2017/10/09 - 2017/10/10
698位(同エリア799件中)
三峯霧美さん
今回の旅は穂高神社参拝が目的です。
一日目はi上高地の明神池の穂高神社奥宮を参拝、二日目の午後は穂高神社本宮を参拝します。
周辺の神社もちょっと廻ってみました。
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14:25 大宮熱田神社
上高地方面から松本に向かう途中、梓川の対岸に渡り山のふもとを北上。
サラダ街道の一本西側の道に面してます。
駐車場は鳥居をくぐって境内の中、失礼しますとそろそろと境内へ入ります。大宮熱田神社 寺・神社・教会
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鳥居からの正参道の正面は神楽殿、神社のレイアウトは京都みたい。
でも、参道はあまり人が通っていないようです。
創建は不明
以前は神社の奥にある本神山の山頂に梓川大神を祀っていました。
梓川の水の神様。 -
大きな手水舎 手水鉢も大きな岩をくりぬいているみたい。
竹林のこぼれ日がとても綺麗。
平日の午後、誰もいません。 -
境内には巨木がたくさん。
こちらは「仲良し縁結びの木」 松と杉の相生の木。 -
拝殿、立派です。それにしめ縄がすごい!
熱田神宮から熱田大神、近くの天照大神、八幡大神も合祀されたそうです。 -
拝殿から振り返り境内と神楽殿を見る。
広々としています。人がいないのでさらに広く感じます。 -
毎朝、日の出の時刻に御祈祷してくださるというので、名前を書きました。
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絵馬殿
ガラス窓の中に鮮やかな絵馬が飾られていました。
軒下には百人一首の歌人の絵もかざられています。 -
長野県内一の大きさのモミの木
御朱印を頂きに宮司さん宅に伺いましたが、残念ながら御不在だったようです。
また来ることができるでしょうか・・・、これもご縁。 -
30年ほど前の5月、地元の方にリンゴの花が見事に咲いていると勧められて、リンゴ畑の中の道を通りました。
正確な場所は覚えていませんが、この辺りだったと思います。
薄ピンクのリンゴの花の花見をしました。 -
15:20 穂高神社 本宮
式内社(名神大)信濃国三宮
祭神 穂高見命 綿津見命 瓊瓊杵命
表参道の大門通り、駅からは神社の奥になり、駐車場からも遠いので参拝客はほとんどいません。
この手前から参道が始まっているのですが、今は数本の杉と樹齢500年という大ケヤキが一本、太い幹が途中で折れた姿で残っています。穂高神社 寺・神社・教会
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御朱印を頂くのは正参道に面した社務所。
泉小太郎の像がありました。
昔、安曇野・松本は大きな湖で、犀竜を母に持つ太郎が、母の背に乗り山を切り崩して湖の水を抜き、肥沃な土地を造ったというお話。
松谷みよ子の「たつのこたろう」のお話の元となったものです。 -
駅や駐車場側から、さらっと拝殿脇に入っちゃうより、やっぱ表参道から神社に入るのはいいものです。
穂高神社は20年に一度、大遷宮祭があり、その間の7年目と13年目に小遷宮祭があります。
1483年が最も古い遷宮の記録なんだそうです、 -
1982年(昭和57年)の遷宮祭の時に奉納された平安時代の資料を基に作成された屋形船。
東京多摩川の最後の船大工、故久保井富蔵氏の作。
東京稲城市に彼の記録映画と道具類が保存されています。
この船は最晩年の作と思われます。 -
神楽殿の奥に拝殿。
創建は不詳。
祭神の穂高見命は海神族の祖神で、安曇族は北九州からこの辺りに定着したのが6世紀ごろ、神社周辺が勢力の中心地だったそうです。
泉小太郎のお話も安曇族による開拓がお話のベースなのかもしれません。 -
鳥居の扁額
年季ものです。 -
神楽殿は2015年に建替えられました。
神楽殿と拝殿の間に樹齢500年以上という孝養杉があります。
大正時代に母親の病気平癒祈願をして女性がいて、病気が快癒したことでこの名がついたそうです。 -
拝殿
本殿は主祭神が3殿に並んでいます。20年に一度の大遷宮では一殿が新しくなります。
新しい本殿は常に中央で穂高見命が祀られるように移動するのです。
それはちょっとしたパズルみたい。
前回は2009年 この時に拝殿も127年ぶりに増改築されたそうです。 -
社務所で御朱印を頂きました。
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摂社末社が並んでいます。全部お参りすると大変なんで、まとめてお参り、すみません。
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摂社末社の奥にある大ケヤキ、緑の葉がとても綺麗。
樹齢500年以上、井上靖がこのケヤキを小説に書いたそうです。 -
駐車場の脇に、ひときわ輝く道祖神。
