2018/09/19 - 2018/09/20
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Islanderさん
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この旅行記のスケジュール
2018/09/19
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ウラジオストク市内散策(ポクロフスキー聖堂、太平洋艦隊博物館ほか)
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バスでの移動
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バスでの移動
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バスでの移動
2018/09/20
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電車での移動
ウラジオストク駅(9:02発)→空港駅(9:56着)
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飛行機での移動
ウラジオストク空港(13:25発)→成田空港(14:40着)S7航空565便
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この旅行記スケジュールを元に
vol.2 ここはヨーロッパ、坂の街を歩く https://4travel.jp/travelogue/11407106 からのつづき。
ウラジオストク上陸3日目。午前中は休館日で行けなかった太平洋艦隊軍事歴史博物館などを見学。午後は1路線のみ残る路面電車でに乗って市場めぐり。さらにバスに乗って現代美術の拠点を訪問しました。4日目は帰国の途へ。
【旅行記】
vol.1 境港から日本海を渡る https://4travel.jp/travelogue/11406327
vol.2 ここはヨーロッパ、坂の街を歩く https://4travel.jp/travelogue/11407106
vol.3 路面電車とバスに乗って(本編)
【旅程】
・9月15日 米子駅→境港駅→境港国際旅客ターミナル<船中泊>
・9月16日 韓国・トンヘ港で一時下船 <船中泊>
・9月17日 ウラジオストク港着<ウラジオストク泊>
・9月18日 ウラジオストク滞在<ウラジオストク泊>
○9月19日 ウラジオストク滞在<ウラジオストク泊>
○9月20日 ウラジオストク駅→ウラジオストク空港→成田空港→伊丹空港
【主な費用】
・DBSフェリー(境港→ウラジオストク)20,800JPY
・航空運賃等(ウラジオストク空港→伊丹空港)286EUR
・宿泊代 ジェムチュジナホテル(中級ホテル)1泊5,700RUB、ホステルイズバ(ゲストハウス)2泊1,800RUB
【為替レート(参考)】
・ATMキャッシング 1RUB=1.66円(9/17)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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vol.2 ここはヨーロッパ、坂の街を歩く https://4travel.jp/travelogue/11407106 からのつづき。
ウラジオストック3日目の朝。9時前にホステルを出発して、「噴水通り」の露店で朝食を買います。 -
ピロシキ(65RUB)とコーヒー(20RUB)を噴水通りのベンチで食べます。ピロシキの中にはマッシュポテト、ソーセージ、キャベツの酢漬けが入っています。手のひらより大きく、1個で満腹になりました。コーヒーはインスタント。
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旧松田銀行部(長崎の十八銀行の支店)があった建物。
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旧松田銀行部より中央広場へと続く坂道。
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オケアン大通りのなだらかな坂道を登り、ポクロフスキー聖堂へ。
インターセッション大聖堂 (ポクロフスキー聖堂) 寺院・教会
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ポクロフスキー聖堂はロシア革命後に破壊され、現在の建物は2007年に再建されたもの。中に入ると10年ほど前に建てられた教会とは思えない荘厳な空間が広がっています。
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ポクロフスキー聖堂から市街地方面へ続く坂の途中、団地の片隅に浦塩本願寺跡を示す石碑があります。
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1914年から1934年まで浦塩本願寺が存在、ウラジオストクに多くの日本人が住んでいた時期で、信仰の場になっていたのでしょう。
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ホステルで少し休憩したあと、街歩きを続けます。港にはまもなく境港に向けて出港するイースタン・ドリームが見えます。
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グム百貨店の前を通ります。グム百貨店の中にはれんが造りのおしゃれなショッピングモールがあります。
グム百貨店 百貨店・デパート
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郵便局も重厚な建物です。
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潜水艦C-56博物館の近くにあるクラースヌィ・ヴィムベル軍艦へ。1910年に建造された古い軍艦。月火が休館日で、ようやく水曜日の今日、見ることができます。
クラースニー ヴィムペル軍艦 史跡・遺跡
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大砲があります。甲板とブリッジのみ見学可能です。入場料は50RUB。船室も公開して欲しいところ。
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昨日も訪れたアンドレイ教会前。年季の入った車が停まっています。
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黄金橋のすぐ下に、第二次世界大戦中に亡くなった商船の船員の慰霊碑があります。
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太平洋艦隊軍事歴史博物館へ。入場料は150RUB。この博物館は月曜日と火曜日が休館日で訪問には注意が必要です。
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太平洋戦争に関する資料が展示されています。
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ソ連の侵攻についての説明。
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旧日本軍の遺品が展示されています。血の付いた日の丸と軍刀。手を合せました。
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旧大韓帝国領土(現在の韓国ではない)、中華民国(当時は中華人民共和国の建国前)がソ連によって日本の支配から解放されたことを説明する当時のプロパガンダ。ソ連の史観による展示です。
