ああ、もったいない。
でも、この光景。
お母さんまだかなあ。ご飯まだかなぁ。
お腹空いたし・・・。
まあまあ、そんなこと言っていないで遊びましょうよ。
あんた、誰？？
などど言いながら、私の足に登って来ました。
すっかりくつろいで「ごろごろ」喉を鳴らしています。
こちらの仔は、私の鞄が気になるらしい。
猫好き憧れの両手に猫状態です。嬉しいなぁ。
こんな小さな仔猫も遊びに来てくれました。
やっぱり鞄に興味があるのね？　猫三昧の良い時間！
いやぁ、城壁から降りて大正解でした。
街歩き再開。
レストランではお昼を前に準備の最中。
テーブルにお花を置いている男性が素敵だったので、写真を撮らせてもらいました。
教会なども見ていきます。
聖母被昇天大聖堂。
１７世紀にバロック様式で再建されたという大聖堂ですが、外観と異なり、白くすっきりとした内部でした。
主祭壇に向かって左の祭壇。
同、右の祭壇。
聖母被昇天大聖堂。
宝物殿（有料）も見学すればよかったかな。
次は、先ほど城壁の上から眺めた旧港に行ってみます。
海～。右に聖イヴァン要塞。
旧港にはグラスボトムボートやサンセットクルーズなどの観光船が浮かんでいました。
一人じゃなければ、そんなミニミニクルーズに参加するのも楽しそうです。
総督邸。
回廊にベンチがあって、思い思いにくつろいでいる人達。
おやぁ、猫もくつろいでいます。
そこの座り心地（寝そべり心地）はいかがですか？
午前中最後の観光は青空市場へ。
（SOBEのオーナー、マリアさんから「青空市場は見るだけにした方が良いわ」とアドバイスをもらっています。）
ラベンダーの小物や自家製のドライフルーツ、ナッツなど。
値段が高いのを良しとすれば、お土産を買うのも楽しいかも知れません。
生鮮食料品はどうかな？
・・・高くてびっくり。ザグレブやザダルの３倍くらいの価格！！
プラカップに入れて販売しているのは、やはり観光客向けだからなのね。
隣のKonzum（スーパー）で果物とジャガイモなどを買いました。
ジャガイモ？　キッチネットで茹でて食べるんですよぉ。

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この旅行記へのコメント（5）

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TKさん 2018/11/16 23:13:13

クロアチアのハイライト、ドブロブニク

れいろんさん

こんばんは。

クロアチアのハイライト、ドブロブニクの旅行記と、街のカワイイ猫さんたちのたくさんのお写真、楽しませていただきました。ありがとうございます。

ところで、
「テーブルにお花を置いている男性が素敵だったの」の写真の男性、００７のダニエル　グレイブにそっくりですねえ～～～！　かっこいい！　しかも、クロアチアの人々って皆さん長身だった記憶があります。

れいろんさんのいうとおり、ドブロブニクは絶対市街に宿泊すべきですね。
私達は、ドブロブニクの市内ではありませんが、城砦から歩いて３分ぐらいのところにある、エクセルシオールというホテルに３泊して、夜な夜な、ドブロブニクの市内に繰り出しました。小さな教会の夜のコンサートに感動した記憶があります。

また行きたい街です。

ＴＫ

れいろんさんからの返信 2018/11/17 17:33:34

RE: クロアチアのハイライト、ドブロブニク

TKさん、こちらにも・・・ありがとうございます！！

ドゥブロブニクではエクセルシオールホテルにお泊りでしたか？
なにより立地が良いし、ちゃんとホテルだし、私も懐が許せば泊まってみたかったです。

レストランの給仕の男性、開店前のテーブルセティング中で、各テーブルに花を置く作業をしている最中でした。
渋いお顔と、小さな小さな花瓶を丁寧にテーブルに置く様子が素敵だったので、写真を撮らせてもらいました。

ところで、TKさんのクロアチア旅行記、４TRAVELの外まで見に行ったのですが、プリトヴィツェ湖群国立公園の写真は見つけられたのですが、旅行記は発見できず！
もし、どこかにアップされていたら教えてください。
TKさん目線のクロアチアを見て見たいです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　れいろん

TKさんからの返信 2018/11/18 21:11:32

RE: RE: クロアチアのハイライト、ドブロブニク

れいろんさん

お返事ありがとうございます。

＜れいろんさん記載：ここから＞
ところで、TKさんのクロアチア旅行記、４TRAVELの外まで見に行ったのですが、プリトヴィツェ湖群国立公園の写真は見つけられたのですが、旅行記は発見できず！
もし、どこかにアップされていたら教えてください。
TKさん目線のクロアチアを見て見たいです。
<ここまで>

＝＝＞家の写真ＤＢを見たら、クロアチア旅行の写真が見つかりました。
クロアチアへ行ったのは、２００９年で、４Ｔ会員に登録する前です。
その時は、旅行後、４Ｔなどで旅行記を書くつもりの写真目線での写真ではなかったので、いい旅行記にまとめられそうもないけど、頑張ります。
（言い訳がくどい？）
完成はいつになるか、判りませんが、どうかどうか気長にお待ちくださいな。

どうぞ、よろしくお願いします。

ＴＫ

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お黙り！さん 2018/11/13 16:08:41

猫ちゃん

れいろんさん、こんにちは。
バルカン半島から帰ってきました（笑）
れいろんさんの旅行記は勉強になります。私、全然覚えてないの（笑）
ドブロクニクは半日だったのだけれど、暴風雨で(-_-;)さっぱり。
アドリア海は暴風雨（ヴェネチアが水に浸かってた日）
お蔭でレストラン２軒はしごしました（笑）
７年前に行った時の写真はたくさんあるけれど、今回は食事の写真くらい（爆）
この旅行記参考にさせて頂き、そろそろＵＰしなくちゃ
マリー

れいろんさんからの返信 2018/11/14 18:47:46

RE: 猫ちゃん

マリーさん、コメントありがとうございます。

今回のマリーさんのクロアチア旅行、どこを訪問したのか気になっています。
旅行記をあげられるのは、まだまだ先のことでしょ？

ドゥブロクニクは悪天の中で観光だったのですね。
城壁は歩けなかったのかな？
でも、マリーさんはワインがあればOKなのではないでしょうか？

ヴェネチアの水害、大変そうですが、通常のアクアアルタは見てみたい！
2016年の秋に、叔母と滞在した時に、広場がちょっと水に浸かっているのは見たのですが。

　　　　　　　　　　　　　　　　　れいろん

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