2018/06/16 - 2018/07/09
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JTBのツアーに現地発着で参加して、イエローストーン国立公園を
観光しています。
この日は公園内のメインとも言える観光スポット「マンモス・
ホットスプリング」「グランド・プリズマティック・スプリング」
「エクセルシオール・ガイザー」そして「オールド・フェイスフル
間欠泉」などを回っています。
火山地帯らしい独特な景観です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
PR
-
イエローストーン国立公園の入り口から5ブロック、
ウェストイエローストーンの中心部にあるホテルに
滞在しています。
「ウェスト ゲート ホテル」
今日もいい天気で嬉しいです。 -
ホテルのロビー横にはプールがありました。
カナダでもそうでしたが、室内プールのある
ホテルはよく見かけます。 -
さて、朝食会場へ。
-
飲み物はこちらから選びます。
-
パンケーキが自動で出てくるのが面白い。
-
朝食会場は広くありませんが、ゲストも
多くないので席は自由に選べました。 -
こんな感じで朝食をいただきました。
この日は連泊なので、出発も8:45とゆっくりでした。 -
バスに乗り込んで出発。
車窓からの景色がきれいです。 -
やはり火山地帯。
温泉の煙が上がるのを見ながら向かいます。 -
こんな険しい道も走りました。
-
山が連なり、小さな湖も見えます。
-
よく出会う鹿。
自由に歩いています。 -
この日、最初にやって来たのは
「マンモス・ホット・スプリングス」
イエローストーンを代表する観光スポットの
一つです。
流れ出る温泉に含まれている石灰岩が長い年月の
間に蓄積されます。
それが幾重にも重なって巨大なデコレーションケーキの
ようなテラスマウンテンを造っています。 -
煙が上がる中を歩いて行きました。
-
ここでも木道が整備されていました。
-
独特の景色を眺めながら、下まで歩いて行きます。
-
アッパーテラス。
-
石灰華段(石灰棚)
石灰華段は鍾乳洞に多く見られます。
日本では秋吉台秋芳洞の百枚皿が有名です。
トルコの世界遺産、パムッカレも同じとのこと。 -
本当に長い年月を思わせます。
-
ここでは毎日2t以上もの石灰を含んだお湯が
常に湧き出ているため、石灰華の形状は常に
変化しています。 -
このような場所もありました。
石灰の色は白です。
赤茶けた部分はバクテリアの繁殖によるもので
黒くなっている部分は酸化したもの。 -
すごい景色だな、と思いながら木道を
歩いて行きました。 -
下に降りてくるとリバティーキャップ、という
石が見えてきます。
高さ11mもあります。 -
ツアーの待ち合わせ場所に向かう途中。
雌のエルクが何頭もいました。 -
ツアーの方と集合して昼食の店へ。
「Terrace Grill」 -
昼食は名物(?)「バッファロー・バーガー」
レモネードも頼みました。
バッファローバーガーは、味は悪くないのですが
肉が固めでした。
観光の都合で11:30と早めの時間だったので、あまり
お腹もすいていなくて食べたのは半分くらい。
自分では注文しないかな、と思うので、いい経験かも。 -
昼食後はまたバスに乗り、次のスポットへ。
-
この辺りは川の流れもゆったりしています。
-
と思っていたら、流れが速くなり。
-
バスを降りて歩いて行くと、前方には
盛大に煙が上がっています。 -
この色と煙に驚きます。
-
ここは「グランド・プリズマティック・スプリング」
イエローストーンのミッドウェイガイザー・ベイスン
にあるアメリカ最大の熱水泉です(世界第3位) -
たくさんの人が熱水泉の周りを歩いています。
-
何しろ大きな泉です。
80m×90m、深さ50m、70℃~90℃の熱水が
毎分2,100ℓ湧き出しています。
大きいので、トレイルからは全体写真が撮れないのが
残念です。 -
中央の透き通るような深い青から緑、周囲の黄色、
オレンジ、金、赤、及び茶色の色彩がイエローストーンの
