2018/05/23 - 2018/05/24
8位(同エリア77件中)
めておら☆さん
- めておら☆さんTOP
- 旅行記171冊
- クチコミ100件
- Q&A回答1件
- 460,380アクセス
- フォロワー109人
この旅行記のスケジュール
2018/05/23
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サンタ・マリア・デッラ・ピエーヴェ教会
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食料品店でハム・チーズなど購入
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一旦B&Bに戻り、ちょっと休憩
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20:30 Pizzeria 'O Scugnizzo で美味しいナポリピッツァの夕食
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21:00 再び街歩き。夜景が美しいアレッツォの旧市街をそぞろ歩く
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ムレッロ広場とトスカーナ大公フェルディナンド3世の像
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サンテ・フローラ・エ・ルチッラ修道院
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22:00 B&B "La Corte"に戻り、屋上から夜景を眺める
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この旅行記スケジュールを元に
トスカーナ州の小都市アレッツォ(Arezzo)は、フィレンツェの南東約70キロに位置する城壁に囲まれた町。その起源はエトルリア時代にまで遡る歴史ある町で、中世の面影を残す街並みが美しく、映画「La vita è bella(ライフ・イズ・ビューティフル)」の舞台になったことでも知られています。
中世にはルネサンス文化が花開き、また、イタリア三大詩人の一人ペトラルカや、フィレンツェのウフィッツィ美術館を設計したヴァザーリ、"ドレミ・・・"の音階を発明したグイド・モナコなど、多くの文化人を輩出。芸術・文化ともに優れていた町でもあります。
2005年にペルージャから日帰りで一度訪れたことがありましたが、短時間だった為、見逃したところがたくさん!
そこで13年ぶりに町を訪れ、リベンジすることにしました。
今回もわずか半日の滞在ではありましたが、前回見られなかったピエロ・デッラ・フランチェスカのフレスコ画「聖十字架伝説」もしっかりと見ることができ、とても充実した時間を過ごすことができました。
□1日目 5/18 成田空港→ローマ・フィウミチーノ空港→ボローニャ・ボルゴ・パニガーレ空港
□2日目 5/19 ボローニャ・ボルゴ・パニガーレ空港(レンタカーピックアップ)→ラヴェンナ→リミニ
□3日目 5/20 リミニ→サン・マリノ→ウルビーノ
□4日目 5/21 ウルビーノ→グッビオ→ペルージャ
□5日目 5/22 ペルージャ
■6日目 5/23 ペルージャ→サン・セポルクロ→アンギアーリ→モンテルキ→アレッツォ
□7日目 5/24 アレッツォ→ローロ・チュッフェンナ→ピエーヴェ・ディ・グロピーナ→ポッピ→ボローニャ・ボルゴ・パニガーレ空港(レンタカー返却)→ボローニャ
□8日目 5/25 ボローニャ
□9日目 5/26 ボローニャ・ボルゴ・パニガーレ空港→ローマ・フィウミチーノ空港→成田空港
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- レンタカー タクシー 飛行機
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6日目 5/23(水)
アレッツォの街歩き後編。
サン・ミケーレ教会を出て、町の目抜き通り・イタリア通り(Corso Italia)を北東に向かって歩く。 -
途中、立ち寄った鞄屋さん。
「全部おじさんが作ってるの??」と尋ねると、「そうそう、全部」って。
イタリアってこういう職人さん手作りのお店がまだたくさん残ってて、なんかいいなって思う。
ずーっと変わらないでいて欲しい。 -
サンタ・マリア・デッラ・ピエーヴェ教会(Chiesa di Santa Maria della Pieve)
記録には1008年に登場しているが、12世紀に再建されている。いずれにしろ歴史の古い教会だ。
イタリア通りを歩いて行くと、この高い鐘楼にまず目が留まるが、一つの面に二連窓が10個、つまり窓の穴が20個開いており、4面合計すると100にも及ぶ数になることから、"チェント・ブーキ(Cento buchi=100の穴)"と呼ばれている。 -
13世紀にはファサードが改修されるが、鐘楼が完成したのは14世紀になってから。
さらに15世紀から18世紀にかけてバロック様式の装飾が施されるが、19世紀にはそれらを全て排除し、元のロマネスク様式に戻された。 -
写真は、13世紀のピサ・ロマネスク様式のファサード、三段の柱廊によって構成されている。
連なる細い柱の美しさは、ピサの斜塔やピサ大聖堂に見られる特徴と同じだ。 -
中央の入口上部のルネッタ。
下段の写真はレリーフ部分のアップで、中央に聖母マリア、その両脇に2体の天使が彫られている。
面白いのは、半円の屋根の部分。小さな12体の人形たちが並んでいる。 -
ルネッタの屋根の部分の人形たち。
これは12ヶ月を表す人形で、それぞれの月の農業や畜産の様子を表現している。
写真上段の右端は12月、豚を屠畜する様子。
下段の右端は二つの顔を持つヤヌス、1月を司る神だ。 -
この写真はちょっとわかりにくいが、上段右端は9月、ブドウの収穫をしている様子。その後ろには実りを迎えたイチジクの木が。
下段中央には黒い馬に乗った騎士が。これはなぜか5月なんだそうだ。
とにかくこの人形たちがカワイくて、しばらく眺めていた。 -
ファサードにある3つの扉のうち、左手のもの。ここが入口になっている。
ルネッタに彫られた波打つブドウの蔦が美しい。 -
ちなみに、このサンタ・マリア・デッラ・ピエーヴェ教会の後陣は、町の中心グランデ広場に位置する。つまり、ファサードが西のイタリア通り、後陣が東のグランデ広場に面する形になっている。
