2018/10/09 - 2018/10/09
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腹ヴェリ子さん
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この旅行記のスケジュール
2018/10/09
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称名寺 惣門(赤門)
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称名寺 仁王門
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称名寺 阿字ヶ池
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称名寺 反橋
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称名寺 金堂
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称名寺 釈迦堂
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称名寺 鐘楼
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称名寺 八角堂
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称名寺 大宝院
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この旅行記スケジュールを元に
地元の歴史あるスポット、特にお寺や神社って実は行ったことがないところばかりで…。
先週の金沢八景ぶらぶら散歩の時に「今度は称名寺に行こうかな~」と思ったので、三連休明けにふらっと行ってきました♫
軽い気持ちで敷地内の八角堂を見学しようと思いましたが…お堂までの道のりは険しかったし怖かった(泣)
庭園内では心落ち着く景色に癒され、ゆったりとした贅沢な時間を過ごしました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
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京急 金沢文庫駅からスタート!
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金沢文庫駅は改札口が一つです。京急の駅は大抵そうですが。
これは改札口の中から撮影しました。 -
改札口を出て左、東口へ行きます。
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売店、サーティワンアイスクリームがあります。
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売店横には駅周辺地図があります。
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右手にコインロッカー、下り階段があります。
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階段を降ります。
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東口は国道16号側です。
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タクシー乗り場。金曜の深夜は行列ができます。
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タクシー乗り場を通過して国道方面へ歩きます。
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国道16号に出ました。横断歩道を渡ります。
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横断歩道を渡って右へ行きます。
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一つ目の角を左へ曲がります。
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電柱の案内板が目印です。
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真っ直ぐ歩きます。
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緩やかな坂を上ります。
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教会運営の幼稚園を通過します。
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住宅街を真っ直ぐ。
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途中、県立金沢文庫の案内板があります。
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トーフクッキー売場を通過します。
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真っ直ぐ。
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動物病院まで来ればもう少し。
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少し開けた道路に出ました。
左手に称名寺 惣門(赤門)が見えます。ここから入って行きます。 -
駅から10分で到着。
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惣門(赤門)。
住宅街にある少し立派な普通のお寺に見えます。 -
門の横に案内板があります。
いつも素通りで読んだことない(恥)
国指定史跡 称名寺境内
金沢山称名寺は、十三世紀半ばに創建された金沢北条氏一門の菩提寺で「木造弥勒菩薩立像」(鎌倉時代、重要文化財)を本尊としています。
もとは、鎌倉幕府の重臣 北条実時が邸宅内に設けた阿弥陀堂から始まったと言われ、初めは念仏の寺でしたが、のち真言律宗に改められました。
二代顕時(あきとき)が受け継ぎ、三代貞顕(さだあき)の時代に大規模な造営が行われました。元亨三年「称名寺絵図」(重要文化財)には、苑池のまわりに七堂伽藍を配置した最盛期の称名寺の様子が描かれています。
また、寺に隣接して設置された文庫には、貴重な文物が収集されていました。その一部は、寺と神奈川県立金沢文庫に継承されています。
大正十一年、「称名寺絵図」に描かれた結界域と歴代金沢氏・住職の墓域が、ついで昭和四十七年には背後の山稜部や惣門付近が国の史跡に指定されました。 -
門をくぐります。
参道は車乗り入れOKですが駐車禁止。 -
紅葉にはまだ早いですね。
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左手に「ふみくら茶屋」さんがあります。
和食屋さんですね。シャコや穴子を食べさせてくれるようです。 -
一軒家をお店にしていますね。
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桜並木、春に来たいです。
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塔頭 大宝院の道標。
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この奥に大宝院がある?
