2018/06/16 - 2018/07/09
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さくらいろさん
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JTBのツアーに現地発着で参加しています。
イエローストーン国立公園観光の後はグランドティートン国立公園に
向かいました。
天気に恵まれたおかげもありますが、アメリカで一番美しいと言われる
公園で眺めた景色は感動的でした。
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イエローストーンレイク湖岸にある、ウェスト・サム観光を
終えて、バスはグランドティートンに向かいました。
車窓から見えてくる山並みの美しさに目を奪われます。 -
ジャクソンレイク・ロッジに着きました。
ここはグランドティートン国立公園のモーランの
近く。
1955年に完成した国立公園庁所有のロッジです。 -
ロッジに入りラウンジに行くと、中は暗いのですが
その先にこの景色が広がっています。
この時点でもう歓声が上がります。
なんて素晴らしいロケーションのロッジなのでしょう。 -
ロッジのテラスに出てみました。
ここは「アメリカで一番美しい国立公園」と
いわれています。 -
標高4,197mのグランドティートンを筆頭に
連なる山並みです。
火山地帯のイエローストーンの「動」に対して
「静」の大自然の国立公園と言えます。 -
ガイドさんが見せてくれた連山の名称。
ティートン山脈の最高峰、グランドティートンは
アメリカン・ロッキーの象徴とされます。 -
外はかなり風が強かったのですが、ツアーの
皆さんも熱心に写真を撮っていました。 -
ラウンジも素敵なインテリアです。
誰でも自由に入って、それぞれの時間を
過ごすことができます。 -
ロッジ内で昼食ですが、少し時間があるので
中を歩いてみました。
お土産屋さんもオシャレ。 -
つい手に取ってみたくなる物がいろいろ
ありました。 -
可愛い木彫りの動物たち。
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剥製よりも飾りやすい?
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暖炉もありました。
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ガイドさんは一度だけ、野生のオオカミを
見たことがあると話していました。
イエローストーンとグランドティートン、
広大な公園です。
いろいろな動物が保護されて生息しています。 -
ロッジ内の店で昼食です。
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レストランの窓からも山々が見えました。
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中は広くてテーブルもたくさん並んでいます。
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カラフルなサラダ。
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ここでもメインはハンバーガーでした。
ポテトがアイダホ産とのことで、美味しかったです。
ハンバーガーもバッファローよりも食べやすい。
ボリュームがありました。 -
ロッジを出て、次に向かいます。
-
向かった先は「オクスボウ・ベンド」
モーランのゲートの手前にある展望台です。 -
スネークリバーが穏やかに流れ、正面に
マウント・モーラン(3,842m)がそびえています。 -
その昔、インディアン達が川辺で過ごしていた
様子。 -
川面に何かいる、と見てみると。
-
ペリカンの親子でした。
(夫が望遠で撮りました) -
ここにもいました。
ペリカンらしい立派なくちばし。 -
川でもいろいろな動物を見られるようです。
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次に向かう車窓から。
バイソンかと思ったら、牧場の黒牛でした。 -
次のスポットは「スネークリバー・
オーバールック」 -
蛇行し大きく湾曲したスネークリバーと
背後にそびえる主峰・グランドティートンが
見えます。
絶景。 -
さらにバスに乗って「アンテロープ・
フラットロード」へ。
19世紀にモルモン教徒によって開拓されたのですが
畑にも牧畜にも適さず、後に放棄された土地です。
あたりには当時のままの建物が点在しています。 -
ガイドさんに当時の様子を聞きながら
見学しています。
ここは映画「シェーン」(1953年)の撮影地でも
あります。
「シェーン、カムバック!」と呼びかけるラストシーンと