後陣も13世紀のもので、フアサードと同様に柱廊になっている。どっしりと大きな円筒形、その存在感はファサードに負けるとも劣らない。 -
サンタ・マリア・デッラ・ピエーヴェ教会の内部。
ロマネスク様式で、身廊と側廊がコリント式円柱で仕切られた三廊式。
天井がとても高く、解放感がある。 -
右側廊
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左側廊
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身廊の天井同様、クーポラも木製。
こんなシックなクーポラもなかなかいい。 -
主祭壇。
クリプタが半地下状態なので、地上にちょっと顔を覗かせてるのが面白い。
後陣はグランデ広場から見た写真の通り、広々と大きな半円形を描いている。 -
左手から見た内陣。下段がクリプタになっている。
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クリプタに下りてみる。
12世紀に造られたが16世紀になるまで地下に埋まったままで、発掘作業の末19世紀後半にようやく日の目を見ることとなる。 -
奥の祭壇には1346年に作られた聖遺物箱が置かれている。
銀の胸像、その中に納められているのはアレッツォの守護聖人・聖ドナートの頭部。
体はまた別の教会に納められているのだそうだ。 -
聖ドナートの頭部が入った聖遺物箱。
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クリプタに並ぶ円柱は太くて短く、ずんぐりしてるのが特徴。
様々なデザインの柱頭が付いている。
この柱頭を一つ一つ見て回るのが、これまた面白い♪ -
どうしても変顔探ししてしまうんだよなぁ(^^;)
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パンチパーマの彼が口から出してるのは何でしょう?
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クリプタにあった棺のようなもの。
殉教聖人のようだが、誰かはわからなかった。 -
今度はクリプタの上、内陣へと上ってみる。
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柱に描かれたフレスコ画。
アッシジの聖フランチェスコとキアラかな。 -
内陣のパイプオルガン。
1893年創業の老舗、タンブリーニ社製作のもの。 -
内陣から拝廊の方向を眺める。通常円窓一つ程度なのだが、窓が9つも付いているため、差し込む光で教会内がとても明るい。
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右側廊にある洗礼盤。
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サンタ・マリア・デッラ・ピエーヴェ教会を出て、次は町の中心・グランデ広場へと向かう。
途中にあったカフェの店先がオシャレ☆ -
グランデ広場(Piazza Grande)
イタリアで最も美しい広場の一つと称されるこの広場は、アレッツォが生んだ画家で建築家としても有名なジョルジョ・ヴァザーリが16世紀に設計したもので、別名"ヴァザーリ広場(Piazza Vasari)"とも呼ばれている。
かの名画「ライフ・イズ・ビューティフル(La vita è bella)」で、ロベルト・ベニーニが自転車でこの広場を疾走してたシーンが印象的だった。グランデ広場 (アレッツォ) 広場・公園
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広場は周囲を中世の貴重な建造物が取り囲んでいる。
写真左手は"ラッポーリ宮殿(Palazzo Lappoli)"、右手は"コファーニーブリッツォラーリ宮殿(Palazzo Cofani-Brizzolari)"、どちらもお城のような塔が特徴的。 -
ロッジェ宮殿(Palazzo delle Logge)
グランデ広場の北東に建つロッジェ(柱廊)が美しい建物は、1572年にジョルジョ・ヴァザーリの設計により着工されたが、1547年にヴァザーリが63歳でこの世を去る。その後をアルフォンソ・パリジが引き継ぎ、1595年に完成した。 -
ロッジェ宮殿 (Palazzo delle Logge)
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ロッジェ宮殿(Palazzo delle Logge)
柱廊にはバールやレストランが並んでいる。 -
ロッジェ宮殿 (Palazzo delle Logge)
雰囲気いいなぁ。こんなところでゆっくり食事したいけど、見たいものたくさんあって、そんな余裕無し・・・ -
裁判所宮殿(Palazzo del Tribunale)
グランデ広場の北西に建つ、かつて裁判所であったこの建物は、18世紀に建造されたもの。現在も裁判所関連のオフィスとなっている。
右手に時計塔の付いた建物がくっついているが、これは14世紀建造の"フラテルニタ・ディ・ライチ宮殿(Palazzo della Fraternita dei Laici)"。 -
フラテルニタ・ディ・ライチ宮殿(Palazzo della Fraternita dei Laici)
鐘楼付きの時計塔と、その下の柱廊が特徴的な建物。ファサードは上段がルネサンス様式で下段がゴシック様式だが、双方の特徴が美しく融合している。
かつてはフラテルニタ・ディ・ライチ慈善会の拠点であったが、現在は博物館になっているようだ。 -
フラテルニタ・ディ・ライチ宮殿のファサード。
上部のルネッタには跪く聖人たちに囲まれた慈悲の聖母のレリーフが施されている。
その下にももう一つ、連なるアーチが美しいルネッタが。 -
そして、裁判所宮殿に向かって左手には、先ほど訪れたサンタ・マリア・デッラ・ピエーヴェ教会の後陣が。
グランデ広場を囲む数々の歴史的建造物の中でも、引けを取らない存在感。 -
グランデ広場の南、ボルグント通り(Via Borgunto)へ抜けるところに、こんな屋根付きの井戸がある。
15世紀に造られた井戸の跡に、1932年に再建されのが現在のもの。 -
グランデ広場から、次はアレッツォのドゥオーモへと向かう。
途中、ピレアーティ通り(Via Pileati)を歩いていると、面白い建物が。
ファサードに紋章がいっぱい彫られてる~!
