2018/05/10 - 2018/05/10
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しにあの旅人さん
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5月10日続き
鹿児島神宮を出て霧島神宮に向かいます。
そのあと220号を、錦江湾を右に見て南下、桜島に入り、島を一周する予定です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
霧島神宮。
創建は神代、つまり不明。歴史文献初出は延喜式神名帳(927年)。
霧島神宮由緒によれば、高千穂峰と御鉢との中間に社殿を建てたと「旧記」にあるそうです。
鹿児島県神社庁HPでは、これは欽明天皇の御代(540年)となっておりますが、これも出典が「旧記」です。
その旧記が明示されておりません。その後噴火により焼失、950年頃高千穂河原に再興。これもまた噴火により焼失、1484年現在地に遷座されました。現在の社殿は1715年21代島津藩主により再建されたものだそうです。
主祭神は、
天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊(アメニギシクニニギシアマツヒダカヒコホノニニギノミコト) 鹿児島県神社庁HPからのコピペです。書く気になりません。天孫降臨の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)です。 -
勅使殿なのでしょうか。鹿児島独特の唐風庇です。ここでお参りします。拝殿かもしれません。
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本殿の屋根は千木と鰹木が組みになって、5セットありました。あまり見たことない形式です。
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少し横から。建物の形式はよく分かりませんでした。流造りだと思います。
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午前11時です。お参りには出遅れ気味です。観光客が増え始めました。珍しくフランス人の観光客が何組もいました。ツアーかな。
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堂々たる社殿です。
明治政府が、いきなり官幣大社という超一級の神社格付けを与えたのも、なるほどと思います。 -
御朱印を頂きました。
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高千穂河原にやってきました。河原と行っても周りに川はありません。石がごろごろしていて、河原という感じではあります。
かつてはここに霧島神宮がありましたが、御鉢の噴火により焼失しました。今は古宮址が残されています。 -
古宮址から見る御鉢です。最後の噴火は1913年だそうです。現在も噴火の可能性ありとか。噴火中の新燃岳はこの左です。
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古宮址に登ります。
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斎場です。
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お参りしました。
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妻も。
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私たちがお参りしている間、だれも来ませんでした。静かでした。清らかでした。
どんなお宮がかつてここにあったかしりませんが、ときには噴煙をあげる山を背景にして、さぞかし尊かったでありましょう。
霧島神社は、その創建のころは、素朴な山岳信仰の場であったと言われています。ここに立つと、それは肌で分かります。
お宮がここにあったころ、ご祭神は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)ではなく、今はもうお名前も分からない神々であったでしょう。
私は、日本の古い神社で、記紀の神々を祭る神社は、その多くは記紀以前の、土着の古い神々のお社だと思っています。
記紀の神々は、本当はいったいどこの、どういう人々の神だったのでしょうか。 -
錦江湾を右に見て、国道220を桜島に向かいます。
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この日は噴煙が少しいつもより多かったようです。
このあたりでは道路際で、琵琶を売っていました。食べながら南下します。 -
桜島に入り、湯之平展望所に来ました。現在火口に一番近い展望所だそうです。南岳が噴煙をあげています。
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山の神です。
なにやら煙っているように見えるのは噴煙の微粒子です。
30分ほどいました。止めておいた車が火山灰で真っ白でした。ガラスを傷つけるかと思いましたが、やむをえずウインドウオーッシャーをふんだんに出して、ワイパーをかけました。
レンタカーだからいいけれど、自分の車だったらやらない。
このあと桜島を一周しました。 -
黒埋没鳥居です。1914年の噴火のとき、溶岩で埋没した鳥居がそのまま保存されています。桜島の西の端です。
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埋没鳥居の近く、旅の里火山展望台からの火口です。火口壁がはっきり見えます。
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フェリーで鹿児島に戻りました。予約なしで乗れるかと思いましたが、フェリーは15分おきに出ていて、まったくその心配はありませんでした。市内バスみたいでした。
明日11日は、最後の新田神社です。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ももであさん 2018/10/17 19:12:21
- 桜島
- シニアの旅人さん こんばんは
何時だったか噴煙モクモク中の桜島の溶岩道路を
走っている最中ににわか雨にあったのですが、
一瞬にしてフロントは視界ゼロ ワイパーも
全く効かない状態となりました。
あわてて停車し、雨が止むのを待ってから降りて
みると、真っ白な車が真っ黒に変身してました。
自然の驚異を身をもって体験した次第です。
ももであ
- しにあの旅人さん からの返信 2018/10/18 10:51:17
- Re: 桜島
- 薩摩大隅お付き合いくださり、ありがとうございます。
桜島島内を走ってたら、火山灰が地吹雪のように道路を流れていました。地吹灰?
錦海湾まわりの道路沿いでは、墓地の墓石のうえに屋根がさしかけてあって、なんだろう、墓石屋さんかな、それにしては数が多いと思っていましたが、あれは墓石を火山灰から守るためなのですね。ほっておいたら埋まってしまいます。
写真を撮っておけばよかった。ブログのネタになります。面白いなと思ったらとにかく撮る、まだまだ未熟なトラベラーだと思いました。
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