2018年２月ポルトガル西海岸とマドリード旅行３　リスボン３　ベレンの塔と発見のモニュメントとジェロニモス修道院

2018/02/20 - 2018/03/18

ベレンのアパートから歩いて、ジェロニモス修道院とベレンの塔と発見のモニュメントに行きます。

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

テージョ川と4月25日橋に昇る朝日
朝起きるとアパートメントの窓から綺麗な朝日が昇るのが見えました。

昨日　シントラの街のスーパー・ジャンボで買ったオレンジを絞ってジュースにします。
オレンジ6個　1.986kg　1.73ユーロ（約225円）。オレンジ1個38円です。

朝食は
左：シントラで有名なお菓子屋さん「CASA PIRIQUITA」で買ったケイジャーダ
右：ヨーグルトと搾りたてのオレンジジュースとスープ

ベレンの塔
16世紀にマヌエル1世によってヴァスコ・ダ・ガマの世界一周の偉業を記念して作られた、テージョ川の船の出入りを監視する目的の要塞です。建築様式はマヌエル様式。塔へは長い橋を渡って行きます。

ベレンの塔 建造物

テージョ川沿いに可愛いお店が出ています
「Bites of History」　歴史を知らせるビスケット屋さん。
「観光客はポルトガルに来て、写真をたくさん撮りますが、私たちの歴史についてはほとんど知りません。 私の考えは、おいしい、楽しい方法で彼らに知らせることです」と、20年間教育目的のコミュニケーションプロジェクトを開発し実行してきたLuísaが作ったお店だそうです。

ワイン屋さん
川を眺めながらワインがいただけます。

テージョ川沿いを西に行きます。ベレンの塔も方向を変えると違う姿を見せてくれます．

ベレンの塔 建造物

お天気も良く暖かくなってきました。パンツでジョギングする人もーーー。

Monumento Combatentes Ultramar記念碑
植民地戦争で死亡した兵士達の記念碑。大きなプールの真中にモニュメントが建ち、その下に "祖国の炎"が燃えています。記念碑を取り囲む3つの壁に兵士の名前が刻まれています。
ここから引き返し、発見のモニュメントとジェロニモス修道院に行きます。

ヨットハーバーがありました。

だまし絵で有名なエッシャーの美術館がありました。

発見のモニュメント
１９６０年エンリケ航海王子の５００回忌を記念して作られました。帆船をモチーフとしています。東側から写した写真が多いので、西側から写してみました。
良いお天気の日曜日、人が一杯です

発見のモニュメント モニュメント・記念碑

発見のモニュメント入口
エレベーターで高さ５２mの屋上まで上がれます。４月２５日橋や対岸のクリスト・レイが良く見えます。

発見のモニュメント モニュメント・記念碑

発見のモニュメント前の世界地図
発見のモニュメントの前広場には大理石のモザイクで世界地図と発見の年号が記されています。日本は１５４１年となっていますが、ポルトガル船が豊後に漂着した年のようです。

全体像を撮りたかったのですが、観光客が多く撮れません。

発見のモニュメント東側のヨットハーバー前に面白い車を見つけました。
薄緑色のコロンとした車はアイスクリーム屋さん。
左の黄色い車は水陸両用車。テージョ川を渡って対岸に行けるようです。

この後、鉄道線路下を通る地下道を渡りジェロニモス修道院前の公園に出ます。

ジェロニモス修道院
入場料　大人10ユーロ、65歳以上5ユーロ（パスポートを提示）
日曜日は入場料無料との口コミを見て朝１番に行ったのですが、FREEはポルトガル人だけ。
沢山の人が並んでいたので予定変更、先にベレンの塔へ行きました。
これが正解。入場待ちの行列も夕方には減り、余り待たずに入場、ゆっくりと見学できました。

ジェロニモス修道院 寺院・教会

２階から見た中庭と回廊
中庭を囲む55m四方の回廊。大航海時代に貿易による巨富を手にしたポルトガルの繁栄ぶりを伝えています。

ジェロニモス修道院 寺院・教会

幾重にも施されたアーチはロープやサンゴなど大航海時代を象徴するモチーフになっています。繊細にして豪華、見飽きぬ美しさです。

ジェロニモス修道院 寺院・教会

ポルトガルが誇るマヌエル様式建築の最高傑作と評される繊細な彫刻に飾られた回廊。

ジェロニモス修道院 寺院・教会

サンタ・マリア教会
西門から教会に入ります。
ドアの上にある彫刻は左から受胎告知、キリストの降誕、東方三博士の礼拝。
ドアの左側はマヌエル一世の像、右側は王妃マリアの像。

天に向ってそびえる柱はヤシの木を模したといわれ、海をモチーフにした模様が刻まれています。

祭壇
左側にマヌエル１世と王妃マリア、右側に息子のジョアン３世と王妃カタリナの棺があります。

荘厳重厚です。

南門
1518年に造られました。聖母マリア像を中心に24人の聖人や高位聖職者の像が据えられています。

良い天気に誘われ、ベレンの塔、発見のモニュメント、ジェロニモス修道院と散策しました。とても素敵な１日でした。
明日はリスボンの中心街に行きます。