これは"プレトーリオ宮殿(Palazzo Pretorio)"。
13世紀の3つの邸宅を合体させて作られた宮殿。ファサードに彫られているのは15世紀前半からの歴代の行政長官や大尉のもの。
1600年から1926年までは牢獄として使用され、その後大掛かりな修復を経て博物館となり、1959年からは市立図書館として使用されている。 -
そしてアレッツォのドゥオーモに到着。
正式名称は"サンティ・ピエトロ・エ・ドナート大聖堂(Cattedrale dei Santi Pietro e Donato)"。
1287年、当時アレッツォの司教であったグリエルモ・ウベルティーニの命で建設が始まり、途中幾度か中断しながら1511年に完成したゴシック様式の教会。
ドゥオーモの前には、なにやら像が立っているが・・・ドゥオーモ (アレッツォ) 寺院・教会
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ドゥオーモの前の像は、メディチ家の第3代トスカーナ大公・フェルディナンド1世。16世紀末期に造られたもの。
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ネオゴシック様式のファサードは、1901年から1914年にかけて造られた。デザインはアレッツォ出身の建築家ダンテ・ヴィヴィアーニが手掛けている。
内部の三身廊に合わせてファサードも縦に三分割されているのが特徴。 -
そしてこの入口を囲むアーチの繊細な彫刻が美しい。
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アーチの装飾が美しいドゥオーモの中央入口。
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上部、切妻屋根の部分の三体の像は、中央がキリスト、左がアレッツォの守護聖人聖ドナート、右はローマ教皇グレゴリウス10世。彼は13世紀にアレツォで病死している。
その下のルネッタには、聖ペテロが身体に障害を持つ者を癒す様子が彫られている。 -
バラ窓を囲む彫刻も細やかで美しい。
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ドゥオーモの右側面には、1340年頃の入口が残っている。
ペルージャのプリオーリ宮の中央入口によく似ていることから、ウンブリアの建築家が手掛けたのではないかと仮定されている。 -
ルネッタには、中央に聖母子、左に聖ドナート、右には教皇グレゴリウス10世の像、その背後に二体の天使も彫られている。
ファサード同様、ここにも聖ドナートとグレゴリウス10世の像が飾られていることから、この二聖人がいかにアレッツォの人々に愛されているのかがうかがえる。 -
ルネッタの上のフレスコ画。かなり薄くなってしまっている。
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ドゥオーモの後方に回ってみた。
長~~い二連窓が施されている後陣、天井の高さを物語っている。
その右手には六角形の高~~い鐘楼が。これは19世紀に造られたもの。
トンガリ屋根のすぐ下には、六面すべてにバラ窓が施されており、とてもエレガントな印象。 -
内部は三廊式。高い天井に描かれたフレスコ画が際立っている。
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身廊の天井画はフランス人画家、ギョーム・ド・マルチラが16世紀に手掛けたもの。
写真は聖書の冒頭の部分で、神に背き禁断の果実を手にする場面などが見て取れる。 -
この写真の上段には「出エジプト記(モーセが、虐げられていたユダヤ人を率いてエジプトから脱出する物語)」が描かれている。
下段は、ユダヤ人の指導者ヨシュアの死後、預言者サムエルの登場に至るまでのイスラエル人の歴史が描かれている。 -
後陣には美しいステンドグラスの装飾が施されている。
先ほど外から見た後陣の長~~い二連窓、中から見ると更に美しいことになっていた☆ -
主祭壇には素晴らしい白大理石の彫刻が置かれている。
14世紀後半にアレッツォやフィレンツェの複数の彫刻家によって作られたもので、当時のゴシック様式の傑作と言われている。
中央には聖母子、その左に聖ドナート、右には教皇グレゴリウス10世が彫られている。 -
後陣の天井。ここにもフレスコ画で美しく装飾されている。
バロック期にアレッツォで活躍した画家、サルヴィ・カステッルッチが1661年に描いたもので、旧約聖書の場面が題材となっている。 -
左側廊奥の礼拝堂。
写真の一番下の祭壇に、赤い衣装をまとって横たわる像が置かれているが、これは13世紀にアレッツォで病死したローマ教皇グレゴリウス10世の棺。 -
アレッツォのドゥオーモで見逃せないものの一つがコレ。
左側廊にある聖具室の扉の脇に描かれている"マグダラのマリア(Maria Maddalena)"。ピエロ・デッラ・フランチェスカの1459年のフレスコ画。
伏し目がちながらしっかりと意志を感じる眼差しは、彼の描く女性像によく見られる特徴。ともすると見る者を威圧するかのような、それでいて穏やかな眼差しだ。
そしてマグダラのマリアを囲むアーチのリアルさが素晴らしい。
柱頭とアーチの装飾は、絵ではなく本物のレリーフかと思えるほどだ。 -
ルネサンス様式の大きなパイプオルガンは、コルトーナのルーカ・ディ・ベルナルディーノ16世紀の作品。
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近くで見ると、かなり繊細な装飾が施されているのがわかる。
