2018/08/11 - 2018/08/19
71位(同エリア255件中)
ぬいぬいさん
仕事柄なかなかまとまった休みのとれない私でしたが、昨年10月定年を迎え、顧問になったことにより有給休暇の取りやすい環境に変わりました。
でも、さすがに連続して長期間の有休の取得は難しく、長い旅ができるのは年末年始、GW、盆休みの3回だけなのは変わりません。
でも、いずれの時期もホテルや航空券の料金がピークの時期。
そんな中、毎回いかに安く宿やチケットを確保して希望する場所に行けるかが、毎回最大のテーマとなっています。
今年の夏はポルトガルかクロアチア、メキシコあたりに行きたい、そう思って格安航空券を早い時期からチェックしていましたが、一向に安くなる気配がなく、7月に入ったころあきらめて、マイルの特典航空券の使える旅に切り替えてチケットを探したところ、休みの初日の8月11日の夕方便の北九州と休みの最終日19日の早朝の宇部山口空港発のチケットを取ることができました。
とりあえずお金をかけずに往復の足が確保できた段階で旅の組み立てのプランニングを開始。
いろいろ検討した結果次のプランに決めました。
8月11日 JAL夕方の便で北九州空港着 空港内の東横インに宿泊
8月12日 レンタカーで山口県観光 角島大橋・元乃隅稲成神社・萩散策 博多へ移動
8月13日 福岡空港よりLCCエア釜山で釜山へ
8月13日~8月16日 釜山・慶州観光
8月16日 夜 福岡空港着
8月16日~18日まで福岡・大分・佐賀観光 18日夜下関へ移動
8月19日 宇部山口空港からJALの始発便で羽田へ
ざっとこんな感じで宿とレンタカーとLCCのチケットを手配
そういえば6年前の夏 お伊勢参りをしてから大阪から船に乗って18時間かけて釜山に行って帰国後大阪・京都・神戸を
走り回ったり、5年前の夏は熊野古道を歩いてから屋久島に飛んで縄文杉を見て鹿児島から安芸の宮島と原爆ドームと
世界遺産めぐりをしたり・・・
思えば今回に限らずに、夏の旅はいつもディープな旅をしていますね。
今回も過去のディープな旅以上に思いきりチープな費用でディープな旅を楽しんできました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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今年の夏旅の観光のスタートは門司レトロの街歩きから
門司港レトロの歴史的建物群の中でもっとpも古い明治45年に建てられた門司税関。現在は休憩所やカフェとして利用され、税関PRコーナーもありました。 -
ハーフティンバー様式のこちらの建物は大正10年に建てられた旧門司三井倶楽部。
前回来たとき中を見学したので今回は外から写真を撮るだけ。 -
こちらは大正6年に大阪商船門司支店として建築された建物。
現在はイラストレーター・わたせせいぞう氏のギャラリーや、地元作家の作品やTシャツなどを売っている「門司港デザインハウス」になっています。 -
大正3年に建築されたネオ・ルネッサンス様式のレトロな駅舎の門司港駅。駅舎として日本で初めて国指定重要文化財に指定された建物ですが、現在外部の改修工事中で足場がかかっていました。
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前回関門海峡を渡った時は海底トンネルを自転車を押しながら歩いて渡りましたが、今回は関門トンネルを車で通過。
九州と本州を結ぶもう一つのルートがこちらの関門海峡大橋
こちらは高速道路専用の橋になります。 -
下関の目的地の赤間神宮へ行って、この旅最初の御朱印をいただきました。
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イチオシ
下関から海沿いを北に上り角島大橋へ。
ここは最近人気のビューポイント
まるで沖縄のように青く澄んだうみに伸びる橋。
いろんなメディアで話題になっているので見たことのある人は多いのでは・・・
本当は橋を渡って島に行きたかったのですが、時間の関係で高台から島へ続く橋を眺めただけ -
イチオシ
次に向かったのもこちらも最近話題の場所。
海に向かって続く赤い鳥居
元乃隅稲成神社 -
駐車場待ちで並ぶほど混んでいました。
最近バスツアーなどでも織り込まれている場所なのですごい混んでいました。 -
今日の4つ目の目的地は萩へ
松陰神社の駐車場がいっぱいだったので先に世界遺産の構成遺産の一つになっている萩反射炉へ
ここは煉瓦でつくられたこの煙突の一部だけ -
こちらは萩の恵美須ヶ鼻造船所跡
桂小五郎がここに造船場を建造し、オランダとロシアの2つの異なる建造技術を導入して2隻の西洋式木造帆船を建造した場所で、世界遺産の構成遺産になっています。 -
幕末の思想家で教育者でもあった吉田松陰を祀る松陰神社
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萩藩校明輪館
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3日目は福岡空港からLCCのエア釜山で40分ほどで釜山へ飛びました。
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九州と韓国って玄界灘を挟んですごく近いので福岡からは高速艇やフェリーでも気軽に行けます。
今回も最初は高速艇で行こうと思っていましたが、LCCの方が安かったので飛行機で移動 -
釜山は2度目
前回は大阪から航路で18時間かけて行きましたが、今回はLCCでわずか40分
