【台北】滞在最終日は雨の日でも楽しめる信義区のお洒落なリノベスポットへ行ってみた

2016/03/16 - 2016/03/20

海外旅行に不安を抱いている方なら台湾がおススメ。
日本からも近く、また言葉のストレスも殆どないので、気軽に行くことができます。
最終日は、康青龍（カンチンロン）のリノベカフェに行くつもりが、站を出て少し歩くと土砂降りに見舞われた私たち。
その中を歩くというのは流石に辛いものがあり、代わりに煙草工場跡をリノベした松山文創區へ向かうことにしました。
この旅行記で紹介するのは、雨の日でも楽しめる信義区のお洒落スポットです。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• グルメ: 4.0

• 交通手段: 鉄道 徒歩

台北最終日は朝から雨。
康青龍(永康街の康・青田街の青・龍泉街の一文字を取り康青龍と呼ぶ)のリノベカフェに行くつもりが、MRT東門站から永康街に入った所で土砂降りに見舞われました。
https://youtu.be/10hxD9de0CU
この雨の中、康青龍まで歩くのは流石に辛い…。
雨宿りしながら暫く様子を見ていましたが、なかなか止む気配がありません。

楽しみにしていた康青龍でしたが、残念。
このような時は、屋内で楽しめるスポットへ移動しましょう。
私たちが向かったのは信義区にある松山文創園區。
リノベーションの流れで訪れたのは、煙草工場跡のお洒落なカルチャースポットでした。

松山文創園区 広場・公園

日本統治時代の煙草工場をリノベーションした松山文創園區。
台湾には幾つかこのようなリノベスポットが存在しますが、今回はこちらでアートを楽しむことにしました。

丁度この日は松山文創園區の一画で日本のアニメイベントが開催されていましたが、雨降りの日でも長蛇の列。
日本のアニメは、海外でも大人気です。

私たちはアニメよりも芸術鑑賞。
無料展示スペースの作品①

作品②

作品③
お洒落～！

作品④

作品⑤

作品⑥

作品⑦
この中で遊ぶことはできませんが、小さなお子さんも喜びそうな可愛らしいコーナーでした。

展示⑧
中国ドラマに出てきそうなぬいぐるみ。

作品⑨

こちらのコーナーでは、キルティングの展示と一緒に、関係者（？）によるトークショーが開催されていました。

別の関係者から台湾語で「どうぞ・どうぞ」（←多分）と言われながらその押しの強さに負けて着席したものの、言葉が理解できない私は最初からチンプンカンプン。
前述の中央に座っていた女性は有名な方(理事長)のようでしたが、素晴らしいキルティング作品だというのは見て取れても、技術的なことや言葉が分からない私にとっては、残念ながらこのトークショーは【馬の耳に念仏・豚に真珠・猫に小判】でした。
しかし作品は確かに素晴らしかったですよ。

続いては、キルティングと花の展示。
作品⑩
https://youtu.be/mlcO67euj54

作品⑪
日本人の感覚とは少し違いますが、美しく生けてありますよね。
華道を習っていた私としては、学ぶものが多かった展示コーナー。
香も炊いてあり、癒しの空間のようでした。

別のエリアにいたぼっち君。

釣竿を持たせて、堤防や池の畔に置きたくなります。
今度はこの中で御土産物探し。
さて、どんなものが置いてあるのかな？

窓の中は、この様なショップになっていますよ。

こちらはまた別のショップですが、お洒落な雑貨が並んでいました。

時間があれば、静かなカフェでまったりするのも良いのではないでしょうか。

松山文創區は、のんびりとアートやお茶を楽しみたい人にお勧めのスポット。
特に雨の日は、この様な場所に足を運ぶのも良いのではないでしょうか。

松山文創園区 広場・公園

続いては、同じ敷地内にある隣の複合施設へ移動。
近代的なこちらの建物で、食事と買い物を楽しみます。

誠品生活 (松菸店) ショッピングセンター

誠品生活松菸店は、誠品書店の誠品グループが展開している複合施で、ホテルもあります。
設計は、プリツカ―賞や日本建築学会賞などを受賞している日本人建築家の伊東豊雄氏。