柱とパイプの青もとても美しい。 -
パイプオルガンの下の部分。
中央の壁龕に13世紀の木製の聖母子像が飾られている。その周囲に残るフレスコ画も同時期のもの。 -
パイプオルガンの下の部分に飾られた、13世紀の木製の聖母子像。
作者は特定されていないが、アレッツォ出身の彫刻家と推測されている。 -
慰めの聖母の礼拝堂(Cappella della Madonna del Conforto)
1823年に造られたネオゴシック様式の礼拝堂。装飾の一部はバロックとネオクラシックも混在している。
祭壇には小さな聖母マリアの肖像が飾られているが、これにはある伝説が由来している。
1796年2月15日にアレッツォで大きな地震があったのだが、当時この肖像は居酒屋の片隅に置かれ、煙で煤けて顔は黒くなってしまっていた。
しかし、地震が発生するとその顔は一瞬で白く変化し、同時に地震を止めたのだという。
そして現在、肖像はこの豪華に装飾された礼拝堂に納められている。 -
慰めの聖母の礼拝堂(Cappella della Madonna del Conforto)
クーポラにはキリストの生涯がフレスコ画で描かれてる。 -
慰めの聖母の礼拝堂(Cappella della Madonna del Conforto)
祭壇に向かって右手。写真の左端に白と青の祭壇画のようなものが見えるが、これはルネサンス期のフィレンツェの彫刻家アンドレア・デッラ・ロッビアを始めとする、ロッビア一族が手掛けた彩色テラコッタ。 -
慰めの聖母の礼拝堂(Cappella della Madonna del Conforto)
こちらは祭壇に向かって左手。
ここにもロッビア一族の彩色テラコッタが飾られている。 -
"慰めの聖母の礼拝堂"の彩色テラコッタ、ロッビア一族の15世紀の作品。
写真左は聖母子を中心に、左から聖ドナート、マグダラのマリア、聖アポロニア、シエナの聖ベルナルディーノ。その頭上には永遠の父が。
写真右はキリストの磔刑、十字架の元に跪いているのは、聖ドナート(左)とクレルヴォーの聖ベルナルド(右)。
今回の旅では訪れた町ごとにロッビア一族の作品を目にしたが、見れば見るほどその美しさの虜になる。 -
16世紀の大理石の説教壇。
身廊を挟んで、この真向いにもう一つ説教壇があるのだが、写真は身廊右側のもの。 -
16世紀の大理石の説教壇。
こちらは身廊左側のもの。こちらの方が右側のより幾分大きい。渋みのある色の、重厚感のある説教壇だ。 -
チュッチョ・タルラーティの礼拝堂(Capella di Ciuccio Tarlati)
右側廊にあるこのゴシック様式の礼拝堂は、シエナ人の工房が手掛け1334年に完成した。アレッツォの61代司教であったグイド・タルラーティのいとこ、チュッチョを祀ったもの。 -
チュッチョ・タルラーティの礼拝堂(Capella di Ciuccio Tarlati)
祭壇のフレスコ画は作者不明。キリストの磔刑と、その足元には左から大天使ミカエル、聖母マリア、聖ジョヴァンニ、そして聖フランチェスコが描かれている。
上部のアーチには五聖人のフレスコ画。その中央にはアレッツォの守護聖人・聖ドナートが描かれている。 -
チュッチョ・タルラーティの礼拝堂(Capella di Ciuccio Tarlati)
祭壇に置かれている古い石棺。
チュッチョ・タルラーティのもの? -
石棺の上部。
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側廊に飾られていた板絵。
まるで本物の幕のような、リアルな摸写だった。 -
バラ窓のステンドグラスは身廊の天井画も手掛けたフランス人画家、ギョーム・ド・マルチラの1518年の作品。
聖霊降臨の場面が描かれている。 -
ドゥオーモを出て少し歩くと、フィレンツェのヴェッキオ宮殿を彷彿とさせる建物が。
これは14世紀前半に建てられた"プリオーリ宮(Palazzo dei Priori)"で、中世には高尚な司法官が執務を行う場所だったようだが、現在は市庁舎となっている。
ちなみに、写真の一番右端、アーチ状の入口はツーリストインフォメーションになっている。 -
プリオーリ宮の向かいにあるのは県庁の建物(Palazzo della Provincia)。
14世紀の2つの建物を合体させ修復し、1925年に発足した。
ネオゴシックの洗練された佇まい、神殿のような円柱を配した入口が特徴。 -
歩き疲れたので、一旦B&Bに戻ることにする。
水が無かったから、どこかで買って行こう・・・と、道すがらフラリと入った食料品店。 -
とても気さくなおにぃさんが、チーズやハムを勧めてくれたので、水と一緒にちょっとだけ購入。
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いや、だって・・・穴が開くほどじーっと見てたからね、ショーケースを。
勧められなくてもきっと買ってただろうな(^^;) -
チーズもいろいろあって、全部お持ち帰りしたいくらい!
しかもイタリアで買うと激安だし。あ~日本もこんなだったらいいのに・・・と、いつも思う。 -
19:00 B&Bに戻って来た。買い物した荷物を置いて、ちょっと休憩。
連日歩きまくってるから足もとうに限界超えてるんだけど、"火事場の馬鹿力"とでも言うべきか、旅の最中はなぜか気力でがんばれるのだ。
そういえば、チェックインの時オーナーが、屋上に上がって景色見られるからと言って鍵を渡してくれたっけ。
ちょっと行ってみよう♪ -
屋上に出てみると・・・あれあれ、けっこう見晴らしがいいじゃないか~♪
左手にドゥオーモの鐘楼、右手にはプリオーリ宮の塔が見える。その手前にも鐘楼が見えるけど、どの教会だろう?
