初めてのKL③日帰りマラッカ【前編】高速バスはネット予約

2018/09/12 - 2018/09/18

旅行３日目はちょっと遠出してマラッカへ向かいます。せっかくなのでナイトマーケットが開催される金曜日に。翌日からマレーシアも3連休。帰りのバスチケットが取れないと困るのでネットで事前購入しておきました。

マラッカはクアラルンプールより暑いとは聞いていましたが、想像以上！休み休みの観光となりました。
【前編】ハーモニーストリート → ランチ → ババニョニャヘリテージ博物館 →【後編】 海上モスク → オランダ広場周辺 → ジョンカーストリート(ナイトマーケット)

エリア マラッカ(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

07:55　モノレールでブキッ・ビンタン駅からハン・トゥア駅へ。
08:05　LRTに乗換え、スリ・プタリン線でバンダー・タシッ・スラタン(BTS)駅へ。平日なので列車の本数も多く、乗換えもすんなり。
08:25　BTS駅に到着。KLトランジットの駅方面へ歩くとTBSバスターミナルのビルが見えました。

バンダー タシク セラタン 南部バスターミナル (TBS-BTS) バス系

バスチケットは当日でも購入可能ですが、帰りのチケットを確保しておきたくて事前に購入しました。利用したのは「BusOnlineTicket.com」。もう一つ「EasyBook.com」でも予約出来るのですが、同じ条件で検索した結果 BusOnlineTicketの方が手数料が若干安かったのでこちらを利用。
まずはこちらにアクセス→　https://www.busonlineticket.com/
画面左上でバスを検索します。

①Busのタブをクリック
②片道なら「One ｗay」、往復なら「Return」をクリック
③「DEPART FROM」出発地を選択。プルダウンから選んでもいいのですが、たくさんあるので「TBS」と入力し、出てきた候補を選ぶ方が早いです。
④「ARRIVE TO」到着地を選択。こちらも「Mela」ぐらいまで入力し、出てきた「Melaka Sentral」を選んだ方が早いです。
⑤出発日(左)と戻る日(右)を選択します。※片道の場合は、戻る日は表示されません。
⑥「Search Buses」をクリック。

早い時刻から順番に一覧が出てきます。左からバス会社、出発時刻、出発地・到着地、使用するバス、大人料金、子供料金。
全てTBSからマラッカセントラルまでのバスですが、値段も違えば、座席数も違います。例えば「Mayang Sari」という同じバス会社でも09:00発は30席ですが、09:30発は44席。でも値段は同じRM11.00。日本人に人気の「KKKL」はExecutiveバスで座席数は27席。お値段はちょっとお高めのRM13.40です。
乗りたいバスを選んで「Select」ボタンをクリック。

選んだバスのシートマップが表示されるので、希望の座席を指定します。
黄色の「Available」が選択可能なシート、グレーの「Occupied 」は既に予約済みのシート。シートを選択するとブルーの「Selected」に変わります。
２席予約したい場合は、続けて選択すればOK。
やっぱり違うバスに変えたいなぁと思えば、もう一度他のバスの「Select」ボタンをクリックすれば そのバスのシートマップが表示されます。
最後にオレンジの「Proceed」をクリック。往復の場合は「帰りのバスも選択して！」とエラーメッセージが出るので「OK」で復路のバスを同様に選びます。

私は金曜日のバスを月曜日に予約したのですが、その時点で20:30発のバスは半分ぐらい、19:30発のバスは残席が２席のみでした。夜は本数も少ないので、特に金・土・日は事前予約した方が安心かもしれません。

次の画面では乗車する人の情報を入力します。
①代表者の姓名　念のため、パスポートと同じ表記で入力
②電話番号　日本の携帯番号に81を付けて最初の0を取った番号を入力
　　　　　　EX.090-1111-1111　→　81901111111
③パスポート番号
④E-mail アドレス　予約確認書(バウチャー)が届きます

画面が途中で切れているのですが、下には
□ Include Travel Personal Accident Insurance at only RM 3.50 , Coverage up to RM 25,000　と書かれています。これは旅行保険に入るかどうかで、□にチェックを入れると保険料 片道RM3.5／人が加算されます。

決済の方法を選択する画面です（実際は上の写真から続いています）。
最初、iPay88を選択したのですが、何故か使えなかったので結局PayPalで決済しました。　※初めてPayPalを利用する場合は別途PayPalへの登録が必要でした。
右下に載っている合計金額が実際に支払う金額です。バス代以外に処理手数料などが加算されています。

決済方法を選んで、出発時間と規約の前の”□”にそれぞれチェックを入れて「Proceed to Payment」ボタンをクリックすると決済画面にすすみますので、そのままカード決済。
PayPalで日本円に換算されて2人分往復 RM51.61 が 1,444円でした。
高速バスに２時間乗車して運賃は350円ぐらい。安いですね～

BusOnlineTicketから登録したメールに予約確認書が届くので印刷して持参します。

08:30 予約済みの人は、この緑の窓口に並びます。
ここで予約確認書を提示すれば、一言も話さなくても往復分のチケットに交換してくれます。

当日チケットを購入する場合はこちら。
行き先を伝えれば、直近のバスを教えてくれ画面で座席選択も出来るそうです。
週末の夜でなければ当日購入でも十分だと思います。

同じ01ゲートから09:00発のバスが2台！
乗り間違えのもとだし、10分ほどずらした方がいいのでは？と思ってしまいます。

ターミナルには30分ほど前に到着していましたが、チケットを発券してもらったり、トイレに行ったりすると少し余裕があるだけでちょうどいい感じでした。
TBS内のトイレは無料ですが、床がべちょべちょで個室にトイレットペーパーがありません。入口に大きなロールがあるので必要な分のトイレットペーパーを持って入りましょう。

