2018/10/29 - 2018/10/29
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ドクターキムルさん
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江ノ島にある稚児ヶ淵に下りる崖に茶屋があり、その向かいには石段があり、明治三十七八年戦死者供養塔が建っている。これは、明治37年(1904年)2月8日から明治38年(1905年)9月5日にかけて大日本帝国とロシア帝国との間で戦われた日露戦争の戦死者の供養塔である。
日清戦争(1894年7月~1895年3月)での戦死者が日本側が1万3800人 、清側が1万3800人であったとされるのに対し、日露戦争の戦死者は日本側が11万5600人、ロシア側が4万2600人であったとされる。日本側の戦死者が日清戦争から日露戦争へとおよそ1桁多くなった。特に、日露戦争では敗戦国側の3倍近い戦死者を出している。
こうした背景から全国に立派な日露戦争の戦死者の石塔が建ち、こうした供養塔や慰霊碑などが建っているのである。ただし、ここ江ノ島の明治三十七八年戦死者供養塔はその存在が忘れられているようだ。江ノ島の入口辺りには日露戦争で活躍した児玉源太郎大将を祀った児玉神社があり、そちらの方が知られており、こうした日露戦争での戦死者の供養塔も児玉神社に建てられていると思われているのだろう。
(表紙写真は明治三十七八年戦死者供養塔)
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