後で行ってみようかな(←けど、もう結構疲れてる) -
赤いレンガの屋根が連なる向こうに、ぽっこりとクーポラが覗いてる。
あの教会にも行ってみたいな~(←けど、もうかなり疲れてる) -
夕暮れが迫るアレッツォは穏やかな表情を見せて、眺めてるこっちも心がほっこりした。
-
19:50 さて、お腹もぺこぺこなので、夕飯に出掛けよう!
旧市街の中心に向かって歩く途中、今にも「んもぉぉぉ~~」と鳴きそうな牛さん発見。
どうやら肉屋さんが経営してる、グリル料理のお店のようだ。
う~ん、肉もいいなぁ・・・
でも、もうちょっと考えよう。 -
またぶらぶら歩いていると、今度はピエロ・デッラ・フランチェスカの名画「ウルビーノ公夫妻の肖像」のパロディー発見!
アレッツォの町ではこんなのをあちこちで見かけた。水道メーターの蓋などに描かれていて、なぜか必ず水中マスクをつけてるのだ笑
このセンス大好き~~。見つけるたびにひとりニヤついてた。 -
これは「出産の聖母」のパロディー。
アレッツォに来る前にモンテルキの美術館で本物を見て来たばかりだから、余計におかしかった笑 -
お腹すいたなぁ・・・
何食べようかなぁ・・・
イタリア通りを歩いていて、ふと脇に伸びるレーディ通り(Via de' Redi)に目をやると、サン・フランチェスコ教会の鐘楼のお膝元に、人だかりになってるお店が・・・ -
お店の前に行ってみるとそこはピッツェリアで、窓に「真のナポリピッツァ協会(Associazione Vera Pizza Napoletana)」のステッカーが貼ってある!
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ナポリの伝統的な道化師"プルチネッラ"がピッツァを焼いている絵(写真)がこの協会のロゴになっているのだが、協会の定める条件をすべてクリアし、正真正銘のナポリピッツァを提供していると認められたお店だけが、使用を許可されるロゴなのだ。
う~~、ピッツァ食べたい!
アレッツォに来てピッツァ?!とも思ったが、しばらくナポリにも行ってないから美味しいナポリピッツァ食べてないし・・・
そう考えた瞬間には、もう店内に吸い込まれてた。
お店は"オ・スクニッツォ('O Scugnizzo)"といい、後で知ったがガンベロ・ロッソにも選ばれてるお店なんだそうだ。
Pizzeria 'O Scugnizzo
Via de' Redi, 11, 52100 Arezzo
TEL:+39 0575 333300
http://www.lo-scugnizzo.it/ -
店は中も外もいっぱい。でもかろうじて直ぐ席に着くことができた。
オーダーが混んでいるようで30分ほど待ったが、ようやく登場したこの美味しそうなピッツァを目の前にしたら感激もひとしお・・・会いたかったよ~ぅ、ナポリピッツァくん(泣)
水とマルゲリータをオーダーして8.80ユーロ。味はもちろん正真正銘のナポリピッツァ、モチモチしてジューシーで!
本場ナポリに全く劣らなかった。大満足♪ -
イチオシ
21:00 ピッツァを食べ終えて、腹ごなしに夜の旧市街を散策。
イタリア通りもだいぶ人がまばらになり、真っ赤なアレッツォの旗がひと際鮮やかに揺れていた。 -
イチオシ
雰囲気たっぷりの路地。
何気ない町の表情こそが、旅人の心をぎゅっと掴むんだよなぁ。 -
サンタ・マリア・デッラ・ピエーヴェ教会の高い鐘楼が見えて来た。
闇に浮かぶ姿は昼にもまして威厳がある。 -
サンタ・マリア・デッラ・ピエーヴェ教会の向かいにあった噴水・・・と言っても、もう水出てないみたいだけど。
オレンジの灯りに照らされて神秘的☆ -
グランデ広場に向かう途中のカフェ。お昼も前を通ったけど、夜はぐっと雰囲気が増す。
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夜のグランデ広場。
ここも夜の方がステキだなぁ~。グランデ広場 (アレッツォ) 広場・公園
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グランデ広場
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グランデ広場
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グランデ広場
ヴァザーリが設計したロッジェ宮殿、ライトが灯った柱廊がこれまたイイ☆ -
ロッジェ宮殿の柱廊
夕食のピークも過ぎたので、外のテーブルに座る人も少なくなってる。 -
グランデ広場
お城のような塔を持つ"ラッポーリ宮殿(左)"と、"コファーニーブリッツォラーリ宮殿(右)"。
ステキだなぁ~。この広場がイタリアでも有数の美しい広場と呼ばれるのも頷ける。 -
ドゥオーモ
ライトに照らされて黄金に浮き上がるアレッツォのドゥオーモ。その姿は昼にも増して荘厳だ。ドゥオーモ (アレッツォ) 寺院・教会
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ドゥオーモ
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ドゥオーモ側面の二連窓、これも美しい。
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イチオシ
プリオーリ宮を見上げると、塔の上にぼんやり浮かぶお月さま。
ここでなぜか日本の「荒城の月」が頭に浮かび、あわててかき消す。
全然イメージ違うじゃん(汗) -
プリオーリ宮の脇からリカソーリ通り(Via Ricasoli)に入る。
向こうに、トスカーナ大公フェルディナンド3世の像が見える。 -
ムレッロ広場に辿りついた。
右がトスカーナ大公フェルディナンド3世の像。
左の小さな教会、気になってたけど、結局中に入れなかったな。 -
トスカーナ大公フェルディナンド3世の像。
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イチオシ
ムレッロ広場から伸びる下り坂。この風景がなぜかとても心に沁みた。
・・・けどピンボケだもんなぁ~~。写真ヘタクソでかなわん(-_-# -
サンテ・フローラ・エ・ルチッラ修道院。
ここも中に入ってみたかったけど、結局時間が無くて見られなかった。
鐘楼は夜もとてもエレガント☆ -
22:00 B&B"La Corte"に帰ってきた。
またまた屋上に出てみると、おいおい、雰囲気いいことになってるじゃあないですか♪
今日一日を反芻しながら、しばらくぼけら~っと眺めてた。 -
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今日は一日で4つの町を巡るという、超ハードスケジュールだった・・・
クタクタだけど、心はすごく満たされてる。
アレッツォは二度目だったが、まるで初めて訪れたかのように発見が多く、そしてまだまだ魅力を発掘したいと思わせる町だった。
さて、明日も3つの町を巡り、最終地ボローニャまで。
レンタカー移動は最後の日だから、事故らないように気をつけよーっと。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (8)
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- tamaemonさん 2020/06/29 22:57:50
- 奥が深いイタリア!
