2018/09/05 - 2018/09/05
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mirilinさん
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いや、今に始まったことじゃないんです。旅行の時に「親の敵を取りに行くのか?」ってなぐらい歩くのは。
でも、リスボンは歩道がほぼ石畳、そして坂道…てこともあって、いつも以上に足に来たのでしょう。
相方に「正気の沙汰ではない!」と怒鳴られてしまったのです。
まあ、前日まで「ポルトガルはキャンセルかも~」といいながら、扁桃腺炎で10日も寝込んでいたのに、寸暇を惜しんで歩き回る私。怒鳴られて当然とも言えますが(笑)
でも、その相方も、ブツブツ言いながらも、次々現れるフォトジェニックな建物や、美しい街並みなどに、気が付けば私より先を歩いていて…
毎日何万歩という歩数を歩き倒し、「明日はのんびりしよう!」と誓うも、また歩き倒すという有様。
二人合わせて100歳を余裕で超えるという私たちを、こんなに歩かせてしまう、魅力あふれるポルトガルの街。
歩き倒したのは、リスボン、ポルト、アヴェイロ、コスタ・ノヴァ。どこも素敵な街でした。
そんな素敵な街の様子、今回は珍しく時系列で振り返ってみたいと思います。
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9/5(水) 歩き倒しの旅6日目 前編
今日は、リスボンに丸一日いる最後の日。明日はパリへの移動日です。
ということで、まだ行きたいところは色々あるし、お土産も買いたい…
でも今日のメインはベレン地区と国立古美術館(南蛮屏風絵)見学。これはリスボンの一番の目的でしたから、じっくりと見学したい。ということは効率的に動かなければ・・・と、相方と今日のスケジュールを相談。
青空をバックにベレンの塔の写真が撮りたいのに、残念ながら朝から曇り空。
でも、天気予報によればお昼からは晴れるということなので、ベレン地区は午後に回し、近いのにまだ行っていないバイロアルト地区の「サン・ペドロ・デアルカンタラ展望台」と「サン・ロケ教会」を回り、曇でも関係ない美術館に行った後、ベレン地区に行こうということになりました。
これが相方と共通のスケジュール。
私は更にお土産も買いに行きたいし、ビッカのケーブルカーにも乗りたいし、サンタ・ジュスタのエレベーターだって乗らなきゃ!…と、相方曰く「強欲」な「人間のやることではない」予定を心の中で追加して、ポルトガル観光最終日、スタートです。
本日の歩数 26,604歩 10,109m ←強欲に動いたけど、昨日より少ない歩数でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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とうとうリスボン観光最終日となりました。
今日1日をいかに使うかを相方と相談し、まずは、ホテルから近いのにまだ行っていない「バイロアルト地区」へ「ケーブルカーグロリア線」で行き、その後ベレン地区方向にあるある「国立古美術館(南蛮屏風絵)」に行って、晴れた頃にベレン地区の世界遺産訪問をしようということになりました。
さらに私は、買い物もしたいし、美味しものも食べたいし、「ビッカのケーブルカー」にも「サンタ・ジュスタのエレベーター」にもぜひ乗りたい!
でも、これ全部を相方とのスケジュールに組み込むのは無謀なので、オフィシャルのスケジュールは軽めにして、残りは私一人でなんとかこなしてやろう!と心密かに誓うのでした。
で、朝7時半。朝食も終わり、もう支度も出来ていたのですが、最初に行く予定にしていたバイロアルト地区にある「サン・ロケ教会」はAM9:00オープン。ならば、ホテル出発はAM9:00で十分ということになったのですが、「強欲」な私が、そんな時間までホテルでゆっくりできるはずもなく、「9:00には戻るから!」とひと声かけて、相方をおいてホテルを飛び出しました。
昨夜夕飯を食べた「カフェ・ニコラ」の前を通ると、すでに朝ごはんを食べているお客さんがチラホラ。このお店の営業時間、長いです。 -
ホテルから歩くことなんと3分。低地バイシャ地区と高地バイロアルト(シアード)地区の高低差30mを結ぶエレベーター「サンタ・ジュスタのエレベーター」に到着です。近!