国内移動の感覚ですよね。
ちなみにチケット代金は往復18,420円でした。 -
釜山の初日はに四面のホテルににまずチェックインして、今回の釜山の旅で一番楽しみにしていたカラフルな街並みの甘川洞文化村へ
若い人向けのレンタルドレスのお店があって、何故か日本のセーラー服や黒い学生服が人気であちこちでセーラー服や学生服の一団を見かけました。 -
町全体がアート作品のような甘川洞文化村。あちこちでアートオブジェや壁などに描かれたストリートアートが楽しめます。
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この町はもともと、朝鮮戦争の際に北朝鮮側から戦争を逃れるために逃げてきた避難民たちが、住居を求めて集落を作ったことに始まります。
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東西を山に囲まれ、南側には海を望む斜面につくられた村の美しい景色に魅せられ集まりだした若いアーティストや写真家たちがギャラリーを造り始めました。
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2009年から始まったマチュピチュプロジェクトにより、甘川洞文化村という新しい観光名所になったのです。
どこがマチュピチュなのかというと坂に造られた住宅に縦横無尽に狭い路地が造られた街並みだからなんだそうです。 -
こちらは夕日がきれいな多大海水浴場
地下鉄1号線の終点駅になります
8月の中旬の日没は19時少し前。 -
沈みゆくきれいな夕陽を眺めていると、潮溜まりに映る人の姿が。
これはもしやと思い角度を変えていくと・・・ -
こんな光景が見れました。
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釜山でもウユニの鏡面に似た光景を見ることができました。
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釜山初日の泊まったホテルは隣に釜山の台所と呼ばれる釜田市場がありました。
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旅の4日目
朝の散歩でホテルの近所にあった町工場の一角がおしゃれなカフェ街に変身した、田浦カフェ通りへ
朝がまだ早いせいか24時間営業のこのお店しか開いていませんでした。
なかなかおしゃれ -
ホテルを海雲台に移動。
チェックインできるまでまだ3時間以上あるため地下鉄に乗って南浦へ移動。
甘川洞文化村と同じように文化村を名乗っている場所がもう一つあって、そちらのキャッチフレーズが『釜山のサントリーニ』だったので気になって行ってみることに。
地図で見ると南浦のロッテデパートの前の橋を渡ればすぐに行けそうな表示になっていたので、歩いていきましたが歩いても歩いても一向に近づく気配なし。
地元の人に聞いても存在を知らないよう。困り果てたところに偶然停まっていた釜山警察のパトカーに道を尋ねると、親切な警察官がパトカーで送ってくれました。
釜山に来てパトカーに乗るとは思ってもみなかった。 -
写真の通りサントリーニとは程遠い雰囲気の場所でしたが、夕陽だけはきれいでした。
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5日目の朝
海岸沿いを朝の散歩
6年前に来たときよりも随分高層ビルが増えています。 -
この後ホテルに戻って朝ごはんを食べた後は、高速バスで世界遺産のある慶州に行く予定です。
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海雲台の駅から四面で乗り換えてバスターミナルのある1号線の終点の老圃駅まで1時間。
そこから高速バスで慶州のバスターミナルまで約50分。
そこから路線バスに乗り換えて1時間ほどで世界遺産の佛國寺に到着 -
入口の門をくぐってしばらく進むとカラフルな金剛力士像がお出迎え
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イチオシ
世界遺産になっているお寺なのでさぞかし古い建物と思われがちですが、古いのはこの階段部分だけ
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大雄殿の前には右手にこちらの多宝塔と左手に釈迦塔があります。
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一番奥にある観音殿
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乗り継ぎ時間も含め往復で7時間ほどかかってしまった慶州
海雲台に戻るともう薄暗くなっていました。 -
雨が降ってきたのでビーチも人影はまばら
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駅からのメインの通りでは噴水ショーが始まりました。
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6日目は福岡へ移動の日。
ホテルをチェックアウトしてから向かった先は南浦
今回の一番のお気に入りスポット甘川洞文化村へ -
今回は南浦からバスから来たので坂の下から歩いて登ってきました。
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甘川洞文化村の散策を終えホテルで荷物を受け取ってから空港へ
