世界3週目　夏旅は香港・ラスベガス・イエローストーン・オランダ・ベルギー＆パリ　④イエローストーンツアー　その２

2018/06/16 - 2018/07/09

イエローストーン周遊の旅はJTBのツアーに現地発着で参加しています。
それぞれのポイント間が遠いので、観光バスで巡るのはとても楽でした。
添乗員さんとガイドさんが一緒で解説を聞きながら行けるのも
分かりやすかったです。

世界初の国立公園イエローストーンは世界遺産にもなっています。
ツアーの始めに訪れたマウントラシュモアの大統領記念碑や
クレイジー・ホース記念碑、デビルス・タワーに続いて、いよいよ
公園内を観光します。

北米大陸最大の火山地帯であるイエローストーンは広大で面積は
四国の半分に相当します。
300以上の間欠泉を含む一万を超える熱水現象があり、観光スポット
もたくさんありました。
また、野生動物も保護されているので、いろいろな動物を見ることが
できました。

エリア イエローストーン国立公園周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 100万円以上
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

シェリダンのホテルで朝食です。
（ホリデイイン　シェリダン　コンベンションセンター）

イエローストーンまで4時間かかるので、朝食時間も早く
6時から。

朝食です。
他にフルーツやヨーグルトもありました。

朝、ホテルの前を歩いていたミュール鹿。
耳が大きいのが特徴。

ホテルを出発して330㎞を走り、イエローストーンを
目指します。

広々とした高原を走っていきます。

岩山の山間の道も走って。

朝は雲が多かったのですが、だんだん晴れて
きました。

走行距離が長いので、途中で休憩。

Greybull Rest Area

ここでは休憩だけでしたが、フェンスの向うを
見ると飛行機が。

退役した数々の飛行機が展示されていました。

小さな野ウサギにも出会えました。

コーディに着きました。

ここは、西部開拓時代のカウボーイ文化を色濃く
残していて、ロデオ大会やガンファイトショーなどが
開催されます。

この町はバッファロー・ビルことウィリアム・
フレデリック・コーディが造った町です。
1896年、彼を中心に投資家達がコミュニティを
創立したことに始まりました。
彼はアメリカ西部開拓時代のガンマンで、後に興行主、
実業家。
西部劇では知らない人がいないほどの英雄だそうです。

バッファロー・ビルはログキャビンのホテルを建て
バーリントン鉄道を誘導し、イエローストーン公園への
道を開きました。

車窓から見えるホテルは”IRMA Hotel”