このエレベーターは、ポルト生まれのエンジニア「ラウル・メスニエル・デ・ポンサルド」が設計し、1902年に完成したそうです。高さは45メートル。鉄製で繊細なデザインなので、エッフェルの設計だと思っている人もいるそうです。
2002年に国の国定記念物に指定されているそうです。
日中は長蛇の列ができているのですが、さすがに早朝は誰ひとりいません。サンタ ジュスタのエレベーター アクティビティ・乗り物体験
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誰もいないと喜んでみたものの、係員さんすらいません。
運行は7:30からのはずなんですが…
とりあえず、乗り場周りをウロウロしながら、エレベーターとは思えない素敵な装飾をパチリ!
このようにどの階も異なるパターンで飾られている様式は、ゴシック・リヴァイヴァル建築様式とかネオ・ゴシック様式とか言われているもので、代表的な建物としてはロンドンのウェストミンスター宮殿(現国会議事堂)が有名です。 -
乗り場周りの装飾も綺麗です。
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そうこうしているうちに、係員のお兄さんがやってきました。出発間際にならないとやってこないようです。
内装は木製で、とてもシックでレトロな雰囲気。
ちなみに24人乗りだそうです。私は欧米人のカップルと3人だけで乗りましたが…。 -
レトロな雰囲気は保ちつつ、ちゃんと料金を支払うカード読み取り機(写真右側の黄色い機械)は設置されているあたりが、正しく進化している気がします。
料金は数分しか乗らないのに5ユーロもしますので、乗り放題チケットを持っているときに乗るほうがいいかと思います。
私も今日は乗り物乗り放題カード「リスボアカード」を利用することにしていたので、ピッと翳せばOKです。 -
エレベーターは、あっという間に上階に到着。
降り口から通路を進むと、高台地区のバイロアルトに坂を登ることなく行けるわけですが、降り口横のこの素敵な螺旋階段を上がっていくと、展望台に出ることができます。
もちろん行かねばなりませんよ!絶対! -
すぐに屋上の展望台に到着です。
なにせ360°遮るものが何一つありませんから、見晴らし最高です。 -
もちろん展望台の柵も素敵な鉄細工です。
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イチオシ
まずこちらは側の眺めは、今頃相方がのんびり過ごしているであろう、我がホテルのあるロシオ広場側の景色
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イチオシ
広場をアップにすると、広場を覆う石畳の素敵なモザイク柄もしっかり見えますね。
ヨーロッパの石畳は、どこもとても素敵ですが、ポルトガルはそれがモザイクになっているから、とりわけ素敵です。ポルトガルでは「カルサーダ・ポルトゲーザ」と呼ぶそうです。
ロシオ広場のこの波型の柄は、「マール・ラルゴ」と呼ばれ、広大な海という意味で、大航海時代の栄光を讃えたとも言われているとのこと。これ、職人さんの手作業で、一つ一つ石を並べているんですって!脱帽です。
まだ朝が早いので、噴水から水が出ていないのが残念ですが、いつも見上げていたペドロ4世の像を見下ろしちゃってます。(´∀`*)ウフフ -
イチオシ
そしてこちら側はバイシャ地区からアルファマ方面。
遠くの丘の頂きに、サン・ジョルジェ城の旗も見えてますね。 -
アップにしてみました。
相変わらずの曇り空が残念ですが、全景がよく見えます。 -
そして、青空ではないのが一番残念なのが、このテージョ川サイド。
川と空の境目もグレーに一体化してよく分からず、コメルシオ広場のアーチの上の純白の女神像も見えてはいますが、はっきりしませんね。
o( _ _ )o ショボーン -
さて、まだ時間があるので、通路を渡ってバイロアルト地区にもちょっと足を踏み込んでみることにしました。
通路の柵の間からも眼下の街がよく見えて楽しいのですが、高所恐怖症の方は要注意かもです。 -
エレベーターからの通路を渡ると、カルモ教会の横に出ます。
カルモ教会 寺院・教会
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カルモ教会は1755年のリスボン大震災で被災し、屋根が倒壊した状態のまま再建されず廃墟となったゴシック様式の教会です。
