2017/10/09 - 2017/10/10
1987位(同エリア2145件中)
三峯霧美さん
久しぶりに上高地を訪れました。
上高地で宿を取るのは四半世紀ぶり。
そういや、最後に上高地で宿泊したのは25年以上前のこと、今は亡き両親と一緒に紅葉の季節に訪れ、美しい景色に母は感激していました。まだ車の乗り入れ規制も緩く、平日は自家用車で上高地に入ることが可能でした。
とても懐かしい思い出です。
その後も宿泊せずに何度も訪れていますが、今回は今まで足を延ばしたことがない(明神池まで歩いて、穂高神社の奥宮を参拝し、上高地で宿泊。
翌日は安曇野の穂高神社本宮にお参りする御朱印の旅です。
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8:00 中央道 諏訪SA
早起きして家を出発し、年中渋滞中の相模湖周辺をぬけて、順調に諏訪まで到着。
どうせトイレ休憩するなら景色の良い諏訪でという事で、諏訪SAへ。
諏訪湖を眺めて休憩。諏訪湖サービスエリア 道の駅
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松本で高速を降りて国道158号を西へ。
9:45 沢渡通過。
いつもは沢渡で上高地行のバスに乗り換えますが、今回は翌日畳平に行く予定なので、安房トンネルを抜けて平湯に向かいます。
山は紅葉まで数歩手前という感じ。 -
釜トンネルが見えてきました。
ここを左折して平湯に行きます。
はじめて上高地に来た1980年代は、岡谷から一般道で松本へ。
さらに松本からの国道は整備が遅れ、道幅は狭くスピードも出せず、崖を縫うように走る道は、すぐわきを梓川が流れていました。
今でも落石と路肩が落ち込んだ旧道を見ることができますが、あんなところを走っていたのかとビビリます。
そして難所と言われた釜トンネルも左側の小さいヤツ。
素掘りで急こう配、一車線分しか幅が無いので片側通行。信号待ちが最長20分でした。釜トンネル 名所・史跡
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今は快適になった新しいトンネルも、通行規制で自家用車は入ることはできません。
上高地の入り口を横目に見て、安房トンネルを抜けて平湯へ。
最難関の安房峠は今も健在で、冬季は閉鎖になります。
安房トンネルができる前は、冬季は高山方面に抜けることはできませんでした。 -
10:00 平湯のあかんだな駐車場に到着。
上高地観光用の駐車場で、車はここに置いて、上高地行きのバスに乗り換えます。
まだ紅葉には今一歩。色づくのは来週かな?
上高地行のバスは補助席まで使って満員。あかんだな駐車場 乗り物
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10:50 上高地バスターミナル到着。
この行列は松本行のバスの行列。三連休最終日、お帰りの方が多いです。
ヨーロッパアルプス風の建物は上高地インフォメーションセンター。上高地バスターミナル 乗り物
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インフォメーションセンターの反対側は六百山かな?ところどころ赤く色づいた木があります。
河童橋からバスターミナルにかけては、カラマツが多く、カラマツが黄色くなるのは紅葉の季節の最後なので、10月中旬以降。
前回訪れた時は紅葉の真っ盛りで、カラマツの黄色にクマザサの緑がとても綺麗でした。 -
飲食店とお土産屋さんが入った観光センター。
荷物を宿泊先に預けて、明神池まで行くので、お土産見るのは明日にしよう。 -
河童橋に向かって歩いて行きます。
人が多いですね。インバウンド系の方も多く、こんな辺鄙なところまでよく来るなと感心します。 -
河童橋のちょっと手前の撮影スポット。定番のアングル。
山の上はガスが出てます。 -
梓川の対岸には今夜の宿、五千尺ロッジ。
記憶にある建物よりきれいなのは、建替えしたからですね。 -
河童橋の上は記念撮影する人がたくさん。
今日はお泊りだし、明日の朝もシャッターチャンスはあるだろうと、サクッと橋を渡ります。河童橋 名所・史跡
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五千尺ロッジ
なんだかずいぶんオシャレな感じになっちゃって。
荷物を預けて、この旅のメインイベントの明神池まで歩きます。 -
宿の前の河原に出て、違う角度の河童橋を撮影。
上高地に来るのは何回目だろう、よく覚えていない。
30年前、帝国ホテルに泊まった5月中旬、季節外れの寒波がやって来て、雪が降ったことがありました。
今回はそれはなさそう、明日もお天気に恵まれそうです。 -
11:16五千尺ロッジの隣、河童橋に一番近いホテル白樺荘。
ここは長男が1歳のころ両親と宿泊した宿です。
あの時は紅葉真っ盛りで雪が降っていたっけ。 -
今回は明神池まで歩いて穂高神社の奥宮を参拝します。
何度も来ているのに河童橋から奥には行ったことがありません。
というのも、連れが明神池までの道は長くて景色が悪くてつまらない道だと、聞くたびに必ず言うんですね。 -
11:20
連れの印象の悪い旅からすでに40年近く経過しています。
今回はつまらなかろうが、楽しくなかろうが、奥宮参拝が目的なので、行くんです。 -
明神池に向かう道は梓川をはさんで両側にあります。
河童橋を渡ってしまったので、右岸の道を進みます。
昔の記憶では、明神池に行く道は梓川の左岸だけだったはず。 -
遊歩道は砂利の広い道を離れ、森の中に入っていきます。
広い道は門が設置されていて、関係者だけが通れる林道のようです。 -
ぱっと雲が切れて山が見えてきました。おお!いい天気になりそう!