後ほど行ってみることにします。 -
塔頭 光明院表門です。開くのかなぁ。
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横浜市指定有形文化財
称名寺塔頭光明院表門
光明院は称名寺の塔頭のひとつで、「新編武蔵風土記稿」に「光明院、仁王門に向かって左にあり、五院の第一﨟なり、本尊地蔵春日の作なり」とあり、江戸時代後期には、五つの塔頭の一位を占めておりました。
この表門は、小規模な四脚門ですが、和様を基調に禅宗様を加味した意匠となっています。また、市外から近年移築された三渓園の建造物などを別にすれば、造営年代が判明する市内の建造物のなかで最も古く、極めて貴重です。 -
左横は駐車場入口です。門がなくてオープンになってます。奥にお堂とお墓がありました。
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参道の突き当たり、仁王門まで来ました。
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向かって左側の仁王像。
お口を閉じています。 -
向かって右側の仁王像。
お口を開けています。 -
仁王門、少し右側から。
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仁王門右横には敷地内の地図があります。
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仁王門、左側から。
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左側の通用門から入場します。
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門の奥には素晴らしい庭園が広がっています。
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入って正面はこんな感じです。
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大きな池は阿字ヶ池です。
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松の木もたくさん植えてあります。
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大きな木の横には石碑があります。
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反橋です。
以前は通行止めで渡れなかったけれど、今日は渡れそう♫ -
橋の左側に何やらあります…。
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げげー、ガビーン!
今日から通行止めでしたっ!
12/14迄、反橋と奥の平橋の塗装工事をするためです…。
橋上からの眺めはおあずけになってしまいました。がっくし。 -
それにしても池とその周りの樹々が美しいです。
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鴨がいました。
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美しい反橋、住宅街の中にあるとは思えません。
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阿字ヶ池を中心に中之島、反橋、平橋を配した素晴らしい庭園は「浄土庭園」と言うそうです。
左に見えるのが金堂です。 -
大きな木。
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新宮、称名寺の鎮守。小さなお宮です。
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所々にベンチがあります。
木陰になっていて涼しいです。 -
浄土庭園、絵になります。
庭園内にはスケッチをされている方が7~8人いらっしゃいました。 -
県立金沢文庫へ行けるようです。
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道なりに進みます。
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トンネルがあります。
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金沢文庫と称名寺の文化財
右手のトンネルの先に神奈川県立金沢文庫が建つ。この一帯は「文庫ヶ谷」と呼ばれていたので、中世の金沢文庫がこのあたりにあったものとされている。
金沢文庫は北条実時・顕時・貞顕の金沢北条氏三代によって収集された和漢の貴重書を納めた書庫であったが、元弘三年五月、鎌倉幕府滅亡によって主を失い、蔵書は称名寺が管理するところとなった。しかし、金沢文庫本の大半は、室町幕府・上杉氏・小田原北条氏・豊臣秀次・徳川家康・加賀前田家など、歴代の権力者によって外に持ち出されてしまった。
現在の金沢文庫は、称名寺に伝来した美術工芸品・古書・古文書などおよそ二万点を収蔵する博物館として運営されている。(以下省略) -
9/22から11/11まで特別展が開催されています。
入場料は個人/団体、年代に応じて100円から700円です。 -
トンネル内には歌川広重の金沢八景が飾られています。
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片側に四つずつ。
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瀬戸の秋月(せとのしゅうげつ)- 瀬戸神社
洲崎の晴嵐(すさきのせいらん) - 洲崎神社
乙艫の帰帆(おっとものきはん)- 海の公園より内陸の寺前地区の旧海岸線
小泉の夜雨(こずみのやう)- 手子神社(小泉弁財天) -
平潟の落雁(ひらかたのらくがん)- 平潟湾
称名の晩鐘(しょうみょうのばんしょう)- 称名寺
内川の暮雪(うちかわのぼせつ)- 内川入江(能見堂の解釈)または瀬ヶ崎から九覧亭にかけての平潟湾(金龍院の解釈)
野島の夕照(のじまのせきしょう)- 野島夕照橋付近 -
神奈川県立金沢文庫です。
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開いていません。
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右にある通用口から人がでてきたり入っていったり…。
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後ろには中世の隧道があります。
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中世の隧道(史跡・称名寺)
この隧道(トンネル)は中世につくられたものです。