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現在のカルモ教会は、内部が一部考古学博物館になっています。
内部の様子も気になりましたが、オープンを待って見学するには、さすがに時間がありません。 -
一瞬晴れた青空をバックに、カルモ教会の後陣の写真が撮れました。
地震後崩壊したままで、柱の間の一部のアーチだけが残った屋根部分も見えますね。
残念ですが、早朝の「強欲」単独行動はここまでにして、再びエレベータに乗りホテルへ戻りました。
でも、結構楽しめましたよ
(*^^*) フフ -
さて、オフィシャル観光に出発です。
「レスタウラドーレス広場」の「フォス宮」横から出ているケーブルカー「グロリア線」でバイロアルトへ向かいます。乗り場はホテルから歩いて5分ほどのところです。
バイロアルト地区には、先ほどの「サンタ・ジュスタのエレベーター」でも、このケーブルカーでも行かれるというわけです。ケーブルカーグロリア線 その他の交通機関
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このグロリア線は、勾配に合わせて車体が斜めになっている通常のケーブルカーとは違って、車内が水平になっています。なので、前後の勾配の分、下側がこの写真の様に出っ歯の様な特徴的な形をしているのが面白いです。
そして、駅舎が上側にも下側にもないので、車体は落書きされ放題とのこと。
ポップな柄だなぁと思っていたら、これは消しても消しても書かれてしまう落書きで、本来は、町中を走る市電と同じ様な黄色一色の車体らしいです。 -
早々に乗り込んだので、運転席の写真が撮れました。
左側に有るのがハンドルだと思うのですが、右側の丸いハンドルみたいのは何でしょうか? -
車内は、木製の長椅子があります。一昔前の電車みたいで懐かしい雰囲気ですが、普通のケーブルカーは階段上に椅子が並んでいると思うので、ちょいと不思議ですよね。ちなみに、出発する頃には満員になりました。
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このケーブルカーに乗るのを楽しみにしていた理由の一つが、この沿道のウォールアート。またの名を落書き。
ユニークなイラストで溢れているのです。
お!果敢に徒歩で登っている人もいますね! -
これ落書きですかね?
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ここまで来るとプロの技では?
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まさにアート!
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あ…確かに落書きっぽいのもありますね。
本当は歩いて登れば、もっとゆっくりといろんな絵を見られるんですが、ま、まだ朝ですし、ここで体力を使えないので、車窓見学で諦めました。 -
上から下りのケーブルカーが降りてきました。
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あっという間に、バイロアルト側の停車所に到着です。乗るときは気がつきませんでしたが、反対側の車体はどう見ても落書きですね。
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グロリア線のバイロアルト側の停車所は、有名な展望台のすぐ脇です。
なんで有名かというと、「消臭力」のCMでミゲル少年が「しょーしゅうーりき~」と歌っていた場所なんです。
そう、ここ「サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台」はミゲルの丘とも呼ばれているみたいです。サン ペドロ デ アルカンタラ展望台 広場・公園
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うん、ミゲル君の背景には、こんな景色が広がってたような気がしますね。
あれは、リスボンの旧市街をバックに歌っていたんですね~
で、曇り空が気に入らない「強欲」な私は、夕方青空になったので、例のごとく一人で(笑)リベンジさせていただきました。( ̄^ ̄)
その様子は後ほど…今回は時系列旅行記なんで←変なこだわり。
ちなみに青空の写真はこの次のブログで確認してください。天気って大切だと痛感しますよ!
