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5月10日続き<br /><br />鹿児島神宮を出て霧島神宮に向かいます。<br />そのあと220号を、錦江湾を右に見て南下、桜島に入り、島を一周する予定です。<br />

七十路夫婦の神社参り 薩摩・大隅その3 霧島神宮、桜島

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2018/05/10 - 2018/05/10

2760位(同エリア12702件中)

旅行記グループ 薩摩・大隅2018年

2

21

しにあの旅人

しにあの旅人さん

5月10日続き

鹿児島神宮を出て霧島神宮に向かいます。
そのあと220号を、錦江湾を右に見て南下、桜島に入り、島を一周する予定です。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
レンタカー JALグループ
旅行の手配内容
個別手配
  • 霧島神宮。<br />創建は神代、つまり不明。歴史文献初出は延喜式神名帳(927年)。<br />霧島神宮由緒によれば、高千穂峰と御鉢との中間に社殿を建てたと「旧記」にあるそうです。<br />鹿児島県神社庁HPでは、これは欽明天皇の御代(540年)となっておりますが、これも出典が「旧記」です。<br />その旧記が明示されておりません。その後噴火により焼失、950年頃高千穂河原に再興。これもまた噴火により焼失、1484年現在地に遷座されました。現在の社殿は1715年21代島津藩主により再建されたものだそうです。<br />主祭神は、<br />天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊(アメニギシクニニギシアマツヒダカヒコホノニニギノミコト) 鹿児島県神社庁HPからのコピペです。書く気になりません。天孫降臨の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)です。<br />

    霧島神宮。
    創建は神代、つまり不明。歴史文献初出は延喜式神名帳(927年)。
    霧島神宮由緒によれば、高千穂峰と御鉢との中間に社殿を建てたと「旧記」にあるそうです。
    鹿児島県神社庁HPでは、これは欽明天皇の御代(540年)となっておりますが、これも出典が「旧記」です。
    その旧記が明示されておりません。その後噴火により焼失、950年頃高千穂河原に再興。これもまた噴火により焼失、1484年現在地に遷座されました。現在の社殿は1715年21代島津藩主により再建されたものだそうです。
    主祭神は、
    天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊(アメニギシクニニギシアマツヒダカヒコホノニニギノミコト) 鹿児島県神社庁HPからのコピペです。書く気になりません。天孫降臨の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)です。

  • 勅使殿なのでしょうか。鹿児島独特の唐風庇です。ここでお参りします。拝殿かもしれません。

    勅使殿なのでしょうか。鹿児島独特の唐風庇です。ここでお参りします。拝殿かもしれません。

  • 本殿の屋根は千木と鰹木が組みになって、5セットありました。あまり見たことない形式です。

    本殿の屋根は千木と鰹木が組みになって、5セットありました。あまり見たことない形式です。

  • 少し横から。建物の形式はよく分かりませんでした。流造りだと思います。

    少し横から。建物の形式はよく分かりませんでした。流造りだと思います。

  • 午前11時です。お参りには出遅れ気味です。観光客が増え始めました。珍しくフランス人の観光客が何組もいました。ツアーかな。

    午前11時です。お参りには出遅れ気味です。観光客が増え始めました。珍しくフランス人の観光客が何組もいました。ツアーかな。

  • 堂々たる社殿です。<br />明治政府が、いきなり官幣大社という超一級の神社格付けを与えたのも、なるほどと思います。<br />

    堂々たる社殿です。
    明治政府が、いきなり官幣大社という超一級の神社格付けを与えたのも、なるほどと思います。

  • 御朱印を頂きました。

    御朱印を頂きました。

  • 高千穂河原にやってきました。河原と行っても周りに川はありません。石がごろごろしていて、河原という感じではあります。<br />かつてはここに霧島神宮がありましたが、御鉢の噴火により焼失しました。今は古宮址が残されています。<br />

    高千穂河原にやってきました。河原と行っても周りに川はありません。石がごろごろしていて、河原という感じではあります。
    かつてはここに霧島神宮がありましたが、御鉢の噴火により焼失しました。今は古宮址が残されています。

  • 古宮址から見る御鉢です。最後の噴火は1913年だそうです。現在も噴火の可能性ありとか。噴火中の新燃岳はこの左です。

    古宮址から見る御鉢です。最後の噴火は1913年だそうです。現在も噴火の可能性ありとか。噴火中の新燃岳はこの左です。

  • 古宮址に登ります。

    古宮址に登ります。

  • 斎場です。

    斎場です。

  • お参りしました。

    お参りしました。

  • 妻も。

    妻も。

  • 私たちがお参りしている間、だれも来ませんでした。静かでした。清らかでした。<br />どんなお宮がかつてここにあったかしりませんが、ときには噴煙をあげる山を背景にして、さぞかし尊かったでありましょう。<br />霧島神社は、その創建のころは、素朴な山岳信仰の場であったと言われています。ここに立つと、それは肌で分かります。<br />お宮がここにあったころ、ご祭神は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)ではなく、今はもうお名前も分からない神々であったでしょう。<br /><br />私は、日本の古い神社で、記紀の神々を祭る神社は、その多くは記紀以前の、土着の古い神々のお社だと思っています。<br />記紀の神々は、本当はいったいどこの、どういう人々の神だったのでしょうか。<br />