- めておら☆さん、Buonasera!?Buongiorno!かな?
めておら☆さんの旅行記見てると行きたいところがたまっていく!150年ほど生きなくては回りきれないかな!?
回廊を歩いてみているだけで美術館巡りになりそうね。
真っ赤なアレッツォの旗、フェラーリみたいね~素敵な夜の街だわ!って思ったらやっぱりイチオシね。絵葉書にして!
水中眼鏡の公爵夫妻、笑える!実は水道局員だったのかしら?
そうそうまたまたスペインで修復失敗の絵が出回ってますね。あまりのひどさに元に戻して!って言ったらさらにひどいことに!?イタリアやフランスでは修復士は資格があって基準も厳しいそうですが、なぜかお隣のスペインは無い?それにしても子供が描いたって言ってもいいくらいのレベルだわね。
ハムにチーズ、美味しそう!やっぱり買っちゃうよね。主人のお土産といえば、チーズにワイン、日本のスーパーで見かけると、ヨーロッパ価格になれているせいか、1/3で買えるよ!ってぼやいてます。
でもやっぱりナポリピッツア!食べたい!
最終的には食べ物に釣られる今日この頃、もうすぐ角界入りです!?
続きも楽しませていただきますね!
tamaemon
- めておら☆さん からの返信 2020/06/30 05:55:41
- Re: 奥が深いイタリア!
- tamaemonさーん、いつもご訪問&コメントも、ありがとうございます♪
ふふふ、tamaemonさんは150年もイケそう♪だってバリでいつもキレイにされてるし、若くてお肌プリプリだよ☆
でもね、私も最近あと何回イタリア行けるのかなぁ・・・って考えます。
気力はあっても体がついて行かなかったらダメだもんね。なのでコロナでイタリア行けない間もyoutube見ながらエアロビやってます(←気休め程度だけど汗)
そうそう、スペインの修復失敗の話、またニュースに出てましたね!あのニュース聞いた瞬間tamaemonさん思いだしちゃった笑笑
それにしても、アレもひどいですよね~。1回目なんか、何年か前の失敗のときのお猿さんみたくなっちゃってて、でも2回目なんかもう子供の落書か?!って思うほど・・・もう大爆笑してしまいました。
ホント、スペインは素人でも修復できるって聞いてびっくりだね。
チーズやハム、ワインはあちらの価格を知ってると、ホントに日本で買うのがバカくさくなっちゃうよね。tamaemonさんのお宅は特にワインもお好きだから、日本より低価格でかつ断然美味しいとなると、余計にそう感じるでしょう??
残念なのは、向こうに行っても買い溜めしてこれないってのがねぇ・・・
かといって向こうで食い溜めもできないしねぇ・・・(←でも、私は食いしん坊だから、三人分くらいは食い溜めしてきますが汗)
美味しいナポリピッツァも食べたくなるよね~。今年はコロナでイタリア行けないから、余計に美味しいイタリア料理が恋しいです。
「最終的には食べ物に釣られる今日この頃、もうすぐ角界入りです!?」←ハハハ、やっぱり食べ物重要でしょう?!
けど、お互い角界入りだけは避けましょう。飛行機乗るのしんどくなるからね笑
めておら☆
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- cookieさん 2020/06/23 20:11:15
- アレッツオの夜
- こんにちは こんばんはかな? めておら☆さん
いつもお世話になってます。
アレッツオ私も 19年は 11月に行ってまして、 まだ 書き上げてない状態です。
めておら☆さんの旅行記みてると あーーん フランチェスカの絵画好きだし
大好きな地方の料理も 書いてるし おなじ考えで 嬉しいです💕
南イタリアのアルタムーラの旅行記も めておら☆さんの旅行記を
みて 泊まりたい(今回は マテラになっちゃいましたが)
本物のアルタムーラのパン食べたーーいとおもったもの!