代表的な景色の一つとして紹介されます。
この色彩がプリズマティックの名前の由来とのこと。
このカラフルな色はミネラル豊富な水の周りに形成される
バクテリアマットに生息する好熱性バクテリアによるもの。
また、水域中央部は高温のためバクテリアが生息できず
濃い青色になっています。 -
近づくと熱気を感じます。
-
こちらは「エクセルシオー・ガイザー」
最長径が100m近くもある大きな熱水泉です。
かつて世界最大と言われた間欠泉で、1880年代には
90mを越える爆発的な噴出を見せたそうです。
今も盛んに蒸気を上げていますが、近年は噴出して
いません。 -
「ターコイズ・プール」
透き通ったきれいな青です。 -
「オパール・プール」
小さめの泉。 -
火山地帯の熱気を感じながらのトレイルでした。
-
バスに戻る途中には、こんな花が咲いている場所も
あり、きれいでした。
バスに乗って、さらに次のスポットに向かいます。 -
次のスポットは「オールドフェイスフル・
ガイザー」
世界で最も有名な間欠泉で、イエローストーンの
シンボルです。
ほぼ決まった時間に噴出するのでフェイスフル(忠実
な)と名付けられています。
私達もその時間に合わせてバスで着いたのですが、
予定よりも早かった!
ガイドさんによると15:31頃の予定で、20分には着きました。
そうしたら、もうこの状態。
ビジターセンターのガラス越しに写真を撮りました。 -
こちらがビジターセンター。
バスから駆け込みました。 -
そして、この建物は「オールドフェイスフル・イン」
1904年に建てられた世界最大のログハウスです。
ここでは間欠泉を見るために時間を取っていたので
次の噴出時間までに、他のスポットを見てくることに
なりました。
次の予定時間までは約1時間半です。
少々、速足で歩き始めました。 -
このエリアは「アッパー・ガイザー・
ベイスン」
多くの間欠泉や熱水泉が集まった熱水現象地帯
です。
大小の間欠泉や湧き出る温水池(プール)が
広い範囲に点在しています。
その1つ「キャッスル・ガイザー」
このエリアで最も古い間欠泉。
噴出口の周りに成長したコーンは高さ3.6mもあり、
世界最大と言われます。 -
「クレステッド・プール」
直径6m、深さ12mの熱水泉。
時折沸騰し、熱水を吹き上げることがあります。
そのため、バクテリアが住めず、透明で美しい。 -
途中の景色。穏やかに見えますが、やはり熱水が
湧き出しているのが分かります。 -
「ジャイアント・ガイザー」
2010年以降休眠中。(1955~97年も休眠)
いつ噴出するか分からないが、噴出する時は
70~80mもの大噴出となるとのこと。
その時には周りに人がいないことを願うばかり。
私達は離れたトレイルから眺めました。 -
「グロット・ガイザー」
約8時間毎に高さ3mまで噴出します。
ちょうど通りかかった時に、豪快に噴出しました。 -
歩いていると、看板もなく地図に名前も載っていない
プールやガイザーがあちらこちらにありました。 -
可愛いリスも登場。
-
トレイルの終点は「モーニング・グローリー・
プール」
直径6m、深さ7mのすり鉢状の熱水池。
中央部は澄んだ美しい青色、周囲は黄色や
オレンジのグラデーションになっています。 -
モーニンググローリーとは朝顔のこと。
その形状から1880年代に名付けられました。
昔は澄み切った青色だったが、観光客がコインや
ゴミなどを投棄したため、バクテリアが繁殖して
現在の色合いになってしまったとのこと。
人と比較すると結構、大きいです。 -
トレイルの終点から戻ります。
片道2.2㎞あったので、帰りは急がないと。
行きに噴出していたグロット・ガイザーが
静かになっていました。
遠くでは別のガイザーの噴出が始まっています。 -
戻る途中で見ると、さらにもう1か所も噴出。
オールドフェイスフルの前座的なショー(?)に
思えます。 -
最後は駆け足。
何とかオールドフェイスフルに間に合いました。
観客席では、たくさんの人が今か今か、と
噴出を待っています。 -
しばらくすると始まりました。
-