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プサンの金海空港には早めに到着しラウンジでまったり
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金海空港には、プライオリティパスで使えるラウンジが3つあります。
この後KALラウンジも行きましたが、お勧めは最近できたスカイハブラウンジ
ここは料理の品数も多くてセルフで生ビールも飲めます。 -
福岡に戻って7日目以降はノープラン。
2日間レンタカーで移動する予定です。
まずは観光前に、ちょっとだけ仕事をかたずけてから。
博多の六本松で自分が担当するビルの現場で打ち合わせをしてから、前から気になっていた志賀島へ
海を見下ろす高台にある金印公園へ -
7日目はとりあえず神社めぐりをすることに。
まずはまだ行ったことのなかった香椎宮を参拝の後日本一のしめ縄のある宮地嶽神社へ -
イチオシ
数年前、嵐のJALのCMで話題にあった『光の道』の神社です。
鳥居の先に海に向かって続く一本道の先に太陽が沈む光景が見れるのは年に数日だけだそうです。 -
次に向かったのは世界遺産になった沖ノ島関連の構成遺産の宗像大社へ
実はここ10月にお客様を連れてくる予定があるためその下見も兼ねています。 -
パワースポットとして有名な壮大気に覆われた一番奥にある高宮祭場
宗像三女神が降臨した場所で社殿ができる前から祭祀が行われていた場所です -
境内にある神宝館では沖ノ島で発掘された8万点もの国宝が展示されています。
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高速道路で移動して太宰府へ
太宰府といえば大宰府天満宮のイメージが強すぎて神社ですが
源氏物語にも登場する古刹があります。
こちらがその観世音寺
ここには日本最古の梵鐘があります。 -
その隣にあった禅寺の戒檀寺
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大宰府天満宮の北東にある竃門神社
ここは博多女子に人気の縁結びの神様で有名 -
そして学問の神様といえば大宰府天満宮
我が家でも長男の受験の際に合格祈願に来ました。
5回目の参拝です。 -
境内には涼しげな風鈴の棚が
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こちらの何もない原っぱは、大宰府政庁跡
大和朝廷が朝鮮半島や大陸との外交窓口、辺境の防衛のための軍事の 統括、貿易管理、そして西海道九国三島の統治を目的として筑紫に置いた出先機関だったところです -
旅の8日目は7月にどこかにマイルで大分に行った際に時間がなくて行けなかった日田へ
久留米から1時間ほどの移動
江戸幕府直轄の天領の城下町として栄えた日田の豆田地区 -
江戸の商人町だったころの建物がまだ数多く残っていて、「伝統的建造物群保存地区」に指定されています。
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通り道で立ち寄った筑後吉井。
江戸時代に豊後街道の宿場町として賑わい、現在も土蔵造りの建物や水路、白壁の佇まいが残され、当時の面影を偲ばせえる「伝統的建造物群保存地区」に選定されています。 -
江戸時代に豊後街道の宿場町として賑わい、現在も土蔵造りの建物や水路、白壁の佇まいが残され、当時の面影を偲ばせえる「伝統的建造物群保存地区」に選定されています。
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山全体が神域とされる高良山の山頂近くにあるのが、筑後の国の一の宮高良大社。
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山の上に建つ神社なので眺望も抜群。
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安産祈願でおなじみの水天宮の総本宮は久留米にありました。
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もともとの起源は、安徳天皇の母である高倉平中宮に使えていた女官が、壇ノ浦の戦いの後、筑後で亡くなった安徳天皇と、戦いで亡くなった平家の人たちを弔うため、水天宮をここに祀ったのが始まりだそうで、水の神さまとして農業・漁業・船舶業者だけでなく、子どもの守護神、安産、子授の神としても人々が信仰するようになって、現在の安産祈願につながっているようです。
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今回の旅の最後は柳川へ
こちらの白亜の洋館は柳川藩11万石を治めた大名立花家の別邸として明治期に建てられた伯爵邸 -
主に迎賓館として使われていた西洋館
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庭園「松濤園」が当時の姿のまま残され、全敷地7千坪が国の名勝となっている「立花氏庭園」
こうして8日間の旅の観光は終了。
博多でレンタカーを戻して電車で最後の宿下関に移動。
明日の朝の始発便で東京に帰ります。
山口・福岡・釜山・佐賀・大分と走り回った今年の夏の旅予想以上に楽しめました。
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