それに マイナーな所に行ってる所が すごく 参考になって 片割れが 行きたい所が また マイナーすぎて
だったら ここもって 言う場所が いっぱい。
ただね 片割れは 食事酒中心で ついつい 時間食うので 次の訪問地いけないってこと 多々 Zzzz…
残念ながら 結局19年は アルタムーラにも イータリにもいけず。
すべては 雨だらけだったから。。
めておら☆さんは イタリア語できるから いいよね。
たまに 日本語は もちろん、英語の説明がなくて イタリア語だから 本当 こまっちゃう!
ではでは また 勉強しにきまーーす
cookie
- めておら☆さん からの返信 2020/06/23 21:20:30
- Re: アレッツオの夜
- cookieさーん、毎度です!
いつもご訪問いただいて、コメントまで、ホントにありがとうございます♪
cookieさんのアレッツォ旅行記拝見してみようと思って探したら、なんと、サンセポルクロとモンテルキの旅行記に行きあたりました!
いいもの見つけちゃった~♪
アンギアーリの町、cookieさんと同じとこで撮った写真がいっぱいあって、なんか嬉しくなりました。
サンセポルクロとアンギアーリを繫ぐあの坂道、何度も写真撮っちゃうって書いてましたが、その気持ちよーーーくわかる!すごく心惹かれる坂道ですよね。
それと、モンテルキ。私は時間が無くて美術館見て終わりだったんです。はかりの博物館も見たかったし、モンテルキの街歩きもしたかったんだけど叶わず・・・
でも、cookieさんの旅行記拝見できたから、行ったつもりになれました。感謝~~☆
こちらこそ、ピエロさんの絵が好きとか、cookieさんと共感できること色々あって光栄です。
「片割れは 食事酒中心で ついつい 時間食うので 次の訪問地いけないってこと 多々 Zzzz…」←一緒に行かれる方とこういうズレがあるとなかなか思うように行かない時もあるかと思いますが、でも逆に楽しさは2倍になる時もあるでしょう??私は一人旅が好きなのでいつも一人ですが、誰かと共感する楽しさも、時にうらやましいな~って思います。
アルタムーラ、機会があったら是非行ってみてくださいね。パンが美味しいだけじゃなくて、町もホントに素敵なの☆
私もまたcookieさんとこお邪魔して、参考にさせていただきますね(^^)
めておら☆
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- マリアンヌさん 2020/06/22 12:07:38
- 旅情誘う坂道の夜景☆
- めておらさん 毎度!!
アレッツォやっぱりいいねぇ。La vita è bellaの傾斜のあるPiazza Grandeも雰囲気いいし、興味深い教会はたくさんあるし、フィレンツェほど観光客は多くないし、骨董市もあるし長期滞在して散策したり拠点にして村に出かけたりしてみたいなぁ。
冒頭のカバン屋さん、いいよね、職人文化。私なら何か買っちゃいそう(^_-)-☆
サンタ・マリア・デッラ・ピエーヴェ教会の後陣ってアーチが美しいけどファッチャータも独特だよね。ピサはもちろんフェッラーラやクレモナにも近いけど三段の柱廊が美しいね。ロマネスクに戻してもらって良かった!
そしてルネッタの屋根の部分に12ヶ月の労働があったんだね、完全に見落としてた。
意味がよく分からない時があるけど12ヶ月の労働ってほっこりして好き♪
ルネッタも聖母も葡萄模様もいい感じだね。
クリプタは入れなかったんじゃないかな?忘れちゃったけど、柱頭楽しいよね~
パンチ最高(^o^)/
ドゥーモは時間がなかったから一直線にピエロ・デッラ・フランチェスカのマグダラのマリアって感じだったから、めておらさんのガイドですっかり「へぇ~ほぉ~!」って観光気分に浸っちゃったよぉ。いつもホント解説が詳しいけどイタリア語のサイトを見て訳してるの?私なんて聖書とか知識薄いから飛ばしてる。
昨晩もフランス古道具店主(女性でコロナで日本に足止めされてたけどもうすぐアヴィニヨンに戻る)と話してたんだけどチーズが安くて美味しいよね~!と。
でもcenaは、ガンベロ・ロッソのピッツェリアですって!?当たったねぇ。
夜のお散歩も素敵☆ヴァザーリの柱廊も夜のほうが好き。
イチオシの遠景が見える坂道い感じだねぇ。イタリアの単色の灯りって旅情を誘うよね。ちょっぴり切なくて甘い…
マリアンヌ
- めておら☆さん からの返信 2020/06/22 12:54:13
- Re: 旅情誘う坂道の夜景☆
- マリアンヌさん、毎度どもですぅ~
お忙しいのに、いつもコメントもGrazieです♪
アレッツォいい町だよね~。今回も短時間だったから、見たいとこだけに絞るしかなかったんだけど、ホントは小さい教会とかもたくさん回ってみたかった・・・
そぞろ歩きながら、「あ、こんなとこに教会が♪」なんて、宝探しみたいに街歩きするのこそが楽しいんだけどね。
トスカーナはステキな村が多いから、マリアンヌさんが言うようにアレッツォを拠点にして回るのっていいアイディアだと思う~☆
サンタ・マリア・デッラ・ピエーヴェ教会のファサードはホント美しいよね。あの細い柱の連なる感じがとってもエレガントで。
ルネッタのとこの人形、見逃しちゃったかぁ~。マリアンヌさんもきっと気に入ると思うよ。もし次回行ったら見てみてね。人形カワイイから♪
クリプタは確か制限なく入れたと思うけど・・・私、表示見逃したかな(@@;)
いやいやいや、解説が詳しいのはマリアンヌさんだよ~!私はネットで予習した情報とかだけど、マリアンヌさんは日ごろから本読んだりして勉強してるでしょ?だから歴史的背景とか、宗教的な流れとか、ホント詳しいもんね。
私はイタリア語のサイト見たり日本語のサイト見たりだけど、間違って解釈してることもあると思う・・・(^^;)
そっか、フランス人でもイタリアのチーズは安くて美味しいって言ってるんだね。日本はチーズ高すぎて、なかなか買えないもんね。
ナポリピッツァはホントに美味しくて、またナポリにも行きたくなっちゃったよ。
イタリアはEU加盟国からの旅行者受け入れはじめたんだよね??