主題歌「遥かなる山の呼び声」が有名です。
私は映画の内容はよく覚えていないのですが、山の景色は
覚えがある気がしました。 -
昔の建具も残っていました。
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こちらは少し離れて建っている納屋。
1912年から1945年までモルモン教徒の
T.A.Moultonとその息子が使用した建物です。
背後にティートン山脈を望むこの納屋の写真は
数々のガイドブックに掲載されています。
アメリカ合衆国で最も数多く写真を撮られた(今も
撮られ続けている)納屋とのことです。
そんなジャンルがあるの?と思いますが。 -
周囲は何もなくsagebrushのみ。
米国西部に多いヤマヨモギ。
畑にも牧畜にも向かない、というのが分かりました。 -
駐車場近くには綿の木がありました。
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続いてジャクソンの町に着いたのは15時頃。
ここはワイオミング州北西部です。
海抜2000mにあります。
ジャクソン・ホール(ジャクソン谷)にある
唯一の町。 -
夕食の時間まで1時間半ほど町歩きを
することになりました。
ジャクソンはグランドティートンのゲートウェイと
して、また全米屈指のスキーリゾートとしても
知られています。 -
町の中央にある公園広場の入り口ゲートは
たくさんのエルクの角でできています。
エルクは新しい角が生える時には、古い角を
落としてしまうそうです。
その角を集めたもの。 -
馬車で観光もできます。
ちょっと乗ってみたかった。 -
小さな町なので歩いて回れます。
-
アーケードにいろいろな店が並んでいました。
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お土産屋さん。
-
紙製品が好きな私は、この店が気に入りました。
-
ハンギングの花も飾ってあって
きれいでした。 -
時間になったので、集合してバスに乗り
夕食の店へ。
「Calico Restaurant and Bar」
町からは少し離れたジャクソン・ホールの
Wilsonというスキーリゾート地にありました。
テラス席が人気で、夏のシーズンは予約が取りにくい
とのこと。
(ツアーの私達は室内の席。しかも17時という早い時間の
予約しか取れなかったと、添乗員さん。人数が多いので
仕方がありません) -
早い時間なので混みあう前です。
店内の絵が素敵。 -
イタリアンでした。
スープ。
豆などが入っています。 -
メインは選べました。
ワイオミング牛のステーキ。
付け合わせはグリーンアスパラやズッキーニ、
パプリカなどでした。
ステーキは少し筋がありましたが、野菜も含めて
味はよかったです。 -
きのこにコーンミールを詰めて焼いたもの。
生野菜やチーズがトッピングされています。
面白い料理でした。 -
デザート。
大きなチョコクッキーの上にアイスクリーム。
ビールやイタリアの赤ワインも注文しました。
人気店らしく美味しかったです。 -
お店の前には夏の花。
食事が終わってもまだ明るい時間でした。 -
バスでホテルへ。
この日は「ハンプトンイン ジャクソン ホール」
に宿泊です。
ホテル入り口前にはBBQ台もありました。
この後、夫が通りかかった時には、子供連れの
家族がマシュマロを焼いていたそうです。
キャンプのようで、いいなあ。 -
ホテルに入り、チェックイン。
-
部屋で落ち着いても、まだ19時半くらいです。
-
バスルーム。
-
夕食が早かったので、散歩がてら近くの
スーパーに行くことにしました。
「アルバートソン」 -
飾ってある花もきれいです。
-
売り場の花束の色合いもアメリカ的。
-
肉売場にはバッファローも並んでいました。
牛肉よりも高いくらいでした。 -
ここでも、スーパーの隣にリカーショップ。
少し買い物をしました。
ホテルに戻り、のんびり過ごしてこの日は終了。 -
翌朝です。
朝食会場へ。 -
果物やヨーグルトもありました。
-
朝食プレート。
この日は観光の後、バスでソルトレイクシティに
向かうので朝が早いです。
6時からの朝食なので、たくさんは食べられませんでした。 -
バスで出発しました。
今日も天気が良くて、山がきれいです。 -
公園への入り口。
国立公園に入る時には、いつもこのゲートを
通りました。 -
最初の観光スポットは「トランスフィギュレーション
教会」
ここも映画「シェーン」に出てくる開拓者たちの
居住地です。 -
教会に入る前に鐘を鳴らせます。
-
草原の中に建つ丸太造りの素朴な礼拝堂です。
1925年に建てられたプロテスタント系の教会で
普段は無人、木曜日だけ牧師さんがミサを行いに
来るそうです。 -
ここでもガイドさんが背景の山々の説明を
してくれました。 -
教会の中に入りました。
祭壇には木の枝で作った十字架。