確認はこちら~ https://4travel.jp/travelogue/11419049 -
バイロアルトの街にも、もちろん市電が行き交います。この辺りを走る市電は、いわゆる観光路線ではないので、外から見る限り、車内も混雑していませんでした。
アズレージョの壁と市電って、ポルトガル風情が漂いますよね~ -
「サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台」前から、だらだら坂を1分ほど下っていくと、「サン・ロッケ教会」に到着します。
この教会は、あのフランシスコ・ザビエルを擁する「イエズス会」の教会で、1584年に天正遣欧少年使節のための1か月ほど宿舎として提供された教会として有名です。
16世紀後半、マニエリスム様式で建設されたこの教会はポルトガル国内、そして植民地におけるイエズス会の教会建築の元となったそうです。サン ロケ教会 寺院・教会
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内部には本堂と8つの礼拝堂があります。
まぁ、すっきりした外観からは想像できない、ギンギンギラギラの華美な装飾にびっくりです。(ちなみにファサードは1755年の大地震で崩壊し、今のファサードはその後再建されたものだそうです)
この礼拝堂は「ドクトリンの聖母の礼拝堂」。中央にキリストを抱いたマリア、左にマリアの父ヨアキム、右に母のアンナの彫像が配置された17世紀の作品です。
何故か東洋系の…遠目には菩薩様のお姿のようにも見えるマリア様です。 -
この教会の天井は、ヨーロッパの教会には珍しく、ドーム型ではなく平らな木造。そしてそこに、ドームが立体的に見える絵が描かれているんです(笑)「フランシスコ・ヴェネガス」の手による透視図法の絵だそうで、1588年頃の作だそうです。
大きすぎて全容を写すことは不可能ですし、室内は薄暗いので、上手に写真が取れなくて残念です。 -
イチオシ
1625年から1628年にかけ建てられた、木造の本堂の祭壇にはフランシスコ・ザビエルを始めとするイエズス会の聖人「イグナチオ・デ・ロヨラ」「フランシスコ・ザビエル」「フランシスコ・ボルハ」「アロイジオ・ゴンザガ」4人が並んでいます。
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「サンティシモ礼拝堂(祝福の礼拝堂)」は天使に囲まれた「聖母被昇天」の彫刻で1636年の作品。ポルトガル・バロックの中でも華麗なものとして有名な一つだそうです。
言われなくてもその繊細で華麗な彫刻には息が止まります。 -
この「サン・ロケの礼拝堂」は黒死病から信者を守る守護聖人である聖ロケ(ラテン語ロクス 1295-1327年)の彫像が置かれています。この教会の名前となっている聖人ですね。上部には16世紀後半「ガスパル・ディアス」作の「聖ロケに見える天使」の祭壇画も飾られており、その上の天井の装飾もユニークです。
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そしてこの「ノッサ・セニョーラ・ダ・ピエダーデ礼拝堂(慈悲の聖母礼拝堂)」は、ポルトガル・バロックの中でもとりわけ華やかなものと言われているそうです。
中央に17世紀作のピエタ像、十字架のキリストと天使たちを彫り込んだ祭壇装飾は18世紀初頭の作品だそうです -
そして「サン・ジョアン・バプティスタ礼拝堂」も、上の「ノッサ・セニョーラ・ダ・ピエダーデ礼拝堂(慈悲の聖母礼拝堂)」と共に、リスボン・バロック屈指の美しさを誇る礼拝堂として、とても有名だそうです。
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瑠璃、めのうといった貴石や絵画、彫像で彩られた空間に圧倒されます。
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きらびやかな装飾品や彫刻、絵画ばかりではなく、ポルトガルの教会らしい美しいアズレージョも、そこここに見られます。
ほかの教会でよく見かけるブルー一色のアズレージョではなく、華やかな色タイルで飾られているのが、この教会らしいと言えるでしょうか。 -
想像以上に見所いっぱいだった「サン・ロッケ教会」を後に、ますぐ坂を3分ほど下っていくと、大きな銅像の立つ広場に出ます。「ルイス・デ・カモンイス広場」です。
中央の銅像は、ポルトガルを代表するルネサンス詩人「ルイス・デ・カモンイス」。そしてその台座には8人の偉人の像を従えています。
年代記者「フェルナン・ロペス」、 数学者「ペドロ・ヌネシュ」、 記録者「ゴメス・イアネス・デ・ズラーラ」、 歴史家の「ジョアン・デ・バロス」と「フェルナン・ロペス・デ・カスタニョーダ」、 詩人の「ヴァスコ・ムジンホー・デ・ケベード 」、「ジェロニモ・コルテ=レアル」と「フランシスコ・デ・サ ・デ・メネゼス」です。
あなたは何人知っていましたか?