称名寺の伽藍が完成した元亨3年に描かれた「称名寺絵図」には、阿彌陀堂のうしろの山麓に両開きの扉があり、その同門の位置に一致します。
江戸時代には、隧道の向う側には「文庫がやつ」という地名があったことが、記録されており、鎌倉幕府の金沢文庫の遺跡の有力な候補地です。県立金沢文庫の建設直前の発掘調査では、この隧道に続く中世の道路が検出されております。
なお、東側は風化が進んでいますが、西側は比較的旧状を残しており、扉の支柱の痕跡も見られます。この隧道は、国指定の史跡称名寺と金沢文庫をつなぐ重要な遺跡で、永久に文化財として保存されます。 -
戻ります。
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トンネルを通ります。
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金沢文庫側は薄暗かったので庭園側は明るく感じます。
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トンネルを出て左へ行ってみます。
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中世の隧道の東側です。
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中世の隧道東側を左手に真っ直ぐ行きます。
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北条顕時・金沢貞顕のお墓がありました。
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この先は行き止まりです。
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杉の木に囲まれたお墓でした。
阿字ヶ池まで戻ります。 -
大きな木に蔦が巻きついています。
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こちらの木も!ジブリっぽいです。
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イチョウの木。
幹は蔦でグルグル巻き。 -
池には鯉もいます。
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御朱印所。
今度来る時には御朱印帳を持ってきます。 -
称名寺金堂です。
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左から、称名寺金堂、釈迦堂、鐘楼。
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平橋も通行止めです。
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国指定史跡 称名寺境内
称名寺は金沢山称名寺と号し、真言律宗の別格本山として西大寺末の律院で、本尊には木造弥勒菩薩立像が安置されています。
本寺は、金沢北条氏一門の菩薩寺で草創の時期は明らかにしていませんが、正嘉二年、金沢氏の祖と称されている北条実時が、六浦荘金沢の居館内に営んだ持仏堂から発したと推定されています。
その後、称名寺の基礎が定まるとともに伽藍の整備が着手され、実時の子、顕時の時代には、弥勒堂、護摩堂、三重塔などが建設され、さらに、顕時の子、貞顕は伽藍の再造営を行い、元亨三年には、苑池を中心として弥勒来迎板絵に荘厳された金堂を初め、講堂、仁王門など、七堂伽藍を備えた壮麗な浄土曼荼羅にもとづく伽藍を完成させました。
しかし、元弘三年、北条氏の滅亡により鎌倉幕府の崩壊を契機として伽藍の維持が困難となり、江戸時代に入ると創建当時の堂塔の姿を失いました。
大正十一年、称名寺の内界である中心区域が国指定を受け、更に、昭和四七年、境内背後の丘陵を含めた範囲が指定されるとともに、昭和六二年には、庭園苑池の保存整備事業が行われました。 -
釈迦堂。
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鐘楼。金沢八景のひとつ「称名の晩鐘」です。
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鐘楼の奥に抜け道があります。
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広場のような…。
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広いです。
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右には住宅があります。
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戻ります。
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鐘楼側からパチリ。
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山奥の八角堂に行ってみます。
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道標に従います。
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どうやらここが入口のようです。
※軽い気持ちで行くのは危険です。 -
地図では少し歩けば着きそうな感じですね。でも、どんな道を通っていくのか地図には書いてありません。
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初めはこのような階段を登っていきます。
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傾斜が結構キツイです。階段長いし…。
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手摺はもうありません。
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どんどん道幅が狭くなってきます。
※ここはまだ広い方です。 -
うわ~って思いましたよ(汗)
いきなりお墓?お地蔵さん?ですから。 -
少し開けたところにでました。
此処にも石像があって…。
予習なしで来たので、もうビビりまくりです。
八角堂まであと半分くらい…。
どうしようか一瞬迷いましたが行くことにしました。 -
獣道?道あるの?
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本当にこの道であっているのか不安になってきました。
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また狭い道だし…。なんか怖いし。
さっきも蜘蛛の巣あったし…。 -
おっ!レールのような足場が!
