ユリアンアルプスからアドリア海へ　駆け抜ける旅　その8

2018/08/07 - 2018/08/12

スロヴェニアのユリアンアルプスとクロアチアのアドリア海沿岸の街を巡る旅
8/7～8/8 　ターキッシュエアラインズで出発　
　　 　　　　　https://4travel.jp/travelogue/11388435
8/8 　　　　スロヴェニアのヴェリカ・プラニアでハイキング　
　　　　　　　https://4travel.jp/travelogue/11389822
　　　　　　 カムニクとクラーニの街歩き(ほぼ歩くだけ）
　　　　　　 　https://4travel.jp/travelogue/11391591
　　　　　　 ブレッド湖
　　　　　　　https://4travel.jp/travelogue/11394347
　　　　　　 リュブリャーナ泊
　　　　　　 　https://4travel.jp/travelogue/11396951
8/9　　　　 リュブリャーナ散策
　　　 　　 https://4travel.jp/travelogue/11397403
　　　　　　バスで国境を越えてクロアチアへ
　　　　　　ポレチュ散策
　 　　　　 前編：https://4travel.jp/travelogue/11399542
　　　　　　後編：https://4travel.jp/travelogue/11399859
　　　　　　ロヴィニィ散策
　　　　　　https://4travel.jp/travelogue/11403726
　　　　　　プーラ泊
8/10　　　　プーラ散策
　　　　　　　https://4travel.jp/travelogue/11404668
　　　　　　クロアチア航空でスプリットへ
　　　　　　トロギール
　　　　　　 https://4travel.jp/travelogue/11407635
　　　　　　スプリット散策
　　　　　　 https://4travel.jp/travelogue/11408457
　　　　　　バスでドブロヴニクへ移動
　　　　　 https://4travel.jp/travelogue/11410820
　　　　　 ドブロヴニク泊
8/11　　　　ドブロヴニク散策(昼過ぎまで)
　　　　　　前編：https://4travel.jp/travelogue/11411581
　　　　　　中編：https://4travel.jp/travelogue/11412635
　　　　　　後編：https://4travel.jp/travelogue/11413014
　　　　　　午後の飛行機で帰国の途へ
https://4travel.jp/travelogue/11414136
8/12　　　　帰国

エリア ポレチュ(クロアチア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

クロアチアのポレチュにあるエウフラシウス聖堂は、
世界遺産に登録されている。
前回(https://4travel.jp/travelogue/11399542)に引き続き、聖堂見学。

ポレチュ歴史地区のエウフラシウス聖堂建築群 史跡・遺跡

エウフラシウス聖堂はビザンチン様式が残され、
古いモザイクが展示されている。

説明をきちんと見ていないが、
このモザイクの感じだと4から6世紀くらいのものかな。
(イタリアのアクイレイアで見たのがその時代のもの)

四方八方に伸びる植物は「繁栄」とかを意味するのかな。

椅子かな？

中庭。
鐘楼が見える。
前回の旅行記で書き忘れたのだが、
鐘楼の階段は凄く狭く、すれ違うことが難しい。
階段を降りるとき下で待っている人がいたので、
急いで降りようとして2，3段踏み外して転んでしまった。
幸い、自分もカメラも無事だった。

中庭の床にもモザイクが残っている。

中庭より一段高い所に登ると、アドリア海が目の前に広がっている。

アドリア海沿いに遊歩道。
旧市街は城壁に囲まれている。

中庭の向こうがメインの聖堂の建物かな。

最後にメインの聖堂。
後陣には金ぴかのモザイク。
前年のラヴェンナではデジカメを落として碌な写真がない。↓参照
https://4travel.jp/travelogue/11291901
今回はそのリベンジだ。