わたし?…中央の人物すらこの旅行を計画するまで知りませんでした…
あ!広場の地面を覆う石畳のモザイクがとても綺麗でした。ルイス デ カモンイス広場 広場・公園
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イチオシ
バイロアルト地区に別れを告げ、ベレン地区方面へ行く市電かバスに乗るため、ひたすら坂を下りていきます。
ポルトガルの石畳は、観光地ではないような場所でも美しいモザイクが施されていて感動します。
白く四角い石灰岩を基調に、黒や白の石灰岩でいろいろな模様が描かれていて、とても可愛らしく大好きです。
このモザイクの石畳写真を撮り歩くだけでも楽しそですよね~。
やりたくなってきた (^^)♂♂
ちなみにこのモザイクは、職人たちの手によって、ひとつひとつ埋め込まれたもので、白と黒の小石が敷き詰められているのは、リスボンの守護聖人サン・ヴィンセンテが2羽のカラスに導かれてこの地にやって来たという伝説に基づいているからだそうです。 -
美しい石畳の坂道を下ること7分ほどで「カイス・ド・ソドレ駅」の前に出ました。
行き当たりばったりで坂を下った割には、バスや市電に乗るには最適な場所です。
駅前広場のバス乗り場で、ベレン方面に行く728番のバスに乗り、15分弱ほどで「国立古美術館」のある丘の下のバス停「Cais de Roche」に到着しました。バス停からは道を渡った目の前にある階段を登り、テージョ川を見渡す公園を抜けると、美術館の入口があります。バス停から見上げると見えるので迷いません。国立古美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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入口で「リスボアカード」を見せれば、入場料は無料です。
そして、目指すは相方が一番楽しみにしていた「南蛮屏風絵」。2階の展示室へ向かいます。
社会科の教科書で目にしていた実物とのご対面を、とても楽しみにしていました。 -
そして、立派な屏風が何枚もありました。
六曲一双が三種かな。
こんなに種類があるとは思いませんでした。
でも、日本にもいっぱいあるらしいです(笑)
この展示室にずーっと佇んでいた西洋人の若い女性がいたのですが、何を思っていたのでしょうか… -
屏風以外にも、当時の調度品がいくつもあります。
そうそう、CGで、南蛮屏風絵の中の人達が動きだし、実写になって航海に出るといった動画も、繰り返し上映されてました。日本人がいっぱい出演してます(笑)
なかなか面白くて、2回みた見た上に動画撮影しちゃいました。 -
これは見事な螺鈿細工のタンスです。
もうその仕事の細かさには脱帽ですよ。 -
陶器や銀細工のお皿などもたくさんあります。
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もちろん、ポルトガルの美術館ですから、ポルトガル絵画や、キリスト教関係の美術品だってたくさんあります。1フロア上の3階です。
マリア様の像も素敵なものがたくさんありましたよ。
あなたはどのマリア様がお好み? -
この展示に仕方が気に入りました。
左側の金細工の杖がとても美しくて見ていたら、その後ろに、この杖を持つ尼僧の絵が飾られていたんです。
まさに絵から出てきた実物って感じで、洒落てますよね!? -
そして、また教科書で見たことがあるような絵が登場しました。
これは1883年に発見された「聖ヴィセンテの祭壇画」でポルトガルの国宝です。「聖ヴィセンテの衝立」とも言われていますね。
アルフォンソ5世に仕えた宮廷画家でポルトガル最大の巨匠とされる「ヌーノ・ゴンサルヴェス」の作品と言われています。
大航海時代のポルトガルの縮図とも言える作品ですが、ウィキペディアによれば、この作品を巡っては、制作者、制作年代、動機、そしてパネルの人物について様々な説が出ており、今日に至るまで決着が着いていないとのことです。 -
物議を醸しているとはいえ、国宝であることは間違いないわけですが、見ごたえのある作品がたくさんあるにも関わらず、この美術館ガラガラです。ゆったり静かに鑑賞できていいですが、なんだか寂し気がしますね。
美術館前のカフェで飲み物を調達し、テージョ川を見渡す公園でホテルから持ってきたパンをかじっていたら、空には青空が広がってきました。天気予報通りです。
いよいよベレン地区へレッツゴー
ベレン地区の様子は「歩き過ぎちゃってごめんなさい。ポルトガル歩き倒しの旅 Part6 リスボン(バイロアルト&ベレン地区)編 ②」でね!(←近日公開…できるのか?)
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