御達者道祖神というそうで、長野県が長寿日本一になったのを記念して、地元のステンレス彫刻家さんによって作られたんだそうです。
ステンレスはサビないしね。 -
道祖神の御朱印も頂きました。
健康長寿。
長生きしても健康でなければね、身内の年寄りを見ててそう思います。
しかし、90歳を過ぎるとなかなか難しいのだ・・・。 -
15:42 駅からの徒歩と駐車場からの参道はこちら。
クルマに乗り込んで、もう一社、間に合いそうだ!行ってみよう! -
ナビに目的地を入れて走り出すと、見えてきたのが有明山。
信濃富士と呼ばれ、山の上に三つの尾根を持って、まるで幼稚園児が描いたみたいな形の山。
この山が御神体の有明山神社に向かいます。
有明は夜明けの最初の光が差すという意味だとか、天の岩戸がこの山に落ちて、天下が明るくなったからとか・・・。 -
道の記憶って,よみがえるもので、5年くらい前にこの近くのガレットを出すカフェに行ったことを思いだしました。
そういえば、あの頃、そば粉のガレット作りにはまってたな。
ちなみにそのお店はプレ・ノワールといいます。たまには女子受けするカフェにもよったりするんですよ。
食後に盛大に胸焼けし、1時間後に胃薬(サクロン)飲んだ印象深いお店。
一緒に行った連れは「平気」と言ってた。 -
15:58 有明山神社 里宮
山に近づくと、雲が多くなる。どんよりと風もなく。
この鳥居の右側に某グルメサイトで高得点の蕎麦屋があって、看板には本日休業とある、月曜のはずなのに、三連休明けだからかな。有明山神社 寺・神社・教会
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黒松の並木は風の影響なのか同じ方向に傾いています。
さてその有名蕎麦屋ですが、常に行列していて、デカ盛りが有名。
たくさん食べたい方にはコスパは良いようで。 -
奥に立派な八脚門があります。
もともと有明山は山岳信仰の山でした。
明治11年に地元の岡村阜一が有明山を御嶽山と同じような信仰の山にしようと私財を投して、再興します。
現在ある建物はその時に建造されたものです。
一時は信徒が10万人だったとか。 -
手水舎 飛騨の匠 山口権之正の作。
明治35年に建てられ、天井の竜の彫り物がすごい!
駐車場はこの手水舎の手前にあります。 -
同じ明治35年に建てられた裕明門。
日光東照宮の陽明門を模したという、清水虎吉の作。 -
見事な彫刻に圧倒されます。
彫刻は12支・24孝が彫られています。
24孝は中国で孝行が優れ、後世に伝えるべき24人の人物のことだそうで。 -
門の天井画は京都の絵師 村田香谷によるもの。
じっくり見てると首が痛くなる。
このほかに、同じ時代に造られた神楽殿の天井絵も有名ですが、非公開の様子ですね。 -
参道の途中にくぐると幸運に恵まれるという開運招福の石があります。
え?もちろんくぐっちゃいましたが・・・これが、自分の体が思うように動かないことに、少々のショック。
「吾唯足知」京都龍安寺の手水と同じデザインね。 -
で、西側は「吉呼員和」きちよんでかずわす 吉を呼び集め和やかに
日本で唯一のラッキーな石。
石の後ろに屋根付きの土俵があります。 -
祭神 手力雄命 八意思兼命 大己貴命 天照大神 天細女命 金比羅権現
有明山の山頂に大奥宮があります。北岳・中岳・南岳それぞれに祠があるそうです。
有明山の登山は四つあるそうですが、表参道、裏参道は難易度が高いそうです。
(2018年9月現在表参道は台風被害の崩落のため通行できないそうです) -
参道には 桜が多く、桜の名所なのだとか。
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猿よけに引き戸を閉めていますが、お賽銭用の丸い穴も、鳥が入ってしまうとビニールの暖簾がかかってる。
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ボールペン持ち猿、おみくじ持ち猿。面白い!
ラッキーなことにこの日は社務所に宮司さんがいらして、直前まで男性とお話していました。
その方は駐在さんで近隣の猿の被害がひどく、見回りに来られたんだそうです。 -
御朱印を頂きました。有明山の印がとてもかわいい。嬉しいな!
穂高神社に行ってきたというと、宮司さんが、この間寄り合いで、穂高神社の人に会って、「筆が乾かない方法」を聞いたんだけど、あそこじゃ筆が乾く暇がないよねと、自虐ネタ。
ああ、皆さん、お参りしてくださいませね。筆が乾く暇がないほど御朱印がかけるといいですね。 -
念願だった上高地、穂高神社奥宮参拝の旅。
天候に恵まれて・・・畳平は霧だったけど・・・充実した参拝&御朱印の旅でした。
中央道、うっすらとシルエットになった冨士山を見ながら帰路につきました。
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旅行記グループ
2017年 上高地 穂高神社奥宮参拝と安曇野 御朱印の旅 2日間
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