聖母子を中心に聖人と天使たち。
濃淡の微妙な違いで服の立体感が表現されている。
ラヴェンナでもこんな写真が撮りたかった。

その上部は成人のキリストと聖人たち。
キリストの足元には子羊。

手前の祭壇の上部に描かれているのは受胎告知の場面かな。

モザイクがちょっと剥がれてしまっている。

こちらも受胎告知の場面かな。

モザイク画の下は色とりどりの大理石。

こちらはマリアのエリザベト訪問かな。
エリザベトはマリアの親戚で、洗礼者ヨハネを妊娠中。
マリアもキリストを妊娠中。
当時、妊婦が旅するのは過酷だったと思う。

柱頭彫刻。

聖堂全体は装飾が少ない。
その分、後陣や祭壇の煌びやかなモザイク画が目立つ。

エウフラシウス聖堂見学を終え、外に出る。
聖堂の鐘楼が見える。
15：00頃のバスに乗るので、1時間ほどの街歩き。

旧市街のあちこちに古い遺跡が残っている。

無造作に円柱などが転がっているが、貴重な遺跡のはず。

ザ グレート テンプル アンド オブ ネプチューン (古代ローマ宮殿跡) 史跡・遺跡

遺跡の中に自由に入ることができる。

「地球の歩き方」には「ネプチューン神殿跡」とある。

入り口には”Roman Temple,1st ｃ”＝1世紀のローマ寺院(神殿)とあり、
どうしてネプチューンなのか不明。

半島の中にポレチュの旧市街はある。
この辺りは半島の先端近く。
奥の建物はグランドホテル・パラッツォ。
実は、ヴェネツィアからフェリーでポレチュに入り、
あのホテルに泊まる計画もあった。

BO Hotel Palazzo ホテル

バスターミナル方面に向かって海沿いを歩く。

歴史のありそうな円塔の建物。

ラウンド タワー 史跡・遺跡

その名も”Torre Rotonda”＝円塔。
カフェバーになっている。

ウェルカムと言われたら仕方ない。
ちょっとここで休憩。

屋上はこんな感じ。

カフェ「円塔」からの眺め。

赤い屋根の右奥に少しだけエウフラシウス聖堂の鐘楼が見える。

カプチーノをいただく。

奥の建物はグランドホテル・パラッツォ。

そろそろバスの時間。
名残惜しいがポレチュの町とはお別れ。
海越しにポレチュの旧市街を眺める。

ちょっとだけ迷ったが、無事にバスターミナルに到着。

続く→https://4travel.jp/travelogue/11403726

この旅行記へのコメント （5）

• ほいみさん 2018/09/18 23:16:05

  階段って・・

  何気に歩いてるといいんだけど、意識したとたん足がこんがらがったりします。若い！ミ～タさんは転んでもなんでもないかもしれませんが、歳と共にそんなことがことでひと夏を無駄にしてしまうこともあるようですよ。

  ほいみさん からの返信 2018/09/18 23:18:39

  Re: 階段って・・

  ありゃ、途中で送信しちまった。
  
  コンパクトデジカメはレンズが引っ込んでいる時なら、相当な衝撃でも壊れませんが、レンズが出てる時にはコツンとぶつけただけでも壊れちゃうことがあります。

  ミータさん からの返信 2018/09/19 08:03:07

  RE: 階段って・・

  ぼんやり考え事をしながら歩くことが多いので、
  つまづくことは日常茶飯事にあります。
  そうですね、そろそろ気を付けないと捻挫とか骨折が怖いお年頃。
  旅の途中でケガをしたら元も子もありません。
  

• くろねこだりゅんさん 2018/09/13 15:46:08

  モザイク絵

  続けて読ませて頂きました。
  転ばれたのに御無事で何より～今回は壊れなくて良かったです…もちろん控えのカメラはお持ちになってますよね(笑)
  
  モザイク、とても細やかですね～
  微妙な陰影まで表現しているとは驚きです。
  世界遺産のモザイク画、やはり素晴らしい！これだけ残っているのも珍しいですよね…戦争で破壊されなかったのは神様のご加護かもしれません。
  中庭にある床のモザイクは立ち入り禁止になっているのでしょうか？
  クロアチア、この場所は知りませんでした。
  円塔からのアドリア海を見ながらのカプチーノ、贅沢な時間ですね(*^_^*)
  

  ミータさん からの返信 2018/09/13 22:11:37

  Re: モザイク絵

  去年の失敗にもかかわらず、予備のカメラを用意してませんでした。
  その分、慎重に行動していたはずですが、
  階段を踏み外してしまいました。
  
  ここのモザイク画も良かったですが、
  やはりラヴェンナのモザイク画は質量ともに上回っていると思います。
  クロアチアの独立戦争の時、この辺はあまり戦闘がなかったのかしら？
  クロアチアの中でも端っこ(スロヴェニア寄り)で、
  セルビアが中心のユーゴ軍は攻めにくかったのかもしれません。
  
  中庭のモザイク部分は立ち入り禁止です。
  一段高い所から見るだけです。
  
  この辺りはイタリアやスロヴェニアからの方がアクセスし易く、
  クロアチア観光のメインルートからは外れるのかも。