誠品書店は日本の蔦屋書店をモデルにしたと言われていますが、日本のようなクオリティの高さを感じます。

ランチタイムまで、御土産を探しながらウィンドウショッピング。
地下には世界一のパン屋さんと言われている(?!)呉寶春(Wu Pao Chun)があったり、上階には日本でもお馴染みの春水堂や綺麗な文具コーナーも有る誠品書店。
高品質な物は値段も日本並みで、時にはそれ以上という事もあります。

文具コーナーの一画に、台湾の御土産を見つけました。
袋詰めされたハイビスカスのお茶「洛神花茶」やハイビスカスの花のシロップ漬（画像中央下）も見た目はとても綺麗なのですが、味は苦手という人が多いかもしれません。
贈る相手の好みが分からないのであれば、ウーロン茶の方が無難だと思います。

なかなか雨が止まないので、お昼ご飯も誠品書店の中にある上海料理の高記(Kao Chi)で食べることにしましたが、こちらは東門站近くにもお店があります。

何処へ行っても小龍包。
鼎泰豊の倍くらいの数が入って運ばれてきました。

タレをチョンと付けてレンゲの上にポン。
食べ方は過去の旅行記で紹介したので省かせていただきますが、高記の小籠包は熱々でとっても美味しかったですよ。

チャーハンは品のある味で、こちらも美味。

モチモチッとした大根餅。
かなりお腹が膨れてきましたが、最後は麺で〆たいな～。

見た目はあっさりですが、スープは鶏の出汁が効いてとても美味。

この麺料理には烏骨鶏が入っていたのですが、何度挑戦してもこの鶏の色は苦手。
でも味は良かったですよ。
しかし、食べ過ぎ。

腹八分目どころか九分目も軽く超えていましたが、台湾に来たらカフェにも行ってみたい！
台北滞在時間も残り少ないので、お腹はいっぱいでもカフェに寄って帰りましょう。
こちらは猫マークが可愛かったタイカフェでしたが、今回は春水堂に行くことにしました。

日本でもお馴染みの春水堂。
ファーストフード店のような日本の店とは違い、高級感があります。

席に案内されたら、早速注文。
こちらのお店ではスタッフが注文を聞きに来るのではなく、飲みたい物を注文票に記入して入口のレジへ持って行くという流れです。
席に案内されてから、また席を立つ（注文票をレジに置きに行く）というのが少し面倒臭いような気もしますが、まぁそういうシステムなので仕方がありませんね。

注文票を渡し、支払いを済ませたら後は席で待つだけ。
飲み物はスタッフが持って来てくれますよ。

番号札の他にも紙を渡されましたが、台湾語が理解できないのでこれが何だったのかはハテナ。

運ばれて来たタピオカミルクティー。

日本では簡易な容器でしか飲んだことがなかったので、グラスに入っているというだけで美味しさアップ。

旅の最後は、台湾ドルを日本円に両替して帰りましょう。
土産物店の澎湃台灣精品百貨商場(Pengpai Taiwan Collections)。
ここは、硬貨も両替してくれますよ。
もし空港で何か欲しくなったらクレカを使えば良いので、台湾ドルは残さず全て両替することにしました。
ここは屋内で両替ができますし、銀行のような待ち時間もなく便利。
ツアー客だけでなく、個人で換金しに来ている人も多いようです。

まぁ大きな白菜だこと！
故宮博物院で見られなかった分、ここでじっくり見て帰ることにしましょう。

楽しかった台北の旅、そして美味しかった台北の旅も終わり。
この南の島はまたリピートしたいなー。
ということで、そろそろ帰国です。
https://youtu.be/-BjqIzF6pdI