バッファロー・ビルが1902年に彼の最も若い娘、イルマの
ために建てたホテル（偶然写っていました）

現在でも彼のファンが世界中からやってくるとのこと。

この町で昼食です。

「China Town」

中華のバフェですが、品数が多いです。

このように料理が並んだ列が3列ほどありました。

食べやすい味で美味しく、特にチャーシューが
スモークの香りで美味しかった。

デザートにはソフトクリームもあり、盛り合わせて
みました。

昼食後、さらにバスで走り、公園の東入り口から
入りました。

湖が見えてきました。

山頂は雪をかぶっています。

山火事の跡も。

そして大きく広がるイエローストーンレイク。

標高2357ｍ、湖岸線は180㎞にもなります。
面積は琵琶湖の約半分のカルデラ湖です。

平均深度は42ｍで常に青色の水をたたえて
美しいです。

また、湖底には噴出孔があり、形状からコーンと
呼ばれています。

バイソンの姿が見えました。
大きい。

こんな所にも。

何しろ火山地帯です。
あちこちから煙が上がっています。

Mud Volcano Areaへ。

1870年代初頭に発見された場所。
イエローストーンで最も酸性度が高い温泉の
一つです（ほぼクエン酸と同じ）。

木道のトレイルが整備されていて一周散策できます。

Mud Volcano

泥火山です。温度は84℃。

八幡平にある泥火山と同じですが、八幡平の方が
粘性が高く、泥坊主が顕著。
（火山や温泉は得意の夫によると）

私も八幡平には一緒に行きましたが、そう言えば
ボコボコとなっていた記憶です。

木道を歩いて行きます。

あちこちで見られる温泉。

野鳥の色もきれい。

次に見えてくるのは「Dragon'Mouth Spring」

「龍の口」です。

こちらが「龍の口」

洞窟状の口を持ち、呼吸するようにリズミカルに
蒸気（水蒸気、硫化水素、二酸化炭素）を吐き出しています。

バスで移動してヘイデン・バレーへ。

イエローストーン湖とキャニオンカントリーの
渓谷との間、かつては火山のカルデラだった所です。

イエローストーン川がゆったりと蛇行して流れている
大草原地帯。

草原ではバイソンが群れをなしています。

親子かな。

次は滝を見に行きます。

ここでは水量も多く、怖いくらいの流れ。

イエローストーン川にはLower,Upperの2つの滝が
あります。

こちらはLower Fallsが見える「Lookout Point」

Lower Fallsです。

高さは94m。
ナイアガラの滝の2倍あります。

ルックアウトポイント周辺のトレイルです。
約1.5㎞（往復45分）を歩きました。

途中から見る滝は、さらに豪快に流れ落ちて
いました。

そしてここは「イエローストーン　グランド
キャニオン」です。

イエローストーン川の浸食によって造られた
長さ32㎞、深さ約250～300ｍの峡谷。

黄色い地肌をしていて、イエローストーンの名前は
ここから名付けられました。

次にバスで移動した先はこちら。

「Norris Geyser Basin」

バスを降りて歩いて行くとこんな景色が
見えてきました。

ここは近年新しく活動が始まった地域です。
イエローストーンの中でも地熱現象が最も活発と
言われています。

ここでも木道を一周します。

蒸気がどんどん上がっています。

いかにも熱そう。

急に温泉がわき上がって火傷をすることも
あるそう。

色の変わっている所もあり。

こんな看板もありました。

天気が良くても荒涼とした景色ですが、
花を見かけることもありました。

まるで恐山を歩いているような気分の中、
少し癒されました。

さて、今日の観光は終わり、ホテルへ。

「イエローストーン　ウェストゲートホテル」
ここには2連泊します。

玄関前のベンチが可愛い。

部屋に入りました。

バスルーム。

部屋には冷蔵庫や電子レンジもありました。

車で来て長期滞在する人もいるのでしょう。

ここはモンタナ州になります。
イエローストーンの西の玄関口の町です。
公園内のホテルは数が少なく料金も高いです（特に
夏のシーズンは）

そのため、今回のツアーもそうですが、公園のすぐ外の
ホテルに滞在する人も多いです。
公園に入るには毎回、ゲートを通って行きます。

夕食までの間、少し町歩きをします。

小さな町で、イエローストーンを観光する人の
ためのホテル、お土産屋さん、飲食店などが
並んでいます。

ガイドさんに聞くと、このあたりで採れる
ハックルベリー商品が人気とのこと。

お菓子やシロップなどたくさんあります。

ジャムも。

重いけどジャムを買いました。
欧州経由で日本に持って帰るので、できるだけ
重い物は買いたくないのですが、地元の物は
欲しいです。

お土産もいろいろ。

最近よく見かけるパワーストーン（？）の店。

海外では特に多い気がします。
大きな石もあり、広い部屋に飾るのかな。

それぞれに町の散策をして、集合。
夕食会場へ。

白ワインとビールも注文。

メインはステーキでした。
このお肉は柔らかくて美味しかったです。

デザートはチョコムースとコーヒー。

イエローストーン公園内を観光する1日目が
終わりました。
翌日は公園内のメインの観光スポットを回ります。

続く。

この旅行記へのコメント （2）

• りりいさん 2018/09/28 15:21:49

  イエローストーン

  なんと雄大な景色ですこと！
  火山の噴火、温泉の噴出と言って良いかどうか分かりませんが、日本ならすぐに
  ｢地獄谷」とか名前が付けられそうですね。
  滝もすごい迫力ですね。トレイルが何度かありますが、行く前に足腰を鍛えて準備しないと行けないみたいです。
  
  ホテルの食事もいいですね。
  いつもサラダたっぷりついていて、完璧だとおもいます。
  ブルーベリーのジャムでしょうか、確かに荷物が重くなりますが、イエローストーンのジャムとなると、味も格別でしょうね。
  カナダにあるのは、イエローナイフでしたね。勘違いしていました。

  さくらいろさん からの返信 2018/09/29 17:40:16

  RE: イエローストーン

  イエローストーンはまさに広大、雄大な公園でした。
  いくつもの州にまたがって広がった火山地帯です。
  私は「とてつもなく大きな別府地獄めぐり」のようだと思いました。
  
  景観も様々で怖いような場所もあり、温泉が急に噴き出す危険も
  あるとのことでした。
  
  国立公園として整備されているので、トレイルが各地にあり、ぐるりと
  歩いて回れます。
  野生動物にも会えて、いい思い出です。
  
  ツアーの食事はサラダがいつもあり、それはよかったです。
  ヨーロッパではあまり生野菜はついていないですね。
  イタリアでも町のマルシェには野菜がたくさんあるのに、お店での
  食事にはあまり出てこないな、と思った記憶があります。
  
  重いけど買って帰ったハックルベリーのジャム（というよりジェリー）
  は美味しかったです。
  ベリーの種類はいろいろありますが、ブルーベリーのような色です。
  北欧でもベリーがたくさん並んでいたのが懐かしいですね。