だんだんと大きくなります。
-
最後は高く吹き上がりました。
発見当初は、かなり正確に45分おきに噴出していました。
1870年にフェイスフル(忠実な)と名付けられたのですが
現在では、65分や92分という間隔となっています。
イエローストーンのシンボルとも言うべき、この間欠泉を
見ることができて良かったです。 -
ビジターセンターには、次回の噴出予想時間が
表示されていました。 -
ツアーの集合まで、まだ時間があったので
「オールドフェイスフル・イン」に入って
みました。
間欠泉を見たたくさんの人が同じように、この
ホテルに入って行きます。
ロビーは4階建ての吹き抜けになっています。
真ん中に高さ25mの石の暖炉がそびえ立っていました。
暖炉に掛けられている振り子時計は、開業時からの
時と刻み続けているとのこと。
歴史を感じさせる建物です。
部屋数もかなりあって(でも夏はすぐにいっぱい)
ここに泊まるのはいいなあ、と思いました。 -
お土産屋さんもあります。
-
ベアーズポウ(デリ)で休憩。
-
アイスクリームを注文しました。
シングル 3.7ドル、ダブル 4.5ドル
とあるので、ダブルがお得だと思ったけれど
他のお客さんのカップを見ると、量が多い。
シングルにしましたが、3スクープはありました。
チョコチップの入ったバニラアイスでパリパリして
美味しかったです。
駆け足でトレイルを往復してきたので、いい休憩に
なりました。 -
ビジターセンターに行くと、このエリアの
地図や展示がありました。
集合時間になり、バスでホテルに戻ります。 -
帰る道中も動物を見ながら。
日が長いので、まだまだ明るいです。 -
ホテルに戻り、夕食の店へ。
同じ町に滞在していますが、この日の夕食は
別の店「Serenity Bistro」でした。
小さな町なので、ツアーで入れる店も限られる
と思います。
他のお客さんも一緒でしたが、人気があるらしく
ずっと満席でした。 -
夕食のスープ。
お米やチキン、野菜入り。 -
メインは鱒。
見た目よりは味が薄かったです。
各自で塩、胡椒して食べました。 -
デザートはアップルパイでした。
-
ホテルに戻って、お風呂に入り、夜食。
買っておいたバドワイザーとおつまみで。
(飲んでしまわないと荷物になります)
この日は終了。
イエローストーンの見どころを楽しんだ1日でした。 -
翌朝です。
2連泊したホテルを出発します。
同じ朝食をいただいて。 -
バスに乗って観光に出発。
しばらくするとガイドさんが「ムース!!」と
叫びました。
前方を歩いて(走って)行く大きな姿が見えました。
「こんな時間にいるのは珍しい」とのことでした。 -
林の中に入ってしまい、シルエットだけ。
今回のツアーでムースの雄(角が見事)を
見たのはこの時だけでした。 -
さて、この日はウェスト・サムへ。
湖畔に温泉が湧き出しているエリアです。
イエローストーンレイクの西側、湖岸に手のひらから
親指のような形で飛び出している部分です。 -
ここでもトレイルを歩きました。
「アビス・プール」
アビス(Abyss)とは「深いふち、底の知れない
深い穴」という意味だそうです。 -
「ブラック・プール」
昔、黒いバクテリアが繁殖して真っ黒な色を
していたのだそうです。
それがある日突然、地熱活動でプールが沸騰、
バクテリアが死滅し青色のプールになったとのこと。 -
イエローストーンレイクの中にも
熱水穴があります。 -
「フィッシング・コーン」
湖の中にあり、その形からコーンといいます。
沸騰した温泉が湧き出しているため、昔は
釣った魚をこの中で茹でて食べた(!)とのこと。 -
熱水穴はいくつかありますが、現在では
釣りも茹でることも禁止されています。 -
ここも透き通ってきれいな青色のプール。
-
手前の白い部分は泥火山でした。
穏やかなイエローストーンレイクと湖畔の
温泉、同じ青でも対照的な景色でした。
この観光でイエローストーン国立公園を
離れます。
次は感動的な美しさ、グランドティートンに
向かいます。