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日露戦争に関する展示。帝政ロシア時代から現在に至る太平洋艦隊に関する史料が展示されていますが、残念ながら説明はほとんどがロシア語のみです。
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無料で見ることができる屋外の展示物。
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1975年から1990年まで使われていたという超小型潜水艦トリトン2。ユーモラスな形をしています。
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特殊潜航艇シレーナも展示されていました。
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シレーナの操縦席。アクアラングを装備した乗員がここに座って水中を移動したとのことです。ソ連時代の秘密兵器が今では文字通り白日の下にさらされているのが面白い。
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博物館の前からバスに乗って10分弱、ルゴヴァヤ広場で下車。ウラジオストクの市内バスは23RUBの均一料金。下車の際に運転手に払います。
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野菜や果物などの生鮮食料品などが売られている市場があります。内部は写真撮影禁止となっていて写真はありません。
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市場の近くには路面電車の停留所があります。まずは北方向の終点まで路面電車に乗ってみます。運賃は16RUBの均一料金。
ウラジオストク市電 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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路面電車の車内。年季の入った電車ですが内部はきれいです。
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ほとんどが道路脇の専用軌道を走ります。
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10分ほどで北方向の終点、ミンニ・ガラトクに到着。駅周辺には団地と大きな公園があります。
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運転台が一方しかないので、乗客を降ろした電車は円形の線路を走って方向転換します。
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約4分おきに発車します。この電車に乗って南方向の終点を目指します。
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最後尾に立って走り去る景色を眺めます。
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先ほど乗車した市場周辺。
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緑豊かな街並みの中をコトコトと走ります。
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25分ほどで南方向の終点、シャリンスカヤに到着。近くには火力発電所があります。見どころはなさそうなので、次に来た電車で折り返しました。後で知ったのですが、近くには自動車博物館があるようで、再訪時には立ち寄ってみたいと思います。
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スポルチヴナヤ電停で下車。電停を降りるとすぐに巨大な市場「キタイスキー市場」があります。
キタイスキー市場 市場
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市場内の写真撮影は禁止ということで外観のみ。ブルーシートで覆われた建物の中では食料品に衣料品、生活雑貨を売る店、床屋、カフェやレストランもあります。値段は街中の店より安め(衣料品や雑貨はほとんど中国製)。ここはアジアの雰囲気が漂っています。
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昼食はキルギス料理のレストランに入りました。「ウイグル風スープ」にパン、紅茶で200RUB。
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バスに乗って一旦中心部へ。旧日本領事館近くのバス停から59番バスに乗ってウラジオストク市街地の北方向を目指します。渋滞にはまり、なかなか進みません。
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45分かかって終点、ファブリィカ・ザーリャに到着。
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バス停横の階段を上がって歩道橋を歩きます。
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バス停から5分程度でザーリャ・デザイン・ファブリィカに到着。ここは繊維工場跡をアートの拠点として整備されたもの。広大な工場跡の建物にはアーティストのアトリエのほか、美術やファッション関係の企業などが入居しています。
ザーリャ現代美術センター 博物館・美術館・ギャラリー
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赤レンガの建物に歴史を感じます。
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一般の人々が自由に入れるザーリャ現代美術センター。1階はカフェ、2階には入場無料の現代美術ギャラリーとワークスペースがあります。
ザーリャ現代美術センター 博物館・美術館・ギャラリー
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ギャラリーに入ってみます。
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ビデオインスタレーションの作品が5つぐらいありました。長めの作品もあり、作品すべてを見るには1時間以上かかります。
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右手の木箱の中には不思議な世界が。
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光るオブジェ。
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ロシアの建築物をモチーフにした作品。作品は約4ヶ月毎に入れ替えられるようです。これだけの作品を無料で見られるのは嬉しい限り。現代美術に興味のある人には特にオススメしたいスポットです。
ザーリャ現代美術センター 博物館・美術館・ギャラリー
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1階にはカフェがあります。
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カフェラテ(150RUB)を注文。しばし休憩。
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59番バスで市内へ戻ります。