    私たちがお参りしている間、だれも来ませんでした。静かでした。清らかでした。
    どんなお宮がかつてここにあったかしりませんが、ときには噴煙をあげる山を背景にして、さぞかし尊かったでありましょう。
    霧島神社は、その創建のころは、素朴な山岳信仰の場であったと言われています。ここに立つと、それは肌で分かります。
    お宮がここにあったころ、ご祭神は瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)ではなく、今はもうお名前も分からない神々であったでしょう。

    私は、日本の古い神社で、記紀の神々を祭る神社は、その多くは記紀以前の、土着の古い神々のお社だと思っています。
    記紀の神々は、本当はいったいどこの、どういう人々の神だったのでしょうか。

  • 錦江湾を右に見て、国道220を桜島に向かいます。

    錦江湾を右に見て、国道220を桜島に向かいます。

  • この日は噴煙が少しいつもより多かったようです。<br />このあたりでは道路際で、琵琶を売っていました。食べながら南下します。<br />

    この日は噴煙が少しいつもより多かったようです。
    このあたりでは道路際で、琵琶を売っていました。食べながら南下します。

  • 桜島に入り、湯之平展望所に来ました。現在火口に一番近い展望所だそうです。南岳が噴煙をあげています。

    桜島に入り、湯之平展望所に来ました。現在火口に一番近い展望所だそうです。南岳が噴煙をあげています。

  • 山の神です。<br />なにやら煙っているように見えるのは噴煙の微粒子です。<br />30分ほどいました。止めておいた車が火山灰で真っ白でした。ガラスを傷つけるかと思いましたが、やむをえずウインドウオーッシャーをふんだんに出して、ワイパーをかけました。<br />レンタカーだからいいけれど、自分の車だったらやらない。<br /><br />このあと桜島を一周しました。<br />

    山の神です。
    なにやら煙っているように見えるのは噴煙の微粒子です。
    30分ほどいました。止めておいた車が火山灰で真っ白でした。ガラスを傷つけるかと思いましたが、やむをえずウインドウオーッシャーをふんだんに出して、ワイパーをかけました。
    レンタカーだからいいけれど、自分の車だったらやらない。

    このあと桜島を一周しました。

  • 黒埋没鳥居です。1914年の噴火のとき、溶岩で埋没した鳥居がそのまま保存されています。桜島の西の端です。

    黒埋没鳥居です。1914年の噴火のとき、溶岩で埋没した鳥居がそのまま保存されています。桜島の西の端です。

  • 埋没鳥居の近く、旅の里火山展望台からの火口です。火口壁がはっきり見えます。

    埋没鳥居の近く、旅の里火山展望台からの火口です。火口壁がはっきり見えます。

  • フェリーで鹿児島に戻りました。予約なしで乗れるかと思いましたが、フェリーは15分おきに出ていて、まったくその心配はありませんでした。市内バスみたいでした。<br /><br />明日11日は、最後の新田神社です。<br />

    フェリーで鹿児島に戻りました。予約なしで乗れるかと思いましたが、フェリーは15分おきに出ていて、まったくその心配はありませんでした。市内バスみたいでした。

    明日11日は、最後の新田神社です。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ももであさん 2018/10/17 19:12:21
    桜島
    シニアの旅人さん こんばんは

    何時だったか噴煙モクモク中の桜島の溶岩道路を
    走っている最中ににわか雨にあったのですが、
    一瞬にしてフロントは視界ゼロ ワイパーも
    全く効かない状態となりました。

    あわてて停車し、雨が止むのを待ってから降りて
    みると、真っ白な車が真っ黒に変身してました。
    自然の驚異を身をもって体験した次第です。

    ももであ

    しにあの旅人

    しにあの旅人さん からの返信 2018/10/18 10:51:17
    Re: 桜島
    薩摩大隅お付き合いくださり、ありがとうございます。
    桜島島内を走ってたら、火山灰が地吹雪のように道路を流れていました。地吹灰?
    錦海湾まわりの道路沿いでは、墓地の墓石のうえに屋根がさしかけてあって、なんだろう、墓石屋さんかな、それにしては数が多いと思っていましたが、あれは墓石を火山灰から守るためなのですね。ほっておいたら埋まってしまいます。
    写真を撮っておけばよかった。ブログのネタになります。面白いなと思ったらとにかく撮る、まだまだ未熟なトラベラーだと思いました。

しにあの旅人さんのトラベラーページ

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