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岳沢湿原に到着。
木道が続いています。周囲は秋の色。
連れが、昔はこんな木道は無くて、暗い砂利道だったと言ってます。
ああ?そうなの?岳沢湿原 自然・景勝地
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木道が梓川の近くに張り出した場所、視界が開けて眺めがいい。
枯れ木がいい味を出してます。 -
先ほどの砂利道は営林署砂防管理用林道だと、後から調べて分かりました。
その林道ができたのが20年前。
その後に環境庁がこの右岸の遊歩道を作ったんだそうです。
連れが「景色が悪い」と40年間絶賛ディスりまくりの道は、川の反対側の道だったんですね。 -
うわー湿原の水がめっちゃ綺麗!!
湿原があり、森の中の木道があり、川に面した景色が良い右岸のこの道は、連れも満足した様子。付き合った成果があったってわけだ。 -
11:40 岳沢方面登山道の入り口の道しるべ。
山登りできる人がうらやましい。もう、体力的に無理なので、安全な場所をトレッキングする程度しかできません。 -
ところどころ、色づいた木が現れます。
お天気は最高! 歩いて少し汗ばむくらいです。 -
道は川に近づいたり、離れたりして進みます。
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開けたところは川岸、丁度赤く色づいた木が日差しを浴びている。
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道はアップダウンを繰り返して進みます。整備されて歩きやすい道です。
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全部が真っ赤に染まる紅葉も綺麗ですが、色づき始めも綺麗なものです。
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何度も立ち止まってシャッターを切りながら歩くので、時間がかかります。
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12:25 遊歩道が林道に合流しました。
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上を見上げると、千代紙のような世界がひろがっていました。
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遊歩道はまた林道から離れて、整備された木道が続きます。
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12:39 急に前が明るくなり、梓川に出ました。
こんな山奥なのに川幅が広い!空が真っ青だ!紫外線強いぞ!!やばい!日焼け止め持ってきてない!手遅れだ! -
明神橋の手前を左に折れると、明神池です。
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12:43 さすが連休中、人が多い。おお!穂高神社奥宮の鳥居が見えてきました。
穂高神社 上高地明神池 奥宮 寺・神社・教会
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鳥居の間から明神岳。
いよいよ明神池。行ってみたいと思っていながら、何度も断念し30年、やっと到着だ! -
マジに人が多いです。これからどんどん冬に向かって、気温が下がっていくから、この連休の好天は貴重ですね。
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穂高神社奥宮、参拝も行列。
インバウンド系の方は、都内を歩くような軽装ですね。とりあえずスニーカーは履いています。
お隣の国は大陸と地続きですが、日本のように高い山が無いんだそうですね。なので服装がちと・・・。
男性は夏用の短パンに素足でクロックス。10月なので天候が急変すると、このあたりでもこの服装はちょっと・・ま、大きなお世話なんでしょうね。 -
お参りの列は人が途切れることがありません。
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穂高神社 奥宮本殿。
祭神 穂高見命 日本アルプス総鎮守。
上高地=神降地 穂高大神が降臨したという穂高岳、そのふもとにある明神池と奥宮です。 -
社務所、祈祷の受付、御朱印、御守り、明神池の拝観料の支払いはこちら。
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御朱印を頂きました。
感慨もひとしおです。 -
明神池は穂高神社の境内ですので、拝観料が必要です。
連れは40年前、有料に抵抗して、見てないんだそうですよ。
まったく、ここまで来て、ひねくれた若者だったんですね。 -
わ~い明神池に到着だ!
これが一ノ池、きれいだねと、年齢を重ね、丸くなった連れの感想。明神池(長野県松本市) 自然・景勝地
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前日は奥宮の例祭でした。
平安装束をまとった神職が御舟神事を行います。
舟は竜頭鷁首の二艘。 -
神事を拝観することはできませんでしたが、船が見られただけでもラッキーです。
穂高神社はこの奥宮と奥穂高岳の山頂に嶺宮があります。
当然、ワタクシには嶺宮の参拝は無理です。 -
水源は伏流水の湧水です。冬でも凍らないってほんとかな?
真冬はここまで来るのも命がけ。 -
穂高神社の創建は不詳で、安曇氏が北九州から信濃に来て定着し祖神を祀ったのが始まりとされています。
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ニノ池、以前は三ノ池もあったそうですが、今は石や岩がゴロゴロしているところを水が流れている状態で、立ち入り禁止になっていました。
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二ノ池の奥、さすがにここまで来る人は少なく、ほんの数人。
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ゆっくり景色を楽しみました。さて、お腹も減ったので嘉門次小屋で何か食べよう!
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旅行記グループ
2017年 上高地 穂高神社奥宮参拝と安曇野 御朱印の旅 2日間
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