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ウラジオストク駅近くのバス停で下車。駅周辺を歩きます。
ウラジオストック駅 駅
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ホームには引退した蒸気機関車が展示されています。蒸気機関車の前にはシベリア鉄道の終点であることを示すキロポストがあります。ここからシベリア鉄道に乗ってユーラシア大陸を横断してみたいけど、リタイヤするまでは無理かなぁ。
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戦闘機が市内上空をグルグルと飛行しています。夜中になっても飛んでいました。
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噴水通りでは火を使ったストリートパフォーマンスが行われていました。
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ホステル近くの和食レストラン「オ-サマスシ」で夕食にします。ところどころに和を感じるおしゃれな内装の店です。
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カニサラダ(590RUB)。アボガド、キュウリの上にタラバガニの身がたっぷりとのっけられ、イクラがトッピングされています。贅沢なサラダです。
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「トクガワ」と名付けられた巻き寿司(750RUB)。これぞWASHOKUと思える盛り付けです。
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巻物の芯にはカニときゅうり。サーモンとうなぎが上に乗っています。見かけは日本離れしたSUSHIですが、味は本格的な寿司。美味い。
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ビールはアサヒの生(290RUB)。職人さんはロシア人の若者。日本で修行したのではなく、この店で寿司の作り方を学んだとのこと。ゴチソウサマでした。
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ウラジオストク最終日の朝。8時過ぎにホステルを出発。
ホステル イズバ ホテル
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ウラジオストク駅に向かいます。
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空港行きの電車(エレクリーチカ)は専用の駅舎から入場します。荷物の検査を受けて駅舎に入り、きっぷを買います。
ウラジオストック駅 駅
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レシートのようなきっぷ。席は1等車にしました(運賃は360RUB)。朝食を食べていなかったので駅で食事をと思ってましたがカフェは見当たらず。乗車する時に、きっぷ売り場の下の階にカフェを見つけました。時すでに遅し。
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これがエレクトリーチカ。言葉の響きはかわいらしい感じですが、ロシアらしく重厚感のある電車です。
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9時2分、定刻どおり出発しました。
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1等車の車内。イスの幅、スペースとも広め。しかしイスのリクライニングや方向転換はできません。
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左手に海を見ながら走ります。
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湾をまたぐ橋が見えてきました。
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巨大な機関車が引っ張る長大な貨物列車とすれ違います。
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ウラジオストク駅を出発して54分。定刻どおり空港駅に到着しました。下車時にもきっぷのバーコードを自動改札機に読み込ませる必要があります。きっぷはなくさないよう注意が必要です。
アエロエクスプレス 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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搭乗手続き開始まで時間があるので土産物屋で買い物。右手に見える「TAIGA」という店ではシベリア産のハチミツや松の実などが売られています。
ウラジオストック国際空港 (VVO) 空港
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1階にもカフェがありますが値段は高め。地下のカフェテリアで遅めの朝食にします。
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朝食と言いながら、ビールもいただきます。ニシンの塩漬け、サーモンのムニエル(トマト、ジャガイモとクリームチーズ添え)、パン。しめて465RUB。空港にしては安い。
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成田行きの便に乗るべく搭乗手続きの列に並びます。ソウルやプサンからはLCCが飛んでいます。ソウル行きの便と重なり、カウンターはごった返しています。
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イミグレを無事通過し、免税店で手持ちのルーブルを使うべく買い物。アルメニアコニャックのARARATの小瓶が売られていたので衝動買い。
手前緑のS7航空の飛行機には乗りませんでしたが、同型のS7航空のエアバス機に乗り込みました。定刻より10分早い13時15分に出発しました。 -
機内食はサンドイッチでチキンとチーズから選べます。チキンをチョイス。パンがパサパサとの評をクチコミでよく見かけますが、パンの中に細かく砕いたナッツのようなものが入っていてパサパサ感を抑える工夫がされています。美味しかったです(日本のコンビニサンドは食品添加物で食感を良くしていて、それに慣れてしまうと美味しくなく感じるのではないでしょうか)。
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ウラジオストクから成田までの飛行時間は1時間50分。定刻より30分早く成田空港に到着しました。
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成田空港から伊丹空港へ国内線で帰途につきました。5泊6日で、船旅とウラジオストクの街歩きを楽しんだ旅。かつては外国人立ち入り禁止の軍事都市ウラジオストクは今では、おしゃれで女子受けしそうな町に変貌していることを確かめた旅でもありました。最後まで読んでくださりありあがとうございます。(おわり)
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軍港から観光の街に変貌したウラジオストクへ
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ホステル イズバ
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