こういう人工的なものに安心します。
こっちで合ってるのね! -
うわ~!この間の台風の影響かしら…。
倒木で道が塞がれています。
もう行くなってこと?戻れってこと?
左横のスペースに何とか身体が入ったので、このまま進みます。 -
足場はあるけど何か出てきそうで怖いよ…。
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もう狭くて鬱蒼としてるし怖くて怖くて。
この時点で泣きそうになりました。
本当に八角堂に辿り着くの?
ガサガサと草を掻き分けて進むと…。 -
あった…八角堂!
永遠に辿り着かないかと思いました。 -
中は何もありません。小さなお堂です。
とにかく怖かったし疲れたー! -
休憩処がありますが、誰もいないし此処に長居はしたくありません。
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でも見晴らしはとっても良いです。
八景島、横須賀が見えます。
ほんの少し景色を楽しんでから、また怖い道を戻りました。傾斜があるので転ばないように気をつけながら…。足でも挫いたら大変です。 -
無事に戻って来れました!
ホント怖かった~。 -
平橋と鴨を見て心を落ち着かせます。
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反橋と鴨。癒されます。
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ホッとします。
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ケヤキの木。
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ケヤキの木とベンチ。絵になります。
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木陰のベンチで一休みします。
人がいて安心します。 -
木陰のベンチからみた浄土庭園です。
素敵ですね。 -
反橋・平橋が塗装されると鮮やかな庭園になるんでしょうね。
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松の木越しの反橋。
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綺麗になったらまた来ます。
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仁王門裏側。
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桜並木を通って…。
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最後に大宝院へ行ってみます。
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民家の間の道を通って階段を登ります。
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大宝院は古いお家みたいでした。
草がボウボウに茂っていてあまり手入れされていないようです。 -
ブロック塀に上ってパチリ。
盗撮しているみたい…。
全て見学したのでもう帰ります。 -
惣門(赤門)まで戻ってきました。
写真は裏側から撮ったものです。
この後は京急 金沢文庫駅まで来た道を戻りました。
称名寺に来て良かったです。
浄土庭園はとても素晴らしくて気持ちが落ち着きます。もう少ししたら秋色に染まって、また違う趣きを感じられそう。
今度は八角堂はパスして(笑)お庭だけ楽しみに来ようと思います。(ホントコワカッタ…)
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この旅行記へのコメント (2)
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- yamayuri2001さん 2018/10/16 16:57:26
- 腹ヴェリ子さん、こんにちは。
- 私も八角堂に登ったことがあるので
懐かしく拝見しました。
お一人で登られたんですね?
さぞ不安だったことと思います。
私は夫と二人で登りましたが、
6月の晴れた日だったにもかかわらず、
鬱蒼としすぎて、どこかで引き返そうと思ったくらいでした。
しかし、急勾配なので、引き返すに引き返せなくて
結局 八角堂まで行きました。
でも、何も無くてがっかりでしたね。
登る前に、八角堂の写真でもあれば
行かずに済むのにと思いました。
今は、橋が渡れないのですね?
工事が完了したら、また行ってみたくなりました!
yamayuri2001
- 腹ヴェリ子さん からの返信 2018/10/16 20:08:11
- Re: 腹ヴェリ子さん、こんにちは。
- yamayuri2001さん
はじめまして。腹ヴェリ子です。
称名寺旅行記を読んでいただいてありがとうございます。
yamayuri2001さんも八角堂に登られたんですね!
あの鬱蒼とした獣道を歩かれたんですね!
不安でしたとも!この気持ち、おわかりいただけて嬉しいです。
本当に何度も引き返そうと思いましたが、
引き返すのも何だか悔しくて負けん気で登りました(笑)
そして仰る通り、行き着いた先には何もなく拍子抜けしました。
橋の塗装工事は12/14までです。
冬景色に橋の朱色が映えるのでしょうね。
ウォーキングがてら、その頃にまた行ってみようと思います。
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