他の国からの受け入れはいつなんだろうね。でも日本側の渡航禁止が緩和されないと、どっちにしろ行けないんだよね??
1日も早く行ける日が来ますように・・・
めておら☆
-
- るなさん 2020/06/21 19:54:08
- 今回もすんごいねぇ~
- めておら☆さん、Buonasera☆
そうだねぇ~職人さんのいわゆる工房とかがあっていいよね。フィレンツェとか行くと店の奥に工房があったりするじゃない?なんかいいよね。まぁ私は一生職人にはなれんけど(爆)せいぜいマスク職人だ(しかもいい加減 爆)
サンタ・マリア・デッラ・ピエーヴェ教会、いやいや詳細なる説明Grazie♪
すごいよねぇ~こういうの解説しちゃうんだから。
私なんかへぇ~人形がおるわ!ぐらいにしか思わんからね('◇')ゞ
内部もとってもシンプルだね。
クーポラも木製で、何ら装飾はないけど重みがある感じ?主祭壇の後方のくぼみには装飾してあったのかしら?
私は結構ビザンチンのピカピカとか大好きなんでこういうシンプルな内装は新鮮だわ。
クリプタの柱の顔とかマリアンヌさんも好きそうだねぇ~(笑)彼女の手にかかるとめておら☆さん同様うんちくがすごいからな。
しっかしパンチパーマ言うなぁ!!(爆笑)
広場に向かうところのカフェの店先がと~ってもいい感じ♪あぁぁこういう何気ない街角見ながらぶらぶら歩きたいよぉ。
イタリアを始めヨーロッパって、店先は回廊とかにもいっぱいテーブル並べてるしどこまでが公共の道なんか?っていつも思う(笑)狭い路地裏でも平気でテーブルあるもんね。こんなん日本じゃあり得ない...けど、そういうファジーな感じが好きなんだよな~いいなぁヨーロッパ練り歩きたい!!
広場を囲む建物にはフラッグが付いてるけど、コムネのマークなんかしら?
Duomoの天井、素晴らしいねぇ~
イタリアの教会はファサードは地味めだけど中はすごい!ってのがよくあるけど、Duomoはたいていそういう造りかしらね?まぁミラノもフィレンツェもファサードもすごいけど(笑)そいうやローマってDuomoないのね?あっヴァチカンか?
いやいや今回もたくさん解説してくれてありがとう~
私にはさっぱり???な感じだけど、こういう街歩きの仕方はやっぱお勉強になります。はい。
るな
- めておら☆さん からの返信 2020/06/21 21:47:43
- Re: 今回もすんごいねぇ~
- るなさーん、お忙しいところいつもご訪問&いいね、そしてコメントもあざーーーっす!
え~、るなさんは十分職人だよ!まず写真はホント素晴らしい☆そしてマスクは職人以上だった。なんてったってデザインがステキだったからね♪
サンタ・マリア・デッラ・ピエーヴェ教会のコメント
「私なんかへぇ~人形がおるわ!ぐらいにしか思わんからね('◇')ゞ」←ちょっとぉ~、めっちゃウケますけど笑
いいの、るなさんに能書きは必要ないんです。なんでかっていうと感性で見た物を表現することに長けてるからね。私は逆にそういうのがヘタクソなんだなぁ~。
「主祭壇の後方のくぼみには装飾してあったのかしら?」←スルドイ!!
そう言えば、後陣の装飾チェックするの忘れてた!先にクリプタに気をとられてしまったから・・・
でも、あの感じからすると多分祭壇以外になんも無さそうですよね(←テキトー)
解説にかけては私なんかよりマリアンヌさんが全然スゴイです。私は薄っぺらい知識だけど、マリアンヌさんは本とかもしっかり読んでて知識がハンパない!
しかしホント、るなさんが言う通り、私もイタリアのファジーさ大好きです♪
「ねぇねぇ、公道だけどそんな風に使っちゃっていいの?」とか、「ねぇねえ、めっちゃ進路妨害してるけど、そんな風に車停めていいの?」とか。
日本て色んなことにイチイチ細かいから、イタリアのあのテケトーさに萌えてしまうんだな、きっと。
「そいうやローマってDuomoないのね?」←これもめっちゃスルドイ!!
そう言えばそうだね。今までなんで気が付かなかったんだろ??
ヴァチカンはイタリアじゃないからローマでもないし、だからローマのドゥオーモでもないよね?(←もう何言ってるかわからない汗)
るなさんの視点はまったくもって興味深いっす。それが旅行記にも出てるから楽しいね♪
私もまたお邪魔させていただきまーす(^^)
めておら☆
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