その背後の窓ガラスには、ティートン連山がそびえ
ステンドグラスのように見えます。 -
朝一番に行ったので、人が少なくて
静かな中で観光できました。 -
こんなきれいな黄色の花が咲いていました。
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次はバスでジェニーレイクへ。
ジェニーレイクは約1万2千年前に形成された深さ
129mの氷河湖です。
小さな湖をボートで渡ります。 -
乗っている時間は15分ほど。
対岸が近づいてきました。 -
ここでボートを降ります。
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ボートを降りてハイキングへ。
-
天気がよくてハイキング日和。
子供連れや山歩きの人達も一緒でした。
植物もいろいろ見ることができました。 -
川沿いに歩いて行くと、かなりの水量です。
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だんだんと登っていきます。
-
約1㎞ほど歩いて着きました。
「Hidden Falls」
ここに来ないと見ることができない、
まさに隠れた滝。
この滝はジェニーレイクに注ぐCascade Creekにあり、
落差は30mあります。
水量が多く、豪快に流れ落ちていました。
船着き場からここまでのトレイルは、グランドティートン
国立公園の中でも人気のあるトレイルとのこと。 -
滝の横にはこんな花もありました。
-
帰りはのんびり下って行きました。
-
船着き場に戻ってきました。
-
ボートを待っている間、野外教室用(?)に
並んでいたエルクの角を持ってみました。
大きいです。 -
夫がイエローストーンでもグランドティートンでも
蝶を見ないね、と言っていました。
(夫は昆虫も好き)
ちょうど飛んできましたが、確かに蝶を見る機会は
少なかったです。 -
ボートで戻ります。
-
ボートで渡り、バスで再度ジャクソンの町へ。
昼食の店です。
「e.leaven」 -
店内の様子。
-
昼食はツナサンドでした。
たっぷりのツナです。マヨネーズは少なめで
私はあっさりして好きでした。
夫は少し物足りなかったと。 -
さて、グランドティートンの観光も終えて
ここから480㎞、約5時間かけてソルトレイクシティに
向かいます。 -
草原地帯をバスで走って行きますが、途中で
すれ違った貨物列車。
みんな寝ているので、鉄ちゃん夫を起こそうと
思ったら、ちゃんと写真を撮っていました。 -
アメリカらしく気の遠くなるような長さ。
機関車は前に6両、後ろに2両、連結してあった
そうです。
(さすがによく見ているね) -
アイダホ州に入り、ドライブインで休憩です。
-
ちょうど中国の団体と一緒になり、ここでも
爆買いしていました。 -
中国の団体はこのバスで観光しています。
「シーガル ホリディ」
ガイドさんは「カモメさん」と呼んでいました。
このバスが観光地に来ると大変混雑するので、
(特にトイレ)ガイドさんは「来る前にトイレに
行ってください」とよく言っていました。
1台のバスに50人くらい乗って2~3台が一緒に来ます。
中国の観光客、どこでも多いです。 -
走っている途中で、山火事もありました。
アメリカ中西部では頻繁にあるそうですが
ここは牧場も近いのに大丈夫かな、と心配に
なりました。
自然発火的に起きることも多く、そのままに
することが多いようです。 -
ソルトレイクシティに着きました。
「シェラトン ソルトレイクシティ」です。
最後は大きな都市なので、一番良いホテル。
ここまでは国立公園を巡るツアーなので仕方がないかな。 -
暗く写っていますが、部屋も広いです。
-
バスルーム。
-
バスタブもありました。
-
バスに乗って夕食の店へ。
「BENIHANA」です。 -
日本的な店で、私達は鉄板焼きのテーブルへ。
アメリカにもたくさんの店舗がありますが
人気があり、ここも予約が取りにくいとのこと。
この日も誕生祝いなどのグループが多かったです。 -
テーブル(鉄板)ごとにシェフが1人ついて
焼いてくれます。
パフォーマンスも面白くて、楽しい演出でした。
拍手するとシェフも喜んでいました。
スープやデザートに抹茶アイスも付いたコースで
美味しかったです。 -
夕食後、ホテルに戻りました。
ここでツアーの皆さんにお別れの挨拶をしました。
皆さんは早い方は翌日3:30発、遅い方でも6:45出発
とのことです。
ソルトレイクシティから日本に帰国されます。
私達は17:21発とゆっくりです。
それまで街歩きをしてフェニックスに向かい1泊。
その後、フィラデルフィアを経由してアムステルダムへ。
続く。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- mikkyさん 2018/10/14 20:12:25
- 素敵なホテル!素晴らしい写真!!