続く。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- deracineさん 2019/03/24 01:05:29
- 美しい写真と説明、大変参考になりました
- さくらいろさん、こんにちは
イエローストンの現地ツアーを検討中で、たまたまこの記事に遭遇しました
私も昨年(あいにくひとり旅ですが、、)イエローストン&グランドティトンを訪れました
しかし残念ながら一人旅用に催行する日本語ツアーが見つからず、止むなく現地の英語ツアーに参加したところ危うく迷子になりかける始末(泣;)
おまけに期待した間欠泉はあまり見られず少々不満の残るツアーでした
そこでリベンジを果たすべく適当な現地ツアーを物色中です
そこで質問ですが「このJTBツアーは grand prismatic geyser はボードウォークから見るのでしょうか?」
あまり近くからだと蒸気が邪魔したりアングルが低すぎて全貌が見えにくいような気がするのですが、、、
教えていただければ幸いです。では失礼します
- さくらいろさん からの返信 2019/03/24 15:26:09
- RE: 美しい写真と説明、大変参考になりました
- deracineさん
旅行記を読んで、コメントをいただき有難うございます。
deracineさんの旅行記も読ませていただきました。
現地のツアーを組み合わせての国立公園巡り、とても興味深かったです。
私もイエローストーンに行ってみたい、と思った時に現地のツアーも
探しました。
ただ、見つけきれずにJTBのツアーの現地発着に申し込みました。
良かったのは荷物を持って移動する不便がなく、現地のガイドさんの
説明を日本語で聞けること、効率よく回れることでした。
質問の件ですが、grand prismatic geyser はボードウォークから
見ることができました。
蒸気は上がりますが、風で流れるので、しばらく待っているときれいに
見えます。
ただ、大きすぎるので全貌を写真に撮るのは難しいです。
近くにある小高い山に登ると撮影スポットがあるというガイドさんの
話でした。
(ツア―では、その時間はありませんでしたが)
リベンジで行かれるのですか。
計画も楽しみですね。
私の旅行記やコメントが何かの参考になれば嬉しいです。
-
- りりいさん 2018/10/11 15:56:43
- イエローストーンの間欠泉
- どの写真も本当に素晴らしいですね。
プロの写真家さんが撮ったような写真ばかり。
アッパーテラス、石灰棚など、すごい迫力でした。
木道歩きも、興奮してしまいました。まるで、一緒に歩いている気分で
ページを追いました。
でも、熱水泉のすぐ近くを歩くのは、ちょっと怖い感じがします。
ターコイズプールと言うところがありましたが、まさにターコイズブルーできれい。
グロットガイザーでは、ちょうど噴出に遭遇して、すごい経験でしたね。
イエローストーンのシンボルの間欠泉、興奮の連続で読ませていただきました。
夏ならではのトレイルと言ったらよいでしょうか。
これだけ歩いたりバスに乗ったりのツアーは、変化に満ちて面白いけど、足に自信のあるうちに行かないといけないですね。
楽しい旅行記を読ませていただきました。
ありがとうございました。ますます次回が楽しみ.ワクワクしています。
- さくらいろさん からの返信 2018/10/12 00:03:23
- Re: イエローストーンの間欠泉
- 今回のツアーは天気に恵まれたのが何よりでした。
実際に観光する時ももちろんですが、写真の違いは大きいです。
また、夏に行ったのも良かったと思います。
私も旅行前にはこれほどの景観とは思っていなかったので
そのスケールの大きさや火山地帯ならではの景色に驚きました。
熱水泉の色はバクテリアにもよるので、様々です。
沸騰するほどの温度だとバクテリアが生息できないので
透明できれいでした。
トレイルは各地で整備されていて、平坦な木道なので楽に
歩けます。
そこまではバスで行けるので、ツアーで良かったと思ったことです。
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