同じ09:00発の違う行き先のバスが先に来たので、マラッカ行きはそのバスが出発するまで入ってこれません､､､結局、7～8分遅れで乗車。

30席のバスを選んだので、1-2列シートでゆったり。
一番後ろの座席でリクライニングも遠慮なく使えます♪

途中でスコールがあったのでお天気が心配でしたが、高速道路を降りる頃には青空になっていました。

10:50　予定より早くマラッカ・セントラル・バスターミナルに到着。

バスターミナルの有料トイレ(RM0.5)は汚いらしいです。ここではトイレに行かずにそのまま中心まで行くことに。

マラッカ セントラル バスターミナル バス系

ターミナルの中でちょっと迷いましたが、なんとかDomestic Bus乗場に到着。
17番 Ujong Pasir行きのバスがちょうど停まっていました。発車時間を聞くと5分後ぐらいとの返事。行き先を伝えてチケットを購入。

ダッチ・スクエア(オランダ広場)まではRM1.50。
マレーシアなのに日本人乗車率が高く、私たちを含めて8名はいました。

20分弱でオランダ広場に到着。写真でよく見る” The マラッカ”の景色です！

オランダ広場 広場・公園

橋を渡ってチャイナタウンへ。

ジョンカーストリートの入口にある「三叔公」というお土産屋さん。軽食も食べられて、2Fには男女兼用のトイレ(無料)があります。
斜め向かいは冷房が効いたH&M。

先ほど渡った橋とハードロックカフェの間に川沿いの遊歩道へ降りる階段があります。そこを降りてしばらく進むと左手にカラフルなウォールアートが出現！
アメリカのコスメメーカー「Kiehl's (キールズ)」が保護活動協力の一環として描いたものだそうです。インスタ映えしそうですね♪

ほかにも川沿いには可愛いアートがたくさん！

キールズのアート前の道(ハーモニーストリート)をマラッカ川を背に進みます。
しばらく歩くと「Sam Toh Tong 三多廟」という道教のお寺がありました。

お寺の前にある細い路地を入ると、そこにもウォールアートが！ここはだまし絵みたいな感じで面白い写真が撮れます。

薔薇を渡すのは男性の方が良かったかな？

カンポン・クリン・モスク。
四角錐のグリーンの屋根とパゴダ(仏塔)のような白亜のミナレットが特徴です。

カンポン クリン モスク 寺院・教会

マラッカはクアラルンプールより蒸し暑いとは聞いていましたが、本当に暑い！既に汗だく。更にローブを着るのが嫌だったので、私は外から見学。

夫が中まで入って写真を撮ってきてくれました。男の人は楽でいいなぁ。

すぐそばにある「Temple Street Arts ＆ Crafts」。

上：ニョニャ伝統のタイルをモチーフに作品。ものすごーく繊細に描かれています。
下：プラナカン建築のショップハウスや中華街の建物の絵画。段ボールに描かれていて中サイズがRM78.00。ショップハウスの絵を買うか迷ったのですが、結局(お店の人に確認してから)写真だけ撮らせてもらいました。

青雲亭(チェン・フーン・テン寺院）。マレーシアに現存する最古の仏教寺院です。

道教のお寺に始まり、ヒンドゥー教寺院(休憩時間で入れず)、イスラム教モスク、仏教寺院が同じ通りに並んでいる、まさにハーモニーストリートです。

チェン フン テン寺院 寺院・教会

この寺院は1646年に中国から資材を運んで建設されたそうです。

暑さに耐えられず、休憩も兼ねてランチを食べることに。
リバー・ビュー・カフェ。名前の通り、川沿いにテラス席もあります。
冷房の効いた涼しい店内と迷ったのですが、やっぱりリバー・ビューしなきゃね～
暑いかと思いましたが、日陰で上から扇風機の風がきたので快適でした♪

食べたかったナシゴレンとすいかジュースはメニューに載ってるのに作れないと言われ、チキンカレーとパイナップルジュース、アイスコーヒーをオーダー。

チキンカレーはスパイシーでチキンも柔らかくとっても美味しい！のですが、実は辛い物が苦手な私。口の中が火事になって、少ししか食べられず残念。夫が完食してくれました。全部でRM27.5。

リバー ビュー カフェ カフェ

1時間ほどカフェでまったりした後、川沿いの遊歩道をお散歩。

今朝、真横を通ったはずなのに全く気付かなかった「オラウータン・ハウス」。
お店というよりガレージのようでした。キールズのアートの向かいです。

ジョンカー・ギャラリー。
リゾート風のワンピースなどが人気の洋服屋さん。

13:50　ババ・ニョニャ・ヘリテージ・ミュージアムに到着。
1896年に建築さらたプラナカン子孫のチャン家の私邸と家宝の博物館です。
中国からきた男性と地元マレー系の女性が結婚して生まれた子孫(プラナカン)のうち、男性をババ、女性をニョニャと呼びます。マラッカという地の利を活かしたビジネスで財をなしたババ・ニョニャも少なくないそうです。

ババ ニョニャ ヘリテージ ミュージアム 史跡・遺跡

入場料は、英語ガイド付がRM18.0/人、日本語の説明書を貸してもらって自分でまわるとRM15.0/人。
残念なことに、写真を撮っていいのはこのエントランスのみ。
こんな豪華な暮らしをしていた人たちがいたんだなぁ～と当時の繁栄ぶりに想いをはせることが出来ました。オススメの博物館です。

次は、Grab(配車アプリ)で海上モスクへ向かいます。【後編】へ続く。