スペイン　サンチアゴ巡礼④　巡礼第１日　ピレネー越え

2018/09/08 - 2018/09/09

スペイン巡礼フランス人の道7日間ピレネーを越えログローニョまでが今回の旅
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いよいよ巡礼開始　距離25キロはマラソンに比べれば短いが荷物を背負う、標高差1400メートルも登山ではよくあることで、何とかなるはず。
昨日の巡礼事務所のおばちゃん「9時間かかるからね」
夏なら朝6時発ということもあるが、陽が短くなりサマータイムの西の端のスペインでは9月は7時でもなお暗いので、出発は8時前になる。したがって遅い人は17時すぎての到着となるので注意。
快調に歩いたので結果として7時間30分で15時台で到着。
ロンセスバージェスのアルベルゲの予約が功を奏して快適にチェックイン。これ極めて重要。

エリア スペイン

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

さあ出発。
モンベルキトラパック４０、今回の重量はサブバック含めて8キロ、これに水が加わる。まあ適度な重さ。衣類等、超軽量素材でそろえたので値段ははったがその価値があった。

朝のサンジャンピエドポル

朝7時45分はまだ薄暗い

これよりナポレオンルート

アルベルゲオルソンまで途中には宿がないように書いてあるガイドブックもあるが、実は途中にＧｉｔｅという民宿が何軒かあるので、峠越えの距離を短くしたい人にお薦め。要予約

牧場が広がる

順調に高度をあげていく

車道でときどき車が来る

秋の空の雲は高いので涼しい

サンジャンピエドポルは朝霧の下

巡礼者が視界から消えることはないのでかえって安心

3時間かかってオルソンの宿　ここは収容力は少ないので泊まる場合は予約必須

店内でサンドイッチを購入
塩分の強いハムが入っているだけで野菜が入っていることはめったにない
日本のサクサクレタスのサンドイッチが懐かしい

ここが最後のトイレポイント

先はまだ長い

稜線に出ると視界を遮るものはない
草原と牧場が続く

羊がたくさんいる

稜線のマリア像　ここまでくればかなり上がった

延々と稜線が続く　秋の空なので暑くはないが、これが夏なら大変

移動販売車が出てます

まだまだ先は長い

水飲み場
まわりに羊がいっぱいいて、水質には疑問

避難小屋
トイレがあるかと思いきやない。木陰のない稜線でトイレの場所を探すのは大変だが、男女ともそれぞれいろいろな場所でしているようで、ところどころに落ちているティッシュがその印
牛や羊のフンがあちこちにあるところにバイオトイレなど作ってもしかたないという発想？

稜線に出てからがとにかく長くどこが最高点かわからず、急に坂を下りだす

急坂を下り森の中に
この雰囲気は日本のハイキングとかわらない

ようやく着きましたロンセスバジェスのアルベルゲ
収容力180人はカミノルートで最大。
実はこのアルベルゲ、定員の3分の１まではネット予約を受け付け。
15時過ぎに到着したら、チェックインに長蛇の列。予約してあるのなら、並ばなくてもいいから空いてからおいでよといわれ安心。
15時30分には満員となり、それ以降到着の人は断られる。
次のアルベルゲは２つ先の村までなく、歩くと数キロ。歩けない人向けに乗合いタクシーをアレンジしていた。
この村はボトルネックなので予約がお薦め、予約ない人は、満員だったらどうするか研究しておくとよい。

チェックインの列が少なくなるまで、近くのバーでビールを。
7時間の歩きの後のビール最高。

小さい教会あります。内部非公開。

アルベルゲはもともと修道院なので教会があり、巡礼者向けミサが夕方あり、参加
ようやくここまで来たと感無量

部屋はこういう感じで4人毎に仕切り。カーテンはない。シーツは交換しているわけではないので、寝袋で寝る。コンセントは4人に対し２つ。
公営アルベルゲはこういう感じ。

食事は10ユーロでセットメニューがあり、近くの2か所の食堂で時間と場所を割り振られ、テーブルをかこんで一緒にたべる。ドイツとブラジルの人と食べたが、4人に一本のワインが料金に含まれるが、直ぐ飲んでしまったので、追加ボトル6ユーロを購入してみんなでたくさん飲んだ。
峠越えが終われば、明日からはただひたすら歩くだけ。