- さくらいろさん
はじめまして。
私も37年前の夏休みにイエローストーンを訪問しました。
沢山の綺麗な写真を見ていて当時の記憶が蘇ってきました。
澄み渡った快晴で景色が映えますね。
大自然、野生生物、素敵なホテル、自分も行きたくなってしまいます。
行った事ない所、行った事ある所、旅行記を楽しみにしています。
- さくらいろさん からの返信 2018/10/14 23:33:57
- Re: 素敵なホテル!素晴らしい写真!!
- mikkyさま
はじめまして。
コメントをいただいて有難うございます。
37年前にイエローストーンを訪問!ですか?
私はその頃はその存在を知らなかったかも、です。
当時とはかなりの変化があるのではないでしょうか。
特に火山地帯は毎日のように変わっていき、
年月がたつと別の表情を見せる、という印象です。
今は観光スポットにトレイルが整備されていますが
当時はもっと大自然や野生動物をリアルに感じられたのでは、
と想像しました。
この後の旅行記はソルトレイクシティからオランダ、ベルギー
と都市の観光となってしまいますが、また読んでいただけると
嬉しいです。
-
- りりいさん 2018/10/14 14:51:18
- グランド ティートン
- イエローストーンという地名は知っていましたが、グランド ティートンという
地名は初めて聞きました。
さすがグランドと言うだけあって、雄大な景色ですね。
雪をかぶった岩山を見ると、スイスを思い出しますが、
そこはまた違った雰囲気でした。
前回は火山からできた地形で、やはり様子が随分違っていて、面白かったです。
畑にも牧場にもならないと言うことは、土に養分がないと言うことでしょうか。
それとも、地下が岩盤になっているのかも知れないですね。
これだけ広大な土地があると、畑にしたくなります。
昨年、テキサス(ダラス近郊)へ2回行きましたが、やはり畑は少なくて、
広大な土地がどこまでも続いていました。
私も、どうして野菜とかを作らないのかしら?と疑問に思ったのですが、
それなりの理由があるんでしょうね。こちらのブログで、そのことに
考えが行きました。
アメリカでは、テキサスでトヨタを初めとして、日本の企業が次々と
進出していましたが、トランプさんの一言で世界がめまぐるしく動くので、
日本は大変です。
話が横道へずれてしまってすみません。
ソルトレイクというと、冬季オリンピックが開催された町ですね。
次回を期待しています。
いろいろな記事のないように、いつも感心しています。
とても参考になります。
- さくらいろさん からの返信 2018/10/14 15:36:59
- Re: グランド ティートン
- りりいさん
いつも読んで下さって有難うございます。
今回のツアーに参加した時に、グランドティートンは
イエローストーンのオマケのように思っていましたが、
行ってみると大変美しい場所でした。
スイスの山々の雄大さとは少し違った、絶景だったと
思います。
開拓をする人達がやってきたけれど、放棄してしまったのには
地質や気候など過酷な理由があったのでしょう。
ソルトレイクシティは2002年に冬季オリンピックが開催されました。
私もそのイメージでした。
次の旅行記で街歩きをしていますが、大塩湖があるくらいですから
砂漠の中の都市という感じでした。
アメリカにあるたくさんの州はそれぞれに特徴があります。
そこで生活している人達もそれぞれで、国としてまとめる
大統領は大変な仕事だな、とも思ったことです。
(さらに国と国の生活スタイルや価値観も大いに違うので
アメリカの